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サンプルの演奏を記録する

ドキュメント内 SP-303_j (ページ 43-48)

第 5 章 サンプルの演奏を記録する(パターン・シーケンサー)

サンプルの演奏操作をパターン として記録しておくと、後か らそのまま再生することができます。

フレーズのサンプルをいくつも組み 合わせて簡単な曲を作っ たり、リズムのサンプルを組み合 わせてリズム・パターンを 作るのに便利です。

パターンの構成

[PATTERN SELECT]が点灯して いる状態 では、パネ ル上 のパッド 1 〜 8 には、それぞれひとつずつパターンを割り当 てることができます。パッドに割り当てた 8 つのパターンを ひとま とめにした ものを「パター ン・バンク」と呼び、SP-303 では A 〜 D の 4 つのパターン・バンクを使うことがで きます。パターン・バンク A と B は SP-303 本体のバンク、

パターン・バンクCとDはメモリー・カードにあるバンクです。

※ 電源投入時には、パターン・バンク A が選ばれます。

fig.r05-01

[PATTERN SELECT]が点灯しているときには、BANK[A]

〜[D]はパターン・バンク、パッド 1 〜 8 はパターンを指 定するのに使用します。

パターンのテンポを変更する

パターンのテンポは、すべてのパターンに共通の設定です。

※ パターンごとにテンポを記憶させることはできません。

テンポを変更するには、次の手順で行ないます。

fig.r05-02

1.[PATTERN SELECT]を押してボタンを点灯させます。

ディスプレイに Ptn と表示されます。

※ すでに点灯していれば、押す必要はありません。

2.[TIME/BPM]を押してボタンを点灯させます。

パターンのテンポ(BPM)がディスプレイに表示されま す。

※ パターンのテンポが MIDIシーケンサーのテンポに同期し ている場合(P.55)には --- と表示され、以後の操作 を行なうことはできません。

3. CTRL 2(BPM)つまみを回して BPM を設定します。

設定した BPM がディスプレイに表示されます。

右に回すと BPM が大きく(テンポが速く)なり、左に 回すと BPM が小さく(テンポが遅く)なります。

設定範囲:40 〜 200

BPM が 40 〜 60、160 〜 180 のときは偶数の値のみ設 定することができます。

BPM が 180 〜 200 のときは 180、183、186、190、

193、196、200 のいずれかに設定することができます。

4.[TIME/BPM]を押してボタンを消灯させます。

設定した BPM が記憶されます。

CD やターンテーブルのテンポに合わ せるには

CD やターンテーブルの演奏に合わせて[TAP TEMPO]を 押すことで、パターンのテンポを設定することができます。

[TAP TEMPO]を一定の間隔で4回叩くと、その間隔を 4 分 音符とみなした BPM が設定され、値がディスプレイに表示 されます。

メモリー・カードの 2バンク

(計16パターン)

本体上の 2バンク

(計16パターン)

1〜8のパッド(パターン)

パターン・バンク 

B

パターン・バンク 

A

パターン・バンク 

D

パターン・バンク 

C

1

3

2,4

第 5 章 サンプルの演奏を記録する(パターン・シーケンサー)

fig.r05-03

[TAP TEMPO]は[PATTERN SELECT]が点灯 してい る ときに使用可能になります。

パターンを止める

いったん再生が始まると、パッドか ら指を離した後もパター ンは再生を続けます。

再 生中 の パタ ーン を 止め る とき は[CANCEL](PATTERN STOP)を押します。

[PATTERN SELECT]が点灯し、ディスプレイに Ptn と表示されて いるときには、点灯している パッド(再生 中のパターン のパッド)を押すことでも、パタ ーンの再 生を止めることができます。

再生中にパターンを切り替える

パターンの再生中に、別のパターン にリアルタイムに切り替 えることができます。

fig.r05-04

1.[PATTERN SELECT]を押してボタンを点灯させます。

ディスプレイに Ptn と表示されます。

2. BANK[A]〜[D]のいずれかを押してボタンを点灯さ せ、切り替えたいパターンのバンクを選びます。

※ メモリー・カード が差し込まれていないと きは、パター ン・バンク C/D を選ぶことはできません。

3. 切り替えたいパターンのパッドを押します。

再生中のパタ ーンが停止し、すぐに新しいパ ターンの再 生が始まります。このとき[PATTERN SELECT]は消 灯します。

※ パタ ーンの 割り当て られて いない(録 音されて いない)

