• 検索結果がありません。

メディカル・コード

ドキュメント内 FIMロードレース世界選手権 (ページ 181-200)

5.1 序論

新 FIM アンチドーピングコード(本規則書に記載)は 2004 年 7 月 1 日より施 行された。

5.2 特別医療検査

大会期間中の如何なるときでも、レースディレクターまたはメディカルディレク ターの要求により、オフィシャルドクターまたはチーフ・メディカル・オフィサ ー(CMO)が任命する他のドクターによって特別医療検査が行われる。

5.2.1 特別医療検査の受診拒否

特別医療検査を受診することを拒否したいかなるライダーも競技から除外され、

FIM に報告される。

5.2.2 負傷者リスト

CMO は、負傷してリストアップ(負傷者リスト)されているが、自分の状態はレ ースに出場できる状態であると判断している全てのライダーをコースに出る前に 検査する。このリストは、検査に立ち会うことの出来るメディカル・ディレクタ ーによって準備される。

5.2.3 特別医療条件のあるライダー

特別な医療条件のあるライダーや大会期間中の負傷により治療を必要とするライ ダー、また、過去 12 ヶ月において入院経験のあるライダー、何らかの医療行為 を受けていたライダーは、大会前にそのようなことがあったことをメディカルデ ィレクター/CMOに報告しなければならない。

5.3 大会時のメディカルサービス

ライダーに対する大会期間中のサーキットにおける治療は、無料としなければな らない。CMO によって指示された病院への負傷ライダーの搬送費は主催者または 大会プロモーターの責任とする。

メディカルサービスは、大会期間中に負傷または病気となった大会関係者や全ラ イダーに対する援助を保証しなければならない。

上記サービス以外の一般向けのメディカルサービスが大会オーガナイザーによっ て準備されていなければならない。このサービスについて本規則には規定されて いないが、関連国にて施行されている如何なる規則並びに予想される観客数に対 応できるものとする。

両メディカルサービスは、一人の CMO によって管理される。

適切なメディカルサービスはチームのためにパドックが解放される日の午前 8 時 から決勝日の午後 8 時まで継続して利用できる状態になくてはならない。

5.3.1 CMO の役務

チーフ・メディカル・オフィサー(CMO)

オフィシャルライセンス所持者

主催者国協会/オーガナイザーにより任命される

大会期間中同一人物でなければならない

最低 FIM 公式言語である英語又はフランス語で意思の伝達が出来なければな らない。

メディカル・コード及び FIM アンチドーピングコードに精通していなければ ならない。

大会プログラム等に名前が記載されていなければならない。

当該国又は州において完全に登録され、適切な資格を有する開業医

イベントが開催される国又は州の医療過誤保険に該当するもの

医療スタッフ及び車両の配置に関する責任を有する

大会の第 1 回プラクティスが開始される前にメディカルスタッフ簡潔なメー ティングを行い、また、大会終了後スタッフから報告を受ける

メディカルディレクターに対して医療スタッフ及び車両の配置図を供給する

メディカルディレクター及び FIM メディカル・オブザーバー(もしいる場合)

とともに、毎日のプラクティス及びレースが開催される少なくとも 30 分以上 前までにメディカルセンターを含み全てのサービス及びスタッフが正しい配 置に着き、任務に従事できる状態にあることを確認する。

メディカルディレクター及び FIM メディカル・オブザーバー(もしいる場合)

に負傷ライダーリスト(医学的不適切者)を準備する。

プラクティス中に転倒したライダーが医学的に競技を続けられるかどうか確 認する。大会期間中に負傷し、メディカルチェックを拒否した全てのライダー は、医学的不適切者リストに記載される。

以下の場合、レースディレクターにプラクティスまたはレースの停止を薦める。

- 非常な天候条件により、ライダーに生理学的ダメージを与える恐れのあ る場合や、ライダーがマシンをコントロールする能力に影響を及ぼす恐 れのある場合。

- 何らかの理由によりメディカルスタッフが当該ライダーのいる場所に行 くことが出来ないか、ライダーの取り扱いが出来ない場合。

コース上にマシンがある間は、レース・コントロールに待機していなければな らない。

大会の 60 日前までに FIM サーキットメディカルレポートフォームを完了し FIM 事務局に書面にて返送しなければならない。

イベントの 60 日前までに CMO はイベント会場近くにあり、下記特別処置を 施すことのできる病院に文書で連絡する。

- 外傷蘇生

- 神経外科

- 一般外科

- 脈管外科

- 外傷及び整形外科手術

- 心臓-胸部手術 - 集中治療

- 火傷及び形成外科手術

大会の最低 30 日前までに FAX または E-Mail にてメディカルディレクター 及び FIM 事務局に対し、各受け入れ病院側に大会が実施されることを告知す ること、また最低限の所要時間で負傷ライダーを受け入れ且つ治療することの 確認文書を送付しなければならない。各病院からの承認状には、設備(X 線、

