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コピー

ドキュメント内 ユーザーズガイド (ページ 151-171)

第 3 章 DatacloningWizard の運用

A.4 コピー

DatacloningWizard OnlineBackup for Windows Server® V5.1L10 ユーザーズガイド

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「RAWモード」を選択すると、パーティション外の未使用セクタを含めて、ディスク内 のすべてのセクタをコピーします。通常のパーティション構造と異なる構造をしたシ ステムのディスクや、通常のパーティション情報領域以外にデータを保存するブート セレクタやディスク保護ソフトなどを使ったディスクを処理する場合に指定します。

なお、コピー元とコピー先には同じタイプのハードディスクを選択してください。

3

「ディスク」を選択して【Enter】キーを押します。

コピー元ディスク選択画面が表示されます。

4

コピー元ディスクを指定して【Enter】キーを押します。

確認の画面が表示されます。

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5

内容を確認して[OK]を選択し、【Enter】キーを押します。

コピー先ディスク選択画面が表示されます。

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コピー先ディスクを指定して【Enter】キーを押します。

確認の画面が表示されます。

コピー先として、フォーマットしていないディスクや、パーティションが作成されて いないディスクも指定できます。

7

内容を確認して[OK]を選択し、【Enter】キーを押します。

コピー先のディスクにフォーマットされたパーティションがある場合、データを削除 してよいかを確認するメッセージが表示されます。削除してもよい場合は、[

OK

]を 選択して【Enter】キーを押します。

オプション選択画面が表示されます。

8

オプションの各項目を設定します。

表:オプションの各項目の説明

項目 内容

使用域のみコピー 「する」の場合は、コピー対象がFAT12 / FAT16 / FAT32 / NTFSフォー マットのパーティションに対して、使用域のみのコピーができます。

それ以外のフォーマットのパーティションやフォーマットされていな いパーティションがコピー対象に含まれている場合は、自動的に全域 を対象にコピーが行われます。

「しない」の場合は、すべてのパーティションに対して、全域を対象と したコピーを行います。全域を対象としたコピーは、使用域のみのコ ピーより時間がかかります。デフォルトは「する」です。

処理対象が「RAWモード」の場合は指定できません。

ファイルシステム診

ファイルシステム上の二重化されたシステムファイルのチェックを行 います。デフォルトは「しない」です。

「使用域のみコピー」を「する」に指定した場合のみ設定できます。

処理対象が「RAWモード」の場合は指定できません。

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「指定完了」を選択して【Enter】キーを押します。

パーティションサイズ確認画面が表示されます。

確認画面が表示される前に「パーティションサイズを自動変更しますか?」という メッセージが表示されることがあります。[はい]を選択するとコピー先のディスク容 量に適合するようにパーティションサイズが自動変更されます。[いいえ]を選択する とパーティションサイズは、コピー元のパーティションサイズと同じに設定されます。

自動変更を行った後でもパーティションサイズは手動で変更できます。

不良セクタ診断 不良セクタを診断します。デフォルトは「しない」です。

ベリファイ ディスクまたはパーティション(区画)に書き込んだデータのベリ ファイ(確認)を行います。デフォルトは「しない」です。

不良セクタのスキッ

コピー元ディスクで不良セクタを検出した場合、不良セクタをスキッ プしてコピーを継続します。スキップしたセクタのデータは、16 進数

ff 埋めデータとしてコピーします。また、カレントディレクトリに

不良セクタ情報ファイル"DEFSECT.ERR"が作成されます。このオプ ションを選択してコピーした結果には不完全なファイルのデータが含 まれる可能性があるので、ファイルシステムとしての整合性は保証さ れません。コピーしたシステムでは正常に起動しないこともあります。

このオプションを指定する場合は十分に注意してください。処理対象 が「RAW モード」の場合、または「使用域のみコピー」を「しない」

に指定した場合に設定できます。

表:オプションの各項目の説明

項目 内容

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パーティションサイズを変更する場合は、パーティションを選択して【Tab】

キーを押し、サイズを入力してください。

設定が完了したら【Enter】キーを押します。

コピー内容の確認画面が表示されます。

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内容を確認して[OK]を選択し、【Enter】キーを押します。

