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シリアルインタフェースモジュール RS232C インタフェース

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8   アナログ入力モジュール

11.4 シリアルインタフェースモジュール RS232C インタフェース

型番  750-650 ( 9600bps 、パリティ無、 8 ビット、ストップビット 1 )    750-650/003-000 (通信条件可変タイプ)

RS485 インタフェース

型番  750-653 ( 9600bps 、パリティ無、 8 ビット、ストップビット 1 )    750-653/003-000 (通信条件可変タイプ)

技術説明

RS232Cインタフェース標準モジュール750-650およびRS485インタフェース標準モジュール750-653は

機能設定が固定であり、出荷時に通信速度9600 ボー、パリティビット無、データ長8 ビット、ストップビ ット1に設定されています。これ以外の各通信パラメータの組合せは、注文時に型番に対し枝番を指定する

(W4-Vol3カタログ参照)ことによって入手することができます。

一方、工場出荷後各パラメータを設定できる通信条件可変タイプとしてRS232C用には750-650/003-000、

RS485用には750-653/003-000があります。これらの可変タイプも工場出荷時には通信速度9600ボー、パ

リティビット無、データ長8ビット、ストップビット1に設定されています。この通信条件を変更・設定す るためにはWAGO-I/O-CHECK 2設定ツールを用います。

技術データ

シリーズ750- 650

650/003-000

653 653/003-000

伝送チャンネル 全二重(フロー制御) 全二重、半二重

伝送速度 120019200ボー

ビットスキュー <3%

ビット伝送 ISO 8482/DIN 66259 T4に適合

負荷抵抗

消費電流(内部) 最大55mA 最大65mA

伝送ケーブル長 最大長が15mRS232ケーブ

最大長が500m ツイストペア線

入力バッファ 128バイト

出力バッファ 16バイト

電源電圧 内部システム電源経由で供給

絶縁耐圧 500Vシステム/電源

内部ビット幅 1×最大40ビット、1×8ビットの制御/ステータス

動作温度範囲 0°C〜+55°C

電線接続 ケージクランプ;0.08〜2.5mm2

電線むき長さ 8-9mm

外形寸法(mm) W×H×L 12×64*×100(*キャリアーレールの上端から測定)

750-650 750-653

9600ボー、パリティ無、データ長8ビット ストップビット1

出荷時にプリセットされている 通信条件

750-650/003-000 750-653/003-000

通信条件可変

WAGO-I/O-CHECK 2により設定

RS232 の説明

このRS232インタフェースモジュールは、すべてのワゴI/Oフィールドバスカプラと共に使用することがで

きます。本インタフェースモジュールを用いると、RS232 インタフェースを持った機器は WAGO-I/O-SYSTEMに直接接続することが可能です。このインタフェースモジュールは、フィールドバス通信内でRS232 機器からのデータをフィールドバスに渡すゲートウェイ機能を提供します。すなわち、プリンタ、バーコー ドリーダー、そしてローカルオペレータインタフェースの通信リンクなどのシリアル装置は、フィールドバ スカプラ/コントローラを介してPLCまたはPCマスタと直接通信をすることができます。

通信動作は上位フィールドバスに対して独立して行われます。このインタフェースモジュールは上位レベル の通信プロトコルを持っていませんので、プロトコルの構築はマスタPLCあるいはPC側で行うことになり ます。データ伝送を保証するために、128バイトの受信バッファと16バイトの送信バッファが用意されてい ます。

データ通信はRTSとCTSを使用してハンドシェイクを行い、フロー制御にて行うことが可能ですが、この 機能を使わないとき(相手方の装置にハンドシェイク機能が無いとき)はRTSとCTSは短絡しておきます。

装置によってはハンドシェイク機能を持たないもので、RTS と CTS の結線を必要とするものもありますの で注意が必要です。

標準のデータ伝送は9,600ボーレートの速度で行われます。1スタートビット、8データビットおよび1スト ップビットが送信されます。パリティビットは用意されていません。