パターンを録音する

サンプルの演奏をパター ンに録音する際には、録音を停止さ せるまでの間、指定した長さ の小節数を繰り返し録音します ので(ループ・レコーディング)、サンプルの演奏を順番に重 ねていくことができます(オーバーダビング)。

fig.r05-05

1.[PATTERN SELECT]を押してボタンを点灯させます。

ディスプレイに Ptn と表示され、パターンの割り当て られているパッドが点滅します。

※ すでに点灯している場合は押す必要はありません。

※ [PATTERN SELECT]が消灯していると、サンプリング になってしまいます。ご注意ください。

2.[REC]を押してボタンを点灯させます。

パ ター ンの 割り当 てら れて いな いパ ッド がす べて点 滅 し、メトロノームが鳴り始めます。

3. BANK[A]〜[D]のいずれかを押して、録音したいパ ターンのバンクを選びます。

※ メモリー・カ ードが差し込まれていな いときは、パター ン・バンク C/D を選ぶことはできません。

4. 録音するパターンを割り当てたいパッドを押します。

押したパッドが点灯し、他のパッドは消灯します。

[REC]が点滅します。

5.[START/END/LEVEL]を押してボタンを点灯させます。

6. CTRL 3/MFX(LEVEL)つまみを回して、メトロノーム の音量を調節します。

7.[TIME/BPM]を押してボタンを点灯させます。

1

2 3

11,13 1

2,14,17

6,10,12 8

3 4,15,16

9

5

7

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第5

8. メトロノームを聴きながら CTRL 2(BPM)つまみを回 し、パターンのテンポを調節します。

設定範囲:40 〜 200

BPM が 40 〜 60、160 〜 180 のときは偶数の値のみ設 定することができます。

BPM が 180 〜 200 のときは、180、183、186、190、

193、196、200 のいずれかに設定することができます。

※ [TAP TEMPO]を 4 回以上押すことでもテンポを設定 する こと ができ ます。[TAP TEMPO]を使っ た場合 に は、40 〜 200 の範囲内で任意の値に BPM を設定する ことができます。

9.[LENGTH]を押してボタンを点灯させます。

録音するパ ターンの長さ(パターン・レン グス)が小節 数でディスプレイに表示されます。

10.CTRL 3/MFX つまみを回して、パターン・レングスを設 定します。

設定されたパ ターン・レングスの値がディス プレイに表 示されます。

設定範囲:1 〜 99

1 〜 20 小節までは 1 小節単位、それを超える長さの場 合は 4 小節単位で設定することができます。

11.[QUANTIZE]を押してボタンを点灯させます。

[LENGTH]が消灯します。

ディスプレイにクォンタイズの設定値が表示されます。

12.CTRL 3/MFX つまみを回して、クォンタイズを設定しま す。

設定したクォンタイズがディスプレイに表示されます。

表示の意味は次のとおりです。

oFF:クォンタイ ズを行いません。パッドを押したタイ ミングそのままで録音されます。

4: 4 分音符のタイミングに揃えます。

8: 8 分音符のタイミングに揃えます。

8-3: 3 連 8 分音符のタイミングに揃えます。

16: 16 分音符のタイミングに揃えます。

13.[QUANTIZE]を押してボタンを消灯させます。

14.[REC]を押します。

[REC]の点滅が点灯に変わり、録音がスタートします。

実際に録音が始まるまで 1 小節のカウントが入りますの で、メトロノームを聴きながら 1 小節分待ちます。この ときディスプレイには、拍に合わせて -4、-3、-2、-1 と カウントが表示されます。

カウント が終わると実際に録音が始ま り、ディスプレイ に小節と拍が表示されます。

※ カウントの間に演奏されたパッドは録音されません。

15.録音したいタイミングでパッドを押します。

録音中には パッドでサンプルを演奏する ことができるよ うになっ ています。また、バンク・ボタンで サンプルの バンクを切り替えることができます。

押された パッドのサンプルが鳴り、クォン タイズで設定 したタイミングに補正されて録音されます。

ディスプ レイに表示された小節数がパ ターン・レングス の設定値を超えると、自動的に 1 小節目に戻って録音が 続きます。(ループ・レコーディング)

このとき、すでに録音した演奏が再生されます。

16.さらに録音したいサンプルのパッドを押します。

前回録音したパッド の演奏と今回押したパッドの演奏が 重ねて録音されます(オーバーダビング)。いくつもサン プルを重ねたい場合 や一度に録音することができない複 雑な演奏でも、何回にも分けて録音することができます。

途中でクォンタイズを変更したいとき

a.[QUANTIZE]を押してボタンを点灯させます。

b. CTRL 3/MFX つまみを回して、クォンタイズの設定を変 更します。

c. 設定後、[QUANTIZE]を押してボタンを消灯させます。

クォンタ イズの設定が記憶され、設定はす ぐに録音に反 映されます。

17.録音を終了させたいタイミングで、[REC]を押します。

ディスプ レイのドットが点滅します。点滅 が消えたら録 音終了です。

ドットが点 滅している間は絶対に電源を 切らないでくだ さい。録音し たパターンだけでなく他のパ ターンやメモ リー・カードも破壊される恐れがあります。

クォンタイズとは

パッドを押してサンプルを 演奏させると、どうしてもタ イミングにばらつきが生じ てしまいますが、このばらつ きを自動的に正確なタイミン グに補正して録音する機能 がクォンタイズです。クォンタイズを設定しておくと、4 分音符、8 分音符、16 分音符などの正確なタイミングに 発音を揃えて録音することができます。

特にグルーブ系の音楽などで ジャストなタイミングを作 るのに便利です。

また、リズム・パターンを作るときにも便利です。

ドキュメント内 SP-303_j (ページ 43-48)

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