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ドキュメント内 杉沢遺跡発掘調査報告書 (ページ 135-141)

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19 

石錐 (26~31

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26 

石匙 (32~42)

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36 

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図 杉 沢 遺 跡 出 土 石 器

1

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のマ)祉阿部臨 国間

不定形石器 (55~65)

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A 附

MU

63 

番 号 器 種 層 位 石 材 長さ(mm) 重量(g) 石 鍛 D8 玉髄質頁岩 26. 2.4  2 D9 頁岩 21. 0. 石型車 D8 頁岩 28. 1.3  石 鍍 B6 頁岩 27. 1.0  石 鍛 D12 頁 岩 30.5  1.1  石 倣 C6 頁 岩 38.0  1.6 

石 録 不 明 頁 岩 41.0  1.

石 鍛 A7 頁岩 25.0  1.3  石 鍛 A9 頁岩 49.0  7.6  10  石 鉱 A12 頁岩 22.0  13.0  11  石 鍬 C7 頁岩 33.0  1.

12  右 鍛 D11 頁 岩 44.0 

13  石 鍛 C91 頁 岩 38.0  1. 14  石 鎌 C12 頁 岩 49.0  2.6  15  石 鎌 C71 j尼片岩 36.0  2.9  16  石 鎌 B71 頁 岩 48.0  3.6  17  石 鎌 A1 頁岩 46.0  2. 18  石 鎌 C5 頁 岩 37.5  1. 19  石量産 D10 頁岩 48.0  6. 20  石量産 A9 頁岩 44.0  3.5  21  石量産 D10 鉄 石 英 45. 7.7  22  石 鍛 C7 頁 岩 39.0  5.8  23  石量産 A12 頁 岩 44.0  3.7 

24  石 鍛 不 明 頁 岩 34.

25  石 鍛 A7 頁 岩 35.0  3.4  26  石 錐 A7 頁岩 42.0  6.1  27  石 錐 A9 頁岩 34.0  3.2  28  石 錐 B7 頁岩 55.0  5.1  29  石 錐 B6 頁岩 46.5  4.0  30  石 錐 D7 頁岩 30.0  5.2  31  石 錐 D5 頁岩 34.0  2.4  32  石 匙 D12 頁岩 51. 43.4  33  石 匙 D11 頁岩 60.0  19.

59 

9 1 

64 

65 

GIFt 

10cm 

番 号 器 種 層 位 石 材 長さ(mm)重量盗]

34  石 匙 D11 頁 岩 39. 15.2  35  石 匙 不 明 頁岩 38. 11. 36  石 匙 D5 頁岩 44.0  20.3  37  石 匙 A9 頁 岩 46.0  14.6  38  石 匙 C12 頁岩 54.0  15.6  39  石 匙 B7 頁岩 36.5  8.7  40  石 匙 D8 メノウ 44.0  11. 41  石 匙 不 明 頁 岩 45.5  16.6  42  石 匙 D9 頁岩 46. 6.5  43  磨 製 右 斧 表 採 安 山 岩 118. 327.6  44  磨 製 石 斧 C9 閃 緑 岩 97.0  200.9  45  磨 製 右 斧 D13 安 山 岩 44.0  45. 46  凹 石 D15 安 山 岩 64.5  217. 47  凹 石 不 明 安 山 岩 81.0  407.7  48  凹 石 D15 凝 灰 岩 74. 122.6  49  凹 石 C2 安 山 岩 143. 667. 50  凹 石 B6 硬 砂 岩 105.0  350.5  51  石 皿 A12 安 山 岩 201.0  1786.2  52  敵 石 不 明 砂 岩 52.0  148. 53  磨 石 C6 安 山 岩 65.0  228.7  54  磨 石 D12 安 山 岩 95.0  532.4  55  不 定 形 石 器 C7 頁 岩 107.0  50.3  56  不 定 形 石 器 B7 頁 岩 36.0  3.4  57  不 定 形 石 器 不 明 頁岩 43.0  5. 58  不 定 形 石 器 D10 頁岩 42.0  4. 59  不 定 形 石 器 A6 頁 岩 49.0  9. 60  不 定 形 石 器 不明 頁岩 41. 14.8  61  不 定 形 石 器 C7 頁岩 35.0  11. 62  不 定 形 石 器 C1 頁岩 48.0  17. 63  不 定 形 石 器 不 明 頁岩 53.0  37. 64  不 定 形 石 器 不 明 頁岩 61. 33. 65  不 定 形 石 器 D13 頁岩 54.0  25.

