○外出の際に困ること (実態・意向調査より)
身体障害者では、階段や自転車の運転マナーなど街中のバリアが多く挙げられまし た。知的障害者では外出時のコミュニケーション、精神障害者では人混みに対する負 担感が挙げられました。また、難病患者では、見た目では病気が分かりにくいことか らくる周囲の理解不足が挙げられました。
障害児については、就学前後ともに集団の場のルールが守れないことや障害に対す る周囲の反応が気になることが上位に挙がっている一方で、就学後児童の回答の1位 は「特に困ったことはない」で32.8%となっています。
○障害理解を進めていくために必要なこと (実態・意向調査より)
身体障害者では、「学校での福祉教育の推進」が28.3%で最も高く、次いで「職場 での障害理解の促進」が21.2%となっています。知的障害者では、「子どものころか らの障害者(児)との交流」が44.1%、「学校での福祉教育の推進」が40.3%と特に 高くなっています。精神障害者では、「職場での障害理解の促進」が43.0%、「障害 者の社会活動の推進」が36.9%と高い割合となっているのが特徴です。また、難病 患者でも他と同様に、「学校での福祉教育の推進」や「職場での障害理解の促進」の 割合が高くなっています。
【図表:障害理解を進めていくために必要なこと(複数回答)】
0 10 20 30 40 (%)50
15.818.8 13.0 23.1
14.316.6 15.717.7
18.1 33.8
14.117.9
19.8 44.1
18.4 24.7
12.3 30.2
11.112.9
28.3 40.3
26.028.8
21.2 37.3
26.7 43.0
20.3 32.5
19.7 36.9
4.45.3 6.2 13.5
23.6 38.6
21.4 31.7
研修・講演会等の開催
パンフレット等での周知啓発
障害者と地域との交流の機会の増加
子どものころからの障害者(児)との交流
障害児が地域の学校などに通うこと
学校での福祉教育の推進
職場での障害理解の促進
障害者の社会活動の推進
その他
無回答
■身体障害者(1,101人) ■知的障害者(474人) ■精神障害者(407人) ■難病患者(986人)
障害児の回答では、就学前後ともに、「子どものころからの障害者(児)との交流」
や「学校での福祉教育の推進」が60%を超え、特に高い数値となっており、次いで、
「障害児が地域の学校などに通うこと」「障害者の社会活動の推進」が高くなっています。
【図表:障害理解を進めていくために必要なこと(障害児)(複数回答)】
・道や施設のハード面と、自転車のマナーを守る等ソフト面の両面のバリアフリー が推進されること
・学校や職場等を含めた地域全体で障害者に対する理解が進むこと
・障害者・児と地域の交流の機会を増やすとともに、学校での福祉教育の推進を 図ること
■バリアフリー(ソフト・ハード)の推進における課題
■就学前(71人) ■就学後(174人)
0 10 20 30 40 50 60 70 80
(%)
18.3 16.7 15.5 10.3
25.4 35.6
64.8 69.5 42.3
50.0
69.0 62.6 36.6
40.8 42.3
43.1 5.6
2.9 2.8 4.0
研修・講演会等の開催
パンフレット等での周知啓発
障害者と地域との交流の機会の増加
子どものころからの障害者(児)との交流
障害児が地域の学校などに通うこと
学校での福祉教育の推進
職場での障害理解の促進
障害者の社会活動の推進
その他
無回答
○災害に関して不安に感じていること (実態・意向調査より)
障害種別によって、不安に感じることに違いがあります。
身体障害者では、「自宅に留まり、避難生活を続ける上での食糧等の生活必需品の 確保」が38.9%と最も高く、次いで、「医療機器の使用や服薬ができなくなる等、医 療の確保」が36.6%、「避難所等におけるトイレの利用」が34.2%と続きます。
知的障害者では、「自力で避難できない」が43.2%と最も高く、「知らない人と一 緒に過ごすことに不安があり、避難所で生活することができない」が36.5%と続き ます。
精神障害者、難病患者では、「医療機器の使用や服薬ができなくなる等、医療の確保」
の回答が、それぞれ61.9%、51.3%と特に高くなっています。