機器一覧で指定した機器に対し、画像データ送信の停止/再開、パスワード設定、設定を出荷時設定に戻す などの操作を行うことができます。
12-1. 送信制御
送信機の画像データ送信の停止/再開を制御することができます。
注意
・ 画像データの送信中など通信負荷が高い時に、設定ファイルの読書きなどのファイル操作で通信エラー が発生しますと、ファイルが壊れる場合があります。
操作手順
①
作成された機器一覧から、送信制御を実行する機器を指定します。②
ファイルメニューの「メンテナンス」-「VGA 送信制御」で行う操作をクリックします。・ 停止 ···送信機の画像データ送信を停止させます。
・ 再開 ···送信機の画像データ送信を再開させます。
③
パスワード入力画面が表示されます。機器本体に設定しているパスワードを入力してください。
出荷時設定ではパスワードが設定されていません。
パスワードが設定されていない場合は、何も入力しないで「OK」ボタンをクリックしてください。
④
指定した機器と通信可能であれば、送信制御処理を実行します。⑤
送信制御処理が完了した時、最初の画面に戻り、実行結果が表示されます。エラーが発生した場合は、実行中にエラーメッセージが表示されます。
OK···正常終了 NG···エラー終了 CANCEL···処理を中断
12-2. パスワード設定
機器本体に対して、パスワードを設定することができます。
設定後、再起動することで反映されます。
パスワード設定後は、機器の設定、ステータス表示など、機器本体に対してアクセスする場合には、正しいパス ワードを入力しなければ、アクセスできなくなります。
また、本体管理ユーティリティでは、ある機器に対し、パスワードを入力して受け付けられた場合、そのパスワ ードがユーティリティ内部で保持され、それ以降、同じ機器へのパスワード入力画面は表示されなくなります。
ただし、その機器に対して、再起動を実行した場合やアクセス時にエラーが発生した場合は、再度、パスワード 入力画面が表示されるようになります。
操作手順
①
作成された機器一覧から、パスワード設定を実行する機器を指定します。②
ファイルメニューの「メンテナンス」-「パスワード設定」をクリックします。③
「パスワード設定」画面が表示されます。「新規パスワード」と「照合パスワード」に同じパスワードを入力してから、「OK」ボタンをクリックします。
④
パスワード入力画面が表示されます。現在、機器本体に設定されているパスワードを入力してください。
出荷時設定ではパスワードが設定されていません。
パスワードが設定されていない場合は、何も入力しないで「OK」ボタンをクリックしてください。
⑤
指定した機器と通信可能であれば、パスワードの書き込み処理を実行します。⑥
パスワードの書き込み処理が完了した時、最初の画面に戻り、実行結果が表示されます。エラーが発生した場合は、実行中にエラーメッセージが表示されます。
12-3. 出荷時設定に戻す
機器本体に保存されている設定情報やパスワードの情報を出荷時状態に戻します。
操作手順
①
作成された機器一覧から出荷時設定に戻す機器を指定します。②
ファイルメニューの「メンテナンス」-「出荷時状態に戻す」をクリックします。③
指定した機器の設定を出荷時状態に戻すかどうかの問合せが表示されます。実行する場合は、「はい」ボタンをクリックしてください。
④
パスワード入力画面が表示されます。機器本体に設定しているパスワードを入力してください。
出荷時設定ではパスワードが設定されていません。
パスワードが設定されていない場合は、何も入力しないで「OK」ボタンをクリックしてください。
⑤
指定した機器と通信可能であれば、設定を出荷時状態に戻す処理を実行します。⑥
出荷時設定に戻す処理が完了した時、最初の画面に戻り、実行結果が表示されます。エラーが発生した場合は、実行中にエラーメッセージが表示されます。
OK···正常終了 NG···エラー終了 CANCEL···処理を中断
13. ソフトウェア仕様
ここでは、RP-VL-S-02/RP-VL-R-02 のソフトウェア仕様について説明します。
項目 RP-VL-S-02 (送信機) RP-VL-R-02 (受信機) DVI、
コンポジット
DVI 対応解像度 VGA(640×480)、SVGA(800×600)、XGA(1024×768)、480p(720×480)、720p(1280×720)、
1080i (1920×1080 / 受信機のみ) *1
水平周波数 VGA:31.50kHz、SVGA:37.90kHz、XGA:48.40kHz、480p:31.47kHz、720p:45.00kHz、
1080i:33.75kHz 垂直周波数 60Hz
コンポジット 対応解像度 480i(720×480) *2 -
水平周波数 15.73kHz -
垂直周波数 60Hz -
最大フレームレート 30fps *3*4*5 ネットワーク負荷率 8% *4*5
転送方法 同一グループ ID に対する 1 対 N 通信 *6 受信機を指定した 1 対 1 通信
通信プロトコル UDP/IP、TCP/IP シリアル
I/O
ボーレート - 300bps 、 1,200bps 、 2,400bps 、 4,800bps 、 9,600bps、19,200bps、38,400bps、57,600bps、
115,200bps *8
データビット - 8bit、7bit *8
パリティ - なし、偶数、奇数 *8
ストップビット - 1bit、2bit *8
接続方法 - パソコンから LAN 経由で制御 *7
通信プロトコル - UDP/IP
LAN データ転送速度 100Mbps
