コンフィギュレーション内の仮想マシンは、事前構成された(内部的な)IP アドレ スを持ちます。 仮想マシンをフェンシング モードでデプロイすると、Lab Manager が これらの各マシンに一意の外部 IP アドレスを割り当てます。 これらの外部アドレスを 通じて、フェンシングの内部と外部の両方の仮想マシンが互いに通信することができ ます。 Lab Manager は、仮想マシン間のパケットのルーティングに仮想ルータを使用 します。 Lab Manager は、フェンシング コンフィギュレーションをデプロイしたとき に仮想ルータを構成し、そのコンフィギュレーションをアンデプロイしたときに仮想 ルータを削除します。
図 C-1 は、フェンシングありとフェンシングなしのコンフィギュレーションを示して います。
図 C-1. コンフィギュレーション A(フェンシングなし)とコンフィギュレーション B(フェンシングあり)
コンフィギュレーションをフェンシングする場合、コンフィギュレーションの仮想マ シンを変更する必要はありません。 フェンシングされたコンフィギュレーション内で は、仮想マシンは、事前に割り当てられた IP アドレスを引き続き使用して、互いに 通信します。 フェンシングされたコンフィギュレーションでの IP アドレスの割り当て の詳細については、「IP アドレスの管理について(P.146)」を参照してください。
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EIP 192.168.0.4 EIP 192.168.0.3 IIP 192.168.0.1
MAC 00:50:56:00:00:01IIP 192.168.0.2 MAC 00:50:56:00:00:02
VM1 VM2
IIP 192.168.0.1
MAC 00:50:56:00:00:01 IIP 192.168.0.2 MAC 00:50:56:00:00:02
VM1 VM2
VR
フェンシング オプション
フェンシングされたコンフィギュレーションは、以下の 3 つの方法でデプロイでき ます。
[Allow Traffic In and Out] 仮想マシンはフェンスの外部にあるマシンと通信で き、フェンスの外部にあるマシンは、フェンシングされたコンフィギュレーショ ン内の仮想マシンと通信できます。 図 C-2 を参照してください。
図 C-2. フェンスの外部と送受信可能なフェンシング モード
[Allow Traffic Out] フェンシングされたコンフィギュレーション内の仮想マシ ンが、フェンスの外部のマシンとの通信を開始でき、同じ接続上でメッセージを 受信できます。 フェンスの外部のマシンは、フェンシングされたコンフィギュ レーション内の仮想マシンとの通信を開始できません。
このオプションが役に立つのは、仮想マシンが(Web サービスまたはデータ ベースなどで見られるように)フェンスの外部のデータを取得したり、フェンス の外部のコードを実行したりする必要があるが、テストを妨害する可能性がある メッセージを受信しない場合です。 図 C-3 を参照してください。
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VR
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図 C-3. フェンスの外部へ送信可能なフェンシング モード
[Block Traffic In and Out] ネットワーク トラフィックはフェンスを越えて送受 信されません。 フェンシングされたコンフィギュレーション内の仮想マシンは、
フェンスの外部のマシンと通信できず、フェンスの外部のマシンは、フェンシン グされたコンフィギュレーション内の仮想マシンと通信できません。 図 C-4 を参 照してください。
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䊈䉾䊃䊪䊷䉪 VM1
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図 C-4. フェンスの外部との通信ができないフェンシング モード
このオプションは以下の状況で役に立ちます。
ネットワークから分離しておく必要があるソフトウェア ウィルスをテスト する場合。
あるクライアント / サーバ アプリケーションを分離してテストする場合。
プロセッサ タイプの非互換性
フェンシング モードでコンフィギュレーションをデプロイすると、すべての仮想マ シンが単一の管理対象サーバ システムにホストされます。 このコンフィギュレーショ ンのベースとして機能するテンプレートが存在するストレージ サーバに、管理対象 サーバ システムを接続する必要があります。 管理対象サーバ システムには、十分な リソース(メモリ、スロット、およびフェンスなど)が必要です。
コンフィギュレーションをデプロイして、コンフィギュレーションの状態を保管する 操作(たとえば、サスペンド、またはライブラリへのキャプチャ)を実行し、(すべ ての仮想マシンを同じ物理マシンにホストする必要がある)フェンシングされている コンフィギュレーションを再デプロイすると、使用可能な管理対象サーバ システム は、プロセッサ タイプに互換性がないものだけである、という状況になることがあ ります。 キャプチャされたメモリには、特定のプロセッサ タイプが必要となります。
この状況に対処するには、フェンシングされていないコンフィギュレーションをデプ ロイし、それをメモリ状態を保管しないでアンデプロイしてから([User Preferences]
ページでデプロイ設定の [Turn Off] を使用するか、マウスオーバー メニューの
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䊈䉾䊃䊪䊷䉪 VM1
VR
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[Undeploy - Discard State] を使用)、そのコンフィギュレーションを再デプロイしま す。
フェンシングされていないコンフィギュレーションのデプロイを行えない場合は、各 仮想マシンの MAC アドレスをリセットして、保存された状態を削除し、そのコン フィギュレーションを再デプロイしてください。 「IP アドレスまたは MAC アドレス の変更(P.35)」を参照してください。