も増加, 28.4
11.3 11.0
12.6
売上高 増加 経常利益 ばいまた 減少, 11.6
11.3 10.2
11.0
売上高 ばい また 減少 経常利益 増加, 10.862.3 54.3
41.5
売上高・経常利益 もばいまた 減少, 49.3
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
就労意欲 低い ち か いう 含む
何 も言え い 就労意欲 高い ち か いう 含む
計
管理職の育成・
用上の課題
平均選択数 個
高い
2.0
ち か いえば高い
2.2
何 も言え い
2.2
ち か いえば低い
2.4
低い
2.6
計
2.2
そ 、 従業 員の 就 労意欲 が高 いと 考え て い 企 業 、 実際 労働生 産性 も高 いの ろうか 労 働生 産性 を 客観的 把 握 設 問 いた め、 企業 の 収益性 を示 す指 標 あ
売上 高 と 経常 利 益 の 年前 と比 較し た増減 着 目す 結 果をみ と 、従 業員 の 就 労意欲 が高 いと 考え て い 企 業 、 売 上高 ・経常 利益 と も 増 加した 割合 が 社 社超と 高く っ てお 、就 労意 欲が 低い と考 えてい 企 業の そ
.
％ を ㌽近 く上 回 ってい こ とが 分か 他方 、従 業員 の就 労 意欲が 低い と受 け め てい 企業 、そ の 割以上 が 売上 高・ 経 常利益 とも 横ば いま た 減少 と っ てお 、同割 合が 割程 度 とま 就労 意欲 の高 い 企業と 対 照的 っ てい
従業員 の就 労意 欲が 高 いと 、 他社 と比 べ た労働 生産 性の 評価 が 高まっ た 、売 上高 や 経常利 益が 増加 す の ろう か 今回 の調 査 把握 した 設問 範囲 限ら も のの 、人 材 マ ネジメ ント の状 況を あ らわす いく つか の指 標 と就労 意欲 の関 係性 を 調べ と、 次の よう 結 果が得 ら た 図 表 ３ ９
図 表 ３ ９ 従 業 員 の 就労 意 欲 と 定 着 率 や 人 材育 成 上 抱 え 課 題 、 管 理 職 の マ ネ ジ メ ン ト上 抱 え 課 題 の 関 係
人材育成上の課題 正社員若年層
平均選択数 個
高い
2.1
ち か いえば高い
2.4
何 も言え い
2.7
ち か いえば低い
3.2
低い
5.0
計
2.6
就 労 意 欲
人材育成上の課題 正社員中堅層
平均選択数 個
高い
2.2
ち か いえば高い
2.7
何 も言え い
2.9
ち か いえば低い
3.4
低い
5.4
計
2.8
人材育成上の課題 非正社員全般
平均選択数 個
高い
1.3
ち か いえば高い
1.9
何 も言え い
2.2
ち か いえば低い
2.4
低い
3.3
計
2.0
正社員の 平均在籍率 ％
入社３年後 入社１ 年後
入社３年後
－１ 年後 ㌽差
同㌽ 入社３ 年後 の平均在籍率に占 める 割合 低減率
高い
83.7 73.2 10.5 12.6
ち か いえば高い
76.6 61.4 15.2 19.8
何 も言え い
75.5 60.6 14.9 19.7
ち か いえば低い
69.0 52.2 16.8 24.3
低い
57.0 21.7 35.3 62.0
計
76.0 61.1 14.9 19.6
就 労 意 欲
ま 、就 労意 欲が 高い と 考えて い 企業 、正 社員の 採用 後の 定着 率 も高く っ てい 就労意 欲が 高い と考 え てい 企業 と低 いと す 企業 の間 、入 社 年後の 平均 在籍 率 ＝ 新規 採用 した 正社 員 のう 、入社 年以 上勤 めてい 人 の採 用者 数 占め 割 合、と定 義
して 、 ㌽以 上の開 があ また 、入社 年後 の平 均在 籍率 ついて も、 就労 意欲 が 高いと 考え てい 企 業 ほ 高 い傾 向が みら さら 、入社 年後 から 年 後 向け ての 平均在 籍率 の低 減率 、就労 意欲 が高 いと 考 えてい ほ 抑 制さ てい こと が分 か
