23 赤-橙
5.13 シース
シースは,次のとおりとし,シース厚さの許容差は,表13のとおりとする。
表13-シース厚さの許容差
番号 シース厚さの許容差 該当電線の記号
1 シースの平均厚さは,付表1
~付表12,付表14~付表 35,付表45~付表52,
付表54~付表57, 付表6 1~付表82及び付表85~
付表89の値以上とし,最小 厚さは,付表1~付表12,
付表14~付表35,付表4 5~付表52,付表54~付 表57, 付表61~付表82 及び付表85~付表89の値 の85%から0.1 mm を減じた 値以上とする。
H-SPOC,H-DPOC,H-TPOC,H-FPOC,L-SPOC,L-DPOC,L-
TPOC,SH-TPOC,SH-TPOCS,H-MPOC,L-MPOC,DGPAC,DGPA,
MEOC,L-TTEOC,MTTEOC,H-SPOCS,H-DPOCS,H-TPOCS,H-
DPOC-S,H-TPOC-S,L-SPOCS,L-DPOCS,L-TPOCS,L-DPOC
-S,L-TPOC-S,H-MPOCS,H-MPOC-S,L-MPOCS,L-MPOC-
S,L-TTEOCS,L-TTEOC-S,MTTEOCS,MTTEOS,M22TTEOS-S,
MEOC-S,TTEOC-S,TTEO-S,M3EOC-S,HSPAP,SPAP,DPAT,
TPAT,MPAT,TTPAT,WP-FPAP,ICPAS,MPAT-S,L-DPF,CAEOC,
CASIC,SGI-OC,SSMA-OC,SGI-FU,SSMA-FU,SGI-U,SGI-
AT,H-SXJ,H-DXJ,H-TXJ,H-FXJ,H-MXJ,H-DXJS,H-TXJS,
H-FXJS,H-DXJS-S,H-TXJS-S,H-MXJS,H-MXJS-S,H-
TTXJS,H-TTXJS-S,L-TTXJS,L-TTXJS-S,MTTXJS,TTEUS-
S,M3EUS-S,CAEUS,CASIS,CUEUS,SGI-KU,6600 V-TPOC,
6600 V-TPJ 2 シースの平均厚さは,付表3
6~付表37の値以上とし,
最小厚さは,付表36~付表 37の値の85%から0.3 mm を減じた値以上とする。
DPAP,TPAP,FPAP,DPNP,TPNP,FPNP
3 シースの平均厚さは,付表1 3の値以上とし,最小厚さは,
付表13の値の90%から0.1 mm を減じた値以上とする。
DGPLA
表13-シース厚さの許容差(続き)
番号 シース厚さの許容差 該当電線の記号
4 シースの平均厚さは,付表3 8~付表43, 付表59~付 表60,付表83~付表84 及び付表102~付表107 の値の90%以上とし,最小厚 さは,付表38~付表43, 付表59~付表60,付表8 3~付表84及び付表102
~付表107の85%以上とす る。
2PACT,SPA,DPA,TPA,AL-SPN,Al-SPA,Al-TPA,NH-FTP5
-4,NH-FTP5E-4,FP-DEOC,FP-TEOC,FP-DEU,FP-TEU,
FP-DEUS,FP-TEUS,NH-FTP5-4,NH-FTP5S-4,NHU-FTP 5E- 4 ,NHU-FTP5ES- 4,NHU-MFTP5E-12,NHU-
6.15/2.17EFCXF
5 内部シースの最小厚さは,付 表58,付表90~付表92 及び付表94~付表95の値 以上とし,外部シースの平均 厚さは,付表58,付表90
~付表92及び付表94~付 表95の値の90%以上,最小 厚さは付表58,付表90~
付表92及び付表94~付表 95の値の85%以上とする。
NH-RG/U,NHU-RG/U,NHU-RG/U-TXE,NHU-RG/US,NHU-S-
7C-FB,NHU-S-7C-FB-S
6 シースの平均厚さは,付表9 6~付表101の値以上と し,最小厚さは,付表96~
付表101の値の90%以上と する。
NHU-2SUS,NHU-2AU,NHU-2U,NHU-MUS,NHU-1S50MUS,
NHU-1S75MUS
7 シースの厚さは,付表93の 値を標準とする。
NHU-EFTXF
5.13.1 ポリオレフィンシース
ポリオレフィンシースは黒色とし,6.12.1のポリオレフィンをケーブル心と同心状に被覆する。
5.13.2 ポリオレフィンエラストマーシース
