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ボリューム シャドウ コピー サービス( VSS )

ドキュメント内 Acronis Backup & Recovery 11.5 (ページ 110-113)

4.7 デフォルトのバックアップ オプション

4.7.23 ボリューム シャドウ コピー サービス( VSS )

これらのオプションは、Windows オペレーティング システムの場合にのみ有効です。

ボリューム シャドウ コピー サービスの使用

このオプションでは、ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)プロバイダが VSS 対応アプリ ケーションにバックアップが開始されることを通知する必要があるかどうかを定義します。これにより、

Acronis Backup & Recovery 11.5 がデータ スナップショットを作成する時点において、特にすべ

てのデータベース トランザクションの完了など、アプリケーションが使用するすべてのデータについ て整合性のある状態を維持できます。データの整合性を維持することにより、アプリケーションは正 しい状態に復元され、復元直後から動作可能になります。

デフォルトの設定は、[ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)を使用する] です。

VSS

の使用

[ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)を使用する] を選択した場合、次の一覧からスナップ ショット プロバイダを選択します。

ハードウェア/ソフトウェア - 自動選択

VSS によって、ソース ボリュームをサポートするハードウェアベースのプロバイダが使用され ます。ハードウェアベースのプロバイダが見つからない場合、VSS によって Acronis VSS プ ロバイダが使用されます。

ソフトウェア - 自動選択

ほとんどの場合、VSS によって Acronis VSS プロバイダが使用されます。

ソフトウェア - Acronis VSS プロバイダ

VSS によって、スナップショットの作成に Acronis VSS プロバイダが使用されます。

ソフトウェア - システム プロバイダ(デフォルトで選択)

VSS によって、スナップショットの作成にシステム プロバイダ(Microsoft Software Shadow

Copy Provider)が使用されます。アプリケーション サーバーをバックアップするときシステム

プロバイダを選択することをお勧めします(Microsoft Exchange Server、Microsoft SQL Server、Microsoft SharePoint、または Active Directory)。

ソフトウェア - ソフトウェア プロバイダ

多くの場合、VSS は、Microsoft Software Shadow Copy Provider を使用します。

ハードウェア - 自動選択

VSS によって、ソース ボリュームをサポートするハードウェアベースのプロバイダが使用され ます。ハードウェアベースのプロバイダが見つからない場合、Acronis Backup & Recovery

11.5 によって、スナップショットが取得されることなくバックアップが作成されます。

注意: ハードウェア スナップショットの使用には、管理者権限が必要になる場合があります。

VSS

を使用しない

[VSS を使用しない] を選択した場合、Acronis Backup & Recovery 11.5 によってデータのスナッ プショットが取得されます。

データベースと VSS の互換性がない場合は、[VSS を使用しない] を選択してください。バック アップ処理は最も高速ですが、スナップショットの作成時にトランザクションを完了していないアプリ ケーションのデータの整合性は保証されません。データ取り込みの前後に実行するコマンド 『106 ページ 』を使用して、スナップショットを作成する前後に、どのようなコマンドを実行すべきかを指定 できます。この指定により、データは確実に整合性がある状態でバックアップされます。たとえば、す べてのトランザクションを完了するように、データベースを停止してすべてのキャッシュをフラッシュ するための、データ取り込みの前のコマンドを指定します。また、スナップショットの作成後にデータ ベース処理を再開するための、データ取り込みの後に実行するコマンドを指定します。

ボリューム シャドウ コピー ライターについて

VSS 対応のアプリケーションのデータをバックアップする前に、オペレーティング システム内に存 在するライタの一覧を調べて、これらのアプリケーションのボリューム シャドウ コピー ライタが有 効になっていることを確認しておく必要があります。この一覧を表示するには、次のコマンドを実行し ます。

vssadmin list writers

注意: Microsoft Windows Small Business Server 2003 では、Microsoft Exchange Server 2003 用のライタ はデフォルトで無効になっています。ライタをオンにする方法については、

http://support.microsoft.com/kb/838183/ の Microsoft サポート技術情報の記事を参照してください。

VSS 完全バックアップの有効化

デフォルトの設定は、[無効] です。

このオプションは、ディスクレベルのバックアップで Microsoft Exchange Server を保護する場合 に便利です。

このパラメータを有効にすると、完全バックアップ、増分バックアップ、差分バックアップが正常に実 行されるたびに、Microsoft Exchange Server やその他の VSS 対応アプリケーション(Microsoft

