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次号へつづく
ヒヤリ・ハット事例集
※前号(No.65)45P 〜 46Pの続き
労働相談Q&A
−労働契約−(平成20年2月)
(福岡県HPより http://www.pref.fukuoka.lg.jp/
トップページ>しごと・産業・まちづくり>労働者保護>)
Q 今春、学校を卒業して就職しますが、労働契約とは何でしょうか?
A 労働契約とは、労働者が使用者に対して労働力を提供し、使用者がその対価として賃金を支 払うことを約束する契約のことをいいます。「労働契約の細かな内容はよく知らない」といった相 談も受けますので十分確認する必要があります。
「正社員」「パートタイム労働者」「アルバイト」「派遣労働者」「契約社員」など、どのような雇用 形態であっても、「労働契約を結ぶ」ことには変わりません。
労働者が使用者と労働契約を結ぶと、労働者は、労働契約の趣旨と内容に従い、労務を提 供する義務を負い、使用者には賃金支払い義務、安全配慮義務が生じます。
なお、労働基準法では、パートタイム労働者も含めて、労働者を雇い入れる際には、「労働条 件」を明示することが事業主に義務づけられています。特に、「賃金」「契約期間」「仕事をする場 所と仕事の内容」「始業時・終業の時刻や所定時間外労働の有無、休日・休暇」などについては 文書で明示することが義務づけられています。また、改正パートタイム労働法(平成20年4月1 日施行)では、これらに加えて「昇給の有無」「退職手当の有無」「賞与の有無」を文書等で明示す ることが義務化されます。
また、昨年12月5日に労働契約の基本的なルールを定めた新しい法律である「労働契約法」
が公布されました。同法では、就業形態の多様化や個別労働関係紛争の増加などに対応するた め、労働契約の基本原則を明らかにしたもので、具体的には、(1)労働契約は労使が対等の立 場における合意に基づいて締結し、又は変更すべきものとすること、(2)労働契約の内容はで きる限り書面により確認するものとすること、(3)合理的な労働条件が定められている就業規則 がある場合には、その労働条件が労働契約の内容となるものとすること、(4)労働契約の不利 益変更は労働者の合意がなくてはできないが、就業規則の変更が合理的な場合は、労働契約 の内容である労働条件は、変更後の就業規則に定めるところによるものとすること、(5)解雇権 の濫用は無効とすること、などが定められています。