また、 就労 意欲 つ い て 人 材育 成上 抱 え 課題 や、 管理 職の 育 成・登 用上 の課 題と の 間 も 、顕 著 関係 性 が見て 取 す わ 、従 業員 の就 労意 欲 が高い と考 えて い 企 業 ほ 、 人材 育成 上 抱 え 課 題や 管理 職の 育 成・登 用上 の課 題が 少 く って い 図 表 ３ ９
総 て 、正 社員 が定 着 し、仕 事を 通 た経 験 を着実 積 み重 こ と 、 人材 育成 上の 課 題や管 理職 の育 成・登用 上の課 題等 も軽 減さ 、結果と して 従業 員の 就 労意欲 が高 ま ほ 、 競争力 の源 泉 あ 人 的資本 が強 化さ 、 労 働生産 性や 企業 収益 性 も良 い影 響を 与え の
い ろう か
こうし た前 提を 踏ま え 、以降 自 社の 従業 員 の就労 意欲 が高 いと 考 えてい 企 業と 、低 い と考え てい 企 業の 間 、そ の雇 用管 理や 人 材育成 のあ 方 のよう 違 いが あ か ついて 詳し くみ てい こ う
２ ． 就 労 意 欲 別 み た 雇 用・ 人 材 育 成 方 針
ま 、 基本 的 雇用 方 針 つ いて 就労 意欲 別 比較 す と、 就労 意 欲が高 いと 考え てい 企業 、 低い とす 企業 比べ て 正社 員 の長期 雇用 維 持す 方針 の割 合が 多く っ て い こ と が 分 か 図 表 ４ ま た 、 正 社 員 ほ 顕 著 い も の の 、 非 正 社 員 つ い ても就 労意 欲が 高い と 考え 企業 の方 が、 け長 く雇 用す 方 針 ら かと いえ ば含む を 採 割合 が 多いよ う あ
さら 、正 社員 の雇 用 方針と 非正 社員 の雇 用 方針を 掛け 合わ せ と 、正社 員・ 非正 社員 と も 長 期雇 用方 針 を 志向す 企 業 、従 業 員の就 労意 欲が 高い と す 割 合が もっ とも 多 い
図 表 ４ １ 次 い 、 同 割 合 が 多 い 順 、 正 社 員 長 期 雇 用 方 針 が 、 非 正 社 員 人材 の入 代 わ を 促進方 針 の企 業、 ② 正社員 柔軟 雇 用 調整方 針 、 非正 社 員 も 人 材の 入 代わ を促進 方針 の 企業 と って いて 、逆 、 従 業員の 就労 意欲 が低 い と す 割 合が もっ とも 多 い 就 労意 欲が 高い と す 割 合が もっ とも 少 い の 、 正社 員
柔軟 雇 用調 整方 針 が 、非 正社 員 長期雇 用方 針 とい う 、正社 員と 非正 社員 が 逆 転して い よう 企 業 あ
同 様 人 材 の 育 成 方 針 つ い て も 、 従 業 員 の 就 労 意 欲 が 高 い と し て い 企 業 、 教 育 訓練を 行う の 企業 の 責任 あ らか といえ ば含 む と 考え 割合 が多 い 一 方、就
労意欲 が低 いと 考え て い 企 業 、教育 訓 練 責 任を 持つ の 従 業員個 人 あ とす 割合が 相対 的 多 く って い
す わ 、 従業 員を 長 期 わ た 雇用 す こ とを前 提 、企 業の 責 任とし て教 育訓 練を 行 ってい こう とす 企 業 ほ 、 従業 員の 就労 意 欲も高 ま とい う関 係 性が見 て取
図 表 ４ 就 労 意 欲 別 み た 雇 用 ・ 人 材 育 成方 針
図 表 ４ １ 正 社 員×非正 社 員 の 雇 用 方 針
46.8 54.4
67.7 59.4
32.5 32.6
26.4 29.4
11.7 9.4
3.2 7.0
5.2 1.3
0.9 1.4
2.6 0.9 0.6
0% 20% 40% 60% 80% 100%
就労意欲 低い ち か いえば含む
何 も言え い 就労意欲 高い ち か いえば含む
合計
A
ある ち か いうA
何 も言え いち か いう
B B
ある 無回答Ａ
.
正社員の長期雇用 維持する.正社員も柔軟に雇用調整し
いく32.5 20.3
32.3 26.4
31.2 39.2
41.5 39.0
26.0 30.3
16.5 24.0
6.5 4.9 4.1 4.6
2.6 1.5 1.6 1.6
0% 20% 40% 60% 80% 100%
就労意欲 低い ち か いえば含む
何 も言え い 就労意欲 高い ち か いえば含む
合計
A
ある ち か いうA
何 も言え いち か いう
B B
ある 無回答Ａ
.
