9.2 提案アーキテクチャ
9.2.7 トポロジおよびリンク特性の設定
自動的なトポロジ設定のため、実験設備には、外部からの設定変更によりトポ ロジを変更できるスイッチを導入する。VLANやATMのVP/VCによる仮想的な ネットワーク構成の変更や、物理的に配線を変更できるネットワーク機器が利用 できる。また、VLANを扱えるPCノードはこのようなスイッチノードと同様に 利用することができる。
実際の設定はスイッチでのシナリオ実行が行えればよい。DRMからトポロジ設 定に必要な資源の割り当てを受け、この資源を用いて各スイッチでコマンドを実 行し実験トポロジに関する設定を行う。ただし、複数の実験駆動単位で共有され るスイッチでのVLANなどを用いたトポロジ変更や帯域制御に関する設定は、他
1.ノード起動方法の問い合わせ
NA
7.指示コマンド群実行および
必要ソフトウェア取得 4.電源投入 6.動作内容指示
10.ノード再起動要求 3.ノード電源投入要求 9.導入終了通知
11.再起動
実験用ノード
8.ハードディスクへの書き込み 5.ノードおよびNA起動
2,10.ノード起動方法変更要求
RIM: Resource Information Manager NI: Node Initiator
UBC: User Boot Changer PA: Power Agent NA: Node Agent
UPM: User Power Manager ストレージ
UPM ストレージ UBC
NI
PA RIM
図 9.4: ノードのディスクへのソフトウェア導入手順
(1)NIはRIMに対してノードの起動方法の問い合わせを行う。ロー カルディスクへOSを導入する場合は、(2)NAが起動する専用のOS でノードを起動するよう、ノードの起動方法の変更要求をUBCに対 して行う。UBCはこの要求にしたがって対象ノードの起動方法を変 更する。その後、(3)(4)NIはUPMをとおして対象ノードの電源 投入を行う。(5)対象ノードが起動し、NAが起動すると、(6)NIは NAに対して実行コマンド内容などの指示を行い、(7)NAはこれに したがいコマンドを実行し、(8)ローカルハードディスクの内容を 書き換える。終了後、(9)NAはNIに対して実行終了を通知し、NI は対象ノードを新たにインストールしたOSで起動するため、UBC、
UPMと協調して、(10)起動方法の変更と、(11)再起動を行う。
SCAL: Scenario Agent Loader SCAL
3.SCA起動 SCA
2.ノード起動/SCAL起動 6.シナリオ実行開始
実験用ノード
7.必要に応じた メッセージ交換による シナリオ同期
SCD
EM
SCAL 7 5 4
SCA 3
2,6 実験用ノード 1.シナリオ設定記述送信
4.起動通知 5.シナリオ送信
EM: Experiment Manager SCD: Scenario Driver SCA: Scenario Agent
図 9.5: シナリオの実行手順
シナリオ実行はSCDが中心となり行う。(1)SCDはEMからシナリ オ記述を受取る。(2)実験用ノードではSCALが動作しており、(3)
指定されたSCAを取得し起動する。(4)SCAが起動するとSCDに 対し起動を通知する。これを受けたSCDはシナリオ実行が可能であ ると見なし、(5)対応するノードシナリオを送信し、(6)SCAはシ ナリオの実行を開始する。シナリオ実行上、他のノードとの協調が必 要な場合は、SCAとSCD間の(7)メッセージ交換により実験進行 の停止、再開を行う。
の実験駆動単位との調停が必要であるため、大規模実証環境に用意されたShared Link Manager(SLM)を通して行う。