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キンラン

Cephalanthera falcata

ラン科 宮:NT 、国:VU

丘陵地の疎林下や草地に生える。高さは、

30-70cm

で茎に稜腺がある。葉は広披針形で長さ

8-15cm

、幅

2-4cm

で先端は鋭く、基部は茎を抱く。花期は

4-6

月、黄色の花を多数つける。観賞用

採取により減少している。本州~九州、朝鮮、中国に分布。県内では各地に分布。延岡市では、大 崩山などに分布する。

イモネヤガラ

イモネヤガライモネヤガラ

イモネヤガラ

Eulophia zollingeri

ラン科

宮:VU 、国:EN

照葉樹林下や林縁に生える腐生植物。偽球茎は楕円形で太い根を多数出す。花茎は、約

50cm

あ り淡紫色を帯びる。7月に

20-30

花を総状につける。萼片は紫褐色、長さ

2cm

の距がある。

自生地が限られていて個体数も少ない。特異な生態性があり高島が北限となる。鹿児島、沖縄、台 湾、東南アジア、インドに分布。県内では、県中、県南に分布する。県北では、門川町と延岡市に 自生する。

ダイサギソウ ダイサギソウダイサギソウ

ダイサギソウ

Habenaria dentata

ラン科 宮:CR-r 、国:EN

茎は広卵形の球茎から出て、高さ 30-60cm。茎の下部に 4-5 葉がある。上部には少数の鱗片葉が ある。花期は 8-10 月で、茎頂に穂状に多くの花をつける。花は白色で、径 2-2.5cm。北海道、本 州(関東以西)、四国、九州、沖縄県、中国(本土、台湾)、ベトナムに分布。県内には各地で確認 されたが、現状は希である。延岡市内には大崩山などの草原に生える。

ミドリムヨウラン ミドリムヨウランミドリムヨウラン

ミドリムヨウラン

Lecanorchis virella

ラン科

宮:EN-r 、国:CR

照葉樹林内に生える腐生の多年草。茎は高さ 30~40cm になる中型のムヨウラン類。5 月に花茎 の上部に数個の花をつける。全体的にはムヨウランに似るが、薄く緑色を帯び、特に花被片の先端 近くが強く緑色を帯びる。日本固有種で鹿児島県屋久島と宮崎県にしかない。県内には県北と県中

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で確認されており、延岡市内にあるものは北限にあたる。

コフタバラン コフタバランコフタバラン

コフタバラン

Listera cordata var. japonica

ラン科

宮:CR-r 、国:-

亜高山の針葉樹林内に生える草丈 5cm ほどの小型の多年草。径が 1-2cm の小型の葉 2 枚を対に付 け、6-7 月に、その間から花茎が伸び、緑黄色の花を 4-10 個まばらに着ける。北海道、本州、四 国、千島、サハリン(樺太)に分布し、宮崎県では県北だけで、延岡市内には、大崩山(南限)で確認 されている。

フウラン フウランフウラン

フウラン Neofinetia falcata ラン科 宮:VU-g 、国:

NT

根は細長く四方に走る。茎はやや束生し、革質の葉鞘で密に被われる。葉は多肉質で硬く、湾曲 し、長さ 5-10cm、幅 7-8mm。花期は 6-7 月。3-10cm の花茎の先に白色の 2-5 花を総状につける。

芳香がある。本州(関東以西)、四国、九州、沖縄県、朝鮮半島、中国に分布。県内には各地に散在 し、延岡市内にもある。

県条例指定種。

ウチョウラン ウチョウランウチョウラン

ウチョウラン

Orchis graminifolia

ラン科 宮:CR-g 、国:VU

茎は球状に肥厚する塊根から出て、斜上し、高さ 7-20cm。葉は 2-3 個、線形又は広線形。長さ 7-12cm、幅 3-8mm、上方はやや湾曲する。花期は 6-8 月。紅紫色花を数個、一方に傾いてつける。

