今年度なし
15 苦情解決のうち報告すべき事項
今年度なし
以上
作成日:2018年4月1日 作成者:末永冨貴子
20160105 版
2017年度 新座どろんこ保育園 事業報告書
1 2017年度の概要 ~年度の基本方針を受けて
2017年度が始まる際に全職員で話し合い立てた園目標の「人と人、人と物との関わりを育み、
意欲のある子どもを育てる」についての振り返り 〇人と人との関わりを育むための取り組みについて
保育所保育指針の第一章(4)保育の環境で、“子ども自らが環境に関わり、自発的に活動し”
と表現している。子どもが一番身近な環境である大人と、他の子どもに対しての関わりを育 んで行けるよう職員で話し合い、取り組んできた。
・子どもが大人に対して関わっていけるよう環境作りを行った。
給食室の窓の下に子どもが登って窓を開けられるようにベンチを設置することで、「今日 のご飯は何?」「今日のおやつは何?」と子どもが調理の職員に積極的に話しかけるよう になった。また、子どもが何か欲しい時に職員室や支援室・調理室に子ども自身が行き、
大人に話しかけるよう促すことで子どもから積極的に大人に関わる姿が増えた。
遊びの場面では、2017年度初めは子どもが遊び方が分からず室内でも走りまわり、戦いご っこをする姿が多く見られた。職員で検討を繰り返し、コーナーを分かりやすく設定し、
遊びを選ぶことができ、保育者が遊びをリードすることで子どもが遊び方を覚えてきた。
子どもが職員と遊ぶことの楽しさを学び、落ち着いてテーブルで遊ぶ姿が多く見られるよ うになった。また、子ども同士で落ち着いて遊ぶ姿も増えてきた。今後、保育者がいなく ても様々な場所で子ども同士で遊び込めるよう進めていく。
・子ども同士の関わりを育む環境作りについて
子ども同士の喧嘩やトラブルの際に、子どもが話すことで解決するよう“Peace Table”
を作成した。こめ組の子どもたちを中心に喧嘩の際に子どもたち同士でPeace Tableに行き 話し合うようになってきた。だいず組・むぎ組へと今後浸透していくよう導いていく。
また、日常生活の中で子どもたちで話し合って決める事を大切にしてきた。異年齢で話し 合いをする事、クラスごとに話し合いをすることで自分の考えを他者に伝え、他者の考え を知れるよう導いていきたい。
〇人と物との関わりを育むための取り組みについて ・製作途中の物の展示について
廃材などを使っての製作では、最後まで作らずに散らかした状態で終わっている姿が多く 見られていた。物を継続して作ることで物を大切にする気持ちを養う事と、遊びに継続性
が持てるよう製作途中の物を保管しておける環境を用意していくことが現在の課題となっ ている。
・使用できる環境を目視で認識できることへの取り組み
子どもが今遊べる環境が分かるよう、「○×ボード」を設置した。2017年度初め、ホール など保育者が見れるときに開放していた。子どもはいつ解放されるか分からないので、
「今行っていい?」との保育者とのやり取りが多く見られた。「○×ボード」を設置して からは、子どもが自分で確認し、遊びたい場所で遊びを選べるようになってきた。まだ慣 れている段階だが、今後も子どもが目視して判断できる環境を設定していく。
・コーナーでの遊びの充実と片付けの習慣作りへの取り組み
遊びのコーナーを子どもが見て分かりやすくし、種類を増やした。遊びを子どもが選ぶこ とが出来始めた。また、1つの遊びに集中して取り組めるようパーテーションを作成し、
コーナーを区切った。子どもたちがテーブルの上で集中して遊ぶ姿が多く見られるように なった。
しかし、現在の課題として遊び終わった際に片付けずに他の遊びに移行することも多く見 られる。今後、遊び終わった時に片付けをすることを習慣付けていくよう進めていく。
〇子どもの意欲を引き出すことへの取り組みについて ・子どもが主体的に選択できる環境作りへの取り組み
活動や遊びについて、子どもが選択できるよう進めてきた。散歩の行き先や畑に行きたい 子・室内の遊び・園庭での遊びなど、選択肢を複数持てるよう取り組んだ。散歩の行き先
は、2か所~3か所設定して前日から子どもに示し、子どもが翌日の遊びを考え、楽しみに しながら選べるよう取り組んだ。散歩の行き先を選ぶことでまだ時間がかかっていること があり、課題となっている。2018年度も継続して活動や遊びの選択肢をより多く示せる様 進めていく。
