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ミ §

実奪ず 実奪ず

4   小5   小 6   中 1   中 2   中 3

 「サーブに関する問題」, 「オーバーハンドパスに関する問題」, 「アンダーハンドパ スに関する問題」のいずれについても,単元前は学年が上がるにつれて正答率も高くなり,

学年差が認められた.

 しかし,単元後の全質問の平均正答率は,小学4年生:.て4.3±12.5%,5年生:69.8±

18.4%,6年生:69.2±18.2%,中学1年生:70.4±21.4%,2年生二69.0±23.0%,3 年生:72.5±20.5%を示し,学年差は殆ど認められなくなった.

 すなわち,認識的側面の学習成果の学習による伸びは,小学4年生で最も著しいことが 認められた.

 このことから.バレーボールの個人的スキルに関する認識的側面の学習は,小学4年生 にも十分に可能であると考えられた.

4.使用ボールの学習成果に及ぼす影響の学年差の検討

 これまでの結県から,バレーボール学習では,使用するボールの種類によって,習熟す るスキルやゲーム様相の異なることが示唆された.

 ここでは,使用ボールの相違が学習成果に及ぼす影響について明らかにしょうとした.

 図IV−18は,授業で使用したボールによってオーバーハンドサークルパスの習熟過程が どのように異なるかを,小学4〜6年生について,学年ごとに平均値で示したものである.

なお,オーバーハンドサークルパスのスキルテストは,すべて公認4号球を用いての結果

である.

 軽量4号球を使用したクラスの平均値は,いずれの学年においても.単元経過に伴って,

段階的に向上する傾向が認められた.

 また,公認4号球を使用したクラスの平均値は,単元のいずれの時期においても,軽量 4号球やミニソフ、ト球より,やや等値を示した.小学5年生では単元経過に伴う伸びは認 められなかったが,小学6年生では単元経過に伴って段階的な記録の向上が認められた.

 一方,ミニ.ソフト球を使用した場合は,いずれの学年においても,単元前半に著しい向 上がみられた.しかし.単元後半では記録の伸び悩む傾向が認められた.

 このミニソフト球での傾向は,アンダーハンドサークルパス回数やオーバーハンドパス 距離の習熟過程においても同様に認められ,ミニソフト球の使用に際して,何らかの問題 のあることが示唆された.

 そこで,次に,オーバーハンドパスフォームを分析した.

 図IV−19は,小学6年生のオーバーハンドパスフォームが,使用ボールによって,単元 経過とともにどのように変化したかを示したものである.

 VTRによる分析の結果,小学6年生のオーバーハンドパスフォームは,ボールを受け る時のひきつけ動作がなく,伸び上がって突く「Aタイプ」,肘を中心に回旋を使い,オ ーバーヘッドスローのように投げ出す「Bタイプ」,ボールの重さや勢いに負けて,ボー ルを前方に飛ばせない「Cタイプ」,さらに「熟練タイプ」の4っに分類された.

 単元経過とともに,公認4号球や軽量4号球を使用したクラスの児童は,「Aタイプ」,

「Bタイプ」,「Cタイプ」が減り,「熟練タイプ」に移行する傾向が認められた.

 しかし,ミニソフト球を使用したクラスの児童では,殆ど変化がみられなかった.

 この要因には,「Aタイプ」,「Bタイプ」,「Cタイプ」のいずれのフォームでも,

ミニソフト球をそれなりに遠くへ飛ばすことができるためであることが考えられた.

1

 1 ノ、

1

ル パ

ス の

平 均

 回20

16

!2

8 4 0

小学4年生

翻ミ

 回20

16 12 8 4 0

 回20

16 12 8 4

,0

軽量4号球

小学5年生

ミニソフト球

公認4号球