トップPDF 諸沢 巖先生に心からの感謝をこめて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

諸沢 巖先生に心からの感謝をこめて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

諸沢 巖先生に心からの感謝をこめて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

諸沢先生はかつて本学助手採用試験があったころ、試験応募し、優秀な成績で採用さ れた。ご出身は東京教育大学大学院で、ご承知よう現在筑波大学前身校である。それ 以来、文学部ドイツ文学科助手時代過ごされ、当時、故上道直夫先生が阪神ドイツ文学 会会長されいたので、それ支える地道なお仕事一手引き受けられた。その堅実な仕 事振りによって、かつて同僚先生信頼得るとともに、専任講師昇進以来、熱心な学 生指導でも定評があった。なお文学部時代、フンボルト給費留学生採用され、ドイツシ ュトゥットガルト大学R・デール教授もとでも研鑽積まれた。
さらに見せる

2 さらに読み込む

中島 巖先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中島 巖先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 中島先生は発達心理学と言語心理学専門領域とされ、学術論文も英語とドイツで執筆 される日本でも数少ない心理学者である。ヴントによる実験心理学確立以降、認知心理学 も大きく影響したゲシュタルト心理学などドイツ圏で研究が学問分野として心理学基 盤なしいることは周知事実である。また三帝国時代亡命したユダヤ系学者がアメリ カで社会心理学基盤創ったことも良く知られいる。その中で「言語心理学」は言語行動 研究からビューラーにより基礎築かれたが、ドイツでは通常    と称さ れ、言語学基礎置く「心理言語学」(     )と区別される。人間言語運用 研究するのに言語体系ではなく、社会的行動する人間心理過程起点置き、そこから 外国運用厳密分析されその知見言語能力育成応用しようとする、そのような研究教育先生は、外国教育研究機構が成立する以前から、文学研究教育心理学専攻課程 講義で論じられいた。またドイツ言語心理学権威、テオ・ヘルマン教授(マンハイム 大学)迎え、大阪ゲーテ・インスティトゥートで開催されたドイツ教授法研究も参 加され、早くからドイツ教育関係者と交流されいた。従って、その後文学研究科内新し く「外国教育専攻」が増設される際、既存「xx語学」応用領域としてではなく、新し く学際的外国教育研究領域確立しようとする構想において、先生ご専門は大変魅力 的であり、かつ重要な領域であった。先生言語運用に関する日独比較文化的なご研究はヘ ルマン教授著書も引用されおり、対人関係において指標取る際傾向的相違が、実験 心理学的も明らかされいる。新しく外国教育研究機構が発足した際、文学部から移籍 される先生が殆ど語学系であったため、教育・心理系先生が移られたことに対し学内では不 思議思う声もあったと聞くが、言語運用力「言語記号音声化」としてではなく、対人行 動能力一環として捉える時、言語心理学、発達心理学、教育心理学、社会心理学など心理学 諸領域が重要な一つ理論的フレームであることは、今日、英語・ドイツなど語種問わ ず、外国教育研究常識となっいる。その意味で先生お迎えし外国教育専攻設立 できたことは大変有意義な経験であり、院生や学生にとっても、言語学・文学越え専門世 7
さらに見せる

2 さらに読み込む

『水鏡』における創造主義の萌芽 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

『水鏡』における創造主義の萌芽 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

空よりも高いだが、/飛びゆく鐘音が聞こえる。)“El vuelo”や“el gritar”といった抽 象名詞見出すは、アルチュール・ランボーソネット「母音」思い起こさせる。『水 鏡』発表された版では、この“Verde”という色言及した 1 行だけがずっと後方オフセ ットされおり、視覚的ひときわ目立つようされいるだが、複数ある手稿や『四角い 地平線』版では削除されいるは興味深い。“los árboles”という名詞から連想されるも であるところから不要と判断したか、あるいは両者結びつきがあまりに現実的であるた め詩人創造する世界連想陳腐なものすること恐れ退けたであろうか。  もっとも、『水鏡』では、この「陽気な男」“Verde”表記しか見られない文字配列 効果は、異稿なると大文字のみによる表記や、単語オフセットなど、実験性が強くなる。 それは『四角い地平線』においてより強い自信持っ採用され、そこ収載された‘Paisaje’ 「風景」ような詩篇やTour Eiffel『エッフェル塔』(1917) ような詩集で展開される絵画的
さらに見せる

