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アローのスーパーセレクトプロセス

ドキュメント内 アーチェリーラボ01 (ページ 58-72)

少しでもスコアを安定させレベルアップをしたいと考えているのであ ればアローのスーパーセレクトは必須です。以下に考えられるステッ プを記述してみました。

ステップ1

スパインテスターによるスパインの均一性チェック

ステップ2 グレイン秤による質量のチェック ステップ3 シャフトのクラックの有無の確認

ステップ4 ポイントのグレイン秤による質量のチェック

以下はシャフトをカットした後に実施することをお勧めします。

ステップ5 アローカット面のクラック等有無の確認 ステップ6 ストレート度の確認

次のステップはアローの完成後に実施します。

ステップ7

(完成アローの質量チェック)

グレイン秤による質量のチェックし、ポイントの差 し替えによりなるべく均一重量になるような組み合 わせを作り出します。

ステップ8 FOCの確認

次のステップは実射による行います。

(ノックのターンテスト)

距離を実射しグルーピングから外れたアローをピッ クアップします。ピックアップしたアローのノック を120度回転させて再び同じようにシュートし選

360度回転させても外れるアローがあればノック を交換して同様のテストと選別を繰り返します。ど のようにしてもグルーピングから外れやすいアロー は残念ですが使用を見合わせましょう。

以上、現在考え得る方法を提示しました。スパインテスターやグレイン秤など入手しに くいものばかりを使用していますが仕方ありません。

特にスパインテスターは現在入手が不可能なようですが、もしテスターを所有している ショップを見つけたら調べてもらえるように依頼するのもひとつの方法です。 器用で知 識がある方ならマイクロメーターを利用してテスターを作成することは可能かもしれま せん。Eastonが発表しているスパインは確認できないまでも手持ちのアローの相 対的なチェックは可能なはずです。

グレイン秤は多少高価ですが、銃砲店にゆけば入手が可能なはずです。

スパインテスターはおろか、グレイン秤も持っていないショップも存在するようです が・・・・

2001.1/15

長年懸案だったワークショップとしてのセットアップがほぼ完了しました。

ワークスペースに必要なものは、ウォームギア式ボウプレス、グレイン秤、スパイン テスター、アローカッター、フレッチャー、ストリングジグそしてドローイングジ グ。

ドローイングジグ以外は、入手できたので(スパインテスターは借り物)かなり精度 の高いチューニングが可能になるはずです。

あと必要なのは時間なのですが・・・・・

とりあえず正月休みの間にアキュライザーの再セットアップとチューニングデータの 整理をしています。

TSSおよびRAMBOについて

TSSのオメガホイールおよびRAMBO(映画仕様)のドラム型ホイールの形状 について掲示板で話題になっていましたのでここで解説します。

TSSの特徴について

TSSクアドラフレックスはEASTONがHOYTを買収する前に密かに製造し てテストしていたユニークなコンストラクションのコンパウンドボウです。

フォージドライザー(アルミ鍛造ハンドル)の採用、左右の幅が異なるスプリット リム、ケーブルガイドなしでも自動的にケーブルがオフセットされるオメガホイー ル、ワイヤによるリムサポート、てこの原理によるリムピボット等々が特徴です。

日本に何セット上陸したかは正確にはわかりませんが、私の手元にあるセット以外 は死滅してしまったようです。聞いたところによるとほとんどがリムの剥離とのこ と。おそらくリムを長持ちさせようとしてリムボルトを緩めたのが原因かと思われ ます。

リムは適当なテンション(ケーブルの張力によって発生する)がないと振動がダン プされずかえって破損しやすいのです。ためしにリムボルトを可能な限り緩めて シュートしてみると分かりますが、かなりの振動を引き起こすはずです。私のお奨 めは、リムボルトをいっぱいに締めこんだ状態から一回転緩めたところで使用する ことです。これなら、テンションのコントロールで発生パラドックスを可変する余 地がありますしリムテンションも充分です。

(余談ですが、Bowmanのアキュライザーもオーダーしたポンド数を一回転緩めたリムボルトポジ ションで設定し出荷してきています)

ケーブルがシュート時にわずかで はありますが横揺れを引き起こす ためダンプ用のストッパーをケー ブルに装着してあります。もちろ ん、これは私個人の工夫によるも のでオリジナルセットではありま せん。

フルドロー時に、リムピボットを支 点としてリムがわずかにアーチャー の側にスライドしています。このた めに、リムのサポートにボルトでは なくフレキシブルなワイヤを使用し たものと思われます。