スキャナー等)、大会時に担当する医師名(及び連絡先)及びサーキットから 病院までの最も近い道順が明記されていなければならない。上記に関する如何 なる変更もメディカルディレクター及び FIM に対し連絡されなければならな い。

負傷したライダーがいる場合、常に英語の通訳が病院に待機していなくてはな らない。

退院を希望し、自主退院申請用紙に署名したライダーを病院から退院させる如 何なる努力をもしなければならない。

大会運営委員会に出席することが認められる。

5.3.1.1 チーフ・メディカル・オフィサーのライセンス(CMO)

すべてのチーフ・メディカル・オフィサー(CMO)はライセンス制とする。

ライセンスは最高3年間に関して有効で、FIMによって発行される。

5.3.1.2 CMOライセンスを取得するための手順及び基準

取得しようとする志願者は、彼らの属する FMN を通じて FIM に、彼らの専門職 及びモータースポーツ CV、以下に示す条件及び基準を満たすことを書面にて記し、

申請しなければならない。

・ 完全に登録され、適切な資格を有する開業医

緊急医療のケースに関して経験豊富な者

モーターサイクルまたはモータースポーツレースにおける負傷ライダーの治 療経験豊富なもの。

モータースポーツ・イベントにおける経験が豊富で、CMOまたはCMO代理 として最低2戦の国内またはコンチネンタルまたは国際競技会に立ち会った 経験を持ち、いつ開催されようとも1つの世界選手権大会にドクターとして参 加することが可能であるという彼の所属する FMN から証明を有するもの。

CMO となるサーキットに関する知識を有するもの。

過去3年以内にFIMCMO セミナー及びテストに参加した者

FIM メディカル及びアンチドーピングコードに精通している者。

5.3.2 メディカルディレクター

メディカルディレクターは、契約上のパートナーによって任命される。

メディカルディレクターの役務は以下のとおり

FIM サーキットメディカルレポートフォームを CMO から受け取り、設備がそ のとおりであるかどうか確認する。

第 1 回プラクティスセッションの行われる前日に CMO とともにサーキット 査察を行う。更に、毎日プラクティスまたはレース開始 30 分前までに医療設 備が規定どおりに整っているかどうか確認し、不足があった場合、レースディ レクター及び FIM セーフティー・オフィサーに報告する。

各プラクティス・セッションまたはレース後に CMO から転倒ライダーリスト を受け取り、メディカル・ディレクターの作成した医学的不適格者リストを最 新のものにし、医学的不適格者がサーキット場に入らないことを確実にする。

重大事故には、CMO または CMO が任命した代理とともに立会い、必要に応 じて補助作業を行う。

CMO とともに不適格者リストにあるライダーで出場を希望した場合、そのラ イダーが適格者となり得るか審査する。

大会運営委員会に出席する。

5.3.3 FIM メディカル・オブザーバー

大会の FIM メディカル・オブザーバーは、FIM メディカルパネルのメンバーとな る。

FIM メディカル・オブザーバーの役務は以下のとおり

メディカル・コードの適用についてを観察及びアドバイスする。

メディカルディレクター及び必要に応じてレース・ディレクションに対して何 らかのメディカル・コードに抵触する契約のあった場合、通知する。

5.3.4 その他ドクター

負傷したライダーは、緊急治療及び適切な状態で競技することができる適格者か 不適格者か判断されるために、公式な大会メディカルスタッフによって評価を受 けるため、まず、最初に会わなければならない。その後彼の選択するその他ドク ターによる看護を受けることが認められる。もし CMO がこれに反対する場合、

ライダーは他の勧告または治療を要望している旨の宣言書にサインしなければな らない。

イベントチームとして従事していないドクターの治療を受け、競技に参加を希望 する如何なるライダーも、そのドクターからの治療法を考慮する当該大会 CMO またはその代理からまず許可を受けなければならない。

5.3.5 クリニカ・モービル

長年に亘りクリニカ・モービルまたはその人員は、クラウディオ・コスタ氏の指 示の基、グランプリ大会に参加し、ライダー及び関係者から相当の評判を得てき た。

クリニカにはレントゲン及び治療設備があり、そしてそのスタッフにはライダー の負傷及び病気に対する豊富な経験を持っている。多くのライダーは、他で治療 を受けるよりクリニカ・モービルのスタッフによる治療を望んでいる。選手権関 係者はクリニカ・モービルのスタッフをフルサポートし、クリニカが大会に参加 するためには大会主催者や CMO のフルサポートがあるからである。

ドキュメント内 FIMロードレース世界選手権 (ページ 181-200)

関連したドキュメント