トップPDF 学生が効果的に感じる英語発音トレーニングの実践報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

学生が効果的に感じる英語発音トレーニングの実践報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

学生が効果的に感じる英語発音トレーニングの実践報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

2 .研究背景  筆者担当する大学 3 年生クラスでは,学生英語読解力は高い英語発音はそれ伴 っていないよう感じられた。学生英語調音法やリズムを理解していないだけではなく, 英文を読ませると不適切な個所で区切り,単語においてはローマ字読みをするといったこと 往々して見られた。また,英語を話す際,聞き手伝えようとするではなく,英語呪文 よう口から出るといった様子であった。学生全員とはいえない,多く音を意識せず英 を話しているよう見受けられた。これまで英語授業で発音指導を受けて,習ったことを 習得していないか,あるいは発音指導を全く受けたことないかはわからない,この状 況では,英語彼らにとってコミュニケーション手段なるとは考えにくい。受講生学年 3 年生ということを考えれば,順調単位を取得すると,筆者授業カリキュラム上,大 学で英語を学ぶ最後機会なる。義務教育頃から長く学んでいるもかかわらず,英語英語らしく話さないまま英語教育修了することは残念なことである。この状況を改善するた め,授業で発音指導を行うことを考えた。しかし,教師続いて,単語をリピートする だけ発音指導では,学生自身発音問題点を把握しないため,何をどのようして改善 すればいいかわからず,せっかく機会台無しなる恐れある。調音法解説を行い練習 した後,映像で自身構えを確認する機会を設ければ,学生は誤って英語発音していた ことに気づき,それを改善するため努力するかもしれない。その上,調音法知識を得るこ とで,正しい発音を意識して英語を話すようなることも考えられる。また,発音向上を実 感すれば,さらに意欲発音練習取り組み,調音法知識や英語を話すことへ興味深 まること期待できるであろう。
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大学生の効果的多読指導法—易しい多読用教材と授業内読書の効果— 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

大学生の効果的多読指導法—易しい多読用教材と授業内読書の効果— 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 実際受講生多読初期段階で読んだ本は、L 1 幼稚園や小学生英語を学習するのに 使用するためLeveled฀Readersであり、文字ほとんどないレベルから、段階語彙数や 文法レベル上がっていくような構成で書かれている。代表なシリーズは、Oxford฀Reading฀ Tree(ORT)と、Longman฀Literacy฀Land(LLL)両シリーズであった。さらにL 1 用絵 本Step฀Into฀Reading(SIR)、L 1 小学校中学年∼高学年生徒人気ある読み物シ リーズ、Magic฀Tree฀House,฀Magic฀School฀Bus,฀A฀to฀Z฀Mysteries,฀Bailey฀School฀Kids,฀The฀Secrets฀ of฀Droon,฀Mad฀Science等、Graded฀Readers฀と し て はAction฀Readers,฀Penguin฀Young฀Readers฀ 1-4,฀Penguin฀Readers฀0-4,฀Oxford฀Book฀Worms฀1-4,฀Macmillan฀Readers฀1-3,฀Cambridge฀English฀ Readers฀1-3等進んでいった。GAは図書館本と多読学会から借り受けた本、GB・GC は図書館本のみを多読用本として利用した。GA、GB受講生は、授業始まる前図書 館から本を借り出して、教室持参する事を義務付けられていた、 1 次限目行われた授業 では、授業前借りようとして、図書館開く 9 時まで待ち、授業遅刻してくる学生や、本 を持たないで教室来る学生若干名いた。
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≪アンケート≫による授業(実践報告) 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

