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グローバル事業

ドキュメント内 untitled (ページ 43-47)

 化粧品事業は、世界の幅広い地域で展開しており、

2012

12

月末時点のグローバルブランド「 」 の展開国・地域数は

89

(日本を含む)にまで拡大して います。また、生産拠点は

15

拠点(国内は

4

拠点)、研 究拠点は

10

拠点(国内は

3

拠点)と、地域の特性を踏 まえたグローバル展開を進めています。

 地域ごとの事業展開について、北米では、主にデパート チャネルにおいてグローバルブランド「 」を 中心にプレステージ領域でのシェアを拡大していま す。また、メーキャップブランド「

NA RS

」が高い支持を 集めているほか、「ベアミネラル」は米国ミネラルファン デーション市場でトップシェアを確保しています。

 欧州については、プレステージ領域の化粧品に加 え、ボーテ・プレステージ・インターナショナル社のデ ザイナーズフレグランスが強力なブランド力を有し、デ パート、パフューマリーやトラベルリテール1で展開し ています。

事業領域別売上高 20113月期 20123月期 20133月期 前期比 現地通貨ベース 前期比

化粧品事業

2,617 2,782 2,802 +0.8% +2.4%

プロフェッショナル事業

409 415 421 +1.4% +2.9%

合計

3,026 3,197 3,223 +0.8% +2.5%

グローバル事業

(単位:億円)

20133月期における主要通貨の換算レートは、米ドル:79.8円、ユーロ:102.6円、中国元:12.7円です。

事業別概況

 アジアでは、プレステージ領域の化粧品とともに、

中間所得者層を対象とした「

Z a

」や「専科」などのマス テージブランドの展開を進めています。中国では、一つ ひとつのブランドの価値を磨き、お客さまとの絆を強 化するブランドオリエンテッドのマーケティングを推進 しています。デパートでは、中国現地生産ブランド「オ プレ」やグローバルブランド「 」を中心に 展開。化粧品専門店では専用ブランドの「ウララ」を中 心に販売しています。その他、ドラッグストア、ハイパー ストアなどのマステージチャネルでは、前述の「

Z a

」や

「ピュアマイルド」、「

TSUBAKI

」などのブランドを展開 しています。

 プロフェッショナル事業では、サロン向け商品の開 発・販売と、ヘアサロンやスパサロンの経営を国内外で 行っています。

1 空港などの免税店を対象としたビジネス

ウララ ピュアマイルド

オプレ

■市場環境

 海外の化粧品市場は、各地域の経済動向にほぼ連 動して推移しています。

2013

3

月期、欧州市場は債務 危機や高い失業率の影響により低い成長率にとどまっ たものの、米州および中国を含むアジア市場は緩やか に拡大しました。

2014

3

月期については、欧州市場では、金融危機 の影響を受け厳しい市場環境が続き、市場規模は若 干のマイナスになるものと見ています。一方、米州市場 は緩やかな成長を持続し

1

桁半ばの成長、アジア市場 は中国を中心に伸長し、同じく

1

桁半ばの成長を見通し ています。

2013

3

月期(当期)の概況

  グローバル 事 業 の 売 上 高 は、前 期 比

0.8%

増 の

3,223

億円、現地通貨ベースでは同

2.5%

増となり、化 粧品事業、プロフェッショナル事業ともに、前期を上回 る売上となりました。地域 別では、米州が同

3.4%

増、

欧州が同

3.2%

増、アジア・オセアニアが同

1.3%

増(う ち中国が同

0.2%

減)となりました(いずれも現地通貨 ベース)。

 セグメント利益(営業利益)については、中国を中心 とする成長市場や「ベアミネラル」へのマーケティング 投資を積極的に行ったことに加え、中国での売上が反 日運動の影響により見込を大きく下回ったことなどに より、前期から

115

億円減少し、

33

億円の赤字となり ました。

化粧品事業 米州・欧州

 米州では、プレステージ領域のグローバルブランド

「 」が、プレミアムスキンケアライン「フュー チャーソリューション

LX

」や美白スキンケアライン「ホ ワイトルーセント」、サンケアラインを中心に高い成 長を果たしたほか、メーキャップブランド「

NA R S

」が 大きく伸長しました。北米を主力市場として展開する ベアエッセンシャルでは、ダイレクト事業が伸び悩んだ

20133月期 20143月期

欧州 若干のマイナス 厳しい市場環境が継続し、

若干マイナスで推移

米州 1桁半ばの成長 緩やかな成長を持続し1 半ばの成長が見込まれる

アジア・

オセアニア 1桁半ばの成長 中国を中心に伸長し、1 半ばの成長が見込まれる 海外化粧品市場の動向(当社推計)

