図4.3-2 ロボットアームで把持されたSpace X社のドラゴン補給船(SpX-8)(NASA) https://www.flickr.com/photos/nasa2explore/26298228022/
図4.3-4 ドラゴン補給船の把持訓練を行う星出宇宙飛行士(2012年1月)(JAXA) http://iss.jaxa.jp/library/photo/jsc2012e019093.php
図4.3-5 ドラゴン補給船の把持訓練に使われるNASAの訓練設備
図4.3-6 「こうのとり」到着時の共通結合機構の位置調整作業
(右は、ハーモニーの窓に位置決め用に設置するCBCS (Centerline Berthing Camera System)から撮影した映像。ドラゴンとシグナスも同様の作業を行います。)
図4.3-7 共通結合機構(CBM)の2枚のハッチ(ISS側のハッチを開けた状態)
5. 第 48 次/第 49 次長期滞在中の主なイベント
大西宇宙飛行士の ISS 長期滞在中の主なイベントを表 5-1 に示します。
表5-1 大西宇宙飛行士長期滞在中の主なイベント(1/2) (2016/5/25現在)
時期 イベント
ソユーズ関連 その他 備考
2016年 6月
▼ソユーズTMA-19M/45S帰 還(6/18)
▲ソユーズMS/47S
打 上 げ (6/24)/ド ッ キ ン グ
(6/26)
▼シ グ ナ ス 補 給 船5号 機 (OA-6)分離(6/14)
(6/18)45S帰還。
→軌道上のISSクルーは3人と なります
(6/26)47Sで 大 西 宇 宙 飛 行 士 がISSに到着。
→軌道上のISSクルーは6人と なります
7月
▼プログレス62P分離(7/5)
▲プ ロ グ レ ス64P打 上 げ
(7/7)
▲シグナス補給船6号機 (OA-5)打上げ(未定)
▲ドラゴン補給船9号機 (SpX-9)打上げ(7/16以降)
■米国EVA #36 ノード2へIDA-2を設置
8月
▼ド ラ ゴ ン 補 給 船9号 機 (SpX-9)帰還
▼シ グ ナ ス 補 給 船6号 機 (OA-5)分離(未定)
▲ドラゴン補給船10号機 (SpX-10)打上げ(打上げ時期 未定)
(8/5-21) リオデジャネイロ オリ ンピック開催
(8/24) ジェフ・ウイリアムズが スコット・ケリーの持つ米国の累 計宇宙滞在記録520日間を更 新。
9月
▼ソユーズTMA-20M/46S帰 還(9/6)
▲ソユーズMS-2/48S打上 げ・ドッキング(9/24)
▼ド ラ ゴ ン 補 給 船10号 機 (SpX-10)帰還(未定)
(9/6)46S帰還。
→軌道上のISSクルーは3人と なります
(9/24)48S到着。
→軌道上のISSクルーは6人と なります
※表の日付は世界標準時です。スケジュールはISSの運用状況などによって頻繁に変更される ため、目安程度と考えてください。
表5-1 大西宇宙飛行士長期滞在中の主なイベント(2/2) (2016/5/25現在)
時期 イベント
ソユーズ関連 その他 備考
10月
▼ソユーズMS/47S 帰還
▼プログレス63P分離
▲プログレス65P打上げ・ドッ キング(10/20)
▲「こうのとり」6号機打上げ
(打上げ時期未定)
■米国EVA
■米国EVA
47Sで大西宇宙飛行士が帰 還。第50次長期滞在ミッション 開始。→軌道上のISSクルーは 3人となります
11月
▲ソユーズMS-2/48S打上 げ・ドッキング(11/16)
(11/2)ISS有人化から16周年
(11/20)ISSの建設開始から18 周年
12月
※表の日付は世界標準時です。スケジュールはISSの運用状況などによって頻繁に変更される ため、目安程度と考えてください。
6. 第 48 次/第 49 次インクリメント担当フライトディレクタ
フライトディレクタの役割(「きぼう」運用管制を束ねる総指揮官)
「きぼう」と日本の実験装置の運用管制をリアルタイムで行う管制チームのリーダー。
安全かつ確実な運用のため、ISS/「きぼう」の状況とクルーの活動を掌握、リスク管 理を常に対応。緊急事態が発生した場合はクルーの緊急退避をサポートし、「きぼう」
内機器の安全化を指揮。
国際協力・分散運用するISSにおいて、米・欧・カナダ・日本の運用管制を統括する NASAのISSフライトディレクタとの交渉責任を持つ。
不具合等では管制チームをリードし適切な情報把握・分析のもと、実施責任者の対 処判断を支える。
※フライトディレクタは、ISS/「きぼう」、日本の実験装置に関する技術的知識、運用上のルールや プロセス等を習得し、緊急対応を含むシミュレーション、NASAとの課題調整などの実務を行 い、認定を受けます。
インクリメント担当フライトディレクタとは
各ミッション期間の重要課題や実験等の実運用にかかる計画調整を行い、実際の運 用計画に関して、ISSの運用を取りまとめているNASAとの調整、ミッション成功に向 けたチームビルディングを行う。
インクリメントマネージャと連携し、「きぼう」利用の成果を最大化させ、円滑な運用が 出来るよう、運用手順/運用計画/フライトルール等の作成、調整を行う。
図6-1 大西宇宙飛行士滞在中のJAXAの2人のインクリメント担当フライトディレクタ
※インクリメント(increment)とは、増加していくという意味で、前の滞在クルーが帰還すると新たなインクリメ ントが開始されます。大西宇宙飛行士たちは第48次/49次長期滞在クルー(Expedition 48/49 Crew)です が、前の滞在クルーの帰還と次の新しいクルーの打上げの間は少し間隔が空くため、インクリメント48/49 とは同じにはなりません。大西宇宙飛行士たちがISSから帰還するとインクリメント49は終了し、50が始ま ります。Expedition 49も終了となりますが、既にExpedition 50クルーは滞在を開始しています。このた め、地上の管制要員は重複が起きないインクリメント単位でチームを編成しています。
7. インクリメントマネージャ
インクリメントマネージャの役割
●インクリメントとはISSの運用期間単位を指します。担当インクリメントに対し、以下の役割 を担います。
- インクリメントレベルの利用計画、目標設定 - インクリメントにおける利用運用計画の履行 - 上記にかかるリスク管理、対応調整
●インクリメントマネージャの主な要件は以下の通りです。
- マネージメントスキル(状況把握力、問題解決力、交渉力・・・)
- テクニカルスキル(利用運用計画業務や利用企画の知識、経験)
- ヒューマンスキル、英語交渉力
インクリメントマネージャ指名による“新展開”
●2015年度(27年度)後半から、インクリメントマネージャ(IM)を指名した体制にて、各インク リメントの目標設定・重点ミッションを設定。
●「きぼう」利用成果の最大化を目指した利用方針のもと、組織全体で戦略性を持って目標 を達成する体制を強化。
インクリメントマネージャが推進する利用計画により、戦略性をもった「きぼう」利用へシフト。
成果の最大化を目指します。
図
7-1
インクリメントの概念説明 インクリメントの概念(搭乗員交代の時点で区切る)