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ファイナンシャル・レビュー

ドキュメント内 アニュアル レポート2011 (ページ 46-50)

キャッシュ・インカム

億円 2011

3月期 2010

3月期 前期比

% 増減額 当期純利益 674 403 167.1 270 有形・無形固定資産減価償却費 261 298 (37) 買収に伴う無形固定資産減価償却費 174 191 (16)

インプロセス研究開発費 239 (239)

のれん償却額 78 85 (6)

減損損失(投資有価証券評価損含む) 14 49 (34) キャッシュ・インカム 1,200 1,264 95.0 (63)

1株当たりキャッシュ・インカム 421.29 443.73 (22.44)

当期末の資産合計は、

1

463

億円(前期末より

556

億円減)、純資 産合計は

4,104

億円(同

114

億円減)、自己資本

*

3合計は

4,042

億円

(同

118

億円減)となり、自己資本比率は

38.6%

(同

0.9

ポイント増)と なりました。

この結果、自己資本当期純利益率(

ROE

)は

16.4%

、総資産利益率

ROA

)は

6.3%

となりました。また、

1

株当たり配当金は

150

円(前期 と同額)となり、純資産配当率(

DOE

)は

10.4%

(前期末より

0.3

ポイン ト増)となりました。

*3自己資本:(純資産)−(少数株主持分)−(新株予約権)

経営成績

当期の連結売上高は

7,689

億円であり、前期より

342

億円、

4.3%

減少いたしました。「アリセプト」および「パリエット/アシフェックス」

の合計売上高の連結売上高に対する構成比は

55.6%

であり、前期よ

3.1

ポイント減少いたしました。また、がん関連領域製品の売上高の 連結売上高に対する構成比は

10.4%

であり、前期より

0.5

ポイント増 加いたしました。セグメント別売上高の連結売上高に対する構成比は、

日本医薬品事業が

45.6%

と前期より

5.4

ポイント増加した一方、米国 医薬品事業は

39.4%

と前期より

5.3

ポイント減少いたしました。

翌期は新製品「ハラヴェン」をはじめとするがん関連領域製品の寄 与やイースト・アジア・リージョンにおける継続的な成長を見込みま すが、米国での主力品「アリセプト」の物質特許満了の影響により、減 収を見込んでおります。

売上原価は

1,678

億円であり、前期より

70

億円増加いたしました。

売上原価率は

21.8%

であり、前期より

1.8

ポイント上昇いたしました。

その結果、当期の売上総利益は

6,011

億円となり、前期より

413

億 円、

6.4%

減少いたしました。

研究開発費を除く販売費及び一般管理費は

3,430

億円であり、前期 より

339

億円、

9.0%

減少いたしました。その主な要因は、米国におけ る提携パートナーとのコ・プロモーション費用の減少によるものであ ります。

研究開発費は

1,450

億円であり、前期より

341

億円、

19.0%

減少い たしました。

この結果、営業利益は

1,131

億円となり、前期より

267

億円、

30.9%

増加いたしました。研究開発活動への積極的な資源投入があったも のの、前期に発生した

AkaRx, Inc.

買収に伴うインプロセス研究開発 費などの影響や、米国での「アリセプト」物質特許満了後の米国ファイ ザー社に対する提携費用の減少等により、販売費及び一般管理費が 減少し、営業利益、経常利益および当期純利益は増益となりました。

