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端末設定コマンド

ドキュメント内 さあはじめよう,UNIX (ページ 98-103)

2. 所有者に対するパーミッションの状態 3. グループに対するパーミッションの状態

7.8 端末設定コマンド

自分が使っている端末の設定を行う時、あるいは、設定を変更するときには、\stty"コマン ド を使います。\stty"コマンド には、特定のキー入力に何らかの機能を持たせるものと、端末

自体に何らかの機能を持たせるものの2つの使い方があります。

いま自分の端末の設定がどの様になっているかを知るには、\stty all"と入力します。

操作例

sophia% stty all 3 0

2 1

#2 disc;speed 9600 baud; 24 rows; 80 columns

erase = ^H; werase = ^W; kill = ^U; intr = ^C; quit = ^\; susp = ^Z

………

………

上記の例において、1 画面に表示できる行数は 24 行、180 桁で、文字の削除は \^H"

(Ctrl+h)、コマンド ラインにおける入力文字列の一括削除は\^U"(Ctrl+u) にそれぞれ割 当てられていることがわかります。これらの機能は \stty" コマンド を使って、自分用に設定 を変更することができます。

コマンド 形式

sophia% stty 機能名 割当てキー

それでは、現在「文字の削除」に割り当てられているキー設定を\^E"に変えてみましょう。

操作例

sophia% stty erase

^

e 3 0

2 1

( キー設定の変更

sophia% stty all 3 0

2 1

( 端末設定の確認

#2 disc;speed 9600 baud; 24 rows; 80 columns

erase = ^E; werase = ^W; kill = ^U; intr = ^C; quit = ^\; susp = ^Z

………

………

これで文字の削除は\^E"に割り当てられました。次に、端末自体に何らかの機能を持たせ る場合の説明をします。コマンド 形式は次のとおりです。

コマンド 形式

sophia% stty 機能名

例として、プロンプト、入力した文字等を画面に反映させない設定を行います。

操作例

sophia% stty -echo 3 0

2 1

(画面に反映させないように設定

この状態で何か文字を入力しても画面には何も表示されません。例えば、この状態で\stty

all"と入力してみて下さい。

操作例

sophia% ( \sttyall"と入力します

#2 disc;speed 9600 baud; 24 rows; 80 columns

erase = ^E; werase = ^W; kill = ^U; intr = ^C; quit = ^\; susp = ^Z

………

………

再び画面に表示させるようにするには、次のように入力します。

操作例

sophia% stty echo 3 0

2 1

( 画面に表示させるように設定

これらの設定は、ログアウトすると解除されてしまいます。常時設定しておきたい時には、

\.login"もしくは、\.cshrc"ファイルに記述しておく必要があります。また、設定できる機 能名は数多くありますので、詳しくはオンラインマニュアルを参照してください。

7.9

環境設定

ここでいう「環境」とは、UNIXマシンにインストールされているアプ リケーション等を使 う上で必要な環境の事を言います。

環境設定を行う代表的なコマンド として、\setenv",\unsetenv",\printenv"があります。現在 の自分の環境状況をすべて知りたい場合は\printenv"コマンド を実行します。

操作例

sophia% printenv 3 0

2 1

TERM=vt100 ( 使っている端末のタイプ

GWSOURCE=telnet

HOME=/shome/succ/t-jouchi (ユーザホームデ ィレクトリ

SHELL=/usr/local/bin/tcsh (使っているシェル

USER=t-jouchi ( ユーザ名(ログ イン名)

LOGNAME=t-jouchi

PATH=/usr/local/bin:/usr/ucb:/usr/bin:/bin:/usr/hosts:/usr/local/mh:.

:/usr/bin/X11 ( コマンド 検索パス

HOSTTYPE=alpha

VENDOR=dec

OSTYPE=osf1

MACHTYPE=alpha

PWD=/shome/succ/t-jouchi

HOST=sagami

I18NPATH=/usr/i18n

JSERVER=sagami ( 日本語変換する際のサーバマシン名

EDITOR=/usr/local/bin/emacs ( アプ リケーションを使う際のエデ ィタ名

LESSCHARSET=ujis-jis

PAGER=/usr/local/bin/less -is ( \man"コマンド でのページャー

………

………

また、ある環境変数だけを表示させたい場合は、

操作例

sophia% printenv EDITOR 3 0

2 1

/usr/local/bin/emacs

環境変数を設定するには\setenv"を使います。

コマンド 形式

sophia% setenv 環境名 設定内容

1 \EDITOR"環境を\/usr/ucb/vi"に変更したい場合

sophia% setenv EDITOR /usr/ucb/vi 3 0

2 1

sophia% printenv EDITOR 3 0

2 1

/usr/ucb/vi

2 \manコマンド でのページャーに\less"コマンド を設定する場合

sophia% setenv PAGER /usr/local/bin/less 3 0

2 1

sophia% printenv PAGER 3 0

2 1

/usr/local/bin/less

これらの設定は、ログアウトすると解除されてしまいます。常時設定しておきたい時には、

\.cshrc"ファイルに記述しておく必要があります。また、設定できる環境変数は数多くあり

ますので、詳しくはオンラインマニュアルを参照してください。

設定されている環境変数を解除するには\unsetenv" コマンド を使います。

コマンド 形式

sophia% unsetenv 環境名

例 環境変数 EDITOR を解除したい場合。

sophia% unsetenv EDITOR 3 0

2 1

sophia% printenv EDITOR 3 0

2 1

sophia%

8

いろいろなコマンド

UNIXには数多くのコマンド が用意されています。大抵のコマンド は、

/bin

/usr/bin

/usr/ucb

/usr/local/bin

/usr/local/bin/gnu

というディレクトリの下にあります。ただし、これらのディレクトリ名は利用するシステム によって異なりますので、各自でコマンド が格納されているディレクトリに移動(\cd"コマン ド 等を使って)して確認してください。ここでは、UNIXを使う上で便利と思われるコマンド

をいくつか紹介します。

文字列の検索 grep (8.1: p.93) 文字数・行数の検索 wc (8.2: p.95) 文字列の並び変え sort (8.3: p.96) 重複行の削除 uniq (8.4: p.97)

文字変換 tr (8.5: p.99)

ファイルの比較 di (8.6: p.100) ファイルの圧縮・伸長 compress, uncompress, (8.7: p.101)

gzip, gunzip

ファイルの探索 nd (8.8: p.103) 他ユーザとの会話 phone, talk (8.9: p.104) 正規表現を使ったファイルの編集 sed, awk (8.11: p.110)

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