2
備 え る( 1
) 日 頃 の 備 え① 周辺地域 の 過去の災害 や被災の危険度について確認しておく。
② 日 頃 か ら 施 設 ・ 設 備 の 維 持 管 理 を 行 う 。 ( 排 水 溝 の 清 掃 等 )
③ 停 電 に 備 え て 、 懐 中 電灯は す ぐ に 使 え る よ うに、 部 屋 ご と に 置 い おく。
④ 停 電 時 の 対 応 と し て 、 床 や 廊 下 等 に 蛍 光 塗 料 を 施 す 等 見 え る 配 慮 を検討する。
( 2
) 風 水害 (台風)の危険が迫った ら① 看 板、鉢 植 え 、 物 干 し 竿 等 、 転 倒 す る と 危 険 な 物 は 予 め 倒 す 、 たは撤去する。
② 出入 口 の 窓 を し っ か り 閉 鎖 し 、 必 要 に 応 じ て 外 部 面 の 窓 ガ ラ ス を 保護する。
③ 浸 水 の 恐 れ が あ る 建物では、必要に応じて、
設置する。
④ 適 宜、樹木の伐採、 努定を行う。
ま
土 嚢、止水 板 な ど を
‑ 4 1 ‑
3
警 戒 体 制 の 確立大 雨 や 台 風 の 接 近 が 予 想 さ れ る 場 合 、 気 象 庁 が 発 表 す る 警 戒 情 報 等 に 留意し、警戒体制をとります。
( 1
) 情 報 収 集テ レ ビ、 ラ ジオ 、 イ ン タ ー ネ ッ ト 等 に よ り 、 気 象 庁 等 が 発 表 す る 大 雨情報や台風情報を収集する。
発表される状況・内 容 注 意 報 災害が起こるおそれのあるとき
16種類(大雨、洪水、強風など) 嘗 報 重大主主災害が起とるおそれのあるとき
7種類(大雨、洪水、暴風など)
気 象 情 報 警報・注意報に先立つ注意喚起や警報・
注意報の補完走Eど
台風の実況(中心位置、進行方向と速度、
台 風 情 報 中心気圧、最大風速(10分間平均)、最大 瞬間風速、暴風域、強風域と予報(72時 問先まで))
大雨による土砂災害発生の危険度が高 土 砂 災害 まったとき、市町村長が避難勧告等を発 嘗戒情 報 令する際の判断や住民の自主避難の参 考となるよう、都道府県と気象庁が共同 で発表する
※気象庁ホームページの情報をもとに作成
( 2 ) 施 設 周 辺 の 点 検 ・ 見 回 り
施設周辺の点検・ 見回り 等 に お い て は 、 危 険 な 前 ぶ れ、 前 兆に注意 することが必要です。
但 し 、 台 風 が 通 過 し て い る 最 中 や 雨 が 強 く 降 っ て い る と き に 、 外 の 様 子 を 確 認 し に 外 出 す る こ と は 控 え ま し ょ う 。 水 の 状 況 は 急 変 す る こ と も あ る の で 、 河川や 用 水 路 、 田 ん ぼ の 状 況 を 確 認 し に 行 く こ と も 非 常に危険なので控えましょう。
土 石 流 :① 水が濁り 、流木などが流れてくる。
② 雨 が 降 り 続 い て い る の に川の水位が下がっている。
③ 山 鳴 り が す る ( ミ シ ミ シ と 音 を 立 て る ) 地 す べ り :① 沢 や 井 戸 の 水 が に ご る 。
② 斜 面 に ひ び 割 れ や 変 形 が あ る 。
③ が け や 斜 面 か ら 水 が 噴 出 し て い る 。 が け 崩 れ :① が け か ら 音 が す る 。 小 石 が 落 ち て く る 。
② がけに割れ 目 が 見える。
③ がけか ら水 が 湧き出ている。
。
川 が そ ば に な く て も 「 水 害 」 は 起 こ る ( 都 市 型 水 害 )( 3