本州、四国、九州および朝鮮半島に分布。県内には県北、県中、県西にあり、延岡市内の一ヶ所で のみ確認されている。山地の岩上や樹上に生える。採取などにより、絶滅の危機に瀕している。

県条例指定種。

ニ イ タ カ チ ド リ ニ イ タ カ チ ド リニ イ タ カ チ ド リ

ニ イ タ カ チ ド リ ( ツ ク シ チ ド リ )

Platanthera brevicalcarata var. yakumontana

ラ ン 科

宮:CR-r 、国:-

山地の林縁に生える草丈 10-15cm の小型の夏緑性多年草。葉は 1-2 個付き、長楕円形で表面には 光沢がある。花は 7-8 月に開き、白色で穂状に 5-10 個着ける。 九州(南部)および中国(台湾)の 高所に生える。県内には延岡市のみで北限にあたる。

ナガバノキソチドリ ナガバノキソチドリナガバノキソチドリ

ナガバノキソチドリ

Platanthera ophrydioides var. australis

ラン科 宮:CR-r 、国:-

茎は高さ

10-20cm

で稜腺がある。葉は1個茎の下方につき線状楕円形~広腺形。鱗片葉は、

1-2

個つき被針形。

7-8

月に淡黄緑色の小花を

5-15

個まばらにつける。ブナ帯の落葉樹林下に生える。

自生地が限られ、個体数も少ない。本州、四国、九州に希に分布する。県内には延岡市に自生する。

ソハヤキトンボソ ソハヤキトンボソソハヤキトンボソ

ソハヤキトンボソウウウウ

Platanthera stenoglossa subsp. hottae

ラン科 宮:CR-r 、国:CR

岩上に生える小型の夏緑性多年草。草丈 10-20cm で、葉は1枚だけが極端に大きく、一見すると 1枚葉に見える。花序は 8cm ほどで 10 個ほどの緑色の花を着ける。宮崎県北部山地と和歌山県に

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あり、いわゆる襲速紀(そはやき)地域に分布するのでソハヤキの名が付いている。延岡市内には、

大崩山などで確認されている。いずれの生育地も個体数が少ない。

南限で宮崎県がタイプロカリティー。

ムカ ムカムカ

ムカデランデランデランデラン

Cleisostoma scolopendrifolium

ラン科 宮:CR-r 、国:VU

茎は細長く、まばらに分枝し、所々から太い根を出す。葉はやや短針形、長さ 7-10mm で、互生 して、左右2列に並ぶ。そのようすがムカデのように見えるのでムカデランの名がある。花期は 6-8 月で、2-3cm の淡紅色の花を 1 個つける。 本州、四国、九州に分布する日本固有種。延岡市内 では一ヶ所だけでしか確認されていない。低山の樹幹上に生える。

県条例指定種。

ナゴランナゴランナゴラン

ナゴラン

Sedirea japonica

ラン科 宮:EN-g 、国:EN

茎は短く、節間がつまり、2-6 葉を 2 列につける。葉は狭長楕円形、厚い肉質で長さ 8-15cm、幅 1.5-2cm。花茎は側生し、長さ 5-15cm、6-8 月に淡緑白色の花を数個、総状につける。

本州(関東以西)、四国、九州、沖縄県および朝鮮半島に分布し、県内には県北、県中、県西にあり、

延岡市の一部で確認されている。低山の樹幹上に生える。

県条例指定種。

コオロギラン コオロギランコオロギラン

コオロギラン

Stigmatodactylus sikokianus

ラン科 宮:CR-r 、国:CR

茎は淡緑色、高さ 3-10cm、やや四角柱状。葉は中央より上に 1 個つき、卵形で長さ 3-5mm。花期 は 8-9 月で、淡緑色でわずかに紫色を帯びる小さい花を 2-3 個茎頂につける。和名は花の姿をコオ ロギに見立てたもの。本州(和歌山県)、四国、九州および中国(台湾)に分布し、県内には、県北 と県中に記録がある。延岡市内での記録もある。

