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割まで短縮し、自由裁量時聞は 3 割まで拡大するといわれている。1) 生 1 百時間構造が変化してくると、これまでのリニア型のライフパターンからりカレント型

ドキュメント内 レクリエーション研究 (ページ 32-37)

区 E

労働時間は人生の 1 割まで短縮し、自由裁量時聞は 3 割まで拡大するといわれている。1) 生 1 百時間構造が変化してくると、これまでのリニア型のライフパターンからりカレント型

のライフパターンへの選考が強まってくる

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第 3 に、生活時間構造が変化してくると悶 民一人‑人にとっても、仕事の能力開発に加えて自由時聞を充実して生きる能力開発が重 要になってくる。第 4 に、一般に自由時聞の過ごし方として、休息・休養型、気晴らし・

倶楽型、自己開発型があると言われているが、

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ても、自己 開発型に対する国民のニーズが高まってきており、それに答える新しい学習支援システム を整備することが急務となってきている。以上のような変化を捉えて、文部省は昭和 6 3 年 に社会教育局を生涯学習局に改め、明治以降からみると 3 回目の大きな教育の輩新をはか ろうとしている。

1)

2)経済企画庁国民生活局

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人生 8 0 年時代における労働と余暇』

生涯学習社会に向けての生涯学習システムを整備するには、まず人生 80 年それぞれのラ イフステージにおいて、自己開発をはかれるような支援システムを作ることである。そし て、学校教育もその中に位置付けられるべきものであろう.従来の所与としての学校教育 に、公民館活動を中心とした社会教育を付け加え、それを生涯教育とするのではない.人 生 80 年全体の生涯学習支援システムが整備されるべきである.人生例年にわたってどのよ うな生涯学習支援システムが望ましいのだろうか.今後この課題に向けていろいろな視点 からの調査研究が行なわれることになると思うが、私は日本的な生涯学習のあり方を探る ために、 1 つの事例研究から入ることにした

3)

4)アリストテレス・ J . デュマズディエ

2 .  山形・黒川能の事例研究

山形県東田川郡櫛引町黒川は、山形県の日本海側に面する庄内平野の南部に位置する.

東に鳥海山、そして羽黒山・月山・湯殿山を合む出羽山脈に囲まれ、自然に恵まれた土地 である.また古くから都との交流が盛んであり、山岳宗教でも信仰の探い文化的な環境に ある。その黒川は約 500 年にわたって伝統芸能(黒川能)を伝承し続けている。黒川│能は 春日神社の宮座を兼ねた上座・下座、 2つの座の人々によって演じ継がれてきたものであ る。彼等は専業能楽師ではない.農村の人々が氏神様である春日神社への信仰を支えに、

彼等の生活の中で伝えてきた地域生活文化である.現在では歳時季にあわせて年に 6 回の

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横能が行なわれている。それは奉仕・奉納と、近郊地域の普及を目的としたものがある.

その中で最も重要な祭りは、 2 月 1 日から 2 日〈旧正月〉にかけて行なわれる王祇祭りで ある.春日神社からご神体の王祇様を 2つの座の当屋にそれぞれお迎えして、王祇様、当 屋の当人、村人が集まり、夜を徹して行なう祭りである.祭り独自の精進料理が用意され 酒を澱み交わしながら、能楽が演じられる.黒川は両座あわて

400

番以上の横目を持って いる.その中からその年の祭りの横目が選ぽれ、厳しい稽古の後に役者たちによって棋じ られる.そして老若男女、すべての村の人々によって享受されるのである.王紙祭りの儀 式は、 1 月 3日の興行から始まる.しかし祭りの準備は、その年の王祇祭りがつつがなく 終わった翌 H 、来年の当犀に引き継がれた時に、既に始まっているのである.山菜採り、

花作り、薪割り等、祭りの準備は 1 年を通して行なわれるのである.

3 . 黒川の生活史から

出羽の国の人々の生活ほ、出羽三山の山岳信仰を抜きにしては考えられない.空梅によ って真言宗が聞かれた羽黒山・月山・湯殿山の三山は、過去世、現世、未来世を救う仏様 の山である。我々は後悔に満ちた日常の生活を清算し、生まれ変わることができる。そん な死と再生の山々である。出羽の国は、こうような神々に守られていた。そして人々の 1 年間のサイクルも、この山岳宗教の祭事にあわせてできていたのである.一方で出羽の国 が、庄内平野有数の穀倉地帯であったことを忘れてはならない.この経済的な豊かさが、

物質的なものばかりを求めるのではなく、より豊かな生活を送るためには文化の享受が大 切であることを受け入れるゆとりを生んだのである.

黒川は、この豊かな文化的背景、経続的基盤をもっ出羽三山のまさに懐に位置する地域 である。黒川能を伝承してきた地域の人々の心の中には、出羽三山の仏様(神々〉に支え られているという思いがある

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この宗教心の潜在的な支えが、能を

500

年にわたって存続 させてきた原動力であったといえる。能を存続させてきたのは、地域の人々一人一人であ る 。 r 能をやる

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という事が地域のアイデンティティであり、自分自身のアイデンティテ

ィを確立するという事でもある

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さらに黒川の伝統芸能である

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能楽』そのものに、深めていく価値がある.能の番組に はそれぞれに人間味の込められたストーリーがある.能というフィクションの世界に身を おき、その世界が深まると、人生における能の意味がわかってくる.また能を演じること で、能の享受 l ま個人のレベルをこえて、村での共通の楽しみになっていくのである

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4.  まとめ

王祇祭りは黒川における『ハレ J の舞台である.この日のために『真面白』な日常の生 活に励む.そして日常から切り離された祭りの舞台で日々稽古を積んだ自分を出しきる.

それは仕事や学校で勉強をする日常の自分とは異なったもう一人の自分である.フィクシ ョンの世界でさまざまな疑似体験をし、違った自分が引き出される.これが人間性を探め る、人聞が全体に向かうということであろう.そして「もう一人の自分 J を開花させた思 いが、日常のあり方をも包み込む.それは自分自身にとっての価値ばかりでなく、地域全 体の支えにもなる.豊かな文化的背景、経済的基盤のもとに、村の人々が『能楽 J という 普遍的な価値に根ざした文化の世界の中で自己開発していく.このような地域生活文化こ そが、これからの生涯学習社会に向けての支援システムのあり方の有効なモデルといえる のではないだろうか

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*印は、学会発表時に生活史の中から事例を紹介する.

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転 換 期 に お け る 国 民 体 育 大 会 の 意 義 と 役 割 に 関 す る 調 査

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鴨 井 啓 ( 大 竹 総 合 科 学 専 門 学 校 ) 原 田 宗 彦 ( 大 阪 体 育 大 学 )

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元 ク ロ ス 表 に よ る 団 体 の 比 較 を お こ な っ た 。

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