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スプレッドシート・ベースの分析機能ご利用の手引き

ドキュメント内 m_gtstrt_exprss_ibmbook.ps (ページ 65-71)

IBM Cognos Express Xcelerator は、IBM Cognos Analytic Server (ICAS) を使用し て、Microsoft Excel ワークシートをマルチディメンション・データ構造に拡張でき ます。 ICAS では、データが、ビジネス・モデルを表すキューブ、ディメンショ ン、階層、規則などのマルチディメンション・データベース・オブジェクトに編成 されます。これにより、効果的なマルチディメンション・データと、Excel スプレッ ドシートの書式設定機能やユーザー対話機能を組み合わせて使用することが可能と なります。

ビジネス・データを Microsoft Excel スプレッドシートで直接操作することも、独自 のキューブ・ビューアーや Xcelerator Web クライアントを使用して操作することも できます。Xcelerator を使用する場合、スプレッドシートには物理データやビジネス 計算は保存されません。これらはすべて、中央の ICAS に保存されます。

Express のスプレッドシート・ベースの分析ツール - Xcelerator Xcelerator Client

IBM Cognos Express には、マルチディメンション分析を行う 2 つのツールが含ま

れています。

v IBM Cognos ExpressXcelerator では、Web ブラウザーでキューブやスプレッドシ ートを表示できます。

v IBM Cognos ExpressXcelerator クライアントでは、Xcelerator キューブに保存した データを表示および変更できる一方、使い慣れた Microsoft Excel 環境で作業で きます。

IBM Cognos Analytic Server の概要

IBM Cognos Analytic Server (ICAS) では、すべての Xcelerator アプリケーションを 構成するデータベース・オブジェクトが管理されます。主要なオブジェクト・タイ プとして、キューブ、ディメンション、および規則の 3 つがあります。

v キューブ:キューブは、ビジネス・データを管理し、実際のデータ値を含むマル チディメンション・データ構造を表します。

スプレッドシートには、行と列という 2 つのディメンションがあります。

Xcelerator キューブには最大 256 のディメンションを設定でき、それぞれのディ

メンションには“製品”、“顧客”、“シナリオ”などの意味のあるビジネス名を使用で きます。

v ディメンション:ディメンションは、キューブの概要や境界を表します。

Xcelerator ディメンションには、実際のデータ値は保存されませんが、Xcelerator

キューブの形状が定義されます。通常、ディメンションには、メンバーの階層が 含まれています。たとえば、さまざまな製品を束ねる製品グループや、顧客を束 ねる販売地域などが定義されます。

Xcelerator でディメンションを定義すると、任意の数のキューブで再利用できま す。メンバーを追加または削除したり階層を変更したりすることによってディメ ンションを変更した場合、加えた変更は、そのディメンションを使用するすべて のキューブに自動的に適用されます。

v 規則: 規則は、ビジネスをモデル化するためにキューブ・データに高度なビジネ ス・ルールを適用できるカスタム計算です。たとえば、価格設定や割引の計算、

原価配分、キューブ間の計算などを作成できます。

規則は、Microsoft Excel スプレッドシートで数式を使用する場合と似ています が、規則はスプレッドシートの 1 つのセルのみではなくキューブ全体に適用され る点が異なります。Xcelerator キューブには規則オブジェクトを 1 つのみ作成で きますが、この規則には、ビジネス計算を完全に定義するために必要な任意の数 の規則ステートメントを含めることができます。

規則の詳細な説明は、IBM Cognos Express IBM Cognos Analytic Server Rules

Guide に記載されています。

注: ICAS データベースは Cognos Express Multidimensional Database (CXMD) と呼 ばれます。このデータベースは、IBM Cognos Express 製品ファミリー内の他の製品 でも使用されます。たとえば、「IBM Cognos Express Advisor」を選択します。こ のデータベースで作成されるオブジェクトは、プレフィックス CXA_ によって識別 できます。Xcelerator を使用して CXMD 内に手動で作成するすべてのオブジェクト にも、同様のプレフィックス (CXL_ など) を付けて識別可能にする必要がありま す。自身が識別できないオブジェクトは、他の Express ユーザーが必要としている 可能性があるため、変更や削除を行わないでください。

チュートリアル - Xcelerator Xcelerator Client

このチュートリアルのトピックは、Xcelerator の 2 つの一般的なタスクである「キ ューブの作成」と「キューブの表示」を実行する方法について説明します。チュー トリアルでは、Xcelerator に付属のサンプル・データを使用します。Xcelerator には 20 以上の定義済みのディメンションが含まれています。

ディメンションとキューブを含む Xcelerator オブジェクトの作成と保守の詳細につ いては、IBM Cognos Express Xcelerator 開発者用ガイド を参照してください。

チュートリアル - Xcelerator クライアントでのキューブの作成

Xcelerator キューブには、少なくとも 2 つのディメンションが含まれている必要が

あり、256 ディメンションまで含むことができます。この例では、あなたの会社が 1 年のすべての月に渡ってさまざまなチャンネルを通じて販売する製品を定義した 4 つのディメンションを持つ Xcelerator キューブを作成します。このキューブは、