SQL Server を除く)のログが切り捨てられます。

次の場合、このオプションは無効のままにしてください。

 Exchange Server のデータをバックアップするために Acronis Backup & Recovery 11.5 エージェント for Microsoft Exchange Server またはサード パーティ製のソフトウェアを使用す る場合。これは、ログの切り捨てにより、生成されるトランザクション ログのバックアップに影響 が生じるためです。

 SQL Server のデータのバックアップのためにサード パーティ製のソフトウェアを使用する場合。

サード パーティ製のソフトウェアは、生成されるディスクレベルのバックアップを、そのソフトウェ アの完全バックアップに使用します。その結果、SQL Server のデータに対する次の差分バック アップが失敗します。このサード パーティ製のソフトウェアが「そのソフトウェアの」次の完全バッ クアップを作成するまで、バックアップの失敗が続きます。

コンピュータ上で他の VSS 対応アプリケーションが実行されていて、何らかの理由でこのアプ リケーションのログを保持する必要がある場合。

このオプションを有効にしても、Microsoft SQL Server ログの切り捨ては行われません。シングル パス バックアップの後に SQL Server ログを切り捨てるには、[バックアップ計画の作成] または [今すぐバックアップ] ページで、[シングルパス ディスクとアプリケーションのバックアップ] セクショ ン内の [ログの切り詰め] 設定を有効にします。

Windows XP がインストールされていて、Microsoft SQL Server が実行されているコンピュータで VSS を使

用する場合は、このオプションを有効にします。オプションを無効にしたままの場合、バックアップが失敗する場 合があります。

5 復元

データを復元する場合は、まずコンソールを管理対象のオペレーティング システムを実行中のコン ピュータに接続し、復元タスクを作成するという最も機能的な方法を検討します。

コンピュータのオペレーティング システムが起動しない場合またはデータをベア メタルに復元する 必要がある場合は、ブータブル メディア 『254ページ 』からまたは Acronis スタートアップ リカバ リ マネージャを使用してコンピュータを起動してから復元を構成します。

Acronis Universal Restore を使用すると、異なるハードウェアまたは仮想コンピュータ上でオペ

レーティング システムを復元して起動できます。

Acronis Backup & Recovery 11.5 では、BIOS ベースのハードウェアと、Unified Extensible

Firmware Interface(UEFI)がサポートされているハードウェアとの間における Windows オペレー

ティング システムの転送がサポートされています。詳細については、「BIOS ベースのシステムと

UEFI ベースのシステムの間の復元 『132ページ 』」セクションを参照してください。

復元中に、Windows システムを数秒以内にオンラインにすることができます。Acronis Backup &

Recovery 11.5 は、独自の Acronis Active Restore 『136ページ 』 テクノロジを使用して、システ ムが物理ディスク上にある場合と同様に、バックアップ内に見つかったオペレーティング システム からコンピュータを起動します。システムが使用可能になり、必要なサービスを提供できるようになり ます。したがって、システムのダウンタイムは最小になります。

ダイナミック ボリュームは、既存のボリューム上、ディスク グループの未割り当て領域、または ベーシック ディスクの未割り当て領域に復元できます。ダイナミック ボリュームの復元の詳細につ いては、「ダイナミック ボリュームのバックアップと復元(Windows) 『29ページ 』」セクションを参照 してください。

Acronis Backup & Recovery 11.5 エージェント for Windows には、ディスク(ボリューム)バック アップを新しい仮想コンピュータに復元する機能があります。詳細については、「「新しい仮想コン ピュータ」への復元 『158ページ 』」を参照してください。

復元する前にターゲット ディスクの準備が必要になる場合があります。Acronis Backup &

Recovery 11.5 には、ターゲット ハードウェア(オペレーティング システムおよびベアメタル状態の

ディスクの両方)において、ボリュームの作成または削除、ディスク パーティション形式の変換、ディ スク グループの作成、およびその他のディスク管理操作を実行できるようにするための便利なディ スク管理ユーティリティが用意されています。Acronis Disk Director LV の詳細については、「ディ スクの管理 『205ページ 』」を参照してください。

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