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軌道投入後の作業

ドキュメント内 大西宇宙飛行士ISS長期滞在プレスキット (ページ 172-175)

ソユーズ宇宙船は帰還時に 3 つに分離して、クルーが搭乗する真ん中の帰還モ ジュール ( カプセル ) のみがパラシュート降下して回収されます。

⑥ ソユーズ宇宙船の太陽電池パネルと通信アンテナを自動展開

3.3 軌道投入後の作業

表3.3-1に、軌道投入完了後からISSドッキングまでの搭乗クルーの作業例(参 考)を示します。

表3.3-1 軌道投入からISSドッキングまでの主な搭乗クルーの作業 (打上げ後、2日間かけてドッキングするケース)(1/3)

飛行1日目開始 Orbit 1

(軌道1周 回目)

軌道投入後の作業(太陽電池パドルの展開、アンテナとドッキングプローブの展開)

搭乗クルーは上記の展開作業を監視・確認。

推進系の加圧状態、環境制御システム、および搭乗クルーの健康状態について地上に報 告。

地上との通信を確立。

地上の追跡システムから入手した初期軌道投入データを受信。

Orbit 2

(軌道2周 回目)

各システムの点検(姿勢制御センサ、「クルス」ドッキングシステム, 角加速度計、ビデオ画像ダ ウンリンクシステム、OMSエンジン制御システムなど)、手動による姿勢制御テストの実施

搭乗クルーは各システムの点検状況をモニタし、データを確認。

姿勢制御テストを手動で実施。

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡。

手動姿勢制御(太陽方向に+Y軸を向けヨー回転を開始。)レート確立後、モーション・コント ロール・システム(MCS)を停止。

Orbit 3

(軌道3周 回目)

手動による姿勢制御(太陽方向に+Y軸を向けヨー回転)を終了。MCSの再起動。自動マ ヌーバの開始(LVLH(Local Vertical Local Horizontal)基準姿勢の確立)。

軌道モジュールに入室。モジュール内の二酸化炭素除去装置を起動し、Sokol与圧服を脱 ぐ。

搭乗クルーはLVLH基準姿勢データを確認。

軌道調整マヌーバ用のコマンド送信(軌道調整マヌーバ:DV1とDV2)

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡。

自動マヌーバでDV1噴射に備えた姿勢に移行。(クルーの操縦は不要)

軌道調整マヌーバ(DV1)実施。

Orbit 4

(軌道4周 回目)

自動マヌーバでDV2マヌーバに備えた姿勢に移行。

軌道調整マヌーバ(DV2)実施。

軌道モジュールと帰還モジュール内の圧力確認。

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

手動による姿勢制御(太陽方向に+Y軸を向けヨー回転:2度/秒)を開始。レート確立後、

モーション・コントロール・システム(MCS)を停止。

表3.3-1 軌道投入からISSドッキングまでの主な搭乗クルーの作業 (打上げ後、2日間かけてドッキングするケース)(2/3)

飛行2日目開始 Orbit 13

( 軌 道13 周回目)

搭乗クルー起床、起床後の活動, 軌道モジュールと帰還モジュールの圧力確認と報告

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

Orbit 14

( 軌 道14 周回目)

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

Orbit 15

( 軌 道15 周回目)

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

Orbit 16

( 軌 道16 周回目)

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

Orbit 17

( 軌 道17 周回目)

姿勢制御(太陽方向に+Y軸を向けヨー回転)の終了。モーション・コントロール・システム

(MCS)を再起動し、自動マヌーバを開始(LVLH基準姿勢の確立)。

RHC-2の手動によるテスト制御

軌道調整マヌーバ噴射のデータをアップリンク

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

自動マヌーバで高度調整噴射の姿勢へ移行。

高度調整マヌーバ実施。

手動による姿勢制御(太陽方向に+Y軸を向けヨー回転:2度/秒)を開始。レート確立後、

モーション・コントロール・システム(MCS)を停止。

Orbit 18

( 軌 道18 周回目)

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

Orbit 19

( 軌 道19 周回目)

二酸化炭素除去装置のカートリッジ交換

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

Orbit 20

( 軌 道20 周回目)

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

Orbit 21

( 軌 道21 周回目)

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

Orbit 22 – 27

( 軌 道22

27周 回 目)

クルーの就寝

表3.3-1 軌道投入からISSドッキングまでの主な搭乗クルーの作業 (打上げ後、2日間かけてドッキングするケース)(3/3)

飛行3日目開始 Orbit 28

(軌道28周 回目)

搭乗クルーの起床、起床後の活動

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

Orbit 29

(軌道29周 回目)

軌道モジュールと帰還モジュールの圧力確認・報告

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

レーダおよび無線トランスポンダ追跡の報告。

Orbit 30

(軌道30周 回目)

Form 2 “Globe Correction”の読上げ

自動ランデブコマンドタイムラインのアップリンク。

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

無線トランスポンダ追跡。

飛行3日目自動ランデブシーケンス開始

Orbit 31

(軌道31周 回目)

Sokol与圧服に着替え、軌道モジュールと帰還モジュール間のハッチを閉鎖し、帰還モジュー ルに着席。

ソユーズ宇宙船の能動・受動状態でのステートベクトルのアップリンク

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

無線トランスポンダ追跡。

Orbit 32

(軌道32周 回目)

姿勢制御(太陽方向に対する転回)を終了、MCSの再起動、自動マヌーバを開始(LVLH 基準姿勢の確立)。

自動ランデブシーケンスの開始。

搭乗クルーによるLVLH基準姿勢の監視と、自動ランデブシーケンスの実行。

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

無線トランスポンダ追跡。

飛行3日目最終接近/ドッキング開始

Orbit 33

(軌道33周 回目)

自動ランデブシーケンス(続き)、フライアラウンドマヌーバ、ISSとの距離保持 搭乗クルーによる監視。

フライアラウンド、ISSとの距離保持。

テレメトリデータとビデオ画像のダウンリンク。

無線トランスポンダ追跡。

最終接近およびドッキング

ドキュメント内 大西宇宙飛行士ISS長期滞在プレスキット (ページ 172-175)