115図

杉沢遺跡出土石器55~65

司自よJ

1E

観察できた

2 8

点(郷土館の2点を除く)のうち、 11点の基部(茎部など)にアスフアルトが付着し ていることを確認した。

2)石 錐 ‑9点(うち郷土館のもの3点)あるC 摘み部の有無や摘み部・錐部の調整の違いで3類 型に分類した。第 1 類は摘み部があり、摘み部と錐部が丁寧に整形されたもので、軸部も長い (26~

2 9 )  0

2

類は摘み部があり、摘み部や錐部の整形があまり丁寧でないもので、軸部も短い

( 3 0 ) 0

3

類は摘み部がなく、棒状のものである

( 3

1)

観察できた6点(郷土館の 3点を除く)のうち、 4点の基部(摘み部など)にアスフアルトが付着 しているので、石錐は柄をつけて使用することが多かったのであろうO

3 )

石 匙

‑15

点(うち郷土館のもの

2

点)あるO すべて横型であるO 身部の形、底辺の刃部の形態、

などで

4

類型に分類した。第

1

類は身部の形が横長の楕円形で、底辺の刃部がやや湾曲するものであ る

( 3 2 . 3 3 . 3 5 )0

2

類は身部が三角形で、底辺の刃部が直線的なものである

( 3 4 . 3 6 . 3 8 . 4 0 )0

3

類は 身 部 が 台 形 (

)に近いもので、底辺の刃部は直線的である

( 3 7 ) 0

4

類は身部が三角形で、底辺 の刃部がやや内湾しているものである

( 3 9 ) 0

観察できた13点(郷土館の 2点を除く)のうち、くびれ部にアスファルが付着しているものが 8点 あるO とくに

3 9

はくびれ部から摘み部にかけて横縞状にアスフアルトが付着しているのが観察され(写 真

4 6 )

、ここに紐状のものが巻かれ、アスフアルトで固められていたことが推測された。

4 )

石 箆 ‑

1

点あるO 郷土館のものであるが、破片資料であるO

5 )

異 形 石 器 ‑

1

点あるO 郷土館のものであるO やや「大」あるいは

i x J

の字に近い形をしているC

上端が欠損しているというO 用途は不明であるO

6 )

磨製石斧

‑6

点ある(うち郷土館のものが

2

点あるが、図示されているのは

1

点)0 いわゆる定 角式石斧と呼ばれるものに相当するO すべて欠損したものであるが、縦に長く、両面および側面が丁 寧に研磨されているO 刃部は蛤刃となり、使用痕跡(縦方向の磨耗痕)が観察されるO 身部の断面は 各辺がやや膨らんだ長方形となる

( 4 3 ) 0

頭部は尖り気味のもの

( 4 5 )

と小さな平坦面をもつもの

( 4 4 )

とがあるO 図示していないものに小破片があるO

7 )

凹 石 ‑

7

点(うち郷土館のものが

1

点)あるO 偏平な円礁の両面に窪みがあるのが基本である と思われるが、礁の形、窪みの位置、部分的な研磨痕・敵打痕の位置や有無などで形態はさまざまで ある

0 4 6

は厚みのある円礁で膨らみのある面にのみ窪みがみられる。

4 8

は円礁の両面に窪みがあり、側 面には研磨された部分があるようである。

49

は平面が洋梨形の偏平な円礁で上面に

3

個、下面に

2

個 (不規則で数えにくい)の窪みがある。

5 0

は細長い円礁で両面に

2

個ずつの窪みがあり、端部には敵打 痕も見られる。

4 7

は両面および側面が研磨により面取りされ、両面に一個ずつの窪みがあるO そのほ か細長い円礁を使用し、

2

個の窪みをもつものがある(図なし)。なお凹石の窪みは敵打によって形 成されているため、大きな

1

個の窪みに見えるものでも、大小の打痕がみられ、複数の窪みからなっ ている可能性があるO

8 )

石 皿 ‑

2

点ある(うち郷土館のものが

1

点)が、ともに破片であるO 偏平な大きな礁で、使用 によって一面のみが広く窪み、滑沢のある面を形成している (51)

9 )

