5.5 RAID コントローラ「PRAID EP420e」
5.5.1 機能
LSI MegaRAID® CacheVault™ テクノロジーでは、CacheVault テクノロジー を実現する、弊社の環境に優しい低保守 6Gb/s LSI MegaRAID ベースのコン トローラを使用して、コントローラキャッシュの保護をより向上します。
このテクノロジーによって、停電時などにシステムでコントローラキャッ シュの内容が危険な状態にさらされた場合に、NAND フラッシュへ転送され る、LSI MegaRAID ベースのコントローラキャッシュに保存されるデータの 負荷が低減されます。
また、CacheVault テクノロジーによって、PCI RAID コントローラで DRAM キャッシュメモリの保護に従来使用されてきた、リチウムイオン(Li-ion)
バッテリーの必要がなくなります。
CacheVault テクノロジーでは以下を行います。
CacheVault テクノロジーでは、停電またはサーバ故障の場合に電気二重層コ ンデンサモジュールの電源を使用して、DRAM キャッシュの内容を NAND フ ラッシュへ転送します。従来のバッテリーバックアップユニットを使用する 場合、一定期間後は電源が復元されず、キャッシュされたデータが失われま す。一方、CacheVault テクノロジーでは、DRAM の内容を、最大 3 年間 NAND フラッシュに安全に保存します。
4.5.5.2 取り付け
FBU は、Modular RAID コントローラ「PY SAS RAID HDD Module
(D2816)」へのリモート接続が可能です。FBU は、RAID コントローラに直 接取り付けます。
I
サーバのシャーシは多種多様であるため、どのようなシステム構成に も対応できる標準的な取り付けオプションはありません。取り付けの 詳細は、ご利用のサーバのオプションガイドまたはアップグレード&メンテナンスマニュアルを参照してください。
FBU を RAID コントローラに取り付けるには、次の手順に従います。
人体を接地します。
図 21: LSI FBU02A モジュール
Ê 「PRIMERGY BX920 S3 サーバブレード」のアップグレード&メンテナン スマニュアルに記載されている指示に従って、FBU をシステムに取り付 けて、SAS RAID コントローラに接続します。
4.6 SAS コントローラ「PY SAS RAID HDD Module w/o cache(D2837) 」
V
注意 !9ページの「注意事項」の章の安全上の注意事項に従ってください。
RAID コントローラ「PY SAS RAID HDD Module w/o cache(D2837)」は、
BX400 および BX900 サーバの内蔵ディスクドライブを駆動するように設計 されています。RAID スタックは LSI MegaRAID® をベースとしており、強力 なデータスループット、強固なフォールトトレランス、および使いやすい管 理を実現しています。
図 22: 「PY SAS RAID HDD Module w/o cache(D2837)」(based on LSI SAS2208)
4.6.2 コントローラバージョン
4.6.3 コネクタと表示ランプ
次の図に、SAS コントローラ上のコネクタおよび表示ランプの位置を示しま す。
表示ランプ
名称 チップ PCIe SAS チャネル数
S26361-D2837-Ax LSI SAS2208 PCIe 2.0 ブレード内部の HDD 接 続用の 2 ポート S26361-D2837-Cx LSI SAS2208 PCIe 3.0 ブレード内部の HDD 接
続用の 2 ポート
1 表示ランプ
LED 説明
4.6.4 取り付け
この項では、SAS RAID コントローラのサーバへの取り付け手順を説明しま す。
V
注意データ損失に備えた安全対策として、システム構成を変更する前に必 ずデータをバックアップしてください。
新しいコントローラを取り付けるには、次の手順に従います。
手順 1 コントローラの開梱
新しいコントローラを静電気対策がなされた環境で開梱しま す。帯電防止バッグからコントローラを取り出します。
コントローラが破損しているようでしたら、Fujitsu サポート サービスまでご連絡ください。
手順 2 サーバ側の準備
サーバをシャットダウンして電源を切り、シャーシからサーバ ブレードを取り外します。
手順 3 新規 SAS RAID コントローラの取り付け
サーバブレード固有のオプションガイドまたはアップグレード
&メンテナンスマニュアルを参照してください。
手順 4 サーバの電源を入れます。
サーバカバーを交換し、サーバブレードをシャーシに再び取り 付けます。サーバを起動します。SAS デバイスや SATA II デバ イスがコントローラに正しく接続されていることを確認しま す。
ブート中、次のようなメッセージが表示されます。
LSI MegaRAID SAS-MFI BIOS Version NTxx (Build ..date..)