オプション仕様では最大19,200ボーまでの全二重通信が可能となります。

モジュール上部には動作状態を示す表示用LED(動作中、TxD、RxD)が用意されており、動作が正常に行 われているかどうかを確認することができます。

例:PCとRS232Cモジュールの接続

PC側のシリアルポート(DOS-V 9ピン)と750-650を接続する場合のピンアサインは以下のようになりま す。

PC側 750-650側

       TxD  RxD

RxD(入力) 2        ○ ○

TxD(出力) 3 RTS CTS ○ ○

SG(グランド) 5

GND RTS(送信要求) 7 ○ ○

CTS(送信可) 8

○ ○ PC側の設定:

転送速度 :9600ビット/秒 データビット :8ビット

パリティ :なし ストップビット :1 フロー制御 :なし

RS485 の説明

このRS485インタフェースモジュールは、すべてのワゴI/Oフィールドバスカプラと共に使用することがで

きます。本インタフェースモジュールを用いると、RS485 インタフェースを持った機器は WAGO-I/O-SYSTEMに直接接続することが可能です。このインタフェースモジュールは、フィールドバス通信内でRS485 機器からのデータをフィールドバスに渡すゲートウェイ機能を提供します。すなわち、RS485インタフェー スを持ったシリアル装置は、フィールドバスカプラ/コントローラを介してPLCまたはPCマスタと直接通 信をすることができます。

通信動作は上位フィールドバスに対して独立して行われます。このインタフェースモジュールは上位レベル の通信プロトコルを持っていませんので、プロトコルの構築はマスタPLCあるいはPC側で行うことになり ます。データ伝送を保証するために、128バイトの受信バッファと16バイトの送信バッファが用意されてい ます。

RS485においてはRS232Cのようにハードウェアによるフロー制御機能がありませんので、マルチドロップ

接続で複数の機器と通信する場合には、各々の機器との通信手順をシーケンサあるいは WAGO-IO-PRO 側 でプログラムする必要があります。

標準のデータ伝送は9,600ボーレートの速度で行われます。1スタートビット、8データビットおよび1スト ップビットが送信されます。パリティビットは用意されていません。

モジュールの拡張機能としては全二重通信で19,200ボーまでをサポートします。

一方、バス接続で半二重通信を行うときは送信と受信を同時に実行することはできません。

RS485通信機器との接続は、TxD、/TxD、RxD、/RxDおよびグランドの各端子を用いて行われます。ケーブ

ルのシールド線はシールド端子に接続することにより、直接DINレールにつながります。

モジュール上部には動作状態を示す表示用LED(動作中、TxD、RxD)が用意されており、動作が正常に行 われているかどうかを確認することができます。

RS485機器との接続は以下に示すようにポイントツーポイント接続およびバス接続の2つの方式があります。

接続ライン上には図のように150Ωの終端抵抗が必要になります。

 ポイントツーポイント接続 バス接続

入力および出力データの構成

このモジュールは、標準で2ワードの入力/出力領域を持っており、複合の入力/出力モジュールと同様な バスモジュールと考えられます。送受信データの転送は、標準で3バイトまでの出力と3バイトまでの入力 の各バイトデータを使用して行われます。入力/出力領域はオプションで3ワードまで拡張が可能です(入 力/出力データは各5バイトまで拡張可能)。フローティングデータの制御には、1つの制御バイトと1つ のステータスバイトをそれぞれ使用します。通信上のフロー制御は、制御バイト内のBit1またはBit0をト グルビットとして用いることにより行われます。

モジュール内のプロセスイメージは以下のとおりです。

出力部:

上位バイト 下位バイト ワード0 出力バイト0D0 制御バイト(C ワード1 出力バイト2(D2) 出力バイト1(D1)

ワード3(オプション) 出力バイト4(D4) 出力バイト3(D3)

入力部:

上位バイト 下位バイト

ワード0 入力バイト0(D0) ステータスバイト(S)

ワード1 入力バイト2(D2) 入力バイト1(D1)

ワード3(オプション) 入力バイト4(D4) 入力バイト3(D3)

