デフォルトのディレクトリの場所の変更
Solaris 10 の要件
Solaris 10にNetWorkerをインストールする前に、以下の要件を確認します。
l Solaris 10 Update 11以降をインストールします。
l Solaris 10 NetWorkerストレージ ノードそれぞれのTCP Fusionを無効化します。
1./etc/systemファイルに次の行を追加します。
setip:do_tcp_fusion = 0 2.ホストをリブートします。
l Solaris 10の完全ルート ゾーンのストレージ ノードについては、すべてのデバイスが単一の
NetWorkerデータゾーンにあることを確認します。
㽷
(オンライン サポート用Webサイトで参照可能)には完全ルート ゾーンでデバイスを構成する 方法について説明されています。
Solaris ゾーンに関する要件
NetWorkerでは、グローバル ゾーン、完全ルート、および疎ルート ゾーン構成がサポートされてい
ます。NetWorkerをSolarisゾーンにインストールする前に、次のテーブルで情報を確認します。
表 33 Solarisゾーンに関する要件
アーキテクチャ 必要なパッチ
疎ルート ゾーンに関する要件 NetWorkerクライアントは、Solaris 10の疎ルート ゾーンをサポートしています。NetWorkerクライアント ソフトウェアを各疎ルート ゾーンにインストールする前 に、同じバージョンのNetWorkerソフトウェアをグロ ーバル ゾーンにインストールします。グローバル ゾーン および各疎ルート ゾーンにクライアント インスタンスを 作成します。
「「NetWorker管理ガイド」」では、NetWorkerクライ アントの作成方法を説明します。
グローバル ゾーンの要件 NetWorkerストレージ ノード(専用ストレージ ノー ドを含む)とNetWorkerクライアントソフトウェアで は、Solarisグローバル ゾーンがサポートされます。
NetWorkerをグローバル ゾーンにインストールする 場合は、特別なALLセーブセットを使用してグロー バル ゾーン クライアントをバックアップできます。
「Allセーブセットを使用して特定のファイル システム をバックアップする」
「NetWorker管理ガイド」では特別なALLセーブセッ トを使用する場合について説明しています。
Solaris 10の要件 175
表 33 Solarisゾーンに関する要件 (続き)
アーキテクチャ 必要なパッチ
完全ルートに関する考慮事項 NetWorkerストレージ ノード(専用ストレージ ノー ドを含む)とNetWorkerクライアントソフトウェアで は、Solaris完全ルート ゾーンがサポートされます。
NetWorkerを完全ルートにインストールする場合、
NetWorkerソフトウェアはグローバル ゾーンには必 要ありません。
デフォルトのディレクトリの場所の変更
NetWorkerソフトウェアのインストール場所を変更することはできませんが、構成ファイル、ログ ファ
イル、データベース ファイルの場所は変更できます。NetWorkerのバイナリ ファイルは/usr/sbin ディレクトリにインストールされ、NetWorkerの構成ファイル、ログ ファイル、データベース ファイル は /nsrディレクトリに配置されます。
次の表に、SolarisホストにおけるNetWorkerソフトウェアのデフォルトの場所および領域の要件を 示します。
表 34 Solarisのファイルのデフォルトの場所と領域の要件 NetWorkerパッ
ケージ
Location Solaris x86の容
量 Solaris x64の容
量
Solaris AMD 64 の容量
クライアント
(LGTOclnt) /opt/nsr /usr/openwin /usr/bin /usr/sbin /usr/lib/nsr
11 MB 8 KB 30 MB 74 MB 12 MB
11 MB 8 KB 66 MB 143 MB 87 MB
11 MB 8 KB 50 MB 122 MB 79 MB ストレージ ノード
(LGTOnode) /usr/sbin /usr/lib/nsr
n/a 135 MB
21 MB
102 MB 15 MB マニュアル ページ
(LGTOman)
/share/man 2.3 MB 2.2 MB 2.2 MB
フランス語言語パッ
ク(LGTOfr) /opt/nsr /usr/lib /usr/sbin /share/man
2.7 MB 32 KB 8 KB 2.3 MB
5.7 MB 32 KB 8 KB 2.3 MB
5.7 MB 32 KB 8 KB 2.3 MB 日本語言語パック
(LGTOja) /opt/nsr /usr/lib /usr/sbin
3.2 MB 40 KB 8 KB
6.8 MB 40 KB 8 KB
6.8 MB 40 KB 8 KB
表 34 Solarisのファイルのデフォルトの場所と領域の要件 (続き)
NetWorkerパッ ケージ
Location Solaris x86の容
量 Solaris x64の容
