アカウント管理メニューのうち、以下の機能はシステム管理者のみが使用できます。
機能 説明
無効ユーザーの管理 退職したユーザーのアカウントを復帰・削除します。
メーリングリストの一括設定 CSVファイルを用いてメーリングリストを一括設定します。
メーリングリストの情報出力 登録済みのメーリングリストをCSVファイルに出力します。
メーリングリストの一括管理機能、情報出力機能の操作方法は、ユーザーやグループ等と同 じです。「Account Agent Enterprise 操作マニュアル(部門管理者編)」を参照してください。
3.1. 無効ユーザーを管理する
退職したユーザーのアカウントは無効化され、専用の OU へ退避されます。退避されたユー ザーアカウントのことを、AAE では無効ユーザーと呼びます。無効ユーザー管理画面では、無 効ユーザーを削除・復帰することができます。
無効ユーザーは正しく復帰することができるよう、ログイン名やメールアドレスは無効化前の値 を保持しています。無効ユーザーを物理削除するまでは、同名のユーザーや同じメールアドレス を作成できません。そのため、無効ユーザーを削除しても問題ないと判断できた時点で、無効ユ ーザー管理画面から物理削除してください。
無効ユーザー管理画面は、共通設定ファイルにおいて「無効ユーザー管理機能を使用する」
がTrueの場合にのみ使用できます。本設定がFalseの場合、退職したユーザーのアカウント は即時に削除され、無効ユーザー管理画面は使用できません。
無効ユーザー管理機能を使用せずユーザーアカウントを物理削除した場合、AAE では復帰さ せることはできません。AD の Authoritative Restore 機能を使用してください。Authoritative
RestoreについてはTechNet等を参照してください。
3.1.1. 無効ユーザーを削除する
① メニュー「ユーザーを管理する」→「無効ユーザーを管理する」をクリックし、無効ユーザ ー管理画面を表示します。
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② 削除する無効ユーザーを無効化した日をクリックします。無効化した日が不明な場合は
「すべての日付」をクリックします。「すべての日付」を選択した場合、すべての無効ユー ザーが一覧に表示されます。
③ 削除するユーザーをチェックします。「すべて選択」「すべて解除」ボタンで一括選択・解 除できます。
④ 「削除」ボタンをクリックします。確認ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリッ クします。
⑤ 正しく削除されたことを確認します。
3.1.2. 無効ユーザーを復帰する
無効ユーザーを復帰すると、AAEは以下の通り処理します。
項目 条件 処理内容
アカウントの状態 通常のメールボックスを使用し ている
リソースフォレストのアカウントを有 効化します。
リンクメールボックスを使用して いる
リソース/アカウントフォレストともに アカウントを有効化しません。
OU ― リソースフォレストのアカウントを指
定したOUに移動します。
アドレス帳への表示 ― アドレス帳に表示するよう設定しま
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す。
Lyncプロファイルの状態 Lyncを使用していたユーザー プロファイルを有効化します。
無効ユーザーを復帰させる手順は以下の通りです。
① メニュー「ユーザーを管理する」→「無効ユーザーを管理する」をクリックし、無効ユーザ ー管理画面を表示します。
② 復帰するユーザーを無効化した日をクリックします。無効化した日が不明な場合は「す べての日付」をクリックします。「すべての日付」を選択した場合、無効になっているすべ てのユーザーが一覧に表示されます。
③ 復帰させるユーザーを選択します。「すべて選択」「すべて解除」ボタンで一括選択・解除 できます。
④ 復帰先OUの「参照」ボタンをクリックし、ユーザーを復帰させるOUを指定します。
⑤ 「復帰」ボタンをクリックします。確認ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリッ クします。
⑥ 正しく復帰されたことを確認します。
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