10.3 6.0 6.4
低い,
6.7
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
当 ま い・
全く当 ま い
ち も言え い 当 まる・
非常に当 まる 計
自 働 かける こ によっ 組織の生産性
高まっ いるか
計
し あ 点差
管理職に不足し いる能力・ 資質
25.9 20.4 5.5
不足し い い 不足し いる
日常的 業務管理・ 統制力 業務配分、 進捗管理等
23.6 15.2 8.4
新た 事業や戦略、 プ ジ ト等の企画・ 立案力20.5 21.1 -0.6
部下や後 者の指導・ 育成力 傾聴・ 対話力23.4 19.3 4.1
組織の活性化を す動機 け力
23.1 16.3 6.8
経営方針や事業計画等の理解・ 明、 伝 力
22.9 16.2 6.7
日常的 職場の課題の解決力
22.6 14.4 8.2
情報の重要性の判断力、 リ ス 管理力
21.7 18.1 3.6
組織内外 の利害調整・ 交渉力 、 人脈力21.7 18.6 3.1
専門性 、 創造性
21.6 16.1 5.5
積極性、 挑戦意欲・ バイタリ テ ィ
23.3 14.7 8.6
リ ー ーシ ッ プ、 統率・ 実行力23.1 18.0 5.1
ーバル 視 や国際コ ュ ニケーシ ョン力20.4 22.1 -1.7
健康・ スト ス管理力
21.8 15.8 5.9
その他
20.8 8.3 12.5
就労意欲の評価点数
20.6
そ 、 管理 職を うマネ ジメ ント す か よっ ても 、従 業員 全 体の就 労意 欲 違い みら の ろ うか
ま 、 基 本 的 登 用 ・ 育 成 方 針 比 較 す と 、 経 験 人 材 の 外 部 調 達 を 重 視 し て い 企 業
.8
点 よ 、 内 部育成 ・昇 進を 重視 し てい 企 業.
点 の方 が、 就労 意欲 高く って い こと が 分かまた 、管 理職 の現 状 の処遇 方針 別 就労 意 欲の評 価点 数を 算出 す と、 成 果・ 業績 主義
.
点 、 能 力主 義.
点 、 年 功主 義.8
点 の順 高 い 関連し て 早 期選 抜 の実施 状況 を比 較す と、就 労意 欲の 評価 点 数 導入 を検 討中 の企業.
点 、 既 導入し た 企業.
点 、 導入 予定 い 企業8.
点 の 順 高く っ ていさら 、導 入し てい 人事 制度 と就 労意 欲 の評価 点数 の関 係性 を 調べ と 、図 表 ５ ５ の 通 と っ た す わ 、 社 内 Ｆ Ａ 制 度 社員 が 自 ら 希 望 部 署 等 売 込 む 制 度
.
点 差 等 つ いて 、こ を導入 して い か う か 、従業 員全 体の就 労 意欲の 評価 点数 も 、 大 差を 生 結 果 と っ てい図 表 ５ ５ 導 入 し て い 人 事 制 度 別 み た 就労 意 欲 の 評 価 点 数
第 ２ 節 従 業 員 の 定 着 率 と 人 材マ ネ ジ メ ン ト １ ． 雇 用 管 理 事 項 と 定着 率 の 関 係
労働 力人 口が 減少 す か 、企 業 おい て 人材 確保 囲 い込 み の動 が 活発 っ て い そこ 、 雇用 管 理や人 材育 成の 実施 状 況と人 材定 着の 関係 性 つい ても 、若 の 考 察 を試み たい
ま 、実施 して い 雇 用管理 事項 別 正社 員 の入社 年 後 、及 び 年後の 平均 在籍 率を 比 較す と、 いく つか の 雇用管 理事 項 つい て とく 、 取 組 い か う か よっ て 、 平均在 籍率 も 顕著 違いを 生 てい 様 子 が見て 取 図 表 ５
入社 年後 、 年後 を 問わ 、取 組 い 企業 と取 組 い い企 業の 間 、両者 の開 がも っと も大 いの 有給 休暇 の取 得促進 入社 年 後
.
㌽差 、 年後.