≪アンケート≫による授業(実践報告) 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 昨今、“コミュニケーション・クラス”多く大学で設置されており、「会話表現」を中 心学んだり、“ネイティヴ”教師により、習得言語会話練習教室でもされるような った。  しかし、講義、授業そのもの、少なくとも語学学習そのものコミュニケーションであ るととらえること出来る。研究目的で文献を読むため語学として位置付けられた時代は 遠ざかりつつある。あったとしても専門教育一環としてなされている。多くフランス語 授業では文法事項はほどほどして、会話表現や日常生活で見出されるテキスト読解訓 練を中心とすることなっている。そのような方向性をふまえ、私は、フランス語学習不 可欠動詞活用や音綴り字読み方習得を定着するため毎回授業最初書き取り 小テストをする一方、文法レッスンであっても、授業「使用言語」をフランス語するよ うにしている。これ成功した場合は、世間話や冗談もフランス語を使い、学生喜ばれるこ とさえあった。
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The Effective Classroom 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Effective Classroom 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Effective Classroom 効果な授業 Paul฀Carty Mark฀D.฀Lucas  本論文では、日本大学でコミュニケーションクラスを受講する 1 年生効果な教授 技術を調査する。学生は実用な会話スキルを持たないため、オープンエンドタスク使用 は不十分であるし、また、語彙中心授業も、学生高校で習得するような潜在語彙を増 加させるだけである。必要なは、学生特定ニーズ合うこれら中間点である。  この「中間点」は以下 4 つポイント含まれる: 1 )親しみあるトピックを利用 して、学生言語特化したスキル注意を向け、そのトピックについて話したくなるよう な状態促す。 2 )打ち解けた雰囲気を作り出して、なじみない場所で話すことへため らいを払拭する。 3 )英語を使わなければならない教室環境することで、どんな状況お いても、学生英語を使用するよう促す。 4 )特定会話ツールを教えることで、学生 自信を向上させ、学生自ら気軽会話を始めたり、終わらせたりできるよう促す。
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中国語教育実践報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中国語教育実践報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

₃.おわり  最近では、語学教育についてもホームページで様々な情報を得ることできる。中でも筆者 参考しているは以下 2 つホームページである。  http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/ 広島大学、柳瀬陽介先生ホームページ  http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~shizuka/ 関西大学、静哲人先生ホームページ  これらホームページを見ると筆者授業などは足下も及ばないなと感じる、商学部や 法学部で中国を教えた学生から、「 1 年間中国へ留学行ってきます」 「職場で中国を使っ ています」などと聞くこともある。こうしたことを励みによりよい授業を目指して様々なこと を試していきたいと思う。
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携帯で英語 −携帯サイトを使った英語授業支援の実践報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

携帯で英語 −携帯サイトを使った英語授業支援の実践報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

は、いけないだ、と自省をこめて、言いたい。 また忘れてはいけない、携帯電話を持たないマイノリティ学生存在である。この プロジェクトを進めていく上で意見を交換した学生 ₁ 人は「それやったら、携帯電話でテス トとかすればいいんちゃう?」 と提案してくれた。しかしそれでは、携帯電話を持っていな い、また携帯電話慣れていない学生を不利し、デジタルディバイドを広げてしまう。
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Motivation im 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

Motivation im 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

Motivation im Deutschunterricht モティベーションを重んじた楽しいドイツ語授業 Bettina Goesch 大学におけるドイツ授業は、近年、かならずしも学生モティベーションを充分引 き出しているとは思えない。そこで私は自ら授業実践において、ドイツ文法と表現 練習ゲームやポスター作りを共に行いながら学生やる気を高めている。その授業では、4~ 5人学生を一つグループして、教師質問しやすい環境を設けるようしている。そ こではドイツを使う場面多く生れ、学生も楽しく授業参加できるからである。以下は その実践報告である。
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구성원소 이론으로 보는 한국어 'ㄷ' 불규칙의 음운현상 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

구성원소 이론으로 보는 한국어 'ㄷ' 불규칙의 음운현상 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 朝鮮いわゆる ㄷ 変則活用では、語幹末子音/ㄷ/[t,d]母音で始まる語尾前で/ㄹ/ [ ]変化する音韻現象見られる、語幹末/ㄷ/ありながら変則起こらない用言もあ る。本稿ではエレメント理論をもと、[t,d][ ]変化する現象を、すべて言語普遍 適用される仕組みと照らし合わせて解析する。まず、[t,d]は内部構造として[ ]と同じ構成 要素を持っているため、弱化結果必然[ ]なることを示す。また、弱化を起こす環 境は音節強弱関係性依存することを根拠、[t,d]から[ ]へ変化を引き起こす動因を 解明すると同時に、いわゆる変則活用と正則活用違いを明らかする。
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レクサイル指標の位置づけと計測方法 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