ヒトツボクロ ヒトツボクロヒトツボクロ

ヒトツボクロ

Tipularia japonica

ラン科 宮:CR-r 、国:-

葉は卵状楕円形で鋭尖頭、表面は深緑色で光沢がある。中肋は白い。葉裏は紫色。花期は、5-6 月。花茎は直立し 20-30cm あり、黄緑色の小花を 5-10 個まばらにつける。ブナ帯の自然林下に生 える。自生地が限られ、個体数も少ない。本州、九州、朝鮮半島に分布し、県内では霧島山などに 記録がある。

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4...宮崎県.宮崎県宮崎県宮崎県RDBRDBRDBRDBににに記載に記載記載記載のないのないのないのない希少種解説希少種解説希少種解説希少種解説 ヤマドリゼンマイ

ヤマドリゼンマイヤマドリゼンマイ

ヤマドリゼンマイ

Osmunda cinnamomea var. fokiensis ゼンマイ科

湿地に生えるゼンマイの仲間。和名は山鳥のすむような所に生えることによる。北海道から屋久 島まで各地に産し、南千島・樺太(サハリン)・アムール・中国・朝鮮半島に分布する。県内にも 各地に散在するが希である。延岡市内にある湿地にのみ生えている。

ヒメコケシノブ ヒメコケシノブヒメコケシノブ

ヒメコケシノブ

Hymenophyllum coreanum

コケシノブ科

主に渓流沿いの岩上に生え、注意しないと見過ごしそうな小型のコケシノブ科の仲間。

コケシノブに近いものであるが、裂片が軸に対し狭い角度でつき、葉身がやや長く伸びるコケシノ ブに対し、本種は広い角度でつき、葉全体が縮れ、裂片が圧縮された感じがする。

本州・四国・九州(北部)に分布し、県内には県北にしかなく、延岡市内には三ヶ所だけある。

ホソバヒメコケシノブ ホソバヒメコケシノブホソバヒメコケシノブ

ホソバヒメコケシノブ

Hymenophyllum fujisanense

コケシノブ科

渓流から離れた岩に着生する一見ホソバコケシノブに似ているので区別を要しないとの説もある が、葉身はすらりと細く、薄い。また、葉柄はホソバコケシノブに比し、上部から翼がなく、光沢 のないやや茶色で堅く太い。標本にすると全体が紅色を帯びる。

深山の湿気の多い岩上や樹幹に生える。本州・四国・九州・屋久島に分布する。県内には県北部の みで、延岡市内には二ヶ所にしかない。

サダソウ サダソウサダソウ

サダソウ

Peperomia japonica

コショウ科

葉は丸っぽい多肉質で、草丈

10-3-cm

の小型の多年草。園芸植物と見まがうほど可愛らしいが、

花は花弁がなく地味である。四国・九州(大分県・宮崎県・大隅半島)から沖縄に分布する。太平 洋側にしかない特異な分布をしている。延岡市内の海岸部にある。次第に減少している特異な植物 なので保護すべきものである。

ニセイワキリカンアオイ ニセイワキリカンアオイニセイワキリカンアオイ

ニセイワキリカンアオイ(南谷新称) Asarum minamitanianum × A. hexalobum

ウマノスズクサ科 オナガカンアオイとサンヨウアオイの交雑種で、両者の中間型をしている。オナガカンアオイとキンチャク アオイとの交雑種であるイワキリカンアオイに似ているが萼片に毛がなくねじれない。延岡市の特産植物で ある。

ヒメヨツバハギヒメヨツバハギヒメヨツバハギヒメヨツバハギ

Vicia venosa subsp. cuspidata var. subcuspidata

マメ科

クサフジの仲間で、エビラフジの変種である。小葉が小型の卵形で先端が鋭頭であるが長くとが らない。岡山県、四国、九州に自生する。本県西部が南限で、希な植物である。延岡市内には北川 町内にある林内に多く、大株のものが見られる。正式な同定が必要。