ERRLRUN
3. トラブルシューティング
CC-Link システムの立ち上げ中や、稼動中にロボットコントローラとの接続トラブルが発 生したとき、次の項目を順番に確認してください。
3.1 ロボットコントローラの前面パネルにある LED の確認 3.2 プログラミングボックスでのエラー確認
3.3 CC-Link 対応ユニット上にある LED の確認 3.4 マスタ局シーケンサからの確認
3.1 ロボットコントローラの前面パネルにある LED の確認
【確認項目 1】
<確認内容>
・ RCX240 で「PWR」LED が消灯している。
・ RCX22x で「RDY」LED が消灯している。
<要因>
・ ロボットコントローラに対する電源供給が行われていません。
<対策内容>
・ 電源コネクタの AC 電源入力端子をテスタで測定し、使用電源電圧が供給されている かを確認します。
※ ロボットコントローラに対する使用電源電圧については、ロボットコントローラの取 扱説明書をご覧ください。
【確認項目 2】
<確認内容>
・ 「ERR」LED が点灯している。
<要因>
・ ロボットコントローラが非常停止状態となっています。
・ ロボットコントローラ内部で重度のエラーが発生しています。
<対策内容>
・ プログラミングボックス上にあるエラーメッセージを確認します。
・ ロボットコントローラの取扱説明書のトラブルシューティングに従って対策します。
※ エラー内容については、ロボットコントローラの取扱説明書をご覧ください。
3. トラブルシューティング
4-4
第 章 4
ト ラ ブ ル が 発 生 し た 時 の 処 理
3.2 プログラミングボックスでのエラー確認
【確認項目 1】
<確認内容>
・ プログラミングボックスに CC-Link ツウシンエラー が表示されていることを確認します。
<要因>
・ CC-Link システム接続においてエラーが発生しています。
<対策内容>
・ CC-Link システム用ケーブルの未接続・誤配線を確認します。
・ CC-Link 対応ユニットの局番・通信速度の設定を確認します。
・ マスタ局シーケンサが稼動しているかを確認します。
【確認項目 2】
<確認内容>
・ プログラミングボックスに CC-Link ツウシンエラー 以外のエラーが表示されていること を確認します。この場合、CC-Link システム接続に対する関連はありませんが、複数 のエラーが同時に発生した場合は、プログラミングボックスに CC-Link ツウシンエラー が表示されないことがあります。
<要因>
・ ロボットコントローラ内部において何らかのエラーが発生しています。
<対策内容>
・ プログラミングボックスに表示されているエラーメッセージを確認します。
・ プログラミングボックスを使用して、エラー履歴を確認します。エラー履歴は、プロ グラミングボックスを使用して、「システム>シンダン>エラーリレキ」モードで確 認します。
・ ロボットコントローラの取扱説明書のトラブルシューティングに従って対策します。
※ エラー内容については、ロボットコントローラの取扱説明書をご覧ください。
3. トラブルシューティング
4-5
第 章 4
ト ラ ブ ル が 発 生 し た 時 の 処 理 3.3 CC-Link 対応ユニット上にある LED の確認
【確認項目 1】
<確認内容>
・ CC-Link 対応ユニット上の LED の表示が RUN・ERRL・SD・RD = ○●○○ 以 外であることを確認します。(○:点灯 ●:消灯 ◎:点滅)
<要因>
・ CC-Link システム接続に、エラーが発生しています。LED の表示意味は、第 4 章の 2. の 表を参考にしてください。
<対策内容>
・ CC-Link システム用ケーブルの未接続・誤配線や終端抵抗の接続を確認します。
・ CC-Link システム用ケーブルが、主回路や動力用ケーブルなどの近接したり、束線さ れていないかを確認します。
・ ロボットコントローラの電源供給ケーブルにフェライトコアが接続されているかを確 認します。
・ CC-Link 対応ユニットの局番・通信速度の設定を確認します。
・ マスタ局シーケンサが正常に稼動しているかを確認します。
・ マスタ局シーケンサでのロボットコントローラがリモートデバイス局に設定されてい るかを確認します。
【確認項目 2】
<確認内容>
・ CC-Link 対応ユニット上の LED の表示が RUN・ERRL・SD・RD = ●●○○ で あることを確認します。(○:点灯 ●:消灯 ◎:点滅)
<要因>
・ CC-Link システム接続時のイニシャルデータ処理を行っていない。CC-Link 対応ユニッ トの第 3 章を参考にしてください。
・ RX(n+7)B(リモート Ready)の信号がオンしていない。
<対策内容>
・ CC-Link システム接続時のイニシャルデータ処理を行います。
3. トラブルシューティング
4-6
第 章 4
ト ラ ブ ル が 発 生 し た 時 の 処 理
3.4 マスタ局シーケンサからの確認
【確認項目 1】
<確認内容>
・ マスタ局シーケンサの回線テスト機能を使用して、ロボットコントローラが CC-Link システムに正しく接続されていることを確認します。
※ 回線テストに関してはマスタ局シーケンサの取扱説明書をご覧ください。
【確認項目 2】
<確認内容>
・ マスタ局シーケンサの回線テスト機能を使用して、ロボットコントローラの CC-Link 接続にエラーが発生していることを確認します。
<要因>
・ ノイズ対策用のフェライトコアが接続されていない。
・ CC-Link ケーブルが、動力線などのノイズ源と成り得るものに近接している。
<対策内容>
・ ノイズ対策用のフェライトコアを入力電源ケーブルに接続してください。
・ CC-Link ケーブルは、動力線などのノイズ源と成り得るものから離して配線してくだ さい。