量
Solaris AMD 64 の容量
/share/man 2.2 MB 2.2 MB 2.2 MB 韓国語言語パック
(LGTOko) /opt/nsr /usr/lib /usr/sbin /share/man
2.8 MB 32 KB 8 KB 2.1 MB
6.0 MB 32 KB 8 KB 2.1 MB
6.0 MB 32 KB 8 KB 2.1 MB 簡体字中国語言
語パック
(LGTOzh)
/opt/nsr /usr/lib /usr/sbin /share/man
2.1 MB 24 KB 8 KB 1.9 MB
5.7 MB 24 KB 8 KB 1.9 MB
5.7 MB 24 KB 8 KB 1.9 MB クライアント ファイル
インデックス、メディ ア データベース、リ ソース データベース
/nsr ファイルによって異な る
ファイルによって異な る
ファイルによって異な る
/nsrディレクトリのロケーションを変更するために、新しいディレクトリから/nsrディレクトリにシンボ リック リンク作成するには、次の手順を実行します。
手順
1. 次のコマンドを入力して、十分な領域があるディスクに別のディレクトリを作成します。
mkdir new_directory
2. 次のコマンドを入力して、このディレクトリを/nsrディレクトリにリンクします。
ln -s new_directory /nsr
3. rootおよびユーザー アカウントのPATH変数に/usr/sbinディレクトリが含まれているこ
とを確認します。
4. デフォルトの場所に、NetWorkerファイルをインストールするための十分なディスク領域があ ることを確認します。
NetWorker クライアントおよびストレージ ノード パッケージのインスト ール
このセクションでは、NetWorkerクライアントとストレージ ノードのソフトウェアパッケージ、さらにオプシ ョン パッケージ(マニュアル ページ、拡張クライアント、言語パックなど)をインストールする方法につ いて説明します。
手順
1. rootとしてターゲット ホストにログインします。
2. NetWorkerソフトウェア パッケージをオンライン サポート用WebサイトWebサイトから一
時的な場所にダウンロードします。
NetWorkerクライアントおよびストレージ ノード パッケージのインストール 177
圧縮したNetWorkerソフトウェア パッケージおよび解凍したファイルを格納するために十分 なディスク領域がホストにあることを確認します。
次の表では、圧縮ファイルと解凍済みファイルのサイズ、および各オペレーティング システムに インストールするパッケージの名前に関する情報を提供します。
表 35 圧縮ファイルと解凍済みファイルのサイズ オペレーティング システ
ム パッケージ名 圧縮ファイルのサイズ 解凍済みファイルのサ イズ
Solaris x86 nw92_solaris_x86 .tar.gz
71 MB 244 MB
Solaris 64ビット SPARC
nw92_solaris_64.
tar.gz
219 MB 621 GB
Solaris x64/AMD64 nw92_solaris_amd 64.tar.gz
150 MB 523 MB
3. ソフトウェア パッケージを格納する一時的な場所に移動してから、tarコマンドを入力してフ ァイルの解凍と展開を行います。
例:
tar -xzf file_name.tar.gz
4. 次のコマンドを入力して、rpc.org設定ファイルのバックアップ コピーを作成します。
cp /etc/rpc /etc/rpc.org
5. 次のコマンドを入力して、利用可能なインストール パッケージのリストを表示します。
pkgadd -d path_to_install_files The following packages are available:
1 LGTOclnt NetWorker Client (sparc) 9.2.0.0.Build.xxx 2 LGTOfr NetWorker French Language Pack (sparc)
9.2.0.0.xxx
3 LGTOja NetWorker Japanese Language Pack (sparc) 9.2.0.0.xxx
4 LGTOko NetWorker Korean Language Pack (sparc) 9.2.0.0.xxx
5 LGTOlicm NetWorker License Manager(sparc) 9.2.0.0.xxx 6 LGTOman NetWorker Man Pages (sparc) 9.2.0.0.xxx
7 LGTOnode NetWorker Storage Node (sparc) 9.2.0.0.xxx 8 LGTOxtdclnt NetWorker Extended Client (sparc)
9.2.0.0.xxx
9 LGTOzh NetWorker Chinese Language Pack (sparc) 9.2.0.0.xxx
6. インストール タイプに必要なパッケージ番号を指定します。
