型番 750-512...514, 517
技術説明
リレーコイル用の電源は電源ジャンパー接点を通さずに、電子回路部から直接供給されます。一方、リレー の各出力接点は常にフィールド側に置かれます。
注意
バージョン1:ノンフローティング(モジュール750-512)
動作電圧用としては、連結接続した電源端子を通して電源が供給されます。モジュールをDIN レール上に嵌め込むと、各モジュール間の電源接続が自動的に行われます。これらの接点の中 から1つの端子部分を電源に直接結線しなければなりません。
バージョン2:分離出力(モジュール750-513、750-514)
これらのI/Oモジュールには電源ジャンパー接点が用意されていません。このモジュールに 電源結線を行う際には、別途電源を用意してください。
バス動作の標準的なビット数値割当ては、バスカプラに近い方から始まって左から右への順 番指定となっています。構成したステーション内部に取付ける各I/Oモジュールの位置はユ ーザが任意に選択できます。WAGO-I/O-SYSTEM のすべてのバスカプラに対し、この出力 モジュールを接続することが可能です。
ステータス ステータス ステータス ステータス
技術データ
型番 750- 512 513
接点のタイプ 2個のメーク接点
消費電流(内部) 100mA(最大値)
スイッチング電圧 30V DC;250V AC
スイッチング電力 60W*;500VA
cos
ρ
max=0, 4, L/Rmax=7msスイッチング電流 2A AC/DC*
絶縁耐圧 4kVシステム/電源
内部ビット幅 2
動作温度範囲 0°C〜+55°C
電線接続 ケージクランプ;0.08〜2.5mm2
電線むき長さ 8-9mm
外形寸法(mm) W×H×L 12×64*×100(*キャリアレールの上端から測定)
型番 750- 514 517
接点のタイプ 2個の切替え接点
消費電流(内部) 70mA(最大値) 105mA(最大値)
スイッチング電圧 30V DC;125V AC 250V AC;300VDC スイッチング電源 30W;62.5VA 400VA スイッチング電流 0.5A AC/1A DC 1A AC
絶縁耐圧 1.5kV/電源 4kVシステム/電源
内部ビット幅 2
動作温度範囲 0°C〜+55°C
電線接続 ケージクランプ;0.08〜2.5mm2
電線むき長さ 8-9mm
外形寸法(mm) W×H×L 12×64*×100(*キャリアレールの上端から測定)
注意
実際の運用では本リレーモジュールで大きな逆起電力を発生する可能性のある誘導性負荷を 直接駆動したり、規定された寿命近くまで開閉を繰り返すことは避けるようにしてください。
誘導性負荷を接続する場合の注意については、後述の「リレーモジュール用接点保護回路」
の項を参照ください。
モジュール750-512と750-513に使用されているリレー:
スイッチング容量
0,1 1 10
10 100 1000
スイッチング電圧/[V]
スイッチング電流/[A] AC抵抗性
DC抵抗性
AC誘導性、cosϕ=0.4
DC誘導性、
L/R=7ms
平均電気的寿命
1,E+04 1,E+05 1,E+06
0,1 1 10
スイッチング電流/[A]
スイッチ数
30V DC抵抗性 120V AC抵抗性 250V AC抵抗性 30V DC誘導性 L/R=0.7ms 120V AC誘導性 cosϕ=0.4
250V AC誘導性、
cosϕ=0.4
リレーモジュール用接点保護回路
リレーモジュールに誘導性負荷(コンタクタ、ソレノイドバルブなど)をつないでスイッチング動作をさせ る場合、回路をOFFにしたとき接点間に数千Vに至る逆起電圧が発生する可能性があります。実際には、
この逆起電圧が EMC 基準に定められた許容値を超えることが非常に多くあります。従って、これを抑える 為には外部に逆起電圧抑制回路を設けなければなりません。更に、負荷の電流が比較的少ない場合(1A以下)
でも、逆起電圧がアーク放電を起こし、接点を破壊することがあります。その場合リレーの寿命や安全性に 重大な影響を与えることになります。
以下の保護回路は誘導性負荷を使用するユーザが負荷側に並列に、直接接続すべきものですが、実際のシス テムで必ず確認試験をしておく必要があります。
負荷保護回路 OFF時追加遅延 時間
誘導電圧制限 の指定
AC電圧適用 利点/欠点
長い あり(UD) なし 利点
―使用が簡単
―低コスト、高信頼性 ー寸法問わず
―低誘導電圧 欠点
―負荷抵抗分で抑制
―OFF時の遅れが長い 中位から短い あり(UZD) なし 利点
―寸法問わず 欠点
UZD(ツェナー電圧)以上でのみ抑制
中位から短い あり(UZD) あり 利点
―低コスト
―寸法問わず
―正負両方向ピーク電圧の制限
―AC電圧に適用可 欠点
―UZD以上でのみ抑制
中位から短い あり(UVDR) あり 利点
―高電圧を吸収
―寸法問わず
―AC電圧に適用可 欠点
―UVDR(バリスタ電圧)以上でのみ抑制
中位から短い なし あり 利点
―電力保存により高周波抑制
―AC電圧に適用可
―電圧レベルに関係なく抑制 欠点
―正確な寸法が必要
―進入電流が大きい