12 さらに読み込む

ある問題 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ある問題 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

と約束しくれた使用人ことについて何度も思い馳せた。また、母親が食料で一杯 くれるであろう戸棚食品様々な種類についても自分想像力自由飛び回らせいた。 また、ウェディングドレス田舎持っくるは馬鹿げいると考えそれ置いきた だが、絹薄紫色合いや裾正確な長さについて記憶新たしたい強い衝動感じた。 読者皆さんはエマが単純で洗練されたところない人物であることがお分かりなるであろ うし、彼女結婚生活がささやかな喜びと悩みごとで構成されいること知るであろう。彼 女は単純でやさしく、可愛いく若かった。彼女は夫こよなく愛しいた。彼もそろそろ真 剣結婚生活始める時期だと感じ始めいた。彼気持ちは、彼仕事部屋や空いたまま なっいる机や、彼がいない間来た手紙開けおいくれと同僚頼んでおいた手紙中 身戻りつつあった。デイヴィッドも単純で飾らない人物だった。彼は自分妻が最高美し い女性だと思っいたが ― あるいはまさにそうだからこそ ― 人生は、怠けいると大挙し 押し寄せくる苦々しく残酷な日々避けがたい雑事と危険と満ち溢れいること忘れ ることができなかった。要するに、彼は幸せだった。そして、これ以上何努力もせず幸せ いることが正しいこととは思えなかったである。
さらに見せる

14 さらに読み込む

あやまちの悲劇 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

あやまちの悲劇 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

カップで酒 飲むようなもんでさ。スペイン人通り道一度ちらつかせると、奴らは常にそれそ こ見つけるさ。奥さんがこの品行方正なヨーロッパしか住んだことがないんなら、 南アメリカ港町ことなんて想像もつかないだろうよ――町半分人間が残り半分人 間通り角で待ち伏せしいるさ。でも、俺はここがそんなにいいところだとは思わない ね。みんな他人こと詮索しいるようなこの町がね。あっちではあらゆる街角で人殺し 出会うけど、ここじゃ警察官会うからね……とにかく、何おいも、あっちで生活はど こで地獄ような岩座礁するかわからない浅い水路航行するような生活思い出させる ね。ちょうど奥さんが出入り業者借りがあるよう、あちらではすべて男は近所人間 借りがあるさ。彼らが返さなきゃいけない借りはそういう借りだけでさ。俺がサンチャゴ 去るとき船長ことかわいい名前で呼んでやったさ。船長はそのうちそのことで俺借 り返し来るだろうさ。でも、奴は絶対金は払わないさ。」
さらに見せる

20 さらに読み込む

河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

追悼 河合忠仁教授 7 いかと声かけ下さった。これにより、教養部所属でありながら、専門科目も教えることが でき、一層やる気が出た思い出す。この時学生は、河合先生熱心な指導ためであろ うが、専攻が法学や経済学なのに、中学校英語先生なり、今も現役で活躍しいる者が 多数いる。

3 さらに読み込む

ビセンテ・ウイドブロと1910年代のスペイン前衛詩 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ビセンテ・ウイドブロと1910年代のスペイン前衛詩 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 この十字架の下には、礼拝堂の本体が控える。詩形の斬新さに比べると、詩語はなおモデル ニスモの響きをひきずっている。アポリネールがのちにおこなったように、現実の断片をキュ ビスムのコラージュ風に統合するというカリグラムの特徴はまだ十分に得られていない。  そのあとも、ウイドブロは、カリグラムの手法の探求をつづけた。それは、かならずしも 「夏の日本情緒」のように詩行で何か[r]