次のディメンションを使用します。

v 月

v 販売計画の数値データ v チャンネル

v 製品

最後のディメンションの「販売計画の数値データ」は、一見すると不要なディメン ションに思えます。しかし、数値データ・ディメンションを別途用意することによ って、将来の変更に対して Xcelerator キューブを適応させることが可能になりま す。すべてのキューブに数値データ・ディメンションを含めることによって、発展 するビジネス要件に合わせてそのディメンションに追加の数値データを簡単に追加 できるようになります。

手順

1. 「スタート」> 「すべてのプログラム」> 「IBM Cognos Express」>「Xcelerator Client」の順にクリックします。

2. マクロ・セキュリティー警告が表示された場合は、「マクロを有効」をクリッ クしてください。

Excel への Xcelerator アドインは、マクロを無効にすると機能しません。

3. Excel メニュー バーで「CXL」、「Xcelerator」をクリックします。

4. サーバー・エクスプローラーで「Servers」の横の「+」をクリックして、ご使用 のネットワークで利用できる IBM Cognos Analytic Servers を表示します。

5. 「cxmd」をダブルクリックします。

6. ログオン画面で「ユーザー ID」と「パスワード」を入力し、「OK」をクリッ クします。

7. サーバー・エクスプローラーで「キューブ」を右クリックしてから、「新規キ ューブの作成」をクリックします。 「キューブを作成」ダイアログ・ボックス が表示されます。

8. 「使用できるディメンション」リストで、次のディメンションのそれぞれを順 番にダブルクリックします。

v 月

v 販売計画の数値データ v チャンネル

v 製品

注: 操作を間違えた場合は、「リセット」ボタンをクリックして、最初からや り直してください。

各ディメンションは、「新規キューブのディメンション」リストに追加されま す。

9. ディメンションを選択したら、「キューブ名」フィールド内をクリックして、

キューブ名として Tutorial Cube と入力します。

10. 「キューブの作成」をクリックします。

11. サーバー・エクスプローラーで「Cubes」グループの横の「+」をクリックし て、サーバー上のすべてのキューブを表示します。 Tutorial Cube がこのキュ ーブ・リストに表示されます。

チュートリアル - Xcelerator でのキューブの表示

新規キューブを Xcelerator Web コンポーネントで表示できます。

手順

1. IBM Cognos Express の「ようこそ」ページで、、「Xcelerator によるビジネ ス・パフォーマンスの管理」をクリックします。

2. Xcelerator ウィンドウで「ビュー」をクリックします。

3. 「チュートリアル・キューブ」をクリックします。

4. チュートリアル・キューブに関連付けられた定義されたビューがある場合は、

キューブ名の下に表示されます。このキューブのビューはまだないので、「ビ ューの新規作成」をクリックします。

Xcelerator ビュー・ビルダーが表示されます。

5. ビュー・ビルダーでは、ビュー内のディメンションの位置を設定することによ り、ビューを設定できます。IBM Cognos Express Xcelerator Web ユーザー・ガ イド には、ビュー・ビルダーによるビュー作成の詳細な説明が記載されていま す。このチュートリアルでは、デフォルトのビュー設定を受け入れます。

6. 「ビュー名」ボックスにビューの名前を入力します。

7. 「保存して表示 (Save and View)」をクリックします。 Xcelerator にビューが 開きます。

8. ビューに「使用できる値がありません」というメッセージが表示されたら、

「ゼロを消去」ボタンをクリックしてビューにデータ・グリッドを表示しま す。 新しいビューが、デフォルトの設定で表示されます。単一の行ディメンシ ョンチャンネル があります。単一の列ディメンション製品 があります。2 つ のコンテキスト・ディメンション月 と給与計画の数値データが あります。こ れは新規のキューブであり、データを入力またはインポートしていないので、

すべての値はゼロに設定されます。

9. Xcelerator ウィンドウ内でディメンションをドラッグ・アンド・ドロップするこ

とにより、要件や好みに応じてディメンションを再配置してください。

例えば、以下の操作を実行できます。

v 年単位で予算を集計するという従来の視点に基づいて、列の領域に月のディ メンションを配置する。

v 行または列に複数のディメンションを配置する。これは積み上げと呼ばれ、

大量の情報を簡潔な形式で比較するのに役立ちます。

v ディメンションを、「Cube Viewer」ウィンドウのタイトル・ディメンション 領域に移動する。タイトル・ディメンションは、Cube Viewer 内のデータ・

グリッドの上にグループ化されている。

10. Cube Viewer のディメンションを配置し直したら、「再計算」ボタンをクリッ

クしてください。

11. 行または列のディメンション内のメンバーの横にある + 記号をクリックする と、ディメンション階層を展開したり折りたたんだりできます。

12. タイトル・ディメンションのドロップダウン・メニューをクリックして、新し いディメンション・メンバーを選択します。

ドキュメント内 m_gtstrt_exprss_ibmbook.ps (ページ 65-71)

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