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各サイトのシステムログファイルの運用

ここでは,業務サイトとログ適用サイトでのシステムログファイルの運用方法について説明します。

ログ同期方式の場合,業務サイトのデータベース更新時のログを使用して,ログ適用サイトのデータベース を更新します。そのため,業務サイトでは不要なシステムログファイルであっても,ログ適用サイトではロ グ適用していないために必要となることに注意してください。

業務サイトのシステムログファイルに対して次の操作をした場合,ログ適用サイトにも影響があります。

• システムログファイルの削除

• システム定義(pdlogadfg および pdlogadpf オペランド)の変更

また,ログ同期方式のリアルタイム SAN レプリケーションを適用した場合,現用となるシステムログファ イルの決定方法も変わります。

詳細を次に示します。

11.3.1 システムログファイルの削除

業務サイトのシステムログファイルを削除する場合,ログ適用サイトに影響があるかどうかを確認してから 行います。ログ適用していないシステムログファイルを削除した場合,ログ適用サイトはログの欠損を検知 して異常終了します。この場合,システムログ適用化を実施してから,ログ適用を開始してください。

業務サイトのシステムログファイルを削除する手順を次の図に示します。

図 11‒3 業務サイトのシステムログファイルを削除する手順

各手順の詳細を次に示します。

(1) 業務サイトのシステムログファイルのクローズ

削除対象のシステムログファイルがオープン状態の場合,pdlogcls コマンドでシステムログファイルをク ローズします。

(2) 削除対象のシステムログファイルのラン ID および世代番号の確認

削除対象のシステムログファイルのラン ID および世代番号を確認します。ラン ID および世代番号の確認

(3) ログ適用サイトのログ適用状況の確認

削除対象のシステムログファイルが初期状態の場合,この手順は必要ありません。

pdls -d ris コマンドでログ適用サイトのログ適用状況を確認し,削除対象のシステムログファイルのラン ID および世代番号と比較して,削除対象のシステムログファイルにログ適用していないシステムログが含 まれるかどうかを確認します。次の手順で確認してください。

〈手順〉

1. pdls -d ris コマンドを実行し,削除対象のシステムログファイルがあるサーバの,ログ適用処理の 実行状況を確認してください。

2. 1.のログ適用処理の実行状況と,(2)の削除対象のシステムログファイルのラン ID および世代番号 を比較して,次のどちらかの条件を満たしているか確認してください。

・削除対象のシステムログファイルのラン ID より,ログ適用処理の実行状況が示すシステムログ適 用中ポイントのラン ID の方が大きい(ラン ID を 16 進数の数値とみなして比較します)。

・削除対象のシステムログファイルのラン ID と,ログ適用処理の実行状況が示すシステムログ適用 中ポイントのラン ID が一致し,かつ削除対象のシステムログファイルの世代番号よりログ適用処理 の実行状況が示すシステムログ適用中ポイントの世代番号の方が大きい。

3. 確認した結果,どちらかの条件を満たしている場合,ログ適用していないシステムログは含まれて いないと判断できます。この場合,(4)の作業へ進んでください。

どちらの条件も満たしていない場合,ログ適用していないシステムログが含まれていることになり ます。この場合,時間を置いてから再度ログ適用サイトのログ適用処理の実行状況を確認し,削除 対象のシステムログファイルのログ適用が完了するまで待ってください。

(4) 業務サイトのシステムログファイルの削除

業務サイトのシステムログファイルを pdlogrm コマンドで削除します。

11.3.2 システム定義の変更

業務サイトでシステム定義(pdlogadfg および pdlogadpf オペランド)を変更した場合,ログ適用サイト のシステム定義も同じに変更する必要があります。

業務サイトおよびログ適用サイトのシステム定義を変更する手順を次の図に示します。

図 11‒4 業務サイトおよびログ適用サイトのシステム定義を変更する手順

(1) HiRDB の終了

各サイトの HiRDB の終了方法については,「11.2 各サイトの終了方法」を参照してください。

(2) システム定義の変更

各サイトのシステム定義(pdlogadfg および pdlogadpf オペランド)を変更します。システムログファイ ルのファイルグループを追加する場合は,「9. システム設計時の考慮点」の規則に従ってシステムログファ イルを作成し,配置してください。

(3) HiRDB の開始

各サイトの HiRDB の開始方法については,「11.1 各サイトの開始方法」を参照してください。

11.3.3 現用となるシステムログファイルの決定方法

ログ同期方式のリアルタイム SAN レプリケーションを適用している場合と適用していない場合とで,現用 となるシステムログファイルの決定方法が異なります。ログ同期方式のリアルタイム SAN レプリケー ションを適用している場合の,現用となるシステムログファイルの決定方法を次に示します。

過去に現用となったファイルグループがある場合

各サーバ定義の,最後に現用となったファイルグループの次のファイルグループが現用になります。

過去に現用となったファイルグループがない場合

各サーバ定義の,最初に指定したファイルグループが現用になります。