敵石

‑2

点あるO ひとつは偏平な円礁の周囲に打痕が一面に見られるものであるが、周囲を敵 打によって整形した円板状石製品である可能性もある

( 5 2 ) 0

他の一つは細長い礁の一部に打痕がみ られるもので、半分に割れている(図なし)。また凹石と磨石の中には敵石の機能を兼ねたものがあるc

1 0 )

磨石

‑2

点あるO すべて丸みの強い円擦を使用したもので、全体あるいは所々が滑沢になって いるO 凹石

( 4 7 )

は研磨によって面取りされており、磨石としても使用された可能性が高いc

11)不定形石器・使用痕のある剥片‑ここでは定型石器以外の剥片石器を不定形石器とした。素材 となる剥片の縁辺のみを浅く加工したものが大部分であるO また鋭い縁辺をそのまま刃として使用し、

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縁辺に

f

吏思痕が残ったものを告思痕のある 数が多い。しかし、すべての不定彰石器・

は代表的な不定形石器を顕示するにとどめ 12) 暖化鉄・メノウ・粘較若など‑

ら出土しており、合言

t

すると約

4 0 0 g

となる

しているので、杉沢遺跡でも、酸化鉄を粉末にして、

と見なした。両方あわせると、定型石器よちはるかに ある剥片などの観察が終了していないので、今凶

さく書11られているさ各区のいろいろな層か の内側に赤色顔料が付着しているものが出土 どで水簸して、顔料を製作したのであろう。

メノウの小さな諜や大きな破片などが出土しているC メノウ製の石器や石製品はないので、物珍し さから集落に持ち込まれ捨てられたのであろう。芯粘板桔は質の良くない破片なので、石製品を作る さいに捨てられたと考えられるG

(6)  石器のまとめ

主)石器は、遺物包含層から晩期前半の土器(大洞

BC‑ ‑ ‑C 1

式)に伴って出土したものであるC 石匙

( 3 2 )

が台付鉢

( D 4 9 2 )

の中から出七したが(写真日)、ぞれ以外は特殊な出土状況を示すものはない。

②石器の種類と点数は、打製石器が石鍛

( 3 0

点ト石錐

( 9

点)・右匙点)・石箆(

1

点)・異形石器(

点)・不定形石器と、磨製石器である石斧 (6点)、機石器である石胆 (2点ト凹芯〈ア点)・鼓石 (2 点 ト 磨 石 (2点)などであるC 縄文晩期の石器組成とし

玄!石鍛は細長い三角形の身部に突出する茎部がつくも

てよい。

にはアスフアルトが付若して いるむ矢柄に石鉱の茎を差し込み、アスフアルトで国乏していたことを訴している

ミ仁:石錐は摘み部があるものが多いご橋み部にはアスフアルトが討著しているので、柄をつけて寵吊 ることが多かったのであろうc

は、すべて模型で、底辺の刃蔀がもっとも揺が広い。 ものと三角 形になるものが多い。くびれ蔀にアスフアルトが付着しているものが多く、なかには紐状のものが巻 かれていたことをうかがわせる資料もあるさ

は、すべていわゆる定角式石斧と呼ばれるものに相当する

;玄諜石器の

1

‑t表である磐石・白石・鼓石は安山岩系の円擦を使用したものであるの主要な使用痕か ち磨石・白石・鼓石などに分類できるが、それぞれに研脅痕・打東などが部分的に観察され、その分

は梗宜的なものにならざるを得なかったむ

は数が少ない。木の実の加工・調理などに使用されたのであろう さく割った酸イヒ鉄の塊が少量出土しているc 深鉢の破片の内側に があるので、杉沢遺跡でも、酸化鉄を粉末にして、深鉢で水簸して、顔料を

玄)不定形石器と{吏用痕のある剥片は、あわせると定形石器よりはるかに 削ったりする作業では、定形石器よりも数多く使用されたのであろう ができなかったので、詳しい研究成果は他日を期することにする。

しているもの したことが考えられるc

い。ものを切ったり、

の資料を観察すること

qJ q δ

11   

6

章 縄文晩期の土器のまとめと考察

最後に、もっとも多く出土した縄文晩期の土器、とくに大洞

BC

式あるいは大洞

C1

式土器に焦点を 絞り、まとめと考察を行いたい。

1

節 各区の主要な層と出土土器(型式)の関係

晩期の土器は、山内編年に照らし合わせれば、大洞

B

式から大洞

A '

式まであるO

大洞

B

式と見なされるものは、三叉文で飾られた深鉢

( C 1 8 4 )