リムのワイヤサポート部分

(この部分のワイヤが引き抜けるトラブル があったのですが、知り合いにステンのス ポット溶接をしてもらい修理しました)

てこの原理を使ったリム支点

ドローイングしていない状態でのホイール フルドロー時のホイール

左右のリムの幅の違いに注意

上の画像を比べていただくとわかるのですが、ドローイングしていない状態ではス トリングとケーブルの間にクリアランスが取られています。一方フルドローでは、

ストリングとケーブルがかなり接近しているのがわかると思います。

この機構とリムの左右の幅が異なったリムを組み合わせることにより、ドローイン グ時のホイールのチルトを最小に保つ工夫がなされています。

以上のようなユニークな機構を持ったモデルだったのですが、ホイールのレットオ フが小さいこと、機構が複雑で繊細すぎてチューニング仕切れなかったのか、ワイ ヤの抜け等のトラブルが原因なのか分かりませんが製造を中止してしまったようで す。

その後EASTONはHOYTを買収し現在にいたるのですが、EASTON/H OYTのブランドでは、結局、ごくオーソドックスなコンパウンドボウを製造する ことになったようです。

RAMBO

D・マレル原作の映画「ランボー怒りの脱出」で使われたモデルです。

製造はEASTON/HOYTで仕掛けたのは当時の副社長ジョー・ジンストンな のですが、ハンドルライザーの設計には現SKYアーチェリーのオーナーであるアー

アール・ホイット本人から聞きました)

テークダウンアローは早川書房のあとがきによるとポニーエキスプレスが細工した ようです。

この映画仕様のモデルはフィンガーシュートを前提に製造されたようでTSSのオ メガホイールに似通ったドラム型のホイールを採用してストリングととケーブルの クリアランスを確保しています。しかし、TSSのようにチルト対策としてドラム 型にしたわけではないようです。

このモデルの発表後、ハンドルライザーを流用しRAMBOの名を冠したケーブルガイ ドつきのオーソドックスなモデルが販売されていました。しかし、一年後にモデル 名がスペクトラシリーズに変更されてしまいました。

おそらく、ネーミングの契約が切れたものと思われます。

テストシュート中 スタビライザー以外はオリジナルのままです。

Now Printing

RAMBO(映画仕様)のホイール オメガホイール

テークダウンアロー

2000.9/20

簡易型ドローイングマシーンの作成(その3)

とりあえず、コンパウンドボウ用にとして最もシンプルな構成 のセット材料を購入してきました。

入手したのは、幅60ミリ・高さ30ミリ・長さ2メートル・

厚さ3ミリのチャンネル材、価格は東急ハンズ池袋店で3,8 70円。

?型ボルトはM8のものを一つ、価格は300円。

そのほかに、M8のナット、金属ワッシャー。

?型ボルトをチャンネル材に取り付け、?型フック部にストリ ングをひっかけハンドルライザーを手で引っ張ればフルドロー 時のホイールのシンクロ状態は確認できます。

チャンネル材を壁に立てかけて使うのが一番使いやすいと思い ますが、チャンネル材の上に乗っかって水平に使う事もできる

どちらにしても10キログラムから30キログラムくらいの負 荷がかかるはずなので注意して扱ってください。

ポンド秤と組み合わせれば実質ポンドも計測できます。

リカーブボウのドローイングプロセスを見るためには?型フッ クにハンドルを縛り付け、2インチ刻みのドローイングポジ ションに?型フックを取り付ける必要があります。こちらの加 工はいずれ実施する予定です。

2000.1/24

簡易型ドローイングマシーンの作成(その2)+アルファ ドローイングマシーン用のパーツのうち?型のボルトにはM4 M6 M8とあったのですが、M8だと2インチ刻みには大きす ぎ、M4では強度が心配ということでM6に落ち着きそうで す。極力ローコストで安全なものをと思っていろいろと考えて います。

実際に自分で作成してから報告すれば良いのですが、チューニ ングの等を手伝っていた某ショップとの関係も、処遇・方針等 が合わずに辞めてしまったため結果として資金がきつい。とい うことで当面の間実現できないのがつらいところです。

コンパウンドボウの場合、ホイールのシンクロをみるだけであ ればストリングを足に引っかけ、両手でフルドローするという 荒っぽい方法でみれば調整可能なのですが・・・・・(自分で やってみてこれで充分なのでびっくりしました。調整してから 実際にドローイングしシュートしてみれば調整前との違いは歴 然としています)

ドキュメント内 アーチェリーラボ01 (ページ 58-72)

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