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その他の都市施設の整備方針

(1)下水道

公共下水道は、生活環境の改善と河川や湖沼等の公共用水域の水質保全、市街地における浸 水防除等、都市活動を支える上で欠かすことのできない都市基盤の一つです。「快適で活力あ る暮らしの実現」、次世代に継承すべき「良好な地域環境や水環境を保全・創造」するため、

効率的かつ効果的な下水道整備を進めます。

また、公共下水道は、公衆衛生の向上を図り快適な生活環境を確保するための汚水処理施設 と、浸水を防除するための雨水排水施設の2つに分けることができます。

◆  汚水処理施設の整備 

・市街化区域、及び新市計画に基づく合併地区の下水道整備を推進します。 

・人口集中地区(DID 地区)を中心に下水道未普及地域の早期解消に重点的に取り 組みます。 

・旧岡山市の市街化調整区域については、市街化区域や幹線管渠に面した、概ね 200 mの範囲のうち、効率的な下水道整備が見込まれる区域まで下水道全体計画区域 とします。

◆  雨水排水施設の整備 

・都市機能の集中する市街地における浸水被害の軽減を目指します。

・雨水貯留などの流出抑制施設の整備普及を促進します。

・河川、農業用施設等の整備との連携を図り、効果的な対策を促進します。

①汚水処理施設 

公共下水道は都市計画法上の位置づけから市街化区域を優先して整備していますが、市街化 調整区域であっても市街化区域に隣接する人口密度の高い地区や幹線沿いの家屋群など、住民 の意向に基づき、整備効率が期待できる地区については、汚水処理の効率性を重視し、公共下 水道を整備する地区に組み入れることとし、整備率の向上を目指します。

②雨水排水施設 

南部市街地は低平な地形のため自然排水による雨水排除が困難であり、加えて近年の都市化 の進展によって雨水の流出量が増大し、集中豪雨等による浸水被害が発生している地区があり ます。このような状況を踏まえ、本市においては、安全で快適な都市形成のために雨水管渠、

ポンプ場等の整備を進め、浸水被害の軽減を目指します。

さらに市街地では、公共下水道の整備だけでなく、公共施設に加え民間施設や各家庭等に雨 水の貯留機能を備えた流出抑制施設の整備普及を促進します。

また、公共下水道と同様に雨水排水を担う河川や農業用施設等の整備との連携を図り、より 効果的な対策を促進していきます。

【基本方針】

総合的な下水道整備 

①生活環境の改善と河川や湖沼等の公共用水域の水質保全 

②市街地における浸水被害の軽減 

【効率的な下水道の整備】 

(2)上水道

      本市の水道は、水道施設の老朽化による更新、災害対策などの安定性向上とこれらに伴う財 政負担などの課題を抱えているところであり、将来に渡って安全安心な水道水を安定的に供給 するために、平成28年度までを計画期間とする中期の経営計画「アクアプラン2007」を平成 19年に策定し、以下の基本施策を推進することとしています。

      なお、アクアプラン 2007 で掲げた施策の推進にあたっては、個別具体的計画であるアクシ ョンプランを策定し、着実に実行していきます。

◆  安全でおいしい水の供給 

お客様に安全でおいしい水を供給するため、水源、浄水、配水、給水の各過 程での管理、検査体制の向上を目指します。

◆  信頼性の高い水道システムの確立 

      計画的に老朽施設を更新するとともに、水需要に応じた施設整備を行い、将 来にわたる水道の安定供給を目指します。

◆  災害に強い水道づくり 

管路、施設等の耐震化を進めるとともに、災害発生に備えて復旧体制、給水 体制の強化に努めます。

◆  お客様の満足に応える水道づくり 

      お客様窓口の改善、広報・広聴の充実等、お客様の視点に立ったサービスの 提供を推進します。

◆  行財政改革の推進等による経営基盤の強化 

      限られた財源を有効に活用し、安定的な事業運営を継続させるため、経費節 減等の行財政改革を継続します。また、効率的な事業運営を図るための組織を 構築し、原動力となる職員の技術の継承、人材育成に努めます。

◆  資源循環型の水道システムの構築 

      水道事業は循環資源である水を利用し、24時間安定供給のために電力等多量 のエネルギーを使用しています。地球環境に配慮することは社会的な責務であ り、環境保全活動、エネルギーの有効利用等を引き続き実施していきます。

【基本理念】 

ゆるぎない安心と信頼の追求 

  ―  新たな100年に向けての決意 

【基本施策の 6 本柱】 

■岡山駅東口に設置している水飲み場 

■市民の憩いの場となっている百間川河川敷 

(3)河川

本市には県の三大河川である旭川・吉井川 をはじめ、百間川、砂川、笹ヶ瀬川、足守川 など数多くの河川が、北部の山地・丘陵地から 南部に広がる市街地を貫流し、児島湾や児島湖 に注いでいます。

これら河川の整備はまだまだ十分でないもの も多く、浸水被害が発生することもあります。

しかし、河川整備には長期の時間と多額の費用 を要することから、国・県と協力しながら、整備 を推進していく必要があります。また、下水道 や農業用施設の整備・改修とも連携を図り、総合 的な治水対策を推進します。

一方、河川は、治水上の役割だけでなく、市

民に潤いと安らぎをもたらすオープンスペース、生物多様性の保全、延焼遮断帯としての防火 性等、様々な機能を有しています。水と緑が魅せる心豊かな庭園都市の実現に向けて、身近な 水辺空間として、自然の生態系や景観に配慮しながら、市民が憩い楽しむことのできる河川環 境の整備と保全に努めます。

(4)廃棄物処理施設

①ごみ処理施設 

持続可能な資源循環社会の構築に向けて、市民、事業者、行政の協働体制のもと、ごみの排 出抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)を推進します。

市域全体で廃棄物の再資源化を推進し、最終処分場の延命化を図るとともに、ごみ減量化に 関する市民の意識啓発を図るため、「岡山市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」に基づき、西 部リサイクルプラザの整備を進めます。

②生活排水処理施設 

近年の公共下水道の進捗や浄化槽の普及等により、し尿は減少傾向にありますが、今後も合 併処理浄化槽からは汚泥の排出が見込まれます。そのため、効率性及び経済性を踏まえて、収 集量に応じた適正な処理体制を構築することにより、河川や海域等の公共用水域の水質を保全 し、環境衛生の向上に努めます。

(5)その他の施設

市場、と畜場、火葬場などの供給処理施設については、円滑な都市活動を確保し、良好な都 市環境を形成するため、地区の特性や、将来都市像に応じた適切な規模・配置となるよう、施 設の維持と整備を図ります。

また、重要港湾である岡山港は内貿貨物の流通拠点となっており、岡山空港と併せて、輸送 力の強化など、更なる物流機能の充実を図ります。流通業務地は、これらの港、空港と連携し、

本市の流通機能の向上と道路交通の円滑化を図るため、新たな配置を検討するとともに、既存 団地においては、流通の広域化、大量化に伴う物流システムの高度化への対応など、社会経済 情勢の変化に対応し、より一層の充実を図ります。

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