18 さらに読み込む

故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 私は1979年(昭和54年) 4 月近畿大学教養部専任講師として赴任したが、翌年河合先生 も近大専任講師なられた。私は1991年(平成 3 年) 4 月関西大学文学部英文学科異動 したが、河合先生も1999年(平成11年)関西大学文学部移っこられた。そして河合先生 は翌年創設外国教育研究機構ためご尽力いただいた。感謝堪えない。  特に河合先生は、外国教育研究機構発足と同時に新設した大学院文学研究科修士課程外 国語教育専攻英語教育部門で本領発揮しいただいた。現行独立研究科・外国教育研究科ができるまで 2 年あいだ、彼は全精力そこ傾注した。堅固な志操と使命感あ ふれた真教育者ならびに研究者であった。おそらくその 2 年間は彼生涯においては黄金時 代であったと思う。全院生に対する緻密で濃密な個別指導は正に教師鏡であった。先生は寝 食忘れ院生指導当たられた。大学院で河合先生指導受け、豁然と目開かされた数 十名愛弟子たち体内で今なお河合先生は生き続けおられることだろう。
さらに見せる

3 さらに読み込む

HolesとWhirligigを読む:「味わって読むコース」教育実践レポート 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

HolesとWhirligigを読む:「味わって読むコース」教育実践レポート 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

3− 2 秋学期 3− 2− 1 教 材  秋学期は、            使用しました。この作品選んだ理由はいくつか あります。秋学期読んでみたい本について、それぞれクラス数名学生前もって尋ね たところ、   はストーリー展開はおもしろかったが、ミドル・スクール通う少年主 人公とする話であるため内容深みが欠ける、あるいは、こどもが主人公でないもの読みた い、という意見などが聴かれました。こういう意見は、毎年どのクラスにおいても聞こえるも です。たしかに、自分と年齢近い人物が主人公であるストーリー場合、内容的同化し やすいところがあります。そのため、秋学期は、ヤングアダルト作品中から、学生たちで きるだけ年齢近いものとして、高校生主人公とするもの選ぶことしました。また、文 難易度についてもより挑戦的で、テーマに関しても読者いろいろなこと考えるきっかけ 与えるものとして、     決定しました。
さらに見せる

9 さらに読み込む

授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

クラス 授 業 形 態 前 期 後 期 CLASS A 前期、後期ともグループ・ワーク採り入れた授業 51.9 65.7 CLASS B 前期はグループ・ワーク採り入れた授業、後期は一斉授業 49.1 53.7 両クラスとも、前期より後期試験成績がよくなっいるが、前期と後期試験問題は違 うので、一概に成績が向上したとはいえない。しかし、後期と前期点差は CLASS A で13.8、 CLASS B で 4.6 となり、明らか CLASS A 成績伸びがはるかよいことが分かる。 CLASS A 好成績原因は、これも一概にグループ・ワーク授業採り入れたからだとは 言えないだろうが、少なくともこの事例基づくかぎり、グループ・ワークは大学英語教育 も立派通用する手法であり、授業でうまく運用されると、英語力さらなる向上が十分 望める指導法なりうると結論づけも差し支えないであろう。
さらに見せる

13 さらに読み込む

The Liaison of English Part Two 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Liaison of English Part Two 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

A. Stephen Gibbs アントニー・スティーヴン・ギブズ  外国としてフランス語に対する伝来教授法さておかせもらえば、日本で行われ いる外国教育におけるliaison [連声] に対する注目度が未だに極めて低くいままで ある。英語実際発声方法頻繁見られる連声があまりに無視されいるゆえ、 いわゆる「カタカナ英語」という、英語らしくない発音様式が、日本で中等英語教育音 声面では、逆効果もたらせいる。
さらに見せる

23 さらに読み込む

感情スクリプトと第2言語コミュニケーション 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

感情スクリプトと第2言語コミュニケーション 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 この結果先述議論と関係で論じると、 4 ∼6年アメリカ滞在したロシア人が 2 言 英語使っ、アメリカ人とコミュニケーション図る場合、おそらく、英語的なスクリ プト用い、また言語表現においても、強い干渉受けず話すので、文化的スキーマ文化 差から予測される困難はさほど起こらないであろう。一方、ロシアで英語学習し、アメリカ 到着したばかり人は、スキーマ・スクリプト文化的相違戸惑う可能性がある。しかし、 海外滞在しなくも目標言語習熟度上げることはできるので、ここ、標準テストで測 定されるような、「英語習熟度 (proficiency)」が関わると、ミス・コミュニケーション要因 は複雑化する。よく言われる「言語はできも社会文化的能力がない」という指摘は、語彙、 文法だけ取り出し学習したような場合はありうるが、通常言語が使われるコンテキスト 理解伴わないで習熟度あげることが極めて難しいこと考えると、完全切り離せるも ではない。特に言語内在した文化性(たとえば、日本よう代名詞落とせる言語と そうでない言語、brotherと兄/弟よう単語指し示す範囲違いなど)と、言語使用 文化性(謝罪仕方、依頼仕方など発話行為どのよう言語的実現するか)は言語習 熟度と密接関係する。一方、そういった語彙や言語使用が埋め込まれたスクリプトと社会的 コンテキスト理解するは、また、そういった行動促す文化モデルへアクセスは、その 言語文化コミュニティーへ参加が前提となろう。
さらに見せる