Copyright(c) 2010, LSI Logic Corporation
HA-x (Bus x Dev y)PY SAS RAID HDD Module w/o cache
(D2837)
FW package: xxxx
手順 5 WebBIOS Configuration Utility の実行
WebBIOS Configuration Utility を実行して、物理アレイと論理ドラ イブを設定します。以下のメッセージが画面に表示されたら、直ち に CTRL + H キーを押してユーティリティを実行します。
Press <Ctrl><H> for WebBIOS 手順 6 各種 OS 用ドライバのインストール
このコントローラは各種 OS で動作します。OS を使用するには、
ソフトウェアドライバをインストールする必要があります。
ServerView Suite DVD 1 に、サポート対象 OS 用のドライバとマ ニュアルが収録されています。次の Web サイトでサポート対象の OS を確認し、RAID アダプタ用の最新ドライバをダウンロードでき ます。http://ts.fujitsu.com/support/
日本の場合は以下の URL をご使用ください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/servers/primergy/downloads/
5.1 RAID コントローラ「PRAID EP400i / EP420i」
V
注意 !9ページ の「注意事項」の章の安全上の注意事項に従ってください。
RAID コントローラ「PRAID EP400i / EP420i(D3216)」は、サーバの内蔵 ディスクドライブの駆動用として設計されています。RAID スタックは LSI MegaRAID® をベースとしており、強力なデータスループット、強固な フォールトトレランス、および使いやすい管理を実現しています。
図 23: 「PRAID EP400i / EP420i」(LSI SAS3108 ベース)
I
ターゲットシステムによって、以下のブラケットタイプが提供されま す。5.1.1 機能
RAID コントローラ「PRAID EP400i / EP420i」は、最高速度 1.2 GHz で動作 するデュアル組み込み Power PC 476 コア 搭載する SAS および I/O コント ローラである、LSI SAS3108 を実装します。LSI SAS3108 は次の機能も提供 しています。
● 8 レーンの 5.0 / 8.0 Gbit PCIe 3.0 ホストバスを提供。
● 8 ポート12Gb/s SAS3 および 6Gb/s SATA3 インターフェースを提供。
● パリティ計算用のハードウェア RAID アシストエンジンを搭載する 1866 MHz DDR3 SDRAM インターフェースを提供。
● RAID レベル 0、1、1E、5、6、10、50、60 をサポートするフル機能ハー ドウェアベースの RAID ソリューションを提供。
● シリアル ブートストラップ ROM 接続、メモリ検出、PCI-E SMBus 接続、
バッテリー/スマートチャージャーコントロール、SAS サイドバンドコン トロールに使用される Six I2C インターフェース。
● MegaRAID® 診断専用の内蔵デュアル UART。
● 2 セットの x4 SAS/SATA ポートに付属する SGPIO シグナルの 2 つのバン ク。
● 16MB フラッシュ
● 1kB Bootstrap EEPROM
● TFM の取り付け用穴
● オンボードの RAID キーチップ
5.1.2 コントローラバージョン
名称 チップ PCIe Cache SAS
チャネル数
ブラケット タイプ PRAID EP400i
S26361- LSI SAS3108 PCIe 3.0 1 GB 8 ロープロ ファイル
5.1.3 コネクタと表示ランプ
次の図に、SAS RAID コントローラ上のコネクタおよび表示ランプの位置を 示します。
図 24: 「PRAID EP400i / EP420i」ボードの配置
1 SAS ケーブルコネクタ
2 TFM(オプション)
3 TFM の FBU コネクタ 4 HDD LED コネクタ
5 RAID コントローラのランプ
コネクタ
表示ランプ
5.1.4 取り付け
この項では、SAS RAID コントローラのサーバへの取り付け手順を説明しま す。
V
注意データ損失に備えた安全対策として、システム構成を変更する前に必 ずデータをバックアップしてください。
新しいコントローラを取り付けるには、次の手順に従います。
コネクタ タイプ 説明 SAS MLC1 x4 SAS、
ポート 0 ~ 3
バックプレーンおよび HDD への SAS IO ケーブ ルを差し込む SFF 8643 Mini SAS HD 4i コネクタ SAS MLC2 x4 SAS、
ポート 4 ~ 7
バックプレーンおよび HDD への SAS IO ケーブ ルを差し込む SFF 8643 Mini SAS HD 4i コネクタ HDD LED HDD のアク
セス表示 LED
6 ピンコネクタ
アクセス LED の接続先はピン 4
FBU 1-6 FBU を接続するための TFM のコネクタ
LED 説明
L1(緑色に点滅) ハートビート
手順 1 コントローラの開梱
新しいコントローラを静電気対策がなされた環境で開梱しま す。帯電防止バッグからコントローラを取り出します。
コントローラが破損しているようでしたら、Fujitsu サポート サービスまでご連絡ください。
手順 3 新規 SAS RAID コントローラの取り付け
コントローラをシステムボードの該当する PCIe スロットに挿入し ます。ゆっくりと最後まで押し込んで、コントローラをスロットに 正しく装着します。PCI カードを押さえるためのラッチを使用して、
コントローラをサーバのシャーシに固定します。システム内の SAS や SATA の HDD を、コントローラの SAS ケーブルコネクタに接続 します。PCIe スロットおよびコントローラの取り付けについては、
サーバ固有の『アップグレード&メンテナンスマニュアル』を参照 してください。
手順 4 サーバの電源を入れます。
サーバにカバーを取り付け、電源ケーブルを差し込みます。サーバ を起動します。SAS デバイスや SATA II デバイスがコントローラに 正しく接続されていることを確認します。
ブート中、次のようなメッセージが表示されます。
LSI MegaRAID SAS-MFI BIOS Version NTxx (Build ..date..) Copyright(c) 2014、LSI Corporation
HA-x (Bus x Dev y) PRAID EP400i / EP420i (D3216)
FW package: xxxx
手順 5 BIOS Configuration Utility の実行
BIOS Configuration Utility を実行して、物理アレイと論理ドライブ を設定します。以下のメッセージが画面に表示されたら、直ちに CTRL + R キーを押してユーティリティを実行します。
Press <Ctrl><R> to Run MegaRAID Configuration Utility 手順 6 各種 OS 用ドライバのインストール
このコントローラは各種 OS で動作します。OS を使用するには、
ソフトウェアドライバをインストールする必要があります。
ServerView Suite DVD 1 に、サポート対象 OS 用のドライバとマ ニュアルが収録されています。次の Web サイトでサポート対象の OS を確認し、RAID アダプタ用の最新ドライバをダウンロードでき