非正社員も る け長く雇用する.
非正社員 人材の入れ代わ を 進する22.1 29.6
37.4 32.2
49.4 49.0
48.4 48.6
16.9 17.1
9.4 13.6
6.5 2.8 3.4 3.3
3.9 0.9 0.7 1.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
就労意欲 低い ち か いえば含む
何 も言え い 就労意欲 高い ち か いえば含む
合計
ある ち か いう 何 も言え い
ち か いう ある 無回答
Ａ.従業員に教育訓練を行うの 企業の責任 ある
.
教育訓練に責任を持つの 従業員個人 ある40.0 30.0
43.1 49.5
高い, 43.5
47.7 50.0
47.1 42.1
ち も言え い, 46.8
12.3 20.0
9.8 7.5
低い,7.7
0.0 0.0 0.0 1.0 無回答,
2.1
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
正社員 柔軟に雇用調整方針 非正社員も人材の入れ代わ 進方針
正社員 柔軟に雇用調整方針 非正社員 長期雇用方針 正社員 長期雇用方針 非正社員 人材の入れ代わ 進方針
正社員も非正社員も長期雇用方針 計
３ ． 就 労 意 欲 別 み た雇 用 ポ ト フ ォ リ
こうし た結 果 ヒン ト を得て 、雇 用ポ ト フ ォリ の現 状 と 年後 の見通 し つい ても 、 就 労 意 欲 別 算 出 し た 図 表 ４ ２ そ よ と 、 就 労 意 欲 が 高 い と 考 え て い 企 業 低 いとす 企 業 比べ て、 無 期契 約の 社員 比 率が高 く って い こ とが分 か 一方 、 年 後の見 通し 、 有 期契 約の社 員 から 無 期 契約の 社員 へ の揺 戻し幅 や、 非 正社 員 から 正社 員 への 揺 戻し 幅が 大 いの むしろ 、就 労意 欲が 低い らか とい え ば 含む と 考え てい 企 業 あ
図 表 ４ ２ 就 労 意 欲 や人 材 育 成 上 の 課 題 別 み た 雇 用 ポ ト フ ォ リ の現 状 と 見 通 し
無 期 契 約 の 社 員
う ち 正 社 員
有 期 契 約 の 非 正 社 員
無 期 契 約 の 社 員
う ち 正 社 員
有 期 契 約 の 非 正 社 員
. . . . . .
3.2 0.4
高い
ち か いえば含む
. . . . . .
3.8 0.3
何 も言え い . . . . . .
2.0 0.0
低い
ち か いえば含む
. . . . . .
7.0 4.0
. . . . . .
3.1 0.4
高い
ち か いえば含む
. . . . . .
3.7 0.3
何 も言え い . . . . . .
2.0 0.0
低い
ち か いえば含む
. . . . . .
6.9 3.9
正社員 業務 多忙 、 育成の時間的余裕 い
. . . . . .
3.3 2.8
非選択 . . . . . .
3.3 2.1
非正社員全般業務 多忙 、 育成の時間的余裕 い
. . . . . .
5.5 2.0
非選択 . . . . . .
4.3 3.3
正社員 離職等 人材育成 投資 回収 い
. . . . . .
0.8 -0.9
非選択 . . . . . .
3.7 3.2
非正社員全般離職等 人材 育成投資 回収 い
. . . . . .
5.3 5.6
非選択 . . . . . .
4.8 2.5
正社員 人材育成を ける社員 側の意欲 低い
. . . . . .
0.8 -0.6
非選択 . . . . . .
4.1 3.5
非正社員全般人材育成を ける社員側の意欲 低い
. . . . . .
7.9 3.8
非選択 . . . . . .
4.4 2.7
正社員 業務 多忙 、 育成の時間的余裕 い
. . . . . .
3.2 2.7
非選択 . . . . . .
3.2 2.0
非正社員全般業務 多忙 、 育成の時間的余裕 い
. . . . . .
5.4 2.0
非選択 . . . . . .
4.2 3.2
正社員 離職等 人材育成 投資 回収 い
. . . . . .
0.8 -0.9
非選択 . . . . . .
3.6 3.0
非正社員全般離職等 人材 育成投資 回収 い
. . . . . .
5.1 5.4
非選択 . . . . . .
4.7 2.4
正社員 人材育成を ける社員 側の意欲 低い
. . . . . .
