PIC16(L)F1703/7
PIC16(L)F1703/7
9.1 独立したクロック源
WDT
は、31 kHz
のLFINTOSC
内部オシレータで動作 します。この章では、時間間隔を公称値1 ms
として 説明します。LFINTOSC の仕様については、表 26-8 を参照してください。9.2 WDT の動作モード
ウォッチドッグタイマモジュールには
4
つの動作モー ドがあり、コンフィグレーション ワードのWDTE<1:0>ビットで設定します。表9-1を参照してください。
9.2.1 WDT
を常時ON
にするコンフィグレーション ワードの
WDTE
ビットを「11
」 に設定すると、WDTが常時ON
状態を保ちます。WDT
保護はスリープ中も有効です。9.2.2
スリープ中はWDT
をOFF
にする コンフィグレーション ワードのWDTE
ビットを「10
」 に設定すると、スリープ中はWDT
がOFF
になります。WDT
保護はスリープ中には無効です。9.2.3 WDT
をソフトウェアで制御するコンフィグレーション ワードの
WDTE
ビットを「01
」 に設定すると、WDTがWDTCONレジスタのSWDTEN
ビットによって制御されます。WDT
保護の状態はスリープに移行しても変化しません。詳細は、表9-1を参照してください。
表 9-1:
WDT
の動作モード9.3 タイムアウト
WDTCON
レジスタのWDTPS
ビットで、タイムアウトを
1 ms
~256 s (
公称)
の範囲で設定します。リセッ ト後のタイムアウト既定値は2 s
です。9.4 WDT のクリア
WDT
は、以下のいずれかの場合にクリアされます。•
何らかのリセットが発生した場合• CLRWDT
命令を実行した場合•
デバイスがスリープに移行した場合•
デバイスがスリープから復帰した場合•
オシレータに障害が発生した場合• WDT
を無効にした場合•
オシレータ起動タイマ(OST)
が動作中の場合 詳細は、表9-2を参照してください。9.5 スリープ中の動作
デバイスがスリープに移行する時点で、WDT はクリ アされます。スリープ中も
WDT
を有効にしている場 合、WDTはカウントを再開します。デバイスがスリープから復帰する時点で、
WDT
は再び クリアされます。OST
が有効な場合、OST
がタイムア ウトするまでWDT
はクリアされたままです。OSTの 詳細は、セクション6.0「オシレータ モジュール (フェ イルセーフ クロックモニタ機能付き )」を参照してく ださい。デバイスがスリープ中に
WDTがタイムアウトしても、
リセットは発生しません。この場合、デバイスは復帰 して動作を再開します。STATUSレジスタの
TO
ビッ トとPD
ビットの変化がこのイベントを示します。詳 細は、STATUS
レジスタの説明(
レジスタ3-1)を参照 してください。WDTE<1:0> SWDTEN
デバイスモード
WDT
のモード11 X X
アクティブ10 X
通常動作 アクティブ スリープ 無効01 1
X
アクティブ0
無効00 X X
無効PIC16(L)F1703/7
表 9-2:
WDT
クリアの条件条件
WDT
WDTE<1:0> = 00
クリア
WDTE<1:0> = 01
かつSWDTEN = 0
WDTE<1:0> = 10
でスリープに移行CLRWDT
コマンドオシレータの障害を検出
スリープからの復帰
(
システムクロックがT1OSC
、EXTRC
、INTOSC、EXTCLK
の場合)
スリープからの復帰
(
システムクロックがXT、HS、LP
の場合) OST
タイムアウトまでクリアのままINTOSC
分周比(IRCF
ビット)
を変更 そのままPIC16(L)F1703/7
9.6 レジスタ定義 : ウォッチドッグ制御
レジスタ 9-1:
WDTCON: ウォッチドッグ タイマ制御レジスタ
U-0 U-0 R/W-0/0 R/W-1/1 R/W-0/0 R/W-1/1 R/W-1/1 R/W-0/0
- - WDTPS<4:0>
(1)SWDTEN
bit 7 bit 0
凡例
:
R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット、「0」として読み出し
u = ビットは不変 x = ビットは未知 -m/n = POR時とBOR時の値/その他の全てのリセット時の値
「1」 = ビットはセット 「0」 = ビットはクリア
bit 7-6
未実装:「 0
」として読み出しbit 5-1 WDTPS<4:0>: ウォッチドッグ タイマ時間選択ビット
(1) ビット値=
プリスケール分周比11111 =
予約済み、最小インターバル(1:32) •
• •
10011 =
予約済み、最小インターバル(1:32) 10010 = 1:8388608 (2
23) (
インターバル公称256 s) 10001 = 1:4194304 (2
22) (
インターバル公称128 s) 10000 = 1:2097152 (2
21) (
インターバル公称64 s) 01111 = 1:1048576 (2
20) (
インターバル公称32 s) 01110 = 1:524288 (2
19) (
インターバル公称16 s) 01101 = 1:262144 (2
18) (
インターバル公称8 s) 01100 = 1:131072 (2
17) (
インターバル公称4 s) 01011 = 1:65536 (
インターバル公称2 s) (
リセット値) 01010 = 1:32768 (
インターバル公称1 s)
01001 = 1:16384 (
インターバル公称512 ms) 01000 = 1:8192 (
インターバル公称256 ms) 00111 = 1:4096 (
インターバル公称128 ms) 00110 = 1:2048 (
インターバル公称64 ms) 00101 = 1:1024 (
インターバル公称32 ms) 00100 = 1:512 (
インターバル公称16 ms) 00011 = 1:256 (
インターバル公称8 ms) 00010 = 1:128 (
インターバル公称4 ms) 00001 = 1:64 (
インターバル公称2 ms) 00000 = 1:32 (
インターバル公称1 ms)
bit 0 SWDTEN:
ウォッチドッグタイマのソフトウェア有効/
無効ビットWDTE<1:0> = 1x
の場合:
このビットは無視されるWDTE<1:0> = 01
の場合:
1 = WDT
を有効にする0 = WDT
を無効にするPIC16(L)F1703/7
表 9-3: ウォッチドッグ タイマに関連するレジスタのまとめ
表 9-4: ウォッチドッグ タイマに関連するコンフィグレーション ビットのまとめ
名前
Bit 7 Bit 6 Bit 5 Bit 4 Bit 3 Bit 2 Bit 1 Bit 0
レジスタ 内容記載 ページ
OSCCON SPLLEN IRCF<3:0> - SCS<1:0>
77STATUS - - - TO PD Z DC C
21WDTCON - - WDTPS<4:0> SWDTEN
100凡例
: x = 未知、 u = 不変、- = 未実装、
「0
」として読み出し。網掛けの部分はウォッチドッグ タイマでは使いま せん。名前 ビット
数 Bit -/7 Bit -/6 Bit 13/5 Bit 12/4 Bit 11/3 Bit 10/2 Bit 9/1 Bit 8/0
レジスタ 内容記載 ページ
CONFIG1 13:8 - - FCMEN IESO CLKOUTEN BOREN<1:0>
-7:0 CP MCLRE PWRTE WDTE<1:0> - FOSC<1:0>
49CONFIG2 13:8 - - LVP DEBUG LPBOR BORV STVREN PLLEN
7:0 ZCDDIS - - - - PPS1WAY WRT<1:0>
51凡例
: - = 未実装、
「0
」として読み出し。網掛けの部分はウォッチドッグ タイマでは使いません。PIC16(L)F1703/7
ドキュメント内
PIC16(L)F1703/7 Data Sheet
(ページ 97-102)