16 さらに読み込む

再論 中国語の統語成分について(上) −中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

再論 中国語の統語成分について(上) −中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ばれる。主語は実体あるものであるから、よく用いられるものは名詞あるいは代名詞である」 と述べ、さらに「主格地位ある名詞こそ、その文主語である」とも述べいる。 楊樹達 (1930)は「主位」と称し、「主位とは馬建忠氏が主次と名づけしものなり」と述べいる。 何 容(1942)は「肆 論語句分析(四 構文分析について)」 「伍 論所謂詞位(五 いわゆる「格」 について)」において構文論展開しいるが学説史的考察が中心で、自身定義積極的 提示しいない。呂叔湘(1942)は「主語」あるいは「起詞」と称し、 「一つは必ず「い かなる人が」あるいは「いかなるが」がなければならず、しかる後さらにこの人あるいは が「どのようである」か説明しなければならず、この二つ部分一つがかけると文な らない(特殊なケースはまた別論じる)。我われはこの二つ部分名称提示する。すな わち「いかなる人が」あるいは「いかなるが」表わす部分は「主語」と称し、「どのよう であるか」表わす部分は「謂(述語)」と称する。主語と述語関係は「結合関係」である」 と述べいる。王力(1943)は「主語」あるいは「主位」と称し、「およそ「首品(最主要な 単語)」あるいは「首仂(最主要な句)」で、文首脳となれるものは、主語と称する」、「一般 的言うと、中国主語は述語置かれるものである」、 「主語は別位から言えば、 「主 位」と称しよい。現代中国文法においては、主語と「主位(主格)」は必ずしも区別しな くもよい」と述べいる。高名凱(1949)は「主語」と称し、「話するとき、我われは必 ずある事物に対して説明、描写、叙述しなければならず、さもなければ、それこそ云々する こともなく、また話する必要もなくなっしまう。このようなある事物代表する単語こそ 主語である」と述べいる。
さらに見せる

15 さらに読み込む

コミュニケーション能力を養成するためのパターンプラクティス 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

コミュニケーション能力を養成するためのパターンプラクティス 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

活用例 2 :チェーンプラクティスゲーム性取り入れた練習方法  パターン練習本来目的は暗記と置き換えによる文法能力定着であり、機械的な練習な りがちである。練習方法変化つけるは、ペアワーク、チェーンプラクティス用 いいるも効果的である。チェーンプラクティスはパターンプラクティス一種であり、質 問された学習者Aが答え言い、同じ質問学習者Bする、学習者Bは答え学習者C同 じ質問するというよう、伝言ゲームよう同じ練習繰り返すものである。チェーンプ ラクティスはコーラス練習より時間がかかり、練習量も少なくなるが、一人ひとりが責任も って取り組まないと練習が進まないので、学習者意識的練習取り組ませることができる という利点がある。筆者はしばしばグループ対抗でチェーンプラクティスによる練習行わ せ、その速さと正確さ競わせることでキーセンテンスや構文定着させること試みい る。以下例挙げる。
さらに見せる