) 体 制 の 確 保都 市 部 で は 、 地 面 が コ ン ク リ ー ト や ア ス フ ア ル ト に覆われているため、雨水が地中にしみ込みにくく、
そ の 多 く は 側 溝 や 下 水 へ と 流 れ 込 み ま す 。 し か し 、 側 溝 や 下 水 の 排 水 能 力 を 超 え る 大 雨 が 降 る と 、 側 溝 な ど か ら 水 が あ ふ れ 、 マ ン ホ ー ル の 蓋 が 水 圧 で 外 れ る な ど し て 、 大 量 の 水 が 地 表 に あ ふ れ 出 る こ と に な り ま す 。 こ の よ う な 場 合 、 あ ふ れ 出 し た 水 は 、 低 い 場 所 へ 流 れ 込 み 、 場 合 に よ っ て は 地 下 街 や 地 下 室 な どが水没することになります。
ア 職 員 の 参 集 指 示 等
( 1
) 及 び (2
) の 情 報 や 近 隣 の 河 川 の 水 位 、 周 辺 の 降 雨 の 状 況 等 か ら 、 災 害 に 備 え て 必 要 な 職 員 の 参 集 又 は 待 機 を 指 示 し 、 警 戒 体 制を確保します。イ 事 前 に 決 め て お い た 体 制 を 確 保 で き な い 場 合
統 括 者 ( 責 任 者 ) は 、 実 際 の 参 集 状 況 に 応 じ て 各 班 に 職 員 を 割 り 当てます。
少ない職員で役割分担する場合は、 1人 が 複 数 の 役 割 を 担 う こ と に な る が 、 ま ず 救 護 ・ 看 護 班 、 避 難 誘 導 班 、 情 報 連 絡 班 を 立 ち 上 げ ます。
ウ 災 害 警 戒 ・ 災 害 対 策 体 制 表 の 貼 付
参 集 状 況 に 応 じ て 災 害 警 戒 ・ 災 害 対 策 体 制 を 作 り 、 体 制 表 を 貼 り 出して、指揮命令系統を明確にしておきます。
( 4 ) 災 害 に 備 え た 準 備 活 動
風 水 害 に よ る 土 砂 崩 れ 、 河 川 氾
i
監、強風などへの備え。ア 消 火 活 動 の 準 備
火 元 の 点 検 、 電 熱 器 具 を 切 る 、 ガ ス の 閉 栓 、 火 気 使 用 の 制 限 等 イ 救 護 活 動 の 準 備
担架、車いす等の救護運搬用具の確認。
ウ 必 要 な 医 薬 品 、 衛 生 材 料 等 の 備 蓄 材 料 の 確 認
エ
避 難 誘 導 の 準 備① 入 所 児 童 の 避 難 方 法 、 点 呼 な ど の 安 全 確 認 方 法 、 持 出 品 等 の 確認を行う。
② 避 難 経 路 、 避 難 方 法 、 避 難 場 所 を 確 認 す る 。
③ 搬 送 用 車 両 を 安 全 な 場 所 ヘ 移 動 さ せ 、 待 機 さ せ て お く 。 オ そ の 他
① ガ ラ ス 破 損 の 時 の 布 製 ガ ム テ ー プ の 準 備 を し て お く 。
‑43閏
② 浸 水 防 止 用 木 材 ( 止 水 板 ) 、 金 具 、 工 具 の 準 備 を し て お く 。
4
避 難気 象 情 報 や 市 町 村 長 の 発 令 に 基 づ い て 、 あ る い は 災 害 の 前 兆 ・周 辺 の 異 変 に気 づ いた ら 、 す ば や く 避 難 を 行 い ま す 。
( 1
) 避 難 の 決 定ア 気 象 情 報 や 市 町 村 長 の 発 令 に 基 づ く 場 合
市 町 村 の 発 令 す る 避 難 準 備 情 報 や 避 難 勧 告 等 に 応 じ て 、 避 難 決 定 を 行 い ま し ょ う 。
*