レクサイル指標の位置づけと計測方法 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

つく本来使い方だ省略されている場合もある。  メタメトリクス社よるとレクサイル指標与えられている書籍は2014年現在13万 5 千冊ほ どだ、新聞記事やウェブ・サイトを含めると総数は 1 億部を超えており、オンライン資料 検索サービスである ProQuest ではほぼすべて記事・資料に対してレクサイル指標示され ているという(MetaMetrics offi cial web site 2015)。また先も示した通り全米50州にわたる 計3,500万人生徒レクサイル指標を与えられ、世界180か国でレクサイル指標何らかの形 で使われているという。日本でも amazon.co.jp はレクサイル指標を子供たち英語読み物指 標として積極取り上げている。また「はじめ」において示したよう、いわゆる「読み・ 書き・そろばん」を中心な内容とする各州共通基盤スタンダード(CCSS)において、読書 おける読みやすさ指標位置づけ利用拡大され続けている。今後ともレクサイル指標は教 育場でますます活用されてゆく可能性高いと言わなければならない。
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移入史初期の『ドン・キホーテ』をめぐって 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

移入史初期の『ドン・キホーテ』をめぐって 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

アマディス物語は、かつて台湾一角で読まれた違いない。(中略)当時エスパニア文学 は、国運隆盛相まって、もっとも重んじられ、全欧各国を風靡していたから、どんなに実利 功利眩んでいたとはいえ、冒険家、植民者頭領格は、当代第一流教養を受け たもの少なくなかったしするから、あるいは有名な伝フェルナンド・デ・ローハス『セレ スティナ』や、ローペ・デ・ベーガコメディアス、カルデロン・デ・ラ・バルカアウトス なども舶載されて来て、あるいは淡水河口で、あるいは鶏龍砲塁で、明月に対しながら、 朗唱・微吟されたかもしれぬ。それにまた当時は、ゴンゴラ一派神祕な「幽玄体」一代 を風靡していたことから推していくと、あるいはこの絶東一孤島もゴンゴリスモ佶屈体 をつくる小詩人いたかもしれぬ。まして珠玉小曲を残したロペス・デ・メンドーサ、艶麗 な名作多いガルシラーソ・デ・ラ・ベーガなど、前代詩匠作品は当然読まれた」(同: 113)、とスペイン文学作品や人名を挙げている。そこは『ドン・キホーテ』も含まれよう。 日本では1624年スペイン来航禁止、1639年ポルトガル来航禁止、その後オランダと 貿易のみとなる、日本も伝わっていたであろうか。ちなみに島田は「『ドン・キホーテ』 は、あれほど傑作でありながら(中略)結局、オランダ人」(同)好みではなかったと書い ている。
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グループ活動を取り入れた初級スペイン語教育の試み 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

グループ活動を取り入れた初級スペイン語教育の試み 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

4 .グループ活動を行なった成果と課題 4 . 1  グループ活動成果  今回試みたグループ活動成果として、クラス連帯感生まれたことまず挙げられる。 筆者は文法訳読方式のみ授業も行なっている、そのクラスでは一部仲良い学生グルー プあっても全体なつながりは感じられない。しかし、グループ活動を取り入れたこのクラ スについては、活動をとおして互い人となりを知る機会あるためか、わからないことあ れば気兼ねなく周り質問をしたり、互いに教え合ったりする光景見られ、学生同士距離 近くなって、活発な活動つながっているわかる。
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Oral Testing for Conversation Skills 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

Oral Testing for Conversation Skills 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

