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ALCクラス: ライフサイクルサポート

316 このファミリのエレメントのいくつかは、構成要素を参照する。これらのエレメントは、構成リ ストで識別されるすべての要素に課せられた CM 要件を識別するが、リストの内容は開発 者の裁量に任せている。CM範囲(ALC_CMS)は、構成リストに含まれCMによってカバー されなければならない特定の要素を識別することでこの裁量を制限するために使用される ことができる。

317 ALC_CMC.2.3Cは、CMシステムが、すべての構成要素を一意に識別することへの要件で

ある。この要件は、構成要素への修正に対し、構成要素に新たな一意の識別情報を割り 当てることを含む。

318 ALC_CMC.3.8Cは、CMシステムがCM計画に従って機能していることを実証する証拠へ

の要件である。このような証拠の例は、CM システムが出力する画面のスナップショットや 監査証跡のような証拠資料、または開発者によるCMシステムの詳細な実証である。評価 者は、CMシステムがCM計画に従って機能していることを示すのにこの証拠が十分であ るかを決定する責任がある。

319 ALC_CMC.4.5C は、TOEの生成をサポートするための自動化された手段をCM システム

が提供することへの要件である。これは、正しい構成要素が TOE の生成に使用されてい るかを決定することを助けるための自動化された手段を CM システムが提供することを要 求する。

320 ALC_CMC.5.10Cは、TOEとその前のバージョンとの間の変更を明確にするための自動化

された手段をCMシステムが提供することへの要件である。TOEの以前のバージョンが存 在しない場合でも、TOEとTOE の将来のバージョンとの間の変更を明確にするための自 動化された手段を開発者が提供する必要がある。

ALC_CMC.1 TOEのラベル付け

依存性: ALC_CMS.1 TOEのCM範囲 目的

321 TOE のどの段階のもの(instance)が評価されているかの観点から、曖昧さのないことを保

証するために、一意の参照が要求される。TOE をその参照でラベル付けすることは、TOE の利用者がTOEのどの段階のものを使用しているかを知ることができることを保証する。

開発者アクションエレメント:

ALC_CMC.1.1D 開発者は、TOE及びTOEの参照を提供しなければならない。

内容・提示エレメント:

ALC_CMC.1.1C TOEは、その一意の参照でラベル付けされなければならない。

評価者アクションエレメント:

ALC_CMC.1.1E 評価者は、提供された情報が、証拠の内容・提示に対するすべての要件を満たしている

ことを確認しなければならない。

ALCクラス: ライフサイクルサポート

ALC_CMC.2 CMシステムの使用

依存性: ALC_CMS.1 TOEのCM範囲 目的

322 TOE のどの段階のもの(instance)が評価されているかの観点から、曖昧さのないことを保

証するために、一意の参照が要求される。TOE をその参照でラベル付けすることは、TOE の利用者がTOEのどの段階のものを使用しているかを知ることができることを保証する。

323 構成要素の一意の識別は、TOEの構成をより明快に理解することにつながり、その結果、

TOEのための評価要件の対象になる要素を決定することを助ける。

324 CMシステムの使用は、構成要素が管理された方法で維持されることの保証を高める。

開発者アクションエレメント:

ALC_CMC.2.1D 開発者は、TOE及びTOEの参照を提供しなければならない。

ALC_CMC.2.2D 開発者は、CM証拠資料を提供しなければならない。

ALC_CMC.2.3D 開発者は、CMシステムを使用しなければならない。

内容・提示エレメント:

ALC_CMC.2.1C TOEは、その一意の参照でラベル付けされなければならない。

ALC_CMC.2.2C CM証拠資料は、構成要素を一意に識別する方法を記述しなければならない。

ALC_CMC.2.3C CMシステムは、すべての構成要素を一意に識別しなければならない。

評価者アクションエレメント:

ALC_CMC.2.1E 評価者は、提供された情報が、証拠の内容・提示に対するすべての要件を満たしている

ことを確認しなければならない。

ALC_CMC.3 許可の管理

依存性: ALC_CMS.1 TOEのCM範囲

ALC_DVS.1セキュリティ手段の識別

ALC_LCD.1開発者によるライフサイクルモデルの定義

目的

325 TOE のどの段階のもの(instance)が評価されているかの観点から、曖昧さのないことを保

証するために、一意の参照が要求される。TOE をその参照でラベル付けすることは、TOE の利用者がTOEのどの段階のものを使用しているかを知ることができることを保証する。

326 構成要素の一意の識別は、TOEの構成をより明快に理解することにつながり、その結果、

TOEのための評価要件の対象になる要素を決定することを助ける。

328 許可されていない修正が TOE に対して行われないことを保証する管理(「CM アクセス制 御」)を提供すること、及びCMシステムの適切な機能性と使用を保証することは、TOEの 完全性を維持することを助ける。

