PCTにおける補正
規則 51 の 2.1 に基づく特別の要件の例 (2)
優先権書類の翻訳は次の場合に求めることができる(規則51の2.1(e)):優先権の有効性が発明の特許性判断に関連する場合
引用による補充の場合
国内代理人の選任及び委任状の提出
翻訳又は出願に関する書類の複数部の写しの提出
国際出願の認証翻訳文(翻訳の正確さに合理的な疑義がある場合のみ)
PCT 出願により簡略化された国内要件 (1)
優先権書類
IBが優先権書類の写しをDO/EOに送付しているので、出願人が 優先権書類を提出する必要はない
DO/EOが優先権書類の写しを受領していない場合、IBにその写し
を請求しなければならない(出願人には請求しない) 図面
図面に翻訳すべき文言が含まれていない場合、DOから出願され た図面の写しを要求されることは少ない
図面に翻訳すべき文言が含まれている場合、翻訳された文言を含 む図面一式を提出する必要がある
Natlphase-9 25.10.2013
PCT 出願により簡略化された国内要件 (2)
国際出願の認証翻訳は必要ない
単なる翻訳は要求される
一部の官庁(例えば、AU, GB, IN, NZ, SG, ZA)は「立証され た(verified) 」翻訳を要求している
国内段階移行には特別な様式の使用を必要としない(しかし、使用 することを強く推奨)
DO/EO への書類の送達 ( 規則 93 の 2)
送達、通知、通信又はその他の書類の国際事務局からDO/EOへの送 付は、その官庁による請求によってのみ、かつ、当該官庁が特定する 時に行われる
多くのDO/EOは、出願人が当該官庁に対して国内段階移行した後に のみ関連する書類の大部分を受領している
現在、ほとんど全てのPCT締約国は公開された国際出願のフルテキス トを収録したDVDを受領している
Natlphase-11 25.10.2013
国際事務局による優先権書類の写しの提出 ( 規則 17.2(a))
国際事務局は優先権書類の写しを指定官庁に提供する:
請求に基づいて
出願人が第23条(2)に基づく早期手続の特別の請求を行った場合 以外、国際公開後
ほとんど全ての官庁は出願が当該官庁に対して国内段階移行された後 に優先権書類の写しを請求する
欧州特許庁のみが全ての優先権書類の写しを制度的に受領している
国内段階移行の準備に関する推奨 (1)
必要な場合、国際出願の翻訳文の準備のための十分な時間を残す 現地代理人に、ファイルされた(関連) 書類の写しを送付: 国際出願 公開公報、国際調査報告及びISA見解書、国際予備審査報告、優先 権書類; これらの書類は、現地代理人による現地特許庁(国内官庁) への提出が要求されているものではない点に留意
Natlphase-13 25.10.2013
国内段階移行の準備に関する推奨 (2)
特定の国内法令に基づき適用される追加のクレーム手数料又は他の手 数料の支払を避けることを望むのであれば、国内実務に従って、出願及 びその補正を準備しておくこと
いくつかの指定/選択官庁はより長い国内段階移行期限を設定している が、(管理システム等において) 全ての官庁に対して、移行期限の設定を 30ヶ月と記録しておくことが望ましい
(www.wipo.int/pct/en/texts/reservations/res_incomp.html 第22条(1)に 基づく例外を参照)
覚えておきたいいくつかの助言
国内段階移行期限を忘れずに監視する
国際段階の遅れに関係なく適用される
出願が国内段階に移行予定である、例えば、国内直接出願ではない、旨 の表示を行う
国際出願の翻訳文は正しく、完全なものにしなければならない(主題を追 加、及び/又は、削除することはできない)
要求される手数料の支払(国内直接出願に適用される額と異なる可能性 がある)
Natlphase-15 25.10.2013
DO/EO における権利の回復
( 規則 49.6) (1)
特定のDO/EOにおいて、出願人が第22条又は第39条(1)に基づく国内 段階移行期限を徒過した場合に適用される: 期間が遵守されなかったことが故意でない場合 又は、(官庁の選択により )
状況により必要とされる相当な注意を払ったにもかかわらず期間 が遵守されなかった場合
DO/EO における権利の回復
(規則 49.6) (2)
出願人は、以下の期限のうちいずれか早く満了する期間内に権利の回 復の請求を提出し、国内段階に移行する: 国内段階移行の期限を遵守できなかった理由がなくなった日から 2ヶ月、又は、
国内段階移行の期限の満了の日から12ヶ月
Natlphase-17 25.10.2013