第
4章 Popoviciuの
定理77
4.5。
l
α=2の
場 合α,ろ を互いに素な自然数 とし,α ≧
2,b≧
2とする。このとき:+:=7
を変形 して,
b"+α
ν=αb‑1
を満 たす χ,ν ∈N。 の有無 を調 べ る。α≧
2,b≧
2よ り1は
α,bで 表現 可 能 で ない。よって,補題 4.4.3か らbχ+αν=αb‑1と
な る ″,ν c NOは唯 一つ存在 す る.以 上 か ら次 が成 り立 つ.
定理 4.5。lα,bを 互 い に素 な 自然数 と し,α ≧
2,b≧
2とす る.こ の とき第
4章 Popoviciuの
定理78
式を満たす ″,ν,z∈ N。 の存在の有無 を調べることは,b″+α ν
=χ
を満た す%,ν ∈NOの
存在 の有無 を調べ ることに等 しい と言 える。そ こで(4.22) 式のX,zに
ついて考察す る。ど′をcご′≡
1(mod
αb)(1≦ C7r<αb)を 満たす 自然数 とす る。この とき,XO=α
b― 」′cご′
‑1
ZO=
とお くと,
cχ
O+α bzO=α bc‑1(Xo,Zo∈
NO) となることを示す.まず 1≦ σ′<α
bよりχ。=α
b一 c″>0は 明らか。また
,cσ′≡
1(mOd α
b)より
z。=蛯 評 CZで あり
,ご≧
1,C≧2だ から
cσ′ ‑1>0で
z。 ∈N。 と分 か る
.最
後 にcXs+―
α
bz。 ==c(αb―ご ′
)+α
b(1∠::・
1)
=αbc― c♂
+c♂ ‑1
=α
bc‑1
とな る.こ こで,(4.22)式 の
cX+α bz=α bc‑1を
満 たす χ ∈N,z∈ N0
は一意的 だ か らχ
=χ
。=αb― ♂,z=約 =
CC′′―‑1
.2o を得 る
.一
方,bz+α
ν=ab―
σ′を満 たす π,ν ∈N。 が存在す るための必 要十分条件 は,補題4.4.3よ りb″+αν=c″ を満たす χ,νc NOが
存在 しな い ことである。つ ま り,■α
,b}(ご′
)=0
が成 り立つ ことである。よって α′を αα′≡
1(mod b),び
をbb′ ≡1(mod
α) を満 たす 自然数 とす る と,定 理4.3.6よ り発― {写 }― {ギ }+1=0
嘉 +1={写 }+{ギ }
(4.2o第
4章 Popoviciuの
定 理79
が成 り立つ ことが ら″+αν=αb― ご′を満 たす π,ν ∈閻 が存在 す る必要十 分条件 で あ る。す なわ ち (4.20)式 のz,ν,z∈
Noが
存 在 す るた め の必要十 分条 件 は (4.24)式 が成 り立つ こ とであ る。また,(4.20)式 が解 をもつ とき,こ の式 を
(の 十bZ)α +bC″ =α
bc‑1
(4.2つと変形 し,cν
+bz=yと
お けば αy+bc″
=αbc‑1と
な るが (4.22)式 と 同様,これ を満 たすyと
″も唯一つで あ り,(4.23)式 を導 いたの と全 く同 様 に して α″を α″′≡1(mOd bC)(1≦
α″<bC)を
満 たす 自然 数 とす れ ば,″
=字
を得 る.同
様 に して び′をbb″ ≡1(mod
αC)(1≦ y′ <αC)を 満 たす 自然数 とすれ ば,ν =bb″‑1を得 る。つ ま り (4.20)式 の解 ″,ν,zは存 在 す るな ら唯一 つ で あ り,そ れ はCC″ ‑ 1
とな る。た だ し,α″
,び′
,♂ は
αα″≡
1(mod bC)(1≦
α″<bC)
bb″ ≡
1(mod
αC)(1≦ び′k αC) C♂ ≡1(mod
αb)(1≦ ど′<αb) を満たす 自然数 とす る。以上 を整理す ると次が成 り立つ。定理 4。 5。
2自
然数 α,b,cは どの2つ
も互いに素である とし,α ≧2,b≧
2,c≧
2とす る。また,α′,が,ご′をそれぞれ
αb
Z
﹇ 一∝
¨一比
ναα′≡
1(mod b)
bb′ ≡
1(mё
d α)cご′≡
1(mOd
αb)(1≦ ど′<αb)を満 たす 自然数 とす る.こ の とき
者 +:+:=1‑石 焼
を満 たす ∬,ν,z∈ 閻 が存 在 す るため の必要十 分条件 は,
(4.26)
ヽ t r リ
″ 一 b
r り ヽ t
+
l
> リ
ピ 一 α
r り ヽ t
+
♂ 一励
第
4章
Popclviciuの 定 理が成 り立つ ことで あ る.さ らに α″
,ろ″をそれぞれ
αα″≡
1(mod bC)(1≦
α″<bC),bび′≡1(mod ac)(1
を満 たす 自然数 とす る と (4.26)式 の解 は
≦わ″
<aC)
CC//‑1
である.
4.5.3
α=4の
場 合α
=3の
場合 と同様 に して,d=4の
場合 における必要十分条件 を導 く. 自然数 α,ら,c,ご はどの2つ
も互いに素である とし,α ≧2,b≧ 2,c≧
2,α ≧2と す る。この とき
80
αb
Z
﹇ 一∝
¨一脆
ν︲ 一 嗣
一 υ 一α Z+ 一C
ν +
一b Z +
一 α
を満 たす ″,ν,z,υ ∈
NOが
存 在 す る こ とは (4.27)式 を変形 してCご (bχ +α ν
)+α
b(αZ+Cυ)=α
bCα‑1
を満 たす ″,ν,z,υ ∈
NOが
存 在 す る こ と と同値 で あ る. 一 方,b″+α ν=χ
,αz+cυ =yと
お くと (4.28)式 はb"+α
ν=χ
を満たす χ,νc NOが
存在する αz+cυ =yを
満たすz,υ ∈ヽ が存在する そこでまず(4.29)式を満たす χ,yに
ついて考察する。cごχ+α
by=α
bcα‑1
.2のと表せ る。この ときgcd(α
b,ca)=1で
ぁ り,α ≧2,b≧ 2,c≧
2,α ≧2よ
り■α
b,ca}(1)=0であるので補題
4.4.3から■α ら
,ca}(αbCd‑1)=1で ある。
したがって (4.29)式 を満たす χ,y∈ N。 は唯一つ存在す る。ゆえに(4.28) 式を満たす χ,ν