ポリオレフィンエラストマーシースは,黒色とし,6.12.2のポリオレフィンエラストマーをケーブ ル心と同心状に被覆する。
5.13.3 強化ポリオレフィンシース
強化ポリオレフィンシースは黒色とし,6.12.3の強化ポリオレフィンをケーブル心と同心状に被覆 する。
5.13.4 耐熱ポリオレフィンエラストマーシース
耐熱ポリオレフィンエラストマーシースは,6.12.4の黒の耐熱ポリオレフィンエラストマーをケー ブル心と同心状に被覆する。ただし,6 600 V 高圧ケーブルは赤色とする。
5.13.5 鉛被
鉛被は,6.12.5の合金鉛をケーブル心と同心状に被覆する。
5.13.6 ふっ素ゴムシース
ふっ素ゴムシースは, 6.12.6の黒のふっ素ゴムをケーブル心と同心状に被覆する。
5.13.7 クロロプレンゴムシース
クロロプレンゴムシースは,6.12.7の黒のクロロプレンゴムをケーブル心と同心状に被覆す る。
5.13.8 シース外径・許容差
シース外径及び許容差は,付表1~付表7,付表9~付表11,付表14~付表27,付表30~
付表31,付表33,付表53~付表54及び付表56~付表57のとおりとする。
5.14 補強層
補強層は,シースの中間に6.10の帆布テープの突き合せ巻き又はこれと同等以上の強さのものを施 す。この場合補強層は,上下シースと接着させなければならない。
5.15 あじろがい装
あじろがい装は,次のとおりとし,その編組は均一で表面に傷があってはならない。
a) 素線は,6.13.1の亜鉛めっき鋼線又は6.13.2のアルミニウム合金線による。ただし,亜鉛めっき 鋼線の素線径は 0.32 mm ± 0.013 mmとし,アルミニウム合金線の素線径は 0.32 mm ± 0.05 mm とする。
b) 編組方法は,JIS C 3410による。
5.16 ペイント
ペイントは白色とし,あじろがい装の上に6.16のペイントをはがれることのないように均一に塗布 する。ただし,6 600 V 高圧ケーブルは赤色とする。
5.17 防食層
防食層は黒色とし,6.12.2のポリオレフィンエラストマーをケーブル心と同心状に被覆する。防食 層の平均厚さは,付表13の値以上とし,部分的厚さは,付表13の値の85%から0.1 mm減じた値以 上とする。
5.18 ガラス編組上の塗料
ガラス編組上の塗料は,耐熱性コンパウンドを含浸する。ただし,二重ガラス糸編組の内部編組には,
耐熱性コンパウンドを施さなくてもよい。コンパウンドの色は,黒色とする。
5.19 仕上り外径・許容差
仕上り外径及び許容差は,付表1~付表107のとおりとする。
6. 材料 6.1 導体 6.1.1 素線
素線は,JIS C 3102又はJIS C 3152による。
6.1.2 銅ニッケル合金線
銅ニッケル合金線は,銅及びニッケルを主とした合金線とする。
6.1.3 軟質アルミニウム合金線
軟質アルミニウム合金線は,アルミニウムを主とした合金線とする。
6.1.4 銀めっき線
銀めっき線は,6.1.1の素線に銀めっきを施したものとする。
6.1.5 カッパ―ウエルド線
カッパ―ウエルド線は,鋼線に銅を被覆したものとする。
6.2 絶縁体 6.2.1 EPゴム
EPゴムは,表14を満足しなければならない。
6.2.2 ポリエチレン
ポリエチレンは,表15を満足しなければならない。
6.2.3 難燃けい素ゴム
難燃けい素ゴムは,表16を満足しなければならない。
6.2.4 耐熱ポリマー
耐熱ポリマーは,表17を満足しなければならない。
6.2.5 耐熱エラストマー
耐熱エラストマーは,表18を満足しなければならない。
6.2.6 発泡ポリエチレン
発泡ポリエチレンは,6.2.2のポリエチレンを発泡させたものとする。
表14-EPゴム絶縁体の材料特性
項目 特性 試験方法適用箇条番号
導体許容温度 ℃ 85 ―
機械的特性 常温 引張強さ MPa 4.2以上 7.23.1
伸び % 300以上
耐空気老化特性
加熱温度 ℃ 135 7.23.2
加熱時間 h 168
引張強さ
加熱後の残率 % 70以上 130以下 伸び 加熱後の残率 % 70以上 130以下
耐空気加圧老化特性
圧 力 kPa 560 7.23.3
加熱温度 ℃ 127
加熱時間 h 40
引張強さの残率 % 70以上
伸びの残率 % 70以上
耐吸水特性 静電容量特性
50
℃ 温 水 に 浸 せ き