を除けば、小破片がごく少数あるだ けであるO ただし、この三叉文をもっ深鉢が、果たして大洞

B

式であるかは問題であろうO

大洞 C2式~大 j岡正式は、耕作土を除けば、 A 区・ B 区・ D 区の第 3 層 ~6 層から多数の大洞 BC 式 大洞

C1

式土器に混じって少数出土しているO 大洞

A '

式は完形に近い台付浅鉢が

1

点あるが、大 洞

C2

式・大洞

A

式はいずれも小破片であるO

上記の少数の土器型式(大洞

B

式・大洞

C2

式 大洞A'式)を除くと、約

2 0 0 0

個体近くある出土土 器のほとんどが大洞

BC

式と大洞

C1

式の時期のものに相当するが、両者の区別は難しい。そこで、比 較的豊富な土器を出土した層から、形がある程度わかり、文様をもっ特徴的な土器を抽出し、層ごと に並べて、大洞

BC

式期・大洞

C1

式期の土器群を検討したい。深鉢の例をあまりあげていないのは、

特徴的な形・文様をもつのが少ないためであるO

(1)青森県立郷土館の旧トレンチの第

V

層出土の特徴的な土器(第

1 1 6

図)

旧トレンチの主な遺物包含層は第V層であるo

I

第V層の上・中・下層については文様帝をもっ土 器を基に検討した結果、だいたい第V下層が大洞

BC

式期、第V中層が大洞

BC

式 大洞

C1

式期、第

(上)層が大洞

C1

式期と考えられるが、同時に器種による差異も少し見られた」というO また接 合関係や晩期後半のものと思われる破片が混じっていることから、第V層の上・中・下層は安定した 層序とはみなしがたいとも述べている(福田・工藤

1 9 9 7 ) 0

しかし、この第V層はある程度の厚みも あり、包含される土器の量も多く、層ごとに形がある程度わかり、文様をもっ特徴的な土器を並べて みると、第V下層の土器は、雲形文の浅鉢破片(※をつけたもの)をのぞけば、すべて上・中層の土 器より古い様相のものと考えてよい。注口は含まれていないので不明であるO 第V中層は鉢の頚部の 羊歯状文が下層のものより崩れがやや目立つようであるO また雲形文をもっ浅鉢や皿が急増するO 注 口は「ノ」字文や羊歯状文的な雰囲気をもつもので、第V下層の台付鉢や鉢の文様と似ているのが注 目されるO 第V上層は文様をもっ土器が少ないが、ほぼ中層と同じ内容のものであるO しかし注口は 雲形文をもち中層の注口よりは新しい様相をもっO

層位や形・文様などを総合的に考えるなら、第V下層は大洞

BC

式に、第V中層と第 V上層はとも に大洞

C1

式になるであろうO 大洞

C1

式土器を細分することはこの二つの層では無理であるO 中層の 完形に近い

2

個の注口も、古い様相をもつが、やはり大洞

C1

式に含めるべきであると思うO

(2)A区の層位と特徴的な土器(第

1 1 7

図)

A

区は文様をもっ土器が少ないが、第

6

7

9

1 0

層の特徴的な土器を層ごとに並べてみた。第

1 0

層は出土量が少ないので難しいが、大洞

BC

式でよいかもしれない。第

9

層は雲形文をもっ丸底に近 い浅鉢や体部上半に広い雲形文をもっ台付鉢があらわれるので、大洞

C1

式とみてよいであろうD た だし雲形文をもっ皿

( A 2 5 4 )

は郷土館の旧トレンチの第V下層の破片と接合したので、本来は第

1 0

層 以下のものであろうO

7

層と

6

層は大洞

C1

式でよい。第

6

層の羊歯状文をもっ台付鉢

( A 8 6 )

は古 い様相をもつものであるが、完形に近いものであり、出土状況を考慮すれば共伴土器と同じ時期(大 洞 C1 式)と考えたほうがよい。したがって、皿 (A254) を別にすれば、第 9 層 ~6 層のものはみな 大洞

C1

式とみなしてよいであろうO

( 3 ) B

区の層位と特徴的な土器(第

1 1 8

図)

B

区も文様をもっ土器が少ないが、第

6

7

9

層の特徴的な土器を層ごとに並べてみた。これをみ

At  

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ドキュメント内 杉沢遺跡発掘調査報告書 (ページ 135-141)

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