ATEクラス: テスト
適用上の注釈
408 このコンポーネントでは、開発者は、テスト証拠資料内のテストが機能仕様内のすべての TSFI と対応していることを確認する。これは、対応のステートメント(多分表を使うこと)に よって達成できるが、開発者はテストカバレージの分析も提供する。
開発者アクションエレメント:
ATE_COV.2.1D 開発者は、テストカバレージの分析を提供しなければならない。
内容・提示エレメント:
ATE_COV.2.1C テストカバレージの分析は、テスト証拠資料におけるテストと機能仕様における TSFI との
間の対応を実証しなければならない。
ATE_COV.2.2C テストカバレージの分析は、機能仕様におけるすべてのTSFI がテストされていることを実
証しなければならない。
評価者アクションエレメント:
ATE_COV.2.1E 評価者は、提供された情報が、証拠の内容・提示に対するすべての要件を満たしている
ことを確認しなければならない。
ATE_COV.3 カバレージの厳格な分析
依存性: ADV_FSP.2 セキュリティ実施機能仕様
ATE_FUN.1 機能テスト
目的
409 このコンポーネントの目的は、機能仕様内のすべてのインタフェースについて開発者が徹 底的なテストを実行したことを確認することである。
410 このコンポーネントの目的は、すべての TSFI のすべてのパラメタがテストされていることを 確認することである。
適用上の注釈
411 このコンポーネントでは、開発者に対し、テスト証拠資料内のテストが機能仕様内のすべ ての TSFI とどのように対応するかを示すことが要求される。これは、対応のステートメント (多分表を使うこと)によって達成できるが、さらに開発者には、すべての TSFI のすべての パラメタに対してテストが実行されることを実証することが要求される。この追加の要件に は、境界テスト(つまり、指定された限界を超えたときに誤りが生成されることの検証)、及び 否定テスト(例えば、利用者Aにアクセス権が与えられるときに、利用者Aがアクセスでき るようになったことだけでなく、利用者 B が突然アクセスできなくなったことを検証する)が 含まれる。この種のテストは厳密には徹底的ではない。なぜなら、パラメタのすべての可能 な値がチェックされるようにはなっていないからである。
開発者アクションエレメント:
内容・提示エレメント:
ATE_COV.3.1C テストカバレージの分析は、テスト証拠資料におけるテストと機能仕様における TSFI との
間の対応を実証しなければならない。
ATE_COV.3.2C テストカバレージの分析は、機能仕様におけるすべてのTSFIが完全にテストされているこ
とを実証しなければならない。
評価者アクションエレメント:
ATE_COV.3.1E 評価者は、提供された情報が、証拠の内容・提示に対するすべての要件を満たしている
ことを確認しなければならない。
ATEクラス: テスト