17 さらに読み込む

再論 中国語の複文について −新しい中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

再論 中国語の複文について −新しい中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 S は節代表し、コンマは節間停頓(ポーズ)表し、ピリオドは複文全体前と後ろ停 頓表すとすれば、我々はただ(1)が一個文であるとしか言えず、それはn個文(単文) があると言うことができないである。換言すれば、節は文でないからである。しかし我々 はまた節句と見なすことができない。なぜならば、複文中節と節と関係は、句と句 と関係ではないからである。我々は節間関係句レベルにおける、主述関係、述目関 係、主従関係など、いかなるある種類関係であると解釈しはならないである。要する 、節は句より一ランク上ものであるが、しかしまた文と等しくないものである。我々はそ れ抽象化された文、すなわち一個独立した文となるとき、前後停頓と文インネイショ ン取り去った後残されたものであると言っ差し支えないである。」と厳格な言語分析 行い、ただ節と節接続する連接語句について説明は行なっいるが、教学文法よう 複文文法単位と認定し、その種類と下位分類行っいないである。
さらに見せる

23 さらに読み込む

複合環境における第二言語不安 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

複合環境における第二言語不安 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 教室外不安と教室内不安については、教室内不安数値ほうが教室外不安それ比べ 高い結果が得られた。小論における調査対象者は 4 月入学した学部 1 回生であるため、対象者 にとって「教室内」は日本語クラスだけでなく、共通科目や専門科目授業も「教室内」で ある。とくに、日本語クラスは大学講義聞いたり、意見述べたり、文章書いたりする アカデミックな日本語能力育成すること目標中心据えいる事情もあり、複合環境 「日本語クラス」、「大学授業」「教室外」 3 つ分け考える必要があると思われる。調査 段階で「日本語クラス」ということ明確するか、調査対象者フォローアップ・インタ ビュー行うべきであった。
さらに見せる

13 さらに読み込む

English in Context: A Teaching Note 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

English in Context: A Teaching Note 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 本論文では、日本語による重要表現解説伴う良質教科書が手入り、現代アメリカ 英語による若者生活描いた映画Good Will Hunting(邦題『グッドウィルハンティング/ 旅立ち』シナリオ利用し、場面・文脈中で英語表現意味合い学習させる教育実践 について、学習者からレポートも引用しながら、その効用と限界について論じる。とりわ け、この映画で多用されるスラング(profanity)と字面解釈とどまらない間接的表現が 伝えるメッセージ重要性注目し、それぞれ表現、それが用いられる様々な社会的コ ンテクスト結びつけ教育行なうこと意義について論じる。
さらに見せる

21 さらに読み込む

The Liaison of English Part One 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Liaison of English Part One 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 (それぞれ正解については、拙稿末注釈参照もらうよう願う。)  この一部学習課題では、連声において音素同士連結や挿入的補助中心としい る。 2 部大部分は、子音同士連続が齎す問題に対する解決法細かく明らかしいく。 Key words

20 さらに読み込む

フランス語動詞事象の意味分類に関する考察 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

フランス語動詞事象の意味分類に関する考察 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

฀ 動詞意味はこれまで様々な方法論で分析されきた。J.฀François฀et฀L.฀Gosselin฀(1991) よれば、主として動詞事象状態と出来事大別し分析する方法と、この二つ事象お ける行為項関係交え分析する方法分けられるという 3 ) 。前者方法論用いた研究 代表は Z.฀Vendler฀(1967)であり、後者については W.฀Chafe฀(1970) 4) があげられる。Vendler 研究は英語動詞分類試みたものであるが、動詞状態、活動、完了、瞬間4つ分け るその方法は現在ではフランス語動詞分類も広く用いられいる。しかし、分類枠知名 度比べると彼が分析用いた方法論そのものは以外知られいないよう思われる。本稿 は Vendler 動詞意味分類紹介し、その後研究によってその方法論がどのよう再検討 され、フランス語動詞事象意味分析が発展しきたか考察するものである。
さらに見せる

13 さらに読み込む

新時代の中国語教育 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

新時代の中国語教育 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

かくわれわれは、おそらく学生指導という点において、よりきめ細かい対応すること なるだろう。社会的も最近傾向として、通信教育や独学よりもスクール通い、具体的 な指導あおぐというスタイルとる学生が増えいる。 しかし、指導不可能なることもありうる。その時は、その学生が去るか、教授が去るかで ある。ミスマッチは急速解消されるようなるだろう。大学院等においてはなおさら個人 性向、専攻分野即した指導が求めれよう。そうしこそ、大学として学生社会的保 障することができる。
さらに見せる

8 さらに読み込む

Show all 10000 documents...

関連した話題