振返り
〈1〉 保育内容の充実・質の向上
子どものエピソードを元に職員間で子どもについて話し合う「エピソード検討会」を始めた。
2017年度前半は数回しか実施できなかったが、後半には職員の提案で週1回の実施をベースにして いけるよう取り組んできた。しかし、行事の時期など実施が出来ていない時もあった。2018年度 はエピソード検討会を中心に子どもについて話す場をたくさん設け、職員の“子ども感”を共有 していきたい。
また、保育の中で“保育の約束”として下記項目を掲げて取り組んできた。
① 子どもに選択させる
② 子どものそばで小さな声で話す
③ 集まらない子には先に話をする
④ 子どもの悪い所を指摘せず、良い所を伸ばす
⑤ 分かりやすい、短い言葉で話す
この保育の約束は2018年度も継続して実施していく。
〈2〉 保育所を利用する子どもの保護者への支援
日頃の保育の内容が保護者に分かるように「保育の見える化」について取り組んできた。
① 日々の保育の様子を画像化し、お迎えボードに掲示した。その画像を1日ごとにファイル に綴じ、いつでも見られるよう掲示した。
② 行事の画像や資料を園内の掲示スペースに行事後1月ほど掲示した。その後、ファイルに 綴じ、いつでも見れるように掲示した。
生活発表会などで年1回保育園に来る祖父母の方々から嬉しいとの言葉をいただいた。上記は 2018年度も継続していく。
2017年9月に実施した、保護者アンケートでの保護者の声で、“保育について相談をしやすい”
に対して評価が低かった事を受け、2017年度後半から保護者との面談を実施する機会を多く持つ
ように取り組んだ。
2016年度の保護者面談数が1家庭だったのに対して、2017年度は67家庭中、48家庭と面談を実施
することができた。今後も保護者との情報共有を通じて子育て支援の質を上げていくよう取り組 んでいく。
〈3〉 地域の子育て支援事業
支援センターでの活動は多数の来園者(月平均200人)があり、盛況だった。特に水曜日の自 然食堂と金曜日の親子イベントを楽しみに来園してくれる方が多く、地域の子育て家庭間の交 流を図ることができた。支援センター長と担当職員が季節ごとに多彩な企画を立ててくれてい るので、継続して実施していく。
保護者からの相談の件数も多く、育児の悩みを解決する拠点としての機能を今後も継続して 高めていきたい。
〈4〉 次世代を担うスタッフ育成
職員が自ら年度で取り組んでいく項目についてまとめ、目標設定を4月~5月で実施した。4月 から8月頃までは、個々で外部研修や他園研修に参加していたが、まだまだ園としての計画的な 研修体制は出来ていなかった。
秋になり、職員が自ら学びたい事柄をまとめ、研修計画を立てて毎月実施する体制が出来始 めてきた。2017年11月から毎月の、①園内研修 ②エピソード検討会 ③法人主催の保育スキ ル講座 ④他園研修 について園全体の“研修計画”を作成し、職員掲示板に貼りだすことで 研修への意識が高まった。
2018年度は、職員の目標設定~研修計画作成~実施~園内へのフィードバックの体制を構築 していく。特に事業計画書に記載した「見守る保育」について職員みんなで学び合い、保育の 質を高めていく。
〈5〉 異年齢保育における活動の共通認識を高める
1階のフロアー(あずき・幼児)と2階のフロアー(あわ・ひえ)の子どもたちが自然な形で 関わっていくことが課題となっている。異年齢の関わりを育むために、職員の全体会議で定期 的に全職員で話し合ってきた。2017年度は、まず夕方の時間から1階・2階の子どもたちが自然 に関われるよう取り組んだ。2018年度以降、より異年齢の関わりの機会を増やし、より自然に 過ごせるよう取り組んでいく。
2 児童利用状況
月極利用児童受託状況 ※定期利用契約児童は二段に分け下段に記載
0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 合計 年度前半:4~9月 6人 15人 15人 15人 15人 14人 80人 年度後半:10~3月 6人 15人 15人 15人 15人 14人 80人