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※ )内はアンケート番号及び質問内容に対応する。

3.2.1 被災・復旧状況について。

1) ライフラインの被災・復旧状況について

《 市町村内のライフラインの被災・復旧状況について教えてください。 》

① 電気

市 町 村 内 に お け る 電 気 の被災状況を 図 3.17 に 示す。

市 町 村 内 に お け る 電 気 の被災状況は、回答のあっ た自治体の内、約半数で停 電があった。なお、復電す る ま で に 要 し た時 間は 自 治体により約 1 時間から最 大約 2 週間と回答された。

② ガス

市町村内におけるガスの 被災状況を 図 3.18 に示 す。

表 1-11 と比較して“停 止あり”の報告が少ないの は、夜間の発災であり、短 時間の停止などの把握が難 しいことも考えられる。(復 旧までの時間は無回答であ ったため不明)

図 3.17 市町村内におけるライフライン (電気)の被災・復旧状況

図 3.18 市町村内におけるライフライン (ガス)の被災・復旧状況

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③ 水道

市 町 村 内 にお け る 水道 の被災状況を 図 3.19 に 示す。

回 答 の あ った 自 治 体の 内、約半数で断水があっ た。なお、復旧するまでに 要した時間は自治体によ り約 24 時間から最大約 25 日間と回答された。

《 防災対応拠点のライフラインの被災・復旧状況について教えてくださ い。 》

① 電気

防災対 応拠 点に おけ る 電気の被災状況を図 3.20 に示す。

回答の あっ た自 治体 の 内、約 1/3 で停電があった が、すべて、発電機で対応 できていた。なお、復電す るまでに要した時間は自 治体により約 4 時間から最 大約 11 時間と回答され、

市町村内の状況と比較し て短時間で復電していた。

図 3.19 市町村内におけるライフライン (水道)の被災・復旧状況

図 3.20 防災対応拠点におけるライフライン

(電気)の被災・復旧状況

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② ガス

防災対応拠点におけるガ ス の 被 災 状 況 を 図 3.21 に示す。

市 町 村 内 の 状 況 ( 図 3.18 )と同様である。(復 旧までの時間は無回答であ ったため不明)

③ 水道

防災対応拠点における水 道 の 被 災 状 況 を 図 3.22 に示す。

回答のあった自治体(24 自治体)の内、約 30%の自 治 体 で 断 水 が 発 生 し て い た。なお、復旧するまでに 約 8 時間から最大約 10 日 間を要していたが、水道に おいても電気と同様に市町 村内の状況と比較して短時 間で復旧していた。

図 3.21 防災対応拠点におけるライフライン

(ガス)の被災・復旧状況

図 3.22 防災対応拠点におけるライフライン

(水道)の被災・復旧状況

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2) 防災対応拠点における外部との通信手段について

《 防災対応拠点での外部との通信手段について教えてください。 》

① 電話(緊急回線・一般回線・携帯・衛星回線)

防災対応拠点における電話回線種別の使用可否状況を 図 3.23~3.26 にそ れぞれ示す。

今回の地震では、どの電話回線においてもほぼ“使用可能”であった。(輻 輳等で一時的に一般回線が繋がり難い状況も報告されたが、

LINE

電話は繋が ったとの意見も確認された。)

図 3.23 防災対応拠点における電話(緊急回線)の状況

図 3.24 防災対応拠点における電話(一般回線)の状況

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図 3.26 防災対応拠点における電話(衛星回線)の状況 図 3.25 防災対応拠点における電話(携帯)の状況

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② 無線(業務用・MCA)

防災対応拠点における無線種類別の使用可否状況を 図 3.27及び図 3.28 に示す。

防災対応拠点にて無線を保有していない自治体が大半(業務用無線:47%,

MCA 無線:82%)であったが、保有している全ての自治体では無線は使用可 能と回答された。

図 3.27 防災対応拠点における無線(業務用)の状況

図 3.28 防災対応拠点における無線(MCA)の状況

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3) 防災対応拠点における情報機器等の状況

《 防災対応拠点での情報機器等の状況について教えてください。 》

防災対応拠点における一般 OA(PC 等)の状況を 図 3.29 、管路管理システ ムの状況を 図 3.30 、施設(設備)管理システムの状況を 図 3.31 にそれぞ れ示す。

回答のあった自治体のうち、1 自治体では地震の影響により管路管理システ ムが“利用不可能(業務に支障あり)”となったが、それ以外は情報機器等の 利用には支障がなかった。

図 3.29 防災対応拠点における一般 OA(PC 等)の状況

図 3.30 防災対応拠点における管路管理システムの状況

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図 3.31 防災対応拠点における施設(設備)管理システム の状況