抩䩴
NetWorkerサーバとストレージ ノードソフトウェアをインストールする場合、パッケージの順序
が重要です。
例:
l NetWorkerクライアントインストールには、次のように入力します。1
l NetWorkerストレージ ノードインストールには、次のように入力します。1,7
[パッケージを選択]プロンプトで、言語パック、マニュアル ページ、拡張クライアントを含むオ プションのパッケージを指定できます。必要なパッケージの番号の後にオプション パッケージの 番号を入力します。
例:
NetWorkerストレージ ノードのインストール中にマニュアル ページおよび拡張クライアントを
インストールするには、次のように入力します。1, 7, 6, 8
7. データ ディレクトリの変更を求められたら、次のオプションのいずれかを選択します。
l デフォルト ディレクトリを受け入れます。
l ディレクトリを指定します。
8. インストールの一環として、ホストにアクセスできるNetWorkerサーバの指定を求めるプロン プトが表示されます。リストを更新するには、次の手順を実行します。
a.「y」と入力します。
b. NetWorkerホストへのアクセスを必要とする各NetWorkerサーバの短い名前および
完全修飾ドメイン名を各行に指定します。このファイルの最初のエントリーが、デフォルト NetWorkerサーバになります。
すべてのNetWorkerサーバを指定したら、[Enter]キーを押し、処理を完了します
(この時、NetWorkerサーバ名は指定しません)。
例:
Enter a NetWorker server hostname [no more]: mynwserver Enter a NetWorker server hostname [no more]:
mynwserver.corp.com
Enter a NetWorker server hostname [no more]:
抩䩴
サーバが指定されていない場合、任意のNetWorkerサーバでホストに対するバックアッ プまたはダイレクト リカバリを実行できます。
9. クライアント パッケージのインストールが完了すると、インストール処理の一環として追加のパ ッケージが自動的にインストールされます。
㽷
ストレージ ノードインストールでは、クライアント パッケージのインストールが完了した後、
NetWorkerデーモンを開始しないでください。LGTOnodeパッケージのインストール中に、イ
ンストール処理で、プロンプトが表示されると、デーモンが開始します。
10. NetWorkerデーモンが正常に開始されたことを確認するには、ps -ef | grep nsrと
入力します。
ホストの VMware テンプレートの導入
ホストでNetWorkerデーモンが開始されるときに、NetWorkerはNSRLAデータベースにリソース
を作成します。NetWorkerの操作では、データベースにデータゾーン内の各ホストの固有情報が
ホストのVMwareテンプレートの導入 179
含まれていることが必要です。NetWorkerホストのVMwareテンプレートを作成する前に、以下 のステップを実行して、VMテンプレートの作成に使用するホスト上のNSRLAデータベースを削除 します。
手順
1. NetWorkerプロセスを停止するには、プロンプトから次のコマンドを入力します。
/etc/init.d/networker stop
2. NetWorkerプロセスが実行されていないことを確認するため、プロンプトから次のコマンドを
入力します。
ps -ef | grep /usr/sbin/nsr
3. /nsr/res/nsrladbディレクトリを削除します。
4. VMwareテンプレートを作成します。
結果
VMwareテンプレートを導入して仮想マシンを起動した後、NetWorkerは固有の値を仮想マシン
のNSRLAリソースに生成します。
NetWorkerSolaris のアンインストール
NetWorkerソフトウェアをアンインストールするには、以下の手順を完了します。
さまざまなNetWorkerソフトウェア パッケージに関連づけられたパッケージ名のリストは、次の表に 記載されています。
表 36 SolarisのNetWorkerパッケージ
コンポーネント パッケージ名
NetWorker License Manager LGTOlicm
クライアント LGTOclnt
マニュアル ページ LGTOman
フランス語サポート LGTOfr
日本語サポート LGTOja
韓国語 LGTOko
簡体字中国語サポート LGTOzh
抩䩴
疎ルート ゾーンでNetWorkerソフトウェア パッケージを削除する場合、まずそのパッケージをすべて の疎ルート ゾーンから削除し、次にそのパッケージをグローバル ゾーンから削除します。
手順
1. rootとしてターゲット ホストにログインします。
2. プロンプトで次のコマンドを入力して、バックアップ/リカバリが実行されていないときに
NetWorkerデーモンをシャット ダウンします。
nsr_shutdown