強 風 の と き 、 水 の 深 さ が ひ ざ 上 ま で あ る と き な ど は 、 無 理 し て 避 難 所 へ行くよりも、 2階 な ど の 高 い と こ ろ に と ど ま る 方 が 安 全 な 場 合 が あ る 。区分 発表される状況・ 内容
災害時要援護者等、特に避難行動に時閣を要する 避 難 準 備情報 人が避難行動を開始し芯ければ芯らない段階であり、
人的被害の発生する可能性が高まった状況のとき 通常の避難行動ができる人が避雌行動を開始し │ 避 難 勧 告 芯ければ芯ら芯い段階でおり、人的被害の発生す
る可能性が明らかに高まった状況のとき
‑前兆現象の発生や、現在の切迫した状況から、 人的被害の発生する危険性が非常に高いと判断 避 灘 指 示 された状況のとき
‑堤防の隣接地等、地域の特性等から人的被害の 発生する危険性が非常に高いと判断された状況 のとき
‑人的被害の発生した状況のとき
※気象庁ホームページの情報をもとに作成
イ 災 害 の 前兆 ・ 周 辺 の 異 変 に 基 づ く 場 合
土 砂 災 害 警 戒 情 報 が 出 て い な く て も 、 次 の よ う な 前 ぶ れ に 気 づ い た ら 、 直 ぐ に 安 全 な 場 所 に 避 難 し ま し ょ う 。
無 駄 足 で も 構 わ な い く ら い の 気 持 ち で 、 直 ぐ に 避 難 し ま し ょ う 。
地すべりの 鎗 宛 現 象
がlt刷 れ の
"完現.
( 2
) 避 難 場 所 等主陣鈍奮の前ぶれ{ 〉として、どん忽ととが起をるの?一一一一一一
_,..r'~""""
戸 I τ │
①')11の泌れびにと0.11¥木 信 痛 は 跨D続いているのに q川崎t;)~する
h唱盟じっ18:じめる 川の水包が下自宅る
<IY.沢や芥戸の水mことる @刈爾れJ:jで寄る G週間函/:1'5水"J:j現包出す
。がi才b'~/J、石がバラバラ ~"から療が主帽を出ている CDD'I『フζJlJnelが見える と 震ぢてくる
天 候 や 時 間 、 入 所 児 童 の 状 況 に 応 じ て、第
l
段 階 と し て 施 設 内 の 安 全 な 場 所 へ の 避 難 、 第2
段 階 と し て 近 隣 公 共 施 設 等 へ の 短 期 的 避 難 、 第3
段 階 と し て 周 辺 の 施 設 、 病 院 へ の 長 期 的 避 難 と 、 段 階 を 踏 ん で 避 難 場 所 ・避難先を検討することも大切です。ア 施 設 内
立 地 条 件 や 風 水 害 の 規 模 等 か ら 施 設 内 が 安 全 と 判 断 さ れ る 場 合 に は、施設内の安全な場所で待機します。
例 え ば 、 建 物 の 立 地 条 件 が 良 く 、 が け 崩 れ や 河川の 氾 濫 等 に よ る 浸水被害のおそれがない、設備、備品等も十分整っている場合には、
建 物 内 の 安 全 空 間 へ 避 難 す る こ と が 考 え ら れ ま す 。
もっとも 、災 害 発 生 時 は 、 施 設 自 体 が 安 全 で あ っ て も 、 状 況 に よ っ て は 周 辺 か ら 孤 立 し た 状 態 と な る こ と も 予 想 さ れ る こ と か ら、限 られた職員、利 用 可 能 な 設 備 や 器具、 備 蓄 し て い る 飲 食 品 を 最 大 限 に 利 用 し て 、 施 設 職 員 が 協 力 し て 入 所 児 童 の 安 全 確 保 に あ た ら な け れ ば な ら な い こ と は言 うまでもありません。
イ 施 設 外 へ の 避 難