㌽差 あ 次い 、 仕事 と育 児、 介護 、 傷病等 との 両立 支援 や 復職支 援
.8
㌽、.8
導入し いる 導入し い い 点差 社内公募制度 必要 人材要件を公示し社内求人する制度
25.2 21.3 3.9
社内ＦＡ制度 社員 自 希望部署等に売 込む制度42.2 21.0 21.2
複線型人事制度 管理職、専門職、専任職コース 等20.8 22.3 -1.5
評価、 昇進等に対する苦情処理制度
24.0 21.8 2.2
役職定年制・ 任期制
23.9 20.4 3.5
降格・ 降職制度
21.5 22.7 -1.2
出向・ 転籍制度
20.7 23.1 -2.4
早期退職者優遇制度
17.7 22.7 -5.0
就労意欲の評価点数
㌽ 、 長時 間労 働対 策 やメン タル ヘル ス対 策
.
㌽ 、.
㌽ 、 能 力開発 機会 の充 実.
㌽、
.9
㌽ 、 業務 遂行 伴う 裁量 権の 拡大.
㌽、.
㌽ 、 職 場 の人間 関係 やコ ミュ ニ ケ シ ョン の円 滑化.
㌽ 、.
㌽ 、 職 務 遂行状 況の 評価 、評価 対す 納 得性 の向 上.
㌽ 、.
㌽ の順と っ てい図 表 ５ 実 施 し て い 雇 用 管 理 事 項 別 みた 平 均 在 籍 率
２ ． 人 材 育 成 と 定 着 率の 関 係
能力 開発 機会 の充 実 が 、平 均在 籍率 を 左右す 可 能性 があ こと 上記 触 た 通 が、 具体 的 の よ う 人 材育 成項 目を 実 施す か よっ ても 、 違い あ の ろう か 平均在 籍率 を人 材育 成 の実施 項目 別 算出 し てみ と、 いく つか の 育成項 目 こ 取 組 い か う か よっ て、顕著 違 い を生 てい こ とが 分 か 図 表 ５ ７ 入 社 年後 、 年 後と も 、両 者の開 が もっ とも 大 いの 他 企業 との 人材交 流 出 向等 入 社 年 後
.
㌽差 、 年後.8
㌽ 差 あ 次い 、 計 画的 ・系統 的OJT .
㌽、
.8
㌽ 、 企業が 費 用を負 担す 社 外教 育.
㌽、.9
㌽ 、 事業所 内 異 職 種 への配 置転 換.
㌽ 、.
㌽ 、 目標管 理制 度 よ 動 機 け.
㌽、.
㌽ の 順 と っ ていす わ 、 人材 の定 着 率を高 め 、 つ の企業 属 し がら も 環境を 大 く変 えら よう 人 材交 流機 会 や職種 転換 機会 があ こと 、ま た、計画 的・系統 的
OJT
や動 機 け、社外教 育と いっ た訓 練 機会が 確保 さ てい ことが 効果 的 よう あ
そし て人 材育 成 関 して 、入社 年 後よ むしろ 、入社 年後 の 平均在 籍率 よ 大 く 影 響 す 項 目 も い く つ か み ら 点 が 特 徴 あ 例 え ば 、 人 材 ビ ジ ョ ン や 人 材 育 成 方 針・計 画の 立案 入 社 年 後
.
㌽差 → 年 後.
㌽差 の ほか、 本人負 担の 社外 教育取 組 いる 取 組 い い 差㌽ 取 組 いる 取 組 い い 差㌽
正社員に対し 取 組 いる計
職務遂行状況の評価、評価に対する納得性の向上
77.1 74.1 3.0 62.4 59.4 3.0
希望を踏ま えた配属、配置転換76.8 75.7 1.1 61.7 61.2 0.5
業務遂行に伴う裁量権の拡大79.2 74.9 4.3 63.0 60.7 2.3
事業やチーム 単位 の業務・ 処遇管理75.9 76.3 -0.4 58.9 62.6 -3.7
優秀 人材の抜擢・ 用
76.7 75.1 1.6 61.4 61.4 0.1
能力・ 成果等に見合った昇進や賃金ア ッ プ
76.4 75.4 1.1 61.7 60.7 1.0
能力開発機会の充実
78.5 74.2 4.3 63.1 60.1 2.9
る け長期・ 安定的に働ける雇用環境の整備
77.2 75.4 1.8 62.6 60.5 2.1
労働時間の短縮や働 方の柔軟化77.8 75.3 2.5 61.6 61.3 0.4
長時間労働対策やメンタル ルス対策78.1 73.9 4.3 63.3 59.3 4.0
有給休暇の取得 進
79.6 73.0 6.6 64.1 59.1 5.1
職場の人間関 やコ ュニケーシ ョンの 滑化
77.7 74.1 3.6 62.6 59.9 2.7
仕事 育児、 介護、傷病等 の両立支援や復職支援78.5 72.7 5.8 63.4 58.6 4.8
公正待遇 男女間、雇用区分間等の待遇バランス の実現76.8 75.7 1.1 61.3 61.5 -0.1
経営戦略情報、部門・ 職場 の目標の共有化、 浸透 進77.2 75.1 2.1 62.5 60.3 2.2
入社３年後の平均在籍率 ％ 入社１ 年後の平均在籍率％
76.0 61.1
対す 支援 ・配 慮
.9
㌽差 →.
