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ァ メ リ カ にお け る パ ー ト タ イ ム問 題 史の 的 展 開
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なる特徴をみることになる︒週 はもとより時間当り賃金でもパー トタイマーについて相対的に低 い︒格差は︑最低で二上ハ%か ら最高で二五t一%にわたる︵表I16︑I17× 週当り
の格差は︑表に示されるとおり である︒ 時間当り賃金の格差は︑同一 職種についてパートタイムとフ ルタイムとでことなる賃率が幅 をきかせていることの現われと いうわけでは必ずしもない︒フ ルタイムと同じもしくはこれ以 上の賃率をもって支払われてい る例もある︒格差の要因は︑パー トタイマーの移動率が相対的に 高いことにある︒職業経験の有
一三一九
法経研究二九巻一号︵一九九〇年︶ 一一四〇
無が︑賃金率の設定に当って法﹇酵﹈︵じ﹁針﹂灘淋謙簿0針トロ館′﹁冷﹂一叫コc︿針づ自館中伊゛きヽ︒ 令上はもとより実際上も加味さO︶コ鵬sω覇酬汁謙OLI■ヽヘト蔵Ogバ0辱酬澪o︵じ口鵬s辱ヨ゛融■ヽ17ヽヘト一0´″べ0覇酬お
︒ れずこれが労働移動を誘発︑︑
し︑めぐりめぐってフルタイマー との賃金格差をもたらすのである︒いまひとつは︑パートタイマーは補助的な職種に配置される割合がきわめて高く︑フ ルタイマーとは傾向をことにすることである︒シカゴ市の家事使用人に関する調査結果︵一九二〇年︶を紹介しておこう︒ パートタイマーが統括的な労働者として雇用される割合は︑わずかに一・一%である︵表I18
イ︶ ︒フタマーにつ ルい ては︑五一四・三%にのぼる︒他方︑洗たく女として働く割合は︑それぞれ四三・九%︑ 一二一%とまったく逆の傾向をみ せているσ多少とも責任の重い職種にはフルタイマーが傾斜的に配置され︑パートタイマーは軽ろんじられる︒補助的な 職種には︑まったく逆にパートタイマーが集中的に配置され︑フルタイマーはいちじるしく少ないのである︒かかる職種 には︑非白人労働者の比率が高いこともよく知られている︒賃金格差は︑この要因によるところが少なくない︒ パートタイマーの多くは︑週労働時間の短かさともあいまってきわめて低い賃金しか手にしていないのである︒最低賃 金法令は︑パートタイムの賃金をフルタイムよりもわずかながら高く設定することによって︑低賃金問題への積極的な政 策対応をしたかにみえる︒それは︑同じパートタイムの中でも日当り労働時間の短かい場合について相対的に高い賃率を 設けたことにも︑うかがえる︒しかし︑パートタイマーは︑配置される職種の枠を狭く限定され日及び週労働時間の長さ についての選択権をもちあわせないことから︑賃金階層のうえではもっとも底辺に集中することになったのである︒ パートタイマーの日及び週労働時間は︑極端なまでに短かい︒これは︑日はもとより週及び年を単位にしてもっとも多 忙な時間や曜日あるいは季節にパートタイマーを集中的に配置するからである︒いまひとつは︑営業時間の延長を意図す
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14.15
23.0 2.90
30.5 13.85
26.8 3.50
31.1 14.00
30.0 4.85
12.30
22.1 2.65
33.3
14。90
32.3 2.75
35。8
15.45 26.1 12,65
比 率
%
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3 2
9 5 4 0
96.