0.8 -0.5
非選択 . . . . . .
3.9 3.4
非正社員全般人材育成を ける社員側の意欲 低い
. . . . . .
7.8 3.7
非選択 . . . . . .
4.3 2.5
就 労 意 欲 計 就 労 意 欲
派遣社員を含む場合
有 期 契 約 の 社 員 か 無 期 契 約 の 社 員 へ の 揺 戻 し 幅
派遣社員を含む場合
人 材 育 成 上 の 課 題
非 正 社 員 か 正 社 員 へ の 揺 戻 し 幅
直接雇用のみの場合
現 状 ５ 年 後
人 材 育 成 上 の 課 題
直接雇用のみの場合 計
％ 、 ㌽
その理 由を 探 ため 、 人材育 成上 抱 えて い 課題 と、 雇用 ポ ト フォリ の 見直 しの 関 係性 つい ても 調べ た 結 果を み と、 非 正 社員全 般 を 活用 す 中 人 材育 成上 、何ら か の不都 合を 感 て た 企業ほ 、無期 契約 の 社員 へ の揺 戻 しを 図 ろうと して い 様子 が 窺え す わ 、 無 期契約 の社 員 への 揺 戻し 幅が 大 いの 、 非正 社員 全般 つ いて 離 職等 人 材育 成投資 が回 収 い
.
㌽ 、 業 務が 多忙 育成 の時 間的 余裕 がい
.
㌽ 、 人材 育成を 受け 社 員側 の 意欲が 低い.9
㌽ と 感 て た企 業 あ 、 こう した 企業 正社 員を 含め た 無 期契約 の社 員 割合 が 、 割 を 回っ て た 現 状 あ総 て 、第 章 み た よう 有期 契約 から 無 期契約 へ、 非正 社員 か ら正社 員へ の 揺 戻 し が 図ら よ うと し てい 背景 、人 材 の定着 率を 引 上 て 就労意 欲や 人材 の育 成 効 果を高 め、労働 生産 性を 向上さ せた いと いう 企 業の狙 いが あ と言 え の い ろう か
４ ． 就 労 意 欲 別 み た雇 用 管 理 事 項 の 実 施 状況
そ 、 自社 の従 業 員の就 労意 欲が 高い と 考えて い 企業 と低 い とす 企業 の間 、 雇 用管理 のあ 方 のよう 違 いが あ の ろう 取 組 い 雇用 管理 事項 を、 就 労 意欲別 比 較す と 、 そのす べて つ いて 就 労意欲 が高 いと 考え て い 企 業の 実施 率が 、 就 労意欲 が低 いと して い 企業 のそ を 上回 っ てい 図 表 ４ ３
図 表 ４ ３ 就 労 意 欲 別 み た 雇 用 管 理 の 実 施状 況
67.6
46.9
29.0 33.2
66.7 74.2
44.7 61.7
43.0 54.3
48.7
57.7 61.3
43.8 50.5 73.1
50.2
32.1 38.1
71.7 78.1
51.0 65.7
45.2 56.4
52.6 63.8
66.2
47.9 58.6 63.6
44.2
26.1 29.5
64.3 72.3
41.0 60.2
42.1 55.1
45.3
54.0 58.6
41.9 45.5
58.6
45.7
28.6 31.4
54.3 65.7
32.9 51.4
34.3 38.6
44.3 42.9 51.4
32.9 35.7
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90
職務遂行状況の評価、
評価対する納得性の向上 希望を踏まえ配属、配置転換 業務遂行伴う裁量権の拡大 事業やチ単位の
業務処遇管理 優秀人材の抜擢用 能力成果等見合っ
昇進や賃金アッ 能力開機会の充実 きるけ長期安定的
働ける雇用環境の整備 労働時間の短縮や
働き方の柔軟化 長時間労働対策や
ンタルルス対策 有給休暇の取得進 職場の人間関や
コュニケションの円滑化 仕事育児、介護、傷病等の
両立支援や復職支援 公正待遇男女間、雇用
区分間等の待遇バランスの実現 経営戦略情報、部門職場の
目標の共有化、浸透進
計平均選択数 個 高い ち か いえば含む ５個 何も言え い 個 低い ち か いえば含む ５個
複数回答
％
14.5
4.5 3.6 6.7
17.4 12.4
18.1 14.3
11.0 17.9
8.3 21.0
14.8 15.0 22.9
0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0
㌽就労意欲 高い企業－低い企業の％差