㌽差 や 目標管 理制 度 よ 動 機 け.
㌽ 差→.
㌽差 つ いて 、人材 の中 長期 的 定 着の観 点か らさ ら 重 要と言 え ろ う
図 表 ５ ７ 実 施 し て い 人 材 育 成 項 目 別 みた 平 均 在 籍 率
こうし た中 、 とく 若年層 対 す 人材 育 成上の 課題 を解 消す ことが 、平 均在 籍率 の 改 善 つ が こ と を 示 唆 す 結 果 も み ら 図 表 ５ ７ す わ 、 正 社 員 の 若 年 層 関して 人材 育成 上、何ら かの課 題が あ と回 答 した企 業の 、入社 年後 の平均 在籍 率が
.
％の 対し 、課 題 いと回 答し た企 業の そ
8 .
％ と、 両者.
㌽ の開 が あ 入社 年 後 つい て 、課題 あ が.
％ 対し、 課題 し.
％と、 両者 の開 さ ら 拡 大す.
㌽す わ 、 若年 層 対 す 人 材育 成上 の課 題 を解消 す こと が、 正 社員の 短期 ・中 長期 的 定着 も 、効 果的 あ と 言え ろう
お、 雇用 管理 や人 材育成 と平 均在 籍率 の 関係を め って 、 企 業の規 模効 果を 見て い け いか との 指 摘もあ ろう す わ 、規模 が大 い ほ 賃 金 他の 処遇 ・労 働 条 件も良 くそ もそ も平 均 在籍率 が高 い中 あ っ て、雇 用管 理事 項や 人 材育成 項目 も充 実し て い
とい う関 係性 を見 て い 過 い の いか とい う指 摘 あ
そ こ 、 従 業 員 規 模 人 と 平 均 在 籍 率 ％ 、 及 び 雇 用 管 理 事 項 や 人 材 育 成 の 充 実 度 合 いを表 す各 実施 項目 数 個 の間 相 関分 析 を行う と、 従業 員規 模 の大 さと 雇用 管理 事 項 や人材 育成 の充 実度 合 いの間 、及 び雇 用管 理 事項や 人材 育成 の充 実 度合い と平 均在 籍率 の 間
、 確か 有 意 相 関がみ ら も のの 、 従業員 規模 の大 さ と 平均在 籍率 の間 、 有 意 相関 み ら い こ とが分 か 図 表 ５ ８
さら 、 人 未満 の中 小企業 と 人 以上 の 中堅・大企 業 層化 して 相関分 析を 行う と、
取 組 いる 取 組 い い 差㌽ 取 組 いる 取 組 い い 差㌽
正社員の若年層に対し 実施し いるもの計
計画的・ 系統的 OJT
77.8 72.3 5.6 62.2 59.4 2.8
計画化・ 系統化され い いOJT
75.0 76.6 -1.6 58.4 63.0 -4.6
目標管理制度による動機 け
77.7 74.1 3.6 63.6 58.7 5.0
社内資格・ 技能評価制度等による動機 け
76.2 75.9 0.3 61.2 61.3 -0.1
定期的 面談 個別評価・ 考課
77.0 73.7 3.3 62.6 58.4 4.2
指導役や教育 の配置
76.9 75.2 1.8 60.4 62.1 -1.7
事業所内同 職種 の人事異動
77.2 74.9 2.4 61.6 60.9 0.7
事業所内異 る職種への配置転換
78.5 74.4 4.1 63.9 59.6 4.3
転勤 事業所間の配転
76.6 75.6 1.0 61.4 61.2 0.2
他企業 の人材交流 出向等
81.8 75.1 6.7 68.0 60.3 7.8
企業内 行う一律型のOff JT
76.3 75.8 0.5 61.6 61.0 0.5
企業内 行う選択型のOff JT
75.9 76.1 -0.1 61.1 61.4 -0.3
企業 費用を 担する社外教育
77.7 72.7 5.0 63.4 57.4 5.9
本人 担の社外教育に対する支援・ 配慮
77.9 75.0 2.9 64.5 59.5 5.0