関西大学英語Ⅰコミュニケーション授業では学生会話能力向上を目指している。学期 終わり口頭試験あり、先生学生会話能力を評価する。会話能力評価法における最近 動向、特にインタビュー形式で学生評価を行う方法について論じた後、コミュニケーション授 業で使われているテスト方法を考察する。英語Ⅰコミュニケーション授業では先生によるインタ ビューによって学生会話能力評価されるではなく、学生同士会話をし、それを先生評 価する方法取られている。これどのような形で行われているかを調べるため、授業を担当し ている特任外国講師アンケート答えてもらった。本稿ではこのアンケート結果をまとめ、 その信憑性を論じる。
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高校生用スペイン語教科書作成のための一考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

高校生用スペイン語教科書作成のための一考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

4 . 2 .学習者置かれる学習環境  まずスペインは、ほとんど高校生にとっておそらく初めて触れる外国である。このこ とはぜひ考慮されなくてはならない。もっともスペイン初修外国であるは、大学生 場合でも、独学や語学学校学習者場合でも同様である。こうした事情から、スペイン ではどのような発音されるか、どのような文字を持つかといったことについて生徒持 つ情報はおよそ皆無等しい。また、大方においてスペイン国々について知識、言 そのものについて場合と同様、英語比べると圧倒的少ない。日常生活でそれらつい て情報触れる機会限られていることその原因一つとして挙げられる。とは言え、ス ペイン文化について学習する望ましいしても、言語指導以外ところで時間を要 することを考慮すれば容易ではなく、効率よく言語指導を行うはどのような手立て有効か 検討必要ある。
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第二外国語としての中国語の初級教育に於ける問題と対策 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

第二外国語としての中国語の初級教育に於ける問題と対策 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

(三) 学生は中国文化、歴史、現代事情などについて勉強したいという要望ある。勉強す る教材は教科書だけ頼らず、ビデオなどメディアを利用して授業を行うべきである。 3 .アンケート調査結果基づく対策  どんな授業も、教える側と学ぶ側両方からなっている。学ぶ側を無視して、一方教え る側から授業進行は必ず失敗を招く。学生ことを考えるということは、中国授業 学生意志によって左右されるということではなく、学生関心対象基づいて、学生 中国に対する興味を引き出し、教養中国教育学習効果を引き上げることである。上述 した日本大学における教養中国教育実情や学習途中で見られる問題、学生希望基づ いて、初級段階教養中国教育以下よう取り組めば、より良い効果を得られるでは ないかと考えている。
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授業の活性化に向けて—グループによる学生参加型授業の実践的考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

授業の活性化に向けて—グループによる学生参加型授業の実践的考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

3 .「グループによる学習」とは  「グループによる学習」とは、学習形態一つで、学習者(小さな)グループにおいて行 う学習を指し、一般はグループ学習(Group Learning)と呼ばれ、学習者能動学習 関わる効果あるとされている。なお、他学習形態は一斉学習、個別学習などある。  「 グ ル ー プ よ る 学 習 」 つ い て は、Cooperative Learning、Peer Teaching (Learning)、 Team Learning など(日本では「小集団学習」「バズ学習」「協同学習」など)名称もと、 これまで数多く先行研究あり、枚挙いとまない、その根幹をなす特質は多少差異 は認められても、Davis(1993)言葉にて収斂される。
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日本のスペイン語教育における 授業内容の標準化の必要 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

