4th Dimension 2003 では、コンパイルの実行は、「コンパイル」ダイアログボックスを使用 して行います。このダイアログボックスには、「ツール」メニュー(「デザイン」モード)
の新しいコンパイラコマンドを使用してアクセスすることができます。
注:データベースにメソッドが 1 つも存在しない場合、新しいコンパイラコマンドはグ レー表示されます。
このウインドウを使用して、データベースのコンパイルの開始や(シングルユーザの 4th Dimension を使用した場合のみ)、メソッドのシンタックスチェックを行います。さらに、
提供されるオプションを用いて、警告の表示や非表示、データベースの変数定義メソッ ドの生成や再生成、およびコンパイル済コードの削除を設定することができます。
注:
・データベースのコンパイルには、適切なライセンスが必要です。このライセンスが定 義されていない場合、コンパイルを実行することができません(「コンパイル」ボタンは グレー表示されます)。ただし、シンタックスチェックと変数定義メソッドの生成は行う ことができます。
・ 4D Client では、「シンタクッスチェック」と「生成」(変数定義メソッド)ボタンだけ がアクティブになります。
■シンタックスチェック:このボタンは、シンタックスチェックフェーズの実行を開始 します。チェックが終了すると、検出されたエラーがすべて情報エリアに表示されま す。
次の節で説明するように、エラー行をダブルクリックして、対応するメソッドを表示 することができます。
■コンパイル:このボタンは、即座にデータベースコンパイルプロセスを開始します。
まず初めに、各種パスが実行され、「環境設定」ウインドウで定義された設定に基づい て、チェックや変数定義、初期設定を行います。
エラーが検出されなければ、実際のコンパイルが開始します。
エラーが検出されると、プロセスが中止され、ウインドウの情報エリアに問題となるメ ソッド名と行番号が階層リスト形式で表示されます。
問題となるメソッドを直接 4D の「メソッド」エディタ上で開くには、検出された各エ ラーをダブルクリックします。すると、エラーを含む行が高輝度で表示されます。
エディタの「メソッド」メニューから「前のエラー/次のエラー」コマンドを選択する と、エラーを含む行の間を移動することができます。
コンパイラとアプリケーションビルダ 4
■警告表示: 4th Dimension 2003 では、常に警告が有効になります。このオプションを使 用して、コンパイラウインドウの情報エリアに警告を表示したり、または隠すことが できます。
このオプションを選択すると、ウインドウには他のエラータイプの後に警告(存在する 場合)が表示されます。また、警告はイタリック体で表示されます。
警告をダブルクリックすると、対応するメソッドが開かれます。
オプション
「コンパイラ」ウインドウには、2 つの追加オプションがあります(デフォルトでは隠れ ています)。このオプションエリアを表示するには、展開用のボタンをクリックします。
警告表示用オプション 警告
このエリアには、次のボタンがあります。
■クリア(コンパイル済みコード):このボタンを使用すると、ストラクチャファイル のコンパイル後のコードが削除されます。ボタンをクリックすると、コンパイル中に 生成されたすべてのコードが削除されます。4D Tools で圧縮を実行すると、ストラク チャファイルのサイズはそれに応じて縮小されます。
「モード」メニューの「コンパイルモードで実行」コマンドは無効になり、データベー スを開くダイアログボックスの「コンパイルモードで開く」オプションはグレー表示 されます。
このオプションを使用しても、生成されたコンパイラメソッドは削除されない点に注 意してください。
■生成(変数定義メソッド):このボタンを使用すると、変数定義である「コンパイラ メソッド」(後述の「コンパイラメソッド」の節を参照)が作成(または更新)されま す。
これらのメソッドが既に存在する場合、その内容が更新されます。必要なコンパイラメ ソッド(つまり、データベースに既に存在する項目用のメソッド)だけが作成されます。
これらのメソッドのデフォルト名は、「環境設定」で変更することができます。情報エリ アには、メソッドの作成や更新中に見つかったエラーが示されます。エラー行をダブル クリックすると、エラーの原因となるメソッドや行が「メソッド」エディタ上に表示さ れます。