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し尿・汚泥の処理計画

ドキュメント内 三原市一般廃棄物処理基本計画(案) (ページ 92-95)

第1節 適正管理・再資源化計画 

(1)適正管理・再資源化に関する目標 

し尿については,公衆衛生の見地から,今後もその適正処理を進めるものとし,

発生する余剰汚泥の有効利用を今後とも促進していくことを目標とする。 

浄化槽汚泥,集落排水施設汚泥については,適正な維持管理により,排出量を抑 制していくことを目標とする。 

(2)適正管理の方法 

本市内の浄化槽の保守・点検及び清掃については,浄化槽法に基づく登録業者及 び許可業者が行っている。浄化槽汚泥の引抜き量は,清掃方法によって変動するこ とから,適正な維持管理が重要である。 

よって,本市では,浄化槽の適正管理について,広島県と連携して啓発・指導等 を行う。 

(3)再資源化計画 

再資源化については,引き続き,三原市汚泥再生処理センターで汚泥を助燃剤化 していく。また,集落排水施設汚泥においても再資源化を推進する。 

第2節 収集運搬計画 

(1)収集・運搬に関する目標 

し尿及び浄化槽汚泥の収集・運搬は,委託及び許可業者による体制を継続する。 

(2)収集・運搬の範囲 

収集区域は,現状どおり本市全域とする。収集対象は,一般家庭及び事業所から 発生するし尿等,集落排水施設から発生する汚泥(肥料化分を除く)とする。 

なお,集落排水施設や大型合併処理浄化槽(住宅団地への設置分)から発生する 汚泥のうちし尿処理施設に搬入されていないものについては,その処理状況に変更 があれば,毎年の実施計画で見直しする。 

(3)収集・運搬の方法及び量 

収集・運搬量の推移を図1に示す。収集・運搬量は公共下水道事業の進捗により,

減少すると推計される。なお,浄化槽整備事業や水洗化の要望によって浄化槽が設 置されると汚泥が増加するが,公共下水道が供用開始されている区域などでは,浄 化槽が散在することから収集効率の低下に配慮した計画を検討する。 

また,し尿等の収集・運搬業の許可については,効率的適正な事業を行うため,

し尿等の発生量を適正に把握し,計画的に実施する。 

図 1  収集・運搬量の推移 

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000

H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33

し 尿 及 び 汚 泥 量咁 K L /

年咂

集落排水施設汚泥量 浄化槽汚泥量 し尿量

第3節 中間処理計画 

(1)中間処理に関する目標 

し尿等の中間処理については,三原市汚泥再生処理センターで適正処理を行うと ともに資源化を推進する。 

(2)中間処理の方法及び量 

し尿等は,三原市汚泥再生処理センターで適正処理を行っていく。本市の中間処 理量の推移を図 2 に示す。 

図 2  中間処理量の推移 

第4節 最終処分計画 

し尿及び浄化槽汚泥の処理過程では,沈砂,前処理後にし渣が発生する。このうち,

し渣は三原市清掃工場で焼却処理し,沈砂は適正に処分する。 

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000

H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33

し 尿 及 び 汚 泥 処 理 量咁 K L /

年咂

ドキュメント内 三原市一般廃棄物処理基本計画(案) (ページ 92-95)