1日後と14日後間の増加率 %
15以下 7.23.4
7日後と14日後間の増加率 %
5以下
ハロゲン化水素ガス発生量 検出限界以下で
あること。 7.23.8
銅鏡腐食 % 5以下 7.23.9
発煙性 煙の濃度 m-1 1.5以下 7.23.10
表15-ポリエチレン絶縁体の材料特性
表16-難燃けい素ゴム絶縁体の材料特性
項目 特性 試験方法適用箇条番号
導体許容温度 ℃ 75 ―
機械的特性 常温 引張強さ MPa 9.8以上 7.23.1
伸び % 300以上
耐空気老化特性
加熱温度 ℃ 90 7.23.2
加熱時間 h 96
引張強さの残率 % 80以上
伸びの残率 % 65以上
ハロゲン化水素ガス発生量 検出限界以下で
あること。
7.23.8
銅鏡腐食 % 5以下 7.23.9
発煙性 煙の濃度 m-1 1.5以下 7.23.10
項目 特性 試験方法適用箇条番号
導体許容温度 ℃ 95 ―
機械的特性 常温 引張強さ MPa 5.0以上 7.23.1
伸び % 150以上
耐空気老化特性
加熱温度 ℃ 200 7.23.2
加熱時間 h 240
引張強さ MPa 4.0以上
伸 び % 120以上
耐吸水特性 静電容量特性
50℃温水に浸せき
1日後と14日後の増加率
% 15以下
7.23.4
7日後と14日後の増加率
% 5以下
ハロゲン化水素ガス発生量 検出限界以下で
あること。
7.23.8
銅鏡腐食 % 5以下 7.23.9
発煙性 煙の濃度 m-1 1.5以下 7.23.10
表17-耐熱ポリマー絶縁体の材料特性
項目 特性 試験方法適用箇条番号
導体許容温度 ℃ 105 ―
機械的特性 常温 引張強さ MPa 49以上 7.23.1
伸び % 100以上
耐空気老化特性
加熱温度 ℃ 158 7.23.2
加熱時間 h 168
引張強さの残率 % 60以上
伸びの残率 % 60以上
耐吸水特性 静電容量特性
50℃温水に浸せき
1日後と14日後の増加率
% 15以下 7.23.4
7日後と14日後の増加率
% 5以下
ハロゲン化水素ガス発生量 検出限界以下であ
ること。
7.23.8
銅鏡腐食 % 5以下 7.23.9
発煙性 煙の濃度 m-1 1.5以下 7.23.10
表18-耐熱エラストマー絶縁体の材料特性
6.3 光ファイバ素線
光ファイバ素線は,JIS C 6832の石英系マルチモード光ファイバ素線(GI形)50/125(SGI-50/125)
または,JIS C 6835の石英系シングルモード光ファイバ素線(SM形)9.2/125(SSMA-9.2/125)とする。
6.4 ポリアミド樹脂
ポリアミド樹脂は,表19を満足しなければならない。ただし,電線構成材料に悪い影響を与えない ものとし,燃焼したとき,ハロゲン化水素ガスを発生しない材料(以下,ノンハロゲン材料という。)
とする。
表19-ポリアミド樹脂の材料特性
項目 特性 試験方法適用箇条番号
引張強さ MPa 35以上 7.23.1
伸び % 200以上
曲げ弾性率 MPa 500以上 7.23.12
6.5 綿糸・合成繊維
綿糸及び合成繊維は,JIS C 3410による。ただし,ノンハロゲン材料とする。
6.6 芳香族ポリアミド系繊維
項目 特性 試験方法適用箇条番号
導体許容温度 ℃ 105 ―
機械的特性 常温 引張強さ MPa 6.9以上 7.23.1
伸び % 200以上
耐空気老化特性
加熱温度 ℃ 158 7.23.2
加熱時間 h 168
引張強さの残率 % 60以上 伸びの残率 % 60以上 耐吸水特性 静電容量特性
50
℃ 温 水 に 浸 せ き
1日後と14日後の増加率 %
15以下 7.23.4
7日後と14日後の増加率 %
5以下
ハロゲン化水素ガス発生量 検出限界以下で あること。
7.23.8
銅鏡腐食 % 5以下 7.23.9
発煙性 煙の濃度 m-1 1.5以下 7.23.10
芳香族ポリアミド系繊維は,電線構成材料に悪い影響を与えないものとする。ただし,ノンハロゲ ン材料とする。
6.7 ジュート・紙・ゴム・プラスチック又はこれらのひも
ジュート・紙・ゴム・プラスチック又はこれらのひもは,絶縁体などの電線構成材料に悪い影響を 与えないものとする。ただし,ノンハロゲン材料とする。
6.8 ガラス糸
ガラス糸は,JIS C 3410による。ただし,ノンハロゲン材料とする。