120

6.4 130 7.4

140 9.1

150 10.1

10.4150

0 40

’07/3 ’08/3 ’09/3 ’10/3 ’11/3 160

80 120

0 3 12

6 9

2,529

1,743 2,910

1,759

254 3,038

1,599

756 3,228

1,480 799 2,904

1,369 803

0

’07/3 ’08/3 ’09/3 ’10/3 ’11/3 4,000

2,000

1,000 3,000

1,083 16.1

2,254 30.7

1,561

20.0 1,791

22.3 1,450

18.9

0 1,000

’07/3 ’08/3 ’09/3 ’10/3 ’11/3 2,500

1,500 2,000

500

0 10 40

20 30

1株当たり配当金および純資産配当率(DOE 主要製品売上高 研究開発費および研究開発費率

m アリセプト

m パリエット/アシフェックス m 1株当たり配当金

純資産配当率(DOE) m 研究開発費

研究開発費率

(円) % (億円) (億円) %

0 25

’10/3 ’11/3 100

75

50

その他の収益(費用)は△

105

億円であり、前期より費用(純額)が

16

億円減少いたしました。為替差損は増加した一方で、減損損失が 減少したことが主な要因であります。

その結果、当期純利益は

674

億円となり、前期より

271

億円、

67.1%

増加いたしました。また、

1

株当たり当期純利益(

EPS

)は

236

52

銭(前期より

94

94

銭増)となりました。

翌期においては引き続き研究開発活動などへの積極的な投資を行 う一方、販売管理費の継続的な効率化を進めることにより、増益を見 込んでおります。

当期純利益に少数株主損益およびその他の包括利益を加減した包 括利益は

312

億円であり、前期より

28

億円、

9.8%

増加いたしました。

セグメントの状況

(各セグメントの売上高は外部顧客に対するものであります)

当社グループは、医薬品事業を日本、米国、欧州、アジア(中国含 む)、ニューマーケット(インド、中東等)の

5

リージョンで構成し、各 リージョンの特性に応じた戦略を企画・推進しております。医薬品事 業では、主に医療用医薬品の製造・販売を行っております。

当社グループのセグメントは、医薬品事業とその他事業から構成さ れており、医薬品事業の各リージョンを報告セグメントとしております。

なお、その他事業は報告セグメントに含まれない事業セグメントであ り、医薬品原料・製薬用機械などに係る事業を含んでおります。

<日本医薬品事業>

売上高は

3,504

億円(前期比

8.7%

増)、セグメント利益は

1,450

億円

(同

8.7%

増)となりました。「アリセプト」の売上高は

1,055

億円(同

12.8%

増)、「パリエット」の売上高は

602

億円(同

11.9%

増)とそれぞ れ伸長いたしました。

<米国医薬品事業>

売上高は、

3,030

億円(前期比

15.5%

減、現地通貨ベースでは

8.5%

減)、セグメント利益は

944

億円(同

11.4%

減、現地通貨ベース では

4.1%

減)となりました。「アリセプト」の売上高は

1,534

億円(同

21.2%

減、現地通貨ベースでは

14.6%

減)、「アシフェックス」の売上 高は

656

億円(同

19.0%

減、現地通貨ベースでは

12.3%

減)となり ました。

中等度・高度アルツハイマー型認知症に対する高用量製剤「アリセプ ト錠

23mg

」を

2010

8

月に新発売いたしました。本剤の売上高は

52

億円であります。

米国での「アリセプト」の物質特許満了後に、米国ファイザー社の子 会社であるグリーンストーン社より、「アリセプト」の

AG

Authorized Generic

:先発メーカーの許可を得て発売されるジェネリック医薬品)

が新発売されました。本件に係る提携収入を含めた

AG

関連の売上高 は

218

億円であります。

この結果、米国の「アリセプト」に関しては、高用量製剤の上市と

AG

戦略により、当期の売上高

1,534

億円を確保し、米国アルツハイマー型 認知症治療薬市場で

4

割以上のシェアを堅持いたしました。

新規抗がん剤「ハラヴェン」をアントラサイクリン系およびタキサン系 抗がん剤を含む少なくとも

2

種類のがん化学療法による前治療歴のあ る転移性乳がんの効能・効果で

2010

11

月に新発売いたしました。

「ハラヴェン」の売上高は

22

億円となりました。

1,053

918 864 1,131

’07/3 ’08/3 ’09/3 ’10/3 ’11/3 0 5 20

10 14.7 15

10.8 11.7

1772.4 15.6

0 1,200

900

300 600

営業利益および営業利益率 報告セグメント別売上高構成比 報告セグメント別売上高構成比(推移)