グローバルブランド「 グローバルブランド「 グローバルブランド「

ことに加え、テレビ宣伝などのメディア投資を実施した リテール事業の売上が計画に届かなかったことから、

売上成長は前期並みとなりました。

 欧州では、引き続き厳しい市場環境が 続いている ものの、「イッセイミヤケ」などの新製品が好調だった ボーテ・プレステージ・インターナショナル社のデザイ ナーズフレグランスブランドが堅調な成長を果たしたほ か、トラベルリテールビジネスも好調を継続しました。

アジア・中国

 最重点市場である中国では、反日の影響が続き、売 上のウエイトが高い年末に積極的なプロモーションを 実施できなかったことなどから、現地通貨ベースでほ ぼ前年並み、円ベースでは前年を若干上回る成長にと どまりました。

 アジアマステージ領域については、タイを中心にス キンケア・メーキャップの総合ブランド「

Z a

」が引き続 き伸長したほか、低価格の高機能型スキンケアブラン ド「専科」をタイ、シンガポール、マレーシアに新たに 導入するなど、着実に展開を進めました。

新興国

 今後の化粧品市場の成長余力が大きい新興国市場 での取り組みを強化しており、次なる成長のエンジン

であるブラジルに「ベアミネラル」や「

NA RS

」を導入し たほか、インドに駐在員事務所を設立し、本格進出に 向けた基盤整備を進めました。また、ロシアでも高い 売上成長を持続、チュニジアおよびアルゼンチンでも 販売を開始するなど、新規市場への事業拡大も進めま した。

 これらの取り組みにより、グローバル事業における 化 粧品 事 業の売 上高は、現 地 通貨ベースで前 期比

2.4%

増、円換算ベースで同

0.8%

増の

2,802

億円とな りました。

プロフェッショナル事業

 国内外における理・美容室向け商品の製造・販売 などを行うプロフェッショナル事業では、国内で薬用 有効成分アデノシン配合の育毛剤「ザ・ヘアケア アデ ノバイタル」が伸長したほか、北米を中心にサロン向 け製品を展開するゾートス社が好調な実績を収めまし た。一方で、エステティックサロンやスパを展開するデ クレオール社は、欧州での景況悪化の影響を受け苦 戦しました。これらの結果、プロフェッショナル事業の 売上高は、現地通貨ベースで前期比

2.9%

増、円換算 ベースでは同

1.4%

増の

421

億円となりました。

ELIE SA AB

(エリー サーブ)

narciso rodriguez

(ナルシソ ロドリゲス)

事業別概況

ISSEY MIYAKE

(イッセイ ミヤケ)

2014

3

月期の取り組み

2014

3

月期は、各地域で資生堂の強みを活かし た取り組みを推進し、中でも中国事業とベアエッセン シャルにおける強みの磨き直しに経営資源を集中して いく方針です。

  北 米では、グローバルブランド「 」や

NA R S

」を継続育成していくとともに、ベアエッセン シャルにおいてダイレクト事業の

QVC

2やインフォー マーシャルを強化するなど、ブランド価値の向上に注 力します。(ベアエッセンシャルの詳細については、「コラム:ベア エッセンシャルの現状と今後の取り組み」P47)をご参照ください)

 また、欧州は経済環境の悪 化が継続することが見 込まれますが、グローバルブランド「 」の 高機能スキンケア商品を中心に育成していくほか、フレ グランス事業における新ブランド導入の検討や、既存 ブランドの新ラインの強化を進めていきます。

 中国市場では、ブランドとエリアの「選択と集中」を 徹底します。ブランドとしては、中国で生産している現 地ブランドの「オプレ」と、化粧品専門店専用ブランド

「ウララ」に絞り、エリアについては、規模の大きい沿 岸部の核となる省で、営業、マーケティングを強化しま す。また、すでに着手しているコスト構造改革により捻 出した原資を、これらのブランドとエリアへの集中投資 と収益性の改善にバランスよく充てていく計画です。

これにより、中国では、市場の成長率を上回る成長を 実現することを目標に、

2014

年3月期については、増 収増益をめざします。

 マステージの展開強化を図るアジアでは、「

Za

」、「専 科」、「

TSU BA K I

」などのグローバルメガブランドを中 心にさらなる展開拡大を進めるほか、好調な実績をあ げるタイでのセルフマーケティングの成功事例を、順 次東南アジアを中心に水平展開していく計画です。

 これらにより、

2014

3

月期のグローバル事業の売 上 高は、

2013

3

月期 から

8.9%

増 の

3,510

億 円、営 業利益についても増益・黒字化を見込んでいます。

2 24時間テレビショッピングを放送する専門チャンネル。名称の由 来はquality(品質)value(価値)convenience(便利)の頭文字。

ザ・ヘアケア カリタ

NARS(ナーズ)

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