評価できるということには,当然,それに対する理解も含みます。さらに,聞くというところ から言うと,阿川佐和子さんの『聞く力』が今年のベストセラーになったようにということで す。それから,もちろんアウトプット,行動するための布石にできるような評価,理解である ということも言えと言われました。
職員 4 グループ:戸田 北陸先端大学の教育支援課の戸田と申します。事務なのに私服で来て
すみません(笑)。普段の仕事のときは,きちんとワイシャツを着ています。職員 4 のグループ では,最終的に紙を回して 5 人で投票して 5 票取ったものが二つあります。二つで共通点もあ るのですが,一つが「多面的なものの見方ができる」学生になってもらいたい,もしくはそう いう学生を育てるような学校にしたいということと,もう一つが「相手の立場に立ってものを 考えて,もしくは行動できる」学生になってもらいたいということです。多面的というのと,相手の立場に立ってというところではすごく似ているのかなと思いますが,この二つが 5 票で した。
ここから先は笑い話で,学生の方に気を悪くしてほしくないのですが,このできるシートは,
最後になってくると何を書いていいのか分からなくなっているのです。それで私が最後に,も うわけが分からないと思って「常識的な人」と書いたら,それが最後の投票であやうく 5 票取 りかけたのです。しかし,それは別に学生さんというよりは,今は社会の中でも非常識な人が 増えているということで,それはやめましょうということにして,最終的にはそういうまとま りになりました。
林特任准教授 ありがとうございました。皆さんのスピーディーなワークのおかげで,当初の
時間どおりに収まってきました。ここで休憩に入ります。イントロダクション
河島 再び河島です。よろしくお願いします。皆さんのテーブルに既に模造紙があると思いま
す。第 2 クールでまずやっていただきたいのが,グループ名,リーダーを決めていただくこと です。グループ名は自由に命名していただいて,リーダーもそのグループで決めていただきた い。リーダーは特に学生でなければ駄目だということはなくて,各グループの特色を出してい ただいて結構です。リーダーは最終的に発表者にもなりますので,よろしくお願いします。第三部
グループワーク(第2クール)及び発表
リーダーが決まったら,次に自己紹介シートに記入したものが既にあると思いますので,前 半の要領で簡単な自己紹介をしていただきたいと思います。第 1 クールの自己紹介との違いは,
第 1 クールで既に皆さんのポストイット,あるいは自己紹介シートの方に第 1 クールで出たア イデアのお気に入りを持ってきていただいていると思いますので,自己紹介しながら,「私のお 気に入りはこれです」「私の考える『○○できる』はこれです」というものを,模造紙にどんど ん張っていっていただきたいと思います。6 名ですので全部で 12 個出るかなと思うのですが,
自己紹介をしていただきながらそれについても話していただいて,最終的にグループで発表す る発表テーマを決めていただきます。
12 個のアイデアを基に作っていただくことになると思うのですが,12 個のアイデアをまとめ る形でもいいですし,また 12 個の中から一つ選ぶという形でも結構です。いずれにしてもグル ープとして最終的に発表する,大学教育を通してこういうことができる学生を求める,学生か らすればこういうふうになりたいというものをここに書いていただいて,なぜそれができるこ とが必要なのか,重要なのか,なぜ社会はそういった能力を求めているのか,Why の部分をポ ストイットに書いて張っていただきます。
ここで注意していただきたいのは,学生は黄色うんぬんと色が決まっていますので,なるべ く可視化できるように,それぞれのご所属の色のポストイットを使っていただきたいというこ とです。最後に,どのようにすればそれができるようになるのかというところの How の部分を 考えて,ポストイットに書いて張っていただきたいと思います。
〔グループワーク〕
グループワーク(第 2 クール)発表
林特任准教授 A グループだけ今まだ最終のまとめをしていますので,B グループから発表をお
願いしたいと思います。うちの学内でも似たようなことはやっているのですが,なかなか 2 分 では収まらないというところがあります。なるべく 2 分でまとめたものをお願いします。最終 的に自分たちが決めた発表テーマは何か,そして Why,なぜ必要なのか,どうしたらできるの か。なるべくポイントを押さえて発表していただけますようにお願いします。あと,グループ 名とリーダーのお名前を名乗ってください。それではグループ B,お願いします。
B グループ:元尾 リーダーの元尾風子です。B グループのグループ名は「意見の風」です。学
生からカリスマの先生まで,いろいろな方がいらっしゃって,本当に多方面からいろいろな意 見が出ました。その中で,発表テーマは「夢を追い掛けることができる」というテーマになり ました。すごく広い意味で,いろいろな意味を含むことができるテーマだと思うのですが,な ぜ夢を追い掛けることができることが重要なのかというと,意見としては,夢を持てば毎日が 楽しくて頑張れたり生きる意味になったり明るく生きられる。いろいろなことにチャレンジで きたり意欲を持って自分の人生を考えたりすることができる。今の大学生になかなかないものだったりするので,こんなテーマが出た のかなと思います。
それで,どのようにすれば夢を追い掛 けることができるようになるかというと,
これもいろいろな意見が出たのですが,
一番多かったのは,夢を達成した人や友 人,家族の話を聞いたり体験談を聞いた りするのが一番だという意見です。また,
具体的なものとしては,金工大の「夢考 房」のようなものを作ったり,大学での 協力を得たりする,自分の力だけではな く,周りの環境を得てやるという意見も 出ました。あと大事だと思ったのは,体験や経験です。先ほど経験を聞くという意見があった という話もしましたが,授業の中でわくわくしたり,いろいろなものに見たり触れたりする経 験をすることによって,夢を追い掛けることができるようになるための方法が見つかる。ちょ っと具体的ではないのですが,いろいろなものに触れることによって自分の夢というものをイ メージしたり,具体的に持ったりするという意見になりました。このメンバーの中で一番凡人 の大学生だったのですが,リーダーをやらせてもらいました。ありがとうございました(拍手)。
林特任准教授 ありがとうございます。どうでしょうか。一つだけ質問を受けましょうか。あ
りましたら,どうですか。これはと。川西教授 具体的に,夢というものがどんなようなものという話はなかったのですか。あいま
いに夢ということでも,どういうものを夢として話し合ったのですか。元尾 まずこの発表テーマを掲げたときに,ドラマチックな一生を過ごしたいとか。それは先
生の意見なのですが,自分の目標というと,例えば「明日は○○するぞ」という近いものでは なくて,何かを恐れたりせずに一生懸命に突っ走れるような夢を追い掛けたい。目標とかでは なくて,そういうわくわく,どきどきが伴った夢という意味だと思います。川西教授 分かりました。ありがとうございます。
林特任准教授 川西先生,いい質問をありがとうございました。それでは,いま一度拍手をお
願いします(拍手)。ありがとうございました。引き続き,グループ C にお願いできますか。
C グループ:富澤 グループ名「C」,そのままです。「C といったら中山美穂かな」という反応
があったのですが,ちょっとジェネレーションギャップで分からなかったです。リーダーとし て,北陸先端大 M2 の富澤雄基が発表させていただきます。どのようなことができる人間になりたいのかということで,「主体性を持ってさまざまなこと に学ぶ姿勢を持った人材になる」というのが発表テーマになりました。
なぜそのような主体性を持った人が必要なのかというと,まず,主体性を持って学んだ知識 でないと,その知識に対して何か批判的な態度を取られたり,「それは本当に合っているの?」
というような反応をされた場合に,しゅんとなってしまう。特に僕は就活を経験して,主体性