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バッファープール

ドキュメント内 データベース物理設計 (ページ 145-149)

TEMPORARY

6. バッファープール

① ③ ②

エージェント

①小さなデータを読み込むときは、エージェントが直接読 み出しバッファープールに書き込む

②連続したデータを読み込むときは、DB2が判断してプ リフェッチャーは先読みを行う

③バッファープールから表スペースへデータを書き出す プロセスをページ・クリーナーが行う

 バッファープールとは

データ・ページや索引ページを一時的に読み込んだり、変更したりするためのキャッシュ領域

LOB、ラージ・データは、バッファープールを使用しない

LOBをインライン格納した場合は、バッファープールを使用する

 バッファープールは、各ページ・サイズ毎に少なくとも1つ作成する

データベース作成時に、デフォルトのバッファープール(IBMDEFAULTBP)が作成される

 各表スペースは、それぞれ特定の 1つのバッファープールに関連付けられる

紐付ける表スペースとバッファープールは、同じページ・サイズである必要がある

複数の表スペースが同じバッファープールを使用することもできる

一時表スペース用のバッファープールとデータ用のバッファープールを分ける、データ用のバッファープール と索引用のバッファープールを分けることもできる

解説

 バッファープールは、各ページ・サイズ毎に少なくとも1つ作成する必要があります。

 データベースの表スペースのページ・サイズが1種類に統一されているケースで、バッファープールを割り当 てる場合、一つの大きなバッファープールを使用し、すべての表スペースは、同じバッファープールを共用す る設計が可能です。この場合、複数のバッファープールがないので、各バッファープールのヒット率をモニタ リングし、バッファープール間でサイズ調整を図る必要がないため、運用管理が容易な構成と言えます。

 データベースの表スペースで、ページ・サイズが2種類あるケースで、バッファープールを割り当てる場合、

データ量やアクセス頻度に応じて、割り当てるメモリー・サイズを決定し、バッファープールを2つ以上用意す ることになります。

 さらに、データやアプリケーションの性格が解っている場合、同じページ・サイズのバッファープールを分割し チューニングすることによって最適化を図ることもできます。一時表スペース用のバッファープールとデータ 用のバッファープールを分ける、データ用のバッファープールと索引用のバッファープールを分ける、アクセ ス頻度により、バッファープールのヒット率を上げたいマスター系の表のバッファープールを別にするなどが 考えられます。

©日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データ・プラットフォーム部 147

参考: バッファープールのサイズ

 経験則として、データの5%をバッファープールに割り当てると言われていた

 サーバーに搭載されたメモリーのうち、OSや他のソフトウェアが使うメモリーを引いた残りのメモ リーをDBのメモリー領域としてアサインする

 目安としては、物理メモリーの1/2~3/4程度

 トランザクション系のシステムでは、物理メモリーの75%、分析系のシステムでは、物理メモリー の50%をバッファープールに割り当てるとのガイドがある

Buffer pools should make use of about 75% (OLTP) or 50% (OLAP) of available memory (Buffer Pools).

『Best practices for tuning DB2 UDB v8.1 and its databases』

http://www-128.ibm.com/developerworks/db2/library/techarticle/dm-0404mcarthur/

 実際には、バッファープールのヒット率を確認しながらサイズを調整するのが一般的

db2pd bufferpoolsでモニタリング

データであれば、80-85%以上、索引であれば、90-95%以上のヒット率をめざす

 頻繁にアクセスする表や索引をバッファープールにキャッシュさせるにはどのぐらいのサイズが 必要かを検討する

 バッファープールのサイズは、オンラインで変更可能

 バッファープールは、STMM(自己チューニング・メモリー)の対象にできるので、サイズ調整を

DB2に管理してもらう構成も可能

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