2. 所有者に対するパーミッションの状態 3. グループに対するパーミッションの状態
7.8 端末設定コマンド
自分が使っている端末の設定を行う時、あるいは、設定を変更するときには、\stty"コマン ド を使います。\stty"コマンド には、特定のキー入力に何らかの機能を持たせるものと、端末
自体に何らかの機能を持たせるものの2つの使い方があります。
いま自分の端末の設定がどの様になっているかを知るには、\stty all"と入力します。
操作例
sophia% stty all 3 0
2 1
#2 disc;speed 9600 baud; 24 rows; 80 columns
erase = ^H; werase = ^W; kill = ^U; intr = ^C; quit = ^\; susp = ^Z
………
………
上記の例において、1 画面に表示できる行数は 24 行、1 行 80 桁で、文字の削除は \^H"
(Ctrl+h)、コマンド ラインにおける入力文字列の一括削除は\^U"(Ctrl+u) にそれぞれ割 当てられていることがわかります。これらの機能は \stty" コマンド を使って、自分用に設定 を変更することができます。
コマンド 形式
sophia% stty 機能名 割当てキー
それでは、現在「文字の削除」に割り当てられているキー設定を\^E"に変えてみましょう。
操作例
sophia% stty erase
^
e 3 0
2 1
( キー設定の変更
sophia% stty all 3 0
2 1
( 端末設定の確認
#2 disc;speed 9600 baud; 24 rows; 80 columns
erase = ^E; werase = ^W; kill = ^U; intr = ^C; quit = ^\; susp = ^Z
………
………
これで文字の削除は\^E"に割り当てられました。次に、端末自体に何らかの機能を持たせ る場合の説明をします。コマンド 形式は次のとおりです。
コマンド 形式
sophia% stty 機能名
例として、プロンプト、入力した文字等を画面に反映させない設定を行います。
操作例
sophia% stty -echo 3 0
2 1
(画面に反映させないように設定
この状態で何か文字を入力しても画面には何も表示されません。例えば、この状態で\stty
all"と入力してみて下さい。
操作例
sophia% ( \sttyall"と入力します
#2 disc;speed 9600 baud; 24 rows; 80 columns
erase = ^E; werase = ^W; kill = ^U; intr = ^C; quit = ^\; susp = ^Z
………
………
再び画面に表示させるようにするには、次のように入力します。
操作例
sophia% stty echo 3 0
2 1
( 画面に表示させるように設定
これらの設定は、ログアウトすると解除されてしまいます。常時設定しておきたい時には、
\.login"もしくは、\.cshrc"ファイルに記述しておく必要があります。また、設定できる機 能名は数多くありますので、詳しくはオンラインマニュアルを参照してください。
7.9
環境設定
ここでいう「環境」とは、UNIXマシンにインストールされているアプ リケーション等を使 う上で必要な環境の事を言います。
環境設定を行う代表的なコマンド として、\setenv",\unsetenv",\printenv"があります。現在 の自分の環境状況をすべて知りたい場合は\printenv"コマンド を実行します。
操作例
sophia% printenv 3 0
2 1
TERM=vt100 ( 使っている端末のタイプ
GWSOURCE=telnet
HOME=/shome/succ/t-jouchi (ユーザホームデ ィレクトリ
SHELL=/usr/local/bin/tcsh (使っているシェル
USER=t-jouchi ( ユーザ名(ログ イン名)
LOGNAME=t-jouchi
PATH=/usr/local/bin:/usr/ucb:/usr/bin:/bin:/usr/hosts:/usr/local/mh:.
:/usr/bin/X11 ( コマンド 検索パス
HOSTTYPE=alpha
VENDOR=dec
OSTYPE=osf1
MACHTYPE=alpha
PWD=/shome/succ/t-jouchi
HOST=sagami
I18NPATH=/usr/i18n
JSERVER=sagami ( 日本語変換する際のサーバマシン名
EDITOR=/usr/local/bin/emacs ( アプ リケーションを使う際のエデ ィタ名
LESSCHARSET=ujis-jis
PAGER=/usr/local/bin/less -is ( \man"コマンド でのページャー
………
………
また、ある環境変数だけを表示させたい場合は、
操作例
sophia% printenv EDITOR 3 0
2 1
/usr/local/bin/emacs
環境変数を設定するには\setenv"を使います。
コマンド 形式
sophia% setenv 環境名 設定内容
例1 \EDITOR"環境を\/usr/ucb/vi"に変更したい場合
sophia% setenv EDITOR /usr/ucb/vi 3 0
2 1
sophia% printenv EDITOR 3 0
2 1
/usr/ucb/vi
例2 \manコマンド でのページャーに\less"コマンド を設定する場合
sophia% setenv PAGER /usr/local/bin/less 3 0
2 1
sophia% printenv PAGER 3 0
2 1
/usr/local/bin/less
これらの設定は、ログアウトすると解除されてしまいます。常時設定しておきたい時には、
\.cshrc"ファイルに記述しておく必要があります。また、設定できる環境変数は数多くあり
ますので、詳しくはオンラインマニュアルを参照してください。
設定されている環境変数を解除するには\unsetenv" コマンド を使います。
コマンド 形式
sophia% unsetenv 環境名
例 環境変数 EDITOR を解除したい場合。
sophia% unsetenv EDITOR 3 0
2 1
sophia% printenv EDITOR 3 0
2 1
sophia%
第
8章
いろいろなコマンド
UNIXには数多くのコマンド が用意されています。大抵のコマンド は、
/bin
/usr/bin
/usr/ucb
/usr/local/bin
/usr/local/bin/gnu
というディレクトリの下にあります。ただし、これらのディレクトリ名は利用するシステム によって異なりますので、各自でコマンド が格納されているディレクトリに移動(\cd"コマン ド 等を使って)して確認してください。ここでは、UNIXを使う上で便利と思われるコマンド
をいくつか紹介します。
文字列の検索 grep (8.1節: p.93) 文字数・行数の検索 wc (8.2節: p.95) 文字列の並び変え sort (8.3節: p.96) 重複行の削除 uniq (8.4節: p.97)
文字変換 tr (8.5節: p.99)
ファイルの比較 di (8.6節: p.100) ファイルの圧縮・伸長 compress, uncompress, (8.7節: p.101)
gzip, gunzip
ファイルの探索 nd (8.8節: p.103) 他ユーザとの会話 phone, talk (8.9節: p.104) 正規表現を使ったファイルの編集 sed, awk (8.11節: p.110)