34.6
2 ︲
表
I‑6
オマハ州の小売業におけるフルタイム 0パ ー トタイム別時間給及び週給地嶽lX2)(19 年)
[資料]Arthur To Sutherland, Women's wages and hours in
Nebraska,UoSo Department of Labor,Bunetin of the Women's Bureau,N.178, 1940, p.16, p.19 and pp.21̲22 よ り作成。
[注
](1)時
間給、週給 ともに平均値である。(2)女性のみ。
13)時給はセ ン ト、週給 は ドル表示である。
ァメリカにおけるパートタイム問題の史的展開
る交 替 班 を パー タト イ マー を も てつ 組 織 す るか ら あで る︒ 日を 単 位 にす れ ば 午 後 の二
︱ 三時 間 も し く は夕 方 か ら の 就業
︑ 週を 尺 度 にす れ ば 土 曜 日︑ 年 を 単位 すに るな ら ば クリ ス マス や イ ー ス タ ー の時 期
︑ これ に特 別 セ ー ルを お こ
3︵2
︶
なう時期や旅行期がつけ加わる︒この 国は︑日曜営業に関するかぎリブルー・ ロー︵口席Fくo︶にそって古くから 禁止されてきた︒しかし︑週労働時間 が短縮されるに及んで営業時間とのそ ごをきたし︑ここにパートタイマーか らなる交替班︵●
﹃゛︲゛
い日Φ争ぃ﹁←の編 成をもって営業時間の延長を担保する のである︒週七時間にさえ満たないパー トタイマーが厳に存在し︑三〇時間を 超えて働ぐ者はごく限られるのである︵表I19︑I1
1 0パタイー︶ o ートマ
二四一
法 経 研 究 二 九 巻 一号
︵一 九 九
〇年
︶
表
I‑7
メイン州の小売業における女性労働者のフルタイム・パー トタイム別時間給及び週給比較 (1940年)
[資や│] Arthur To Sutherland,Employment in service and trade
industries in Maine, U.S. Departalent of Labor, Bulletin of the Women's Bureau・ N。180,1940,pp.9‑11よ り作成。
[注
] (1)時
間給、週給ともに平均値である。(21 時給はセント、週給はドル表示である。
二四二
が就業する時間帯は︑すでにこの当時から家族生 活はもとより社会生活のうえにも支障を及ぼすと いう問題を萌芽的にはらんでいる︒パートタイマー からなる交替班が︑夕方の一七︱三二時を労働時 間帯に編成されていたこと︵一九二九年︶は︑そ の例証である︒短時間のイブニングシフト→︐ 8一 2o●︻●卜い﹁
一︶州よは法にる労働時間の規制︑ を合法的にかいくぐって操業時間を延長するため に製造業でも第二次大戦以前からごく限られた事 例ながら存在している︒操業や営業時間の延長は︑ 標準労働日に手をふれることなしに可能である︒ 営業時間の延長は︑もとより人員規模の大きいフ ルタイマーの不規則な就業時間の設定をもって対 処された︒ホテルやレストランに働くウェイトレ スの極端なまでに不規則な時間は︑日曜日午前七 時︱午後二時︑午後六卜八時︑月曜日休日︑火曜 日午前六時三〇分可午後三時三〇分︑水曜日午前 六時三〇分︱一二時︑午後五時三〇分︱九時︑木
デパ ー ト
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11.65
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比 率
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立 簡 ユ 働
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3 6
85,0 24.5
職種分布 (1930年)
(人)
数
実 比 率
o(%)
フル タイム
(a)
パ ー トタイム
lbl (a lb)
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統 調 補 乳 寝 女 無 洗 侍 下 清 清 小 家 雑 庭 子 修 お 召 給 か
77 田 40 16
︲6 4 3 4 2 2 2
1 1
45
・9 1 25
・9 9 8 3 2 1 1
︲2
54.3 17.8 12.3 4.9 4.9
1。2
0。9 1.2 0.6 0.6 0.6 0.1 0.1
43。9
17.1 7.2 0.4 9.5 7.2 3.4 3.0
1.1
0。8
0。4 0̀4 4.5 100.0 計
表
I‑8
シカゴ地区における家事使用人のフルタイム・ パー トタイム別ァメリカにおけるパートタイム問題の史的展開
[進酬斗]BoEleanOr JOhnsOn,Household emp10yment in ChicagO,
UoS, ]Department of Labor, Bulletin of the WOmen's
囲 :IT彗 褐 ぎ 皇 盤 を ぜ T'・ 郎 and pZょ り 作 成 。
9)四
捨五人のため合計は100にならないも曜日午前六時三〇分︱午 後三時三〇分︑金曜日午 後三時︱午前○時︑土曜
日午後一二時︱九時のよ
うに設定されている︵一 九二四年︶︒ しかし︑こ れも標準労働日という大 枠のなかでの調整である︒ パートタイマーの交替班 はフルタイマーの労働時 間編成を基礎にこれをもっ てしては顧客の動きに対 応しえない時間帯や曜日 及び季節に集中的に投入 されるのである︒ 労働強度は︑フルタイ マーに較べて相対的に高 い︒パートタイマーの手
二四三
法経研究二九巻 一号 ︵一九九〇年︶ ′
淋 嘱︱● ヽ4う章0ら柵冊顧跡こかLr テ鼈ヘト対藤D國導専畢酬 ︵言8楡︶
二四四
︵恨蒔 ¨>′\︶
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