6.
6.1. チャネル
一つのサイトには複数の「チャネル」を作成することができます。
チャネルは、想定するデバイスのカテゴリの数だけ作成します。例 えば、PC チャネル、スマートフォンチャネルなどを作成して使用 します。チャネルの数には制限はありませんが、WebReleaseの設 計上の想定最大チャネル数は5程度です。
6.2. チャネル配信設定
コンテンツの配信先 ( FTP/SFTP 先 ) はチャネルごとに指定します。
従って、チャネルごとに異なる公開 Web サーバに向けたコンテン ツの配信ができます。
配信にはFTPまたはSFTPが使用できます。コンテンツの配信に FTP接続を使用する場合にはPASVの指定が可能です。
SFTP接続を使用する場合、ユーザ名とパスワードを使った認証、
または公開鍵認証を選択することができます。公開鍵をSFTPサー バ側に置き、WebReleaseに秘密鍵ファイルの場所を設定すること で、公開鍵認証による接続が可能です。WebRelease には鍵ペアを 生成する機能はありません。鍵生成は別途行ってください。接続先 サーバの fingerprint チェックを行うことができます。
チャネルのコンテンツ配信先には、他のチャネルの配信先として指 定されているディレクトリの、直下のサブディレクトリを指定する こともできます。
各チャネルには文字コードを指定することができます。例えば、
PC チャネルには Shift_JIS を指定し、スマートフォンチャネルには
UTF-8を指定するといったことができます。
コンテンツの配信を行う時、WebReleaseはチャネルごとにコンテ ンツの生成と配信を独立して行います。テンプレートやコンポーネ ントの「展開」や「メソッド」の中では、処理対象となっているチャ
ネルを調べながら、チャネルごとに異なるコンテンツを生成します。
これにより、PC、スマートフォン、タブレットなどに対して、それ ぞれのデバイスに最適化されたコンテンツを生成し配信することが できます。
各チャネルに配信されるコンテンツの中で、チャネルごとに最適化 されるのは「展開」と「メソッド」から生成される部分 ( 主にhtml
やcss ) です。コンテンツ構成は全チャネルで同一になります。コ
ンテンツ構成を同一に維持することでSNSなどで共有され流通す るURLをクロスデバイス化することができます。
チャネルごとにコンテンツの生成と配信を独立して実行するため、
チャネル数が2倍になるとコンテンツ生成時間 ( FTP/SFTP時間 ) も約2倍必要になります。
6.3. チャネル選択機能
チャネル選択機能は、ユーザが使用しているデバイスのブラウザが
提示するUser-Agentから、そのデバイスが参照すべき「チャネル」
を決定します。そして、アクセスをそのチャネルのURLに誘導 ( Redirect ) します。
WebRelease のチャネル選択機能は apache の mod_rewriteに 依存しています。チャネル選択機能を動作させるためには、公開 Web サーバはmod_rewriteが使えるapache 2.0以降である必要 があります。
WebReleaseはmod_rewrite用の設定を .htaccess として自動生 成して公開Webサーバにアップロードします。 mod_rewriteは WebReleaseが生成した .htaccessに従って、アクセスを最適な チャネル (URL) にリダイレクトします。
デバイスをどのチャネルに誘導するかは、ルールで指定します。ルー ルにはパターンをいくつか指定します。
そのパターンにマッチするUser-Agentを持つブラウザは、ルール に指定されたチャネルにリダイレクトされます。ルールは必要なだ け作成することができます。
アップロードする.htaccessのファイル名は変更することができま
す。.htaccessの自動アップロードを行わない指定もできます。カ
スタマイズした独自の .htaccessを使用することもできます。