標準では受信したデータのうち1回の取り込みで、入力データとして3バイト分が入力バイト0〜2に入りま す。一方、出力バイト0〜2の中には送信されるデータが格納されます。

出力データ中の制御バイトは下記の各ビットで構成されます。

制御バイト(C)

Bit 7 Bit 6 Bit 5 Bit 4 Bit 3 Bit 2 Bit 1 Bit 0

0 OL2 OL1 OL0 0 IR RA TR

常に0 送受信するバイト数を標準では OL1、OL0の組合せ(0〜3)で、

拡張版ではOL2、OL1、OL0の組 合せ(0〜5)で設定する。

常に0 シーケンス の初期化

受信要求お よび受信デ ータの取り 込みのトグ ルビット

データ送信 するための トグルビッ

入力データ中のステータスバイトは下記の各ビットで構成されます。

ステータスバイト(S)

Bit 7 Bit 6 Bit 5 Bit 4 Bit 3 Bit 2 Bit 1 Bit 0

0 IL2 IL1 IL0 BUF_F IA RR TA

常に0 あること が必要

データを送受信したときに制御 バイトに設定したOL2OL0 ビット値に対応して応答メッセ ージ中でIL2〜IL0の各ビットが セットされる。

受信バッファ の容量が満杯 のとき1

初期化コマン ドで初期化さ れた直後にこ のビットが立

データの受信 要求、データ 読み込みのた めの確認ビッ

デ ー タ 送 信 ト グ ル ビ ッ トの確認

制御バイトとステータスバイトを使用して、以下のようにデータの送受信を制御することができます。

モジュールの初期化:

モジュールの初期化を行うには、制御バイトの IR(Bit2)を"1"にセットします。この設定を行うと、デー タの送受信機能は停止します。送受信データはすべて消去されます。送信バッファの値は初期化後もレジス タにそのまま残ります。

1ワード目 2ワード目

2進数 0000 0000 0000 0100 0000 0000 0000 0000

16進数 00(D0) 04(C) 00(D2) 00(D1)

3ワード目(オプション)

2進数 0000 0000 0000 0000

16進数 00(D4) 00(D3)

データの送信:

送信データの数量はOL0〜OL2で表されたバイト数によって示されます。標準では3バイトづつ送信され、

オプションで5バイトまで設定が可能です。制御バイト中のTR(Bit0)の現在値は送信毎に変える必要があ ります(1と0を交互にセット)。TRに新しいビット値が書き込まれた後ステータスバイトを読み、TAに 同じ値がセットされたことを確認します。この後、送信バッファへのデータ転送が実行されます。TRが前回 と変化していない場合は、書き込まれたデータが新しいデータとして認識されませんので送信バッファへの データ転送は行われません。

以下の送受信の例はPLC側で割当てられるワード内のデータの様子です。

データ送信方法(標準の場合):

1)最初に、モジュールを初期化するためにデータを"0"にして制御バイトの IR(Bit2)を"1"にセットしま す。この設定を行うと、データの送受信は停止します。受信バッファのデータはすべてクリアされます。

1ワード目 2ワード目

2進数 0000 0000 0000 0100 0000 0000 0000 0000

16進数 00 04 00 00

2)次に制御バイトのTRを"1"にして3バイト分のデータを送ります。

2進数 XXXX XXXX 0011 0001 XXXX XXXX XXXX XXXX

16進数 ☐☐(D0) 31 ☐☐(D2) ☐☐(D1)

−データはモジュールから、D0、D1、D2の順で出力されます。

−この後ステータスバイトを読むとTA=1になっています。

3)次の3バイトを送るには制御バイトのTRを"0"にして書き込みます。

2進数 XXXX XXXX 0011 0000 XXXX XXXX XXXX XXXX

16進数 △△(D0) 30 △△(D2) △△(D1)

−データはモジュールから、D0、D1、D2の順で出力されます。

−この後ステータスバイトを読むとTA=0になっています。

4)以降これを繰り返します。

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