人材ビジョンや人材育成方針・ 計画の立案77.7 75.3 2.5 64.1 60.1 4.1
無 有 無 有
人材育成上の課題
85.5 75.1 10.4 72.6 60.1 12.5
入社３年後の平均在籍率 ％ 入社１ 年後の平均在籍率 ％
76.0 61.1
前者 雇 用管 理事 項 の実施 項目 数と 入社 年後の 平均 在籍 率の 間 や、人 材育 成の 実施 項 目 数と入 社 年 後の 平均 在籍率 の間 、一 方 、後 者 雇用 管理 事項 の 実施項 目数 や人 材育 成 の実施 項目 数と 入社 年後の 平均 在籍 率の 間 、そ 相 関が 認 めら た
す わ 、 第 章第 節 み たよ う 関係 性 、必 し も企 業の 規 模効果 を排 除 て い わけ い 規 模 が大 いほ 雇 用管 理 事項や 人材 育成 を実 施 す 資 力等 があ も の の、雇 用管 理事 項や 人 材育成 の充 実度 合い と 平均在 籍率 の間 、 同規模 あ って も確 か 相関が あ と言 えよ う
図 表 ５ ８ 雇 用 管 理 事項 や 人 材 育 成 項 目 と 平均 在 籍 率 の 間 の 相 関 分析
第 節 小 括
従業員 の就 労意 欲を 高 め こ と 、労 働生 産 性や企 業収 益性 の向 上 寄与 す と考 えら 、 企業 とっ て こ を 効率的 高 め 人材 マ ネジメ ント が喫 緊の 課 題と って い こ う し た か 、本 章 雇 用 管理事 項や 人材 育成 項 目とし て何 を実 施す か、ま た、 そ らを う 組み合 わせ か よ っ て、従 業員 の就 労意 欲 や人材 の定 着率 左 右 さ 可能 性が あ こ と を指摘 した
少子高 齢化 等 伴い 労 働力人 口が 減少 す か、人 材の 着実 確 保 や一人 当た 付 加価 値 の向上 必 あ 企業 おい て よ 効 果・効 率的 、 従業 員 の就労 意欲 や定 着率 を 高 め 人 材マ ネジ メン ト を、追 求す 必 要が あ ろ う
．入社 年後の在籍率 ％ 1 .014 .105
***
．従業員数 人 .014 1 .176
***
．正社員に対して取 組 でいる雇用管理事項 回答個数
.105
***
.176
***
1
．正社員の人材育成の取 組 状況 回答個数
.08」
**
.「15
***
.6「9
***
５
５．入社 年後の在籍率 ％ 1 -.009 .06」
．従業員数 人 -.009 1 .176
***
．正社員に対して取 組 でいる雇用管理事項 回答個数 .06」 .176
***
1
．正社員の人材育成の取 組 状況 回答個数
.075
**
.「15
***
.6「9
***
．入社 年後の在籍率 ％ 1 .085 .061 1 .144
**
.1「5
* *
．正社員に対して取 組 でいる雇用管理事項 回答個数 .085 1 .61」
***
.144
**
1 .61「
***
．正社員の人材育成の取 組 状況 回答個数 .061 .61」
***
1 .1「5
**
.61「
***
1
５ ５
５．入社 年後の在籍率 ％ 1 .069 .100
**
1 .085 .08」
．正社員に対して取 組 でいる雇用管理事項 回答個数 .069 1 .61」
***
.085 1 .61「
***
．正社員の人材育成の取 組 状況 回答個数
.100
**
.61」
***
1 .08」 .61「
***
1 .08」
**
.「15
***
.6「9
***
1
.075
**
* * ５ ％ 水 準 、 * * * ％ 水 準 で 有 意 で あ る こ と を 示 す
.「15
***
.6「9
***
1
人 未 満 の 中 小 企 業 人 以 上 の 中 堅 ・ 大 企 業