施 設 建 物 の 倒 壊 の 危 険 性 が あ る 場 合 や 土 砂 災害の被害、 河川の氾 濫 に よ る 浸 水 被 害 が 想 定 さ れ る 場 合 に は 、 当 該 施 設 建 物 外 の 安 全 な 場所への避難が必要となります。
( 3
) 避 難 の実施施 設 外 へ の 避 難 を 決 定 を し た ら、 要 員 の 確 保 、 避 難 誘 導 の 準 備 等 が 整 い 次 第 、 早 期 に 避 難 を 開 始 し ま し ょ う 。 避 難 誘 導 等 に あ た る 人 員 が 職員だ け で 不 足 す る 場 合 に は 、 地 域 の ボ ラ ンテ ィ ア や 消 防 団等へ の 協 力 を 依 頼 し ま し ょ う。
‑45 ‑
。
夜 間 の 屋 外 へ の 避 難夜 間 や 豪 雨 時 の 避 難 は 二 次 災 害 ( 風 邪 ・ け が 等 ) を 招 く 恐 れ が 高 い の で 、 避 難 決 定 に あ た っ て は 、 次 のようなことも考慮しなければなりません。
① 災 害 が 夜 間 に 起 こ っ た 時 、 職 員 が 参 集 す る ま で の 問 、 数 少 な い 当 直 の 職 員 で 、 利 用 者 の 避 難 を 実 施 せ ざるを得ません。
② 夜 間 の 屋 外 へ の 避 難 に あ た っ て は 、 入 所 児 童 を 安 全 か つ 迅 速 に 誘 導 で き る よ う 、 職 員 は 明 る い 色 の 上 着 を 着 用 し た り 、 蛍 光 塗 料 を 使 っ て ル ー ト 誘 導 を 行 うなど工夫しましょう。
ア 避 難 誘 導 等 の 準 備
移 動 手 段 に 応 じ た グ ル ー プ 化 、 避 難 誘 導 す る 利 用 者 等 の 順 番 や 避 難 経 路 の 確 認 、 非 常 用 持 ち 出 し 品 の 確 保 、 避 難 の 妨 げ と な る 物 の 除 去等、避難が円滑にできるための準備を行いましょう。
① 移 動 手 段 に 応 じ た 入 所 児 童 の グ ル ー プ 化
② 避 難 手 段 の 準 備 ( 所 定 の 位 置 に 待 機 等 )
③ 避 難 経 路 の 安 全 確 認
④ 誘 導 方 法 等 の 確 認
⑤ 入 所 児 童 名 簿 等 と 避 難 者 と の チ ェ ッ ク イ 避 難 の 実 施
i 避 難 場 所 ・ 避 難 経 路 の 決 定
あ ら か じ め 定 め て お い た 避 難 経 路 ・ 避 難 場 所 の う ち 災 害 の 状 況 に応じて、具体的な避難経路・避難場所を決定する。
ii 避 難 誘 導
避 難 誘 導 に 際 し て は 、 避 難 場 所 の 位 置 、 経 路 、 避 難 方 法 、 誘 導 職員等を具体的に示して実施する。
悪 条 件 ( 降 雨 で 冷 た い 、 視 界 が 悪 い 、 足 元 が 悪 い 、 雨 音 で 声 が 届かない、風が強い等)での移動が予想されるので、避難誘導は、
入 所 児 童 の 氏 名 や 顔 を 確 認 し な が ら 、 そ の 状 況 に 応 じ て 、 安 全 な 誘導を心がける。
出 避 難 誘 導 の 留 意 事 項
① 避 難 誘 導 に あ た っ て は 、 避 難 先 や 避 難 経 路 の 状 況 、 周 辺 地 域 の 被 災 状 況 、 救 助 活 動 の 状 況 な ど 、 周 辺 の 様 子 を で き る だけ正確に把握し、避難経路の安全が確保されている聞に、
速やかに避難を開始する。
※洪水、土砂崩れでは、自動車の避難は困難となる。