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54
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第
56
図 D 区出土土器 595~612 ヮnh
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10cm
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(4)晩期
1 :
器の器種分類(第5 7
図)晩期の土器は大量に出土した。桐体数でいうと約
1 9 0 0
個出 土しているO 亀ヶ岡式土器の器種は、深鉢・鉢・浅鉢・皿・査・注口・香炉形などがあり、バラエティに富むのが特色であるが、
時期によってその組成や組成比などが異なるO ここで使用す る器種という用語は、形・大きさ・容量・装飾などの違いに よって、用途が異なっていると想定される上器の種類である (佐原
2 0 0 2 ) 0
ここでは、生活の場での土器使用を考える基礎 的な材料のーっとして、器種の種類(組成)とその組成比を 明らかにしたい。器種を大別する基準として、深鉢・鉢・浅鉢・皿・壷につ いては長谷部丙人の「正方形九等分法」を用いたが、斐や高 杯の用語は使用せず、鉢を追加するなどの改変を行っているO
注目と香炉形は別の基準を設けた。その結果、今回の晩期士
器は、 ド記のように深鉢・鉢・浅鉢・皿・壷・注Uに分類することができた。深鉢・鉢・浅鉢・皿に は台が付くものがあり、とくに鉢に多い。壷や注円には台はつかない。香炉形(体部と半に透かし文 様をもつもの)はなかった。なお、器
i
匂とU径の比や頚部径と体部最大径の比などは数字で示した。分類の基準に用いた器高は身部の高さであって台部を含めていない。分類基準の数値に近いもの(中 間的なもの)には、分類が難しいものがあるが、全体的に見て、よりふさわしいと思われる器種の方
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深 鉢 鉢
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浅 鉢 皿
第
57
図 正方形九等分法による深 鉢・鉢・浅鉢・皿の分類にあえて分類した。
①深鉢一身部の器高(台部を合めない)と円径の比が、約1.
0
以上のものO 台付が少量あるOc?:鉢 一身部の器高(台部を含めない)と口径の比が、約 112~1.
0
のものO 台付が多い。③浅鉢 身部の器高(台部を含めない)と口径の比が、約 113~112 のもの O 台付がある O
④皿 身部の器高(台部を含めない)と円径の比が、約
1 1 3
以下のもの。台付が少量あるO⑤章 一頚部径と体部最大径の比が、約
2 / 3
以下のもの(ただし、約2 / 3
以上のものでも壷に含めた ものがあるO 査の器形分類を参照のこと)。⑥注
U‑1
主U
部をもつものO(5) 深鉢について
深鉢の基本形は逆台形を縦長にした形で、器高と円径の比が、
l
以上すなわち器高が口径より大き いものを指す。晩期の深鉢の器形は単純で、円頭部に屈曲などの変化が見られる程度であるO また文様のあるもの も少なしあっても口頭部に幅の狭い文様帯がめぐる程度で、幅の広い文様帯を持つものはない。
深鉢の個体数は
1 0 3 7
点(うち郷土館資料は2 1 6
点)であるO 算定には個体が識別しやすい口縁部資 料(破片・完形品)を用いた。1)深鉢の細別の基準(第
5 8
図)深鉢は、全体の形を参考に口頚部の形状・文様の有無などを基準にして行い、
6
類型に分類した。なお底部を欠損する資料が多いため、台部の有無は分類の基準に使用しなかった。
分類の基準
1
口頭部の形状1 . n
頭部が弱く屈曲し、やや「く」の7
・形に近いもの。II. 口頭部が弱く屈曲し、円縁が短く外反気味となるものO
皿
. U
縁部が緩やかに内湾するものOqJ
ρh u
N. 円縁部が緩やかに立ち上がるもの。
分類の基準
2
ーいわゆる文様の有無で、地文は合めない。
a .
いわゆる有文のものOb いわゆる無文のもの。
2) 深鉢の細別の結果と特徴 (例は代表 的なものにとどめた) (第59~63図)
第
1
類O a ) ‑4
個体ある。口頭部 が 弱く屈曲し、頭、部にいわゆる羊歯状丈や列 点文・短沈線J
にがめぐるものである。口縁 は装飾的な突起列などで飾られるものが目 立つ( D575
など)。 体 部 は 縄 文 地 と な る。A183 . D575
は体部の傾きなどから明らか に台が付くものと推定される。例 ‑D305
など。1
類 ( Ia)4類 (IDb)
2類 ( Ib) 3類 (II b)