ディスクのコピーが行われます。

終了すると確認のメッセージが表示されます。

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初期画面に戻る前に「コピーしたパーティションを起動パーティションにしますか?」または、「起 動パーティションの設定を行いますか?」というメッセージが表示されることがあります。

コピーしたパーティションで起動する場合は[はい]を選択してください。

初期画面で[終了]を選択し、メニューを終了した後、コンピュータを再起動する場合は、ドライ ブにセットされている起動用フロッピーディスクを取り出し、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押し てください。

初期画面で[終了]を選択してメニューを終了した後、「FJIMGBR.EXE /M /DMA / SRCGEOMETRY」を実行すると、再度初期画面を表示できます。

■ パーティションのコピー

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「DatacloningWizard起動用フロッピー」をセットして、コンピュータの電源 を入れます。

メニュー画面が表示されます。

2

「コピー」を選択して【Enter】キーを押します。

処理対象選択画面が表示されます。

3

「パーティション」を選択して【Enter】キーを押します。

コピー元ディスク選択画面が表示されます。

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4

コピー元パーティションがあるディスクを選択して【Enter】キーを押しま す。

コピー元パーティション選択画面が表示されます。

「属性」には、各パーティションの属性が表示されます。意味は次のとおりです。

・PRI:基本パーティション

・EXT:拡張パーティション

・LOG:論理パーティション

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コピー元パーティションを選択して【

Enter

】キーを押します。

確認画面が表示されます。

6

内容を確認して[OK]を選択し、【Enter】キーを押します。

コピー先ディスク選択画面が表示されます。

7

コピー先のディスクを選択して【Enter】キーを押します。

コピー先パーティション選択画面が表示されます。

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パーティションの作成/削除

拡張パーティションの空き領域は「空き」、プライマリの空き領域は「未割り当て」と 表示されます。これらの空き領域を選択し、新規にパーティションを作成したり、不 要なパーティションを削除したりして、新たに大きなサイズのパーティションを作成 してコピーできます。

・パーティションの作成

プライマリパーティションを作成する場合は、「未割り当て」を選択して【Alt】+【C】

キーを押します。

拡張パーティションを作成する場合は、「未割り当て」を選択して【Alt】+【E】キー を押します。

論理ドライブを作成する場合は、「空き」を選択して【Alt】+【C】キーを押します。

それぞれ、作成するサイズを指定し【Enter】キーを押します。

・パーティションの削除

削除するパーティションを選択し、【Alt】+【D】キーを押します。確認メッセージが 表示されるので、よければ[OK]を選択して【Enter】キーを押します。

8

コピー先のパーティションを指定して【Enter】キーを押します。

確認画面が表示されます。

9

内容を確認して[OK]を選択し、【Enter】キーを押します。

オプション選択画面が表示されます。

10

オプションの各項目を設定します。

表:オプションの各項目の説明

項目 内容

使用域のみコピー 「する」の場合は、コピー対象がFAT12 / FAT16 / FAT32 / NTFSフォー マットのパーティションに対して、使用域のみのコピーができます。

それ以外のフォーマットのパーティションやフォーマットされていな いパーティションがコピー対象の場合は、必ず「しない」を選択して ください。全域を対象にコピーが行われます。使用域のみのコピーよ り時間がかかります。デフォルトは「する」です。

ファイルシステム診

ファイルシステム上の二重化されたシステムファイルのチェックを行 います。デフォルトは「しない」です。

「使用域のみコピー」を「する」に指定した場合のみ設定できます。

不良セクタ診断 不良セクタを診断します。デフォルトは「しない」です。

ベリファイ ディスクまたはパーティション(区画)に書き込んだデータのベリ ファイ(確認)を行います。デフォルトは「しない」です。

不良セクタのスキッ

コピー元ディスクで不良セクタを検出した場合、不良セクタをスキッ プしてコピーを継続します。スキップしたセクタのデータは、16 進数

ff 埋めデータとしてコピーします。また、カレントディレクトリに

不良セクタ情報ファイル"DEFSECT.ERR"が作成されます。このオプ ションを選択してコピーした結果には不完全なファイルのデータが含 まれる可能性があるので、ファイルシステムとしての整合性は保証さ れません。コピーしたシステムでは正常に起動しないこともあります。

このオプションを指定する場合は十分に注意してください。処理対象

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