開発者アクションエレメント:

ALC_CMC.3.1D 開発者は、TOE及びTOEの参照を提供しなければならない。

ALC_CMC.3.2D 開発者は、CM証拠資料を提供しなければならない。

ALC_CMC.3.3D 開発者は、CMシステムを使用しなければならない。

内容・提示エレメント:

ALC_CMC.3.1C TOEは、その一意の参照でラベル付けされなければならない。

ALC_CMC.3.2C CM証拠資料は、構成要素を一意に識別する方法を記述しなければならない。

ALC_CMC.3.3C CMシステムは、すべての構成要素を一意に識別しなければならない。

ALC_CMC.3.4C CM システムは、許可された変更のみが構成要素に対して行われる手段を提供しなけれ

ばならない。

ALC_CMC.3.5C CM証拠資料は、CM計画を含まなければならない。

ALC_CMC.3.6C CM計画は、TOEの開発に対してCMシステムがどのように使用されるかを記述しなけれ ばならない。

ALC_CMC.3.7C 証拠は、すべての構成要素がCMシステム下で維持されていることを実証しなければなら

ない。

ALC_CMC.3.8C CMシステムが、CM計画に従って機能していることを実証しなければならない。

評価者アクションエレメント:

ALC_CMC.3.1E 評価者は、提供された情報が、証拠の内容・提示に対するすべての要件を満たしている

ことを確認しなければならない。

ALC_CMC.4 製造サポート、受入れ手続き、及び自動化

依存性: ALC_CMS.1 TOEのCM範囲

ALC_DVS.1セキュリティ手段の識別

ALC_LCD.1 開発者によるライフサイクルモデルの定義

目的

329 TOE のどの段階のもの(instance)が評価されているかの観点から、曖昧さのないことを保

証するために、一意の参照が要求される。TOE をその参照でラベル付けすることは、TOE の利用者がTOEのどの段階のものを使用しているかを知ることができることを保証する。

330 構成要素の一意の識別は、TOEの構成をより明快に理解することにつながり、その結果、

TOEのための評価要件の対象になる要素を決定することを助ける。

ALCクラス: ライフサイクルサポート

332 許可されていない修正が TOE に対して行われないことを保証する管理(「CM アクセス制 御」)を提供すること、及びCMシステムの適切な機能性と使用を保証することは、TOEの 完全性を維持することを助ける。

333 受入れ手続きの目的は、TOE の部分が適切な品質であることを保証すること、及び構成 要素のいかなる生成や修正も許可されていることを確認することである。受入れ手続きは、

統合プロセス及びTOEのライフサイクル管理における不可欠な要素である。

334 構成要素が複雑な開発環境では、自動化ツールなしでの変更の管理は困難である。特 に、このような自動化ツールでは、開発中発生する多数の変更をサポートし、これらの変 更が許可されたものであることを保証できることが必要とされる。このコンポーネントの目的 は、構成要素が、自動化された手段で管理されることを保証することである。TOE が複数 の開発者によって開発される場合、つまり統合を行う必要がある場合は、自動化ツールの 使用が適切である。

335 製造サポート手続きは、特に複数の開発者が関与し、統合プロセスの実行が必要な状況 で、管理された構成要素のセットからのTOEの生成が、許可された方法で正しく実行され ることを保証する助けとなる。

開発者アクションエレメント:

ALC_CMC.4.1D 開発者は、TOE及びTOEの参照を提供しなければならない。

ALC_CMC.4.2D 開発者は、CM証拠資料を提供しなければならない。

ALC_CMC.4.3D 開発者は、CMシステムを使用しなければならない。

内容・提示エレメント:

ALC_CMC.4.1C TOEは、その一意の参照でラベル付けされなければならない。

ALC_CMC.4.2C CM証拠資料は、構成要素を一意に識別する方法を記述しなければならない。

ALC_CMC.4.3C CMシステムは、すべての構成要素を一意に識別しなければならない。

ALC_CMC.4.4C CM システムは、許可された変更のみが構成要素に対して行われる自動化された手段を

提供しなければならない。

ALC_CMC.4.5C CMシステムは、自動化された手段によってTOEの製造をサポートしなければならない。

ALC_CMC.4.6C CM証拠資料は、CM計画を含まなければならない。

ALC_CMC.4.7C CM計画は、TOEの開発に対してCMシステムがどのように使用されるかを記述しなけれ ばならない。

ALC_CMC.4.8C CM計画は、改変もしくは新規に生成された構成要素をTOEの一部として受け入れるた

めの手続きを記述しなければならない。

ALC_CMC.4.9C 証拠は、すべての構成要素がCMシステム下で維持されていることを実証しなければなら

ない。