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ソフトウェア RAID(ミラー)構成のバックアップ・リストア

ドキュメント内 運用ガイド -運用・保守編- (ページ 79-86)

3. バックアップ・リストア

3.4. ソフトウェア RAID(ミラー)構成のバックアップ・リストア

ソフトウェア RAID(ミラー)構成のサーバの場合、ミラーを構成する二つのディスクの内容をともにバックアップ、リストアする必 要があります。

しかし、バックアップエリアのディスク容量圧迫やバックアップ,リストア時間増大などの課題があります。

以下では、ミラーを構成する一方のディスク(マスタ)のみをバックアップ、リストアし、リストア後にミラーを再構成する手順を示 します。

(1) バックアップは、ミラーのマスタ(ディスク 0)のみをバックアップします。

(2) リストアも同様に、ミラーのマスタ(ディスク 0)のみをリストアします。

(3) リストア後、ミラー再構成用のシナリオを実行します。

図 3-1 に示すミラー構成のディスクをバックアップ、リストアする手順を以下に示します。

本構成では、C:ドライブおよび D:ドライブをミラー構成としています。

マスタディスク(ディスク 0)の空き領域にもボリュームを作成しておく必要があります。(図 3-1 のボリューム(E:))

図 3-1 ソフトウェア RAID(ミラー)構成

3.4.1. バックアップ用シナリオファイルの作成

ミラーのマスタボリューム(ディスク 0)のみをバックアップするため、「バックアップ/リストア対象」の「ディスク番号」で“1”を指定 します。「パーティション指定」は、“指定しない(ディスク全体)”を選択します。

バックアップ設定のバックアップデータの世代管理機能とベリファイツールの説明は、「WebSAM DeploymentManager Ver4.3 for SSC ユーザーズガイド 基本操作編」の「5. バックアップ/リストア」を参照してください。

3.4.2. リストア用シナリオファイルの作成

ミラーのマスタボリューム(ディスク 0)のみをリストアするため、バックアップシナリオと同様に、「バックアップ/リストア対象」の

「ディスク番号」で“1”を指定します。

「パーティション指定」は、“指定しない(ディスク全体)”を選択します。

図 3-3 リストア用シナリオ

3.4.3. ミラー再構成用スクリプト

ミラー再構成用シナリオで使用するスクリプトを作成します。

以下は、前述の「図 3-1 ソフトウェア RAID(ミラー)構成」のミラーを再構成するためのスクリプトの例です。

以下のスクリプトファイルおよびコマンドを準備し、特定のフォルダに格納します。

• Mirror.bat

Mirror.bat は、ミラー再構成シナリオにより実行されるバッチファイルです。

本バッチファイルで下記の Script.txt に記述した内容に従って DISKPART コマンドを実行し、ミラーの再構成を行います。

• Script.txt

Script.txt は、DISKPART コマンドで実行する内容を記述したファイルです。

ディスクの指定(select disk=n)、ボリュームの指定(select volume=x:)やディスクのミラーリングの指示(add disk=n)を記述し ます。

記述内容の詳細については、DISKPART コマンドのヘルプを参照してください。

• DISKPART.EXE

Windows Server 2003 の場合、DISKPART コマンドは、OS の標準コマンドとして格納されています。

Windows 2000 Server の場合、「Windows 2000 Server リソースキット」に添付されている DISKPART.EXE を別途用意して いただく必要があります。

rem %~dp0 はバッチファイル存在ディレクトリ echo %~dp0>>c:\mirror.txt

%~dp0diskpart /s %~dp0script.txt >>c:\mirror.txt

select disk=m0 delete disk override select disk=1 convert basic noerr convert dynamic select volume=c:

add disk=1 select volume=d:

add disk=1

3.4.4. ミラー再構成用配布イメージの作成

ミラー再構成用スクリプトを DPM のシナリオで使用するイメージファイルとして登録します。

イメージファイルの登録は、DPM のイメージビルダーを使用します。

詳細については「WebSAM DeploymentManager Ver4.3 for SSC ユーザーズガイド 基本操作編」の「3 サービスパック /HotFix/Linux パッチファイルの適用、アプリケーションのインストール」を参照してください。

下記の例では、デスクトップに“ミラーディスク設定用バッチ”フォルダを作成し、スクリプトファイル、コマンドを格納しています。

• 「基本」タブ

図 3-4 Windows パッケージ作成 - 「基本」タブ

「パッケージ ID」には任意の名前を入力します。

「タイプ」は”アプリケーション”を選択します。

「緊急度」は”一般”もしくは”低”を選択します。

「最高」、「高」は指定しないでください。

これらを指定した場合は、ターゲットが起動したタイミングで実行される自動更新で自動的にイン ストールが実行されます。

• 「実行設定」タブ

図 3-5 Windows パッケージ作成 - 「実行設定」タブ

「コピーするフォルダ」の「フォルダ名」に前述のスクリプトを格納したフォルダを入力し、「追加」をクリックします。

「インストール」の「実行ファイル」に前述の Mirror.bat を入力します。

• 「対応言語と OS」タブ

「対応言語と OS」タブを選択し、OS に”All OS”、言語に”All Language”を選択し、[追加]ボタンを押します。

図 3-6 Windows パッケージ作成 - 「対応 OS と言語」タブ

3.4.5. ミラー再構成用シナリオファイルの作成

アプリケーション名として、「3.4.4 ミラー再構成用配布イメージの作成」で作成したアプリケーション名を選択します。

図 3-7 ミラー再構成用シナリオ

3.4.6. SystemProvisioning へのシナリオの追加

作成したバックアップ用シナリオ、リストア用シナリオ、ミラー再構成用シナリオを SystemProvisioning に登録し、ソフトウェア RAID(ミラー)を使用する各サーバグループに対して配布ソフトウェアとして追加してください。

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