対応プロトコル UDP、TCP、DHCP、ICMP、IP、ARP
*1: オプションの画像転送ユーティリティ使用時のみ可能。1080i 出力時は、インタレース入力に対応したモニタをご使用下さい。
*2: 送信機の入力対応解像度になります。受信機からは、480p(720×480)の解像度で出力されます。
*3: 解像度設定を”自動”以外に設定した場合の、最大フレームレートの目安は以下の通りです。
VGA:30fps, SVGA:30fps, XGA:24fps, 480p(480i):30fps, 720p:24fps, 1080i:5fps
本製品の解像度設定が”自動”の場合は、最大のフレームレートで出力されない場合があります。また、画像転送ユーティリティを使用する 場合は、使用する PC のスペックにも依存します。詳細は画像転送ユーティリティのドキュメントを参照下さい。
*4: 画像内容や回線状況によって変動いたします。
*5: 本ソフトウェアで調整可能です。設定内容は「8-3. 詳細」をご参照ください。
*6: 同一グループ ID の送信機が、同一ネットワークグループ上に複数台存在した場合、イーサネットアドレスの小さい方が優先され、それ以外 の送信機は、画像データの送信を停止させます。
*7: Windows OS の場合、LAN 経由で機器本体の SIO ポートを制御することができる仮想 COM ドライバを用意しています。
仮想 COM ドライバは、当社ホームページよりダウンロード可能です。
*8: 未対応のシリアルパラメータが設定された場合、正常に動作しません。
14. ハードウェアの設定
ここでは、RP-VL-S-02/RP-VL-R-02 のグループ ID スイッチ、DIP スイッチ、LED について説明します。
本製品には、あらかじめ設定を必要とするスイッチがあります。
電源を入れる前に必ず確認してください。
14-1. グループ ID
送信機(RP-VL-S-02)から送られてくる画像データを受信機(RP-VL-R-02)で受信するためには、送信機と受信 機を同一のグループ ID に設定する必要があります。
グループ ID は、0 – Eh(*1)の範囲で設定でき、最大 15 グループまで区別できます。
1 グループだけ使用する場合は、出荷時設定(グループ ID = 0)の状態でご使用ください。
*1: F はメンテナンス用の ID になります。
■設定方法
グループ ID の設定は、本製品のグループ ID 設定用スイッチで設定します。マイナスドライバで SW2 をまわして 設定してください。
(グループID = 0)
出荷時設定:
SW2
23 01
456 7 9ABC
EF D
8
図 14.1 グループ ID の設定(SW2)
14-2. メンテナンス用スイッチ
本体設定やファームウェアのアップデートなどを行う場合に、メンテナンス用スイッチを設定する必要がありま す。
図 14.2 メンテナンス用スイッチの設定(SW1)
■設定方法
メンテナンス用スイッチの動作内容は下記になります。
表 14.1 各 SW 番号の設定
SW 番号 動作 内容
1 ON 画像データの送信を一時停止します。*2
(送信機 のみ*1)
OFF 画像データの送信を開始します。*2
2
(送信機
ON コンポジット入力モード
コンポジット入力を使用する場合は、このスイッチを ON してください。
のみ*1) OFF DVI 入力モード
DVI 入力を使用する場合は、このスイッチを OFF してください。
3 ON 復旧モードで起動
ファームウェアが壊れた場合の復旧や設定情報の初期化を行う場合に使用します。*3 OFF 通常モードで起動
通常使用時は、このスイッチは OFF の状態にしてください。
4 - 設定情報を初期化します。*4 *5
*1: 受信機は初期設定(OFF)から変更しないでください。
*2: 設定やファームウェアのアップデートなどのメンテナンスを行う場合、送信を一時停止させてから行ってください。
*3: ファームウェアの復旧方法は、「10-2. ファイルの書き込み」をご参照ください。
*4: 設定情報の初期化の方法は、以降の「■初期化方法」をご参照ください。
*5: DHCP クライアントが有効で、IP アドレスの取得エラーが発生した場合は、SW 番号 4 を ON にすることでデフォルトの IP アドレスで動作させ ることができます。再起動する場合は SW 番号 4 を OFF にしてください。
■初期化方法
設定やパスワードなどの情報をメンテナンススイッチで初期化する方法について説明します。
① SW 番号 3 のスイッチを ON にした後、本体の電源を入れます。
② 4 個の LED が交互に点滅を繰り返し、最終的に POWER LED だけの点滅状態になります。
③ この状態で、SW 番号 4 のスイッチを ON にしてください。
④ 数秒後に、4 個の LED の同時点滅状態(約 3 秒間)が開始されます。 *1
⑤ 4 個の LED が点滅中に、SW 番号 4 のスイッチを OFF にしてください。 *1 OFF にした時点から初期化処理が実行されます。
⑥ 初期化処理完了後、LED は初期化を開始する前の状態(POWER LED だけの点滅状態)に戻ります。
⑦ 全てのスイッチを OFF にして、本体の電源を入れ直してください。
*1: LED の点滅が開始されない場合や途中で終了した場合は、SW 番号 4 のスイッチを OFF に戻してから、再度③から実行して ください。再起動や電源を切る場合は、4 個の LED の同時点滅が終了したことを確認してから行ってください。