m 営業利益 営業利益率

(億円) % %

日本 45.6%

アジア 4.1%ニューマーケット 0.1%

米国 39.4%

欧州 5.8%

医薬品事業 94.9%

その他 5.1%

m 日本医薬品事業 m 米国医薬品事業 m 欧州医薬品事業 m アジア医薬品事業 m ニューマーケット医薬品事業 

<欧州医薬品事業>

売上高は

444

億円(前期比

10.4%

減)、セグメント利益は

47

億円(同

26.5%

減)となりました。「アリセプト」の売上高は

244

億円(同

12.5%

減)、「パリエット」の売上高は

64

億円(同

22.4%

減)となりました。

新規抗がん剤「ハラヴェン」をアントラサイクリン系およびタキサン系 抗がん剤を含む少なくとも

2

種類のがん化学療法による前治療歴のあ る局所進行性・転移性乳がんの効能・効果で

2011

4

月に、英国、ド イツ、スウェーデン、デンマーク、フィンランドで新発売いたしました。

<アジア医薬品事業>

売上高は

313

億円(前期比

0.7%

増)、セグメント利益は

59

億円(同

28.1%

減)となりました。「アリセプト」の売上高は

69

億円(同

4.8%

増)、「パリエット」の売上高は

45

億円(同

7.1%

減)となりました。

<ニューマーケット医薬品事業>

売上高は

10

億円(前期比

28.1%

増)、セグメント損益は

7

億円の損 失となりました。「アリセプト」(インド名「アリセップ」)の売上高は

1

億 円(同

15.1%

増)、「パリエット」(インド名「パリット」)の売上高は

3

億円

(同

42.2%

増)とそれぞれ伸長いたしました。

米国子会社エーザイ・インクの状況

「アリセプト」の売上高は

1,790

百万米ドル(前期より

307

百万米ドル 減)、「アシフェックス」の売上高は

765

百万米ドル(同

107

百万米ドル減)

とそれぞれ減少いたしました。結果として、受託研究収入等を含めた売 上高は

3,928

百万米ドル(同

175

百万米ドル減)となりました。また、当 期の営業利益は、△

3

百万米ドル(同

138

百万米ドル減)となりました。

財政状態

当期末の資産合計は、

1

463

億円(前期末より

556

億円減)となり ました。為替変動による海外子会社資産の円換算額の減少等により、

無形固定資産などが減少いたしました。

負債合計は

6,359

億円(前期末より

442

億円減)となりました。主な 減少は短期借入金、未払金などであります。

純資産合計は

4,104

億円(前期末より

114

億円減)となり、自己資本 比率は

38.6%

(同

0.9

ポイント増)となりました。

キャッシュ・フローの状況

当期の営業活動から得たキャッシュ・フローは、

1,232

億円(前期よ り

152

億円増)となりました。税金等調整前当期純利益は

1,026

億円、

減価償却費は

435

億円、法人税等の支払額は

190

億円であります。

投資活動によるキャッシュ・フローは、

588

億円の支出(前期より

111

億円減)となりました。有形固定資産の取得に

137

億円、

3

カ月超 預金の純増加額は

374

億円であります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、

680

億円の支出(前期より

188

億円増)となりました。短期借入金の純減少額が

240

億円となり、

配当金の支払いに

427

億円を支出いたしました。

以上の結果、当期末における現金及び現金同等物は、

1,028

億円

(前期末より

123

億円減)となりました。

翌期の配当については、

1

株当たり年間配当金

150

円(当期と同額)

とし、中間配当金

70

円、期末配当金

80

円を見込んでおります。

キャッシュ・フローの状況

億円

営業キャッシュ・フロー 資本的支出等 フリー・キャッシュ・フロー*

実績 増減額 実績 増減額 実績 増減額

2007

3

月期

¥ 812 ¥ (59) ¥ 525 ¥ 91 ¥ 286 ¥ (149)

2008

3

月期

732 (79) 4,891 4,366 (4,159) (4,445)

2009

3

月期

1,050 317 457 (4,434) 593 4,751

2010

3

月期

1,079 30 550 93 529 (64)

20113月期 1,232 152 228 (322) 1,003 474

* フリー・キャッシュ・フロー=(営業活動によるキャッシュ・フロー)−(資本的支出+その他現事業維持のための 支出等)

ドキュメント内 アニュアル レポート2011 (ページ 46-50)

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