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3.2.2 下水道

BCP

全般について

1) 下水道 BCP 行動達成状況について

《 下水道BCPどおりの行動ができたか教えてください。 》 下水道

BCP

に基づく行動の達成状況を 図 3.32 に示す。

回答のあった自治体(21 自治体)の内、 4 自治体で“役に立った”、“概ね 役に立った”との回答が

あった。また、“どちら ともいえない”と回答し た自治体(8 自治体)のう ち、その理由の設問で役 に立った点を挙げた自治 体が 4 自治体、”その他

“と回答したが、「概ね行 動することができた。」と 回答した自治体が 1 自治 体あり、これらを含める と約 43%の自治体で概ね 行動ができていたと考え られる。また、「どちらか といえば,出来ていない と思う」と考える自治体 の主な原因としては、以 下のような点が挙げられ た。

【回答】

上位防災マニュアルにおいて、近くの庁舎又は支所に収集されるため、

災害直後は下水道 BCP どおりの行動が困難な状況である。

下水道以外の業務の優先順位が高かったため。

地震後の初動において、水道の復旧に全力で対応したため。

災害時、下水道 BCP を読み返していないので、必要と判断したことだけ を行っていたため。

下水道課職員全員が避難所等へ派遣され、本来の職務ができなかった。

図 3.32 下水道 BCP に基づく行動の達成状況

注)下水道

BCP

に基づいた行動の実施状況の 確認 【3.1項:1) 下水道 BCP に基づいた 行動について】と、その行動が計画どおり であったか達成状況を確認した今回の質問 は同種である。しかし、趣旨が十分に伝わ らず、一部異なる回答事例が見受けられた が、そのまま集計している。

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【参考:“どちらともいえない”と回答された自治体の理由等】

施設の被害状況等については、委託会社及び職員で下水道 BCP どおり確 認ができた。今回の地震では損傷箇所もなかったので確認で終わったが、

被害があった場合には適切な対応がとれたかどうかは疑問である。

下水道の被害が小さかったため、ある程度の余裕があり対応できたが、

他市町村のような大規模被害が生じた場合の対応は心配である。

現場調査の着手に遅れが生じた。

停電対応においてすぐに発電機の手配ができた。

下水道 BCP や訓練どおりスムーズに行動することが難しかった。

組織上、水道と連携した復旧作業(応急給水等)となったため、下水道 に特化した行動がとれなかった。職務分担しているが、人員不足から現 場調査等総動員で行かなければならない状況だった。

作成した管路図は活用したが、2 次調査以降は実施できていない。

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2) 上位計画(地域防災計画や自治体 BCP 等)と相違について

《 上位計画(地域防災計画や自治体 BCP 等)と相違する点があれば教えてく ださい。 》

上位計画と相違する点で挙げられた主な意見は以下のとおりである。

【回答】

地域防災計画と下水道 BCP の関連が特に図られていないので、小さな自 治体では町組織として下水道業務以外で動かなければならない部分も ある。緊急性が大きいものから対応が進むので、下水道 BCP に則してす べての業務を行うことは困難。

計画間の相違よりも計画と実施の相違が多い。人員不足によるもの。

課は下水道担当課でもあるが、道路、水道、橋梁等も担当している。地 域防災計画には担当の施設も点検するように記載されているため、下水 道の点検以外にも点検しなければならない。

地域防災計画が優先されたため、人員配置が厳しくなった。

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3.2.3 体制について

1) 対応体制について

《 対応体制はとれましたか。 》 対 応 体 制 の 状 況 を

図 3.33 に示す。

回 答 の あ っ た 自 治 体(23 自治体)の内、

10 自治体(44%)で概 ね体制がとれていた。

しかし、“十分な体制 がとれなかった”と考 える自治体もあり、そ の主な原因としては、

以 下 の よ う な 点 が 挙 げられた。

【回答】

下水道における人員が少ないため。

他業務に班員を配置されたため。

【関連回答】

十分な体制がとれないと判断したため、ルールに基づく支援隊要請を行 った。

図 3.33 対応体制の状況

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2) 職務代行者について

《 職務代行者はありましたか。 》 職務代行者の状況を 図 3.34 に示す。

回 答 の あ っ た 自 治 体(20 自治体)の内、

19 自治体(95%)で職 務の代行はなかった。

職 務 代 行 者 が あ っ た 1自治体においても、

そ の 役 割 を 理 解 し て 行動ができていた。し かし、“職務代行者は なかった。”と回答し た自治体でも「下水道 に お け る 人 員 が 少 な い た め 」 と し た 理 由 で、職務代行に至らな か っ た も の と 思 わ れ る回答もあった。

図 3.34 職務代行者の状況

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