日本のスペイン語教育における 授業内容の標準化の必要 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

文化要素を学習できるようなっていたりと、工夫凝らされている。たとえば、スペイン とラテンアメリカ諸事情を文法とともに段階学んでいくことを主眼とした西川喬『新ス ペインゼミナール』、旅行会話や日常会話だけでなくパソコン、携帯電話などで用いる活きた 表現を取り入れた福嶌教隆『生き活きスペインある。これら教科書は、本文、文法説 明、練習問題によって構成されている。文法事項学習中心据えられている、説明よ りわかりやすくなっており、練習問題数増やされるなど工夫されている。また写真やイ ラスト採用されて見た目も華やかで魅力あるつくりとなっている。近年、旅行や仕事で外 国出かける日本人増えるにつれて、実際な運用能力、コミュニケーション能力を身つ けたいと考える学習者増加した。そうした欲求を満たすため、石崎優子、フェリサ・レイ『ス ペイン世界へ窓』よう、文法学習を中心とした傾向から実践コミュニケーション重 視ものへとシフトする教科書出てきた。このような教科書では、多様な練習問題を組み込 み、学習した文法項目を使用した、教室でペアワークやグループワークといった活動を提案 している。さらには、タスクを用いることにより、文法学習と同時に言語使用意義を学ぶ大 森洋子、四森瑞枝『タスクで作ろう、活気ある教室−初級スペイン授業改善を目指して ― 』 という、初級レベル学習者ためタスク活動を実践報告まとめた事例集も発行されている。  CEFR については日本学会や雑誌においても多く研究や論文あり、その概念をどう生 かすか盛ん論議されている。しかし、2009年度でも30点以上と多様な教科書出版されて いるもかかわらず、現在ところ CEFR を軸したスペイン教科書は日本からは出版され ていない。
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ヨーロッパ共通参照枠におけるレベルB1について 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ヨーロッパ共通参照枠におけるレベルB1について 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

定着していなければならない。  「話す」行為について、B 1 なって新しく求められていることは、思いつくまま話す ではなく、物事を相互関連付け、全体として脈絡通った話をすることできる能力であ る。自分体験や夢や希望を語ることでき、その理由を説明でき、現実起こった出来事や 想像上出来事を語り、自分読んだ本や見た映画あら筋を順序だてて述べることでき、 物語を語ることもできる。特に、A段階では求められなかった、相手と議論する能力も身つ けている。「書く」行為については、筋通ったテクストを書くことできるようなってお り、A段階ではできなかった短いエッセーや報告書を書くこともできるようなっている。  そのため方略として、正確な出てこなくても他言葉で言い換えたり、「母国をフランス語風発音したり綴ってみたり」franciser un mot de sa langue maternelle (p.54)、 会話途切れても自分ほうから話を再開することできる。また、相手自分フランス語 を直してもらうことでき、場合応じてはこちら会話主導権を握ることもできるよう なっている。
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カルデロンの翻訳から見る鷗外の翻訳論 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

カルデロンの翻訳から見る鷗外の翻訳論 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

日本青年行動と経験材料を採った三つ創作は、それぞれ何らかの形で作者鷗外ド イツ生活報告書」(小堀: 7 )となっている。三部作うち最後となった『文づかひ』つ いて述べると、その小説舞台はドレスデンである。小堀は、鷗外『独逸日記』から『文づ かひ』女性主人公として実在人物いたとしながらも、その内容から判断すると、「作者鷗 外自分離婚体験を形を変えて書いたものであった。(中略)作中核心となる事件とそれ 持つ心理意味づけは鷗外自身ものであった。その点でこれは実際は『舞姫』揚合よ りもはるか直接また密度濃く作者自身を反映し、その内心坤き声を伝える作品であった。 しかしモティーフと道具立てと絡み合せ方如何にも巧み出来ており、到底、作者は実は 自分ことを書いただとは気取られぬ様」(同:12)気配りをし創作した。それ『文づか ひ』である、と小堀は言う。実在主人公や鷗外離婚、これら事を理解しつつも、可能性 有無かかわらず、どうしても筆者は関連付けたくなる出会いある。それ文壇デビュ ー第一作を飾ったスペイン劇作家カルデロンと、それ取り持つスペイン人少女と出会い である。なぜならその出会い、『文づかひ』舞台となったドレスデンであったからだ。 明治文豪森鷗外を知る人は多い。しかし鷗外文学活動最初スペイン演劇翻訳から始 まったということを知る人は、決して多くはないであろう。自身最初文学活動をスペイン 演劇翻訳で飾るほど印象深いその体験、「必ずや作家体験や省察や願望(中略)ドイツ留 学中日本青年行動と経験(中略)生活報告書」(同: 7 )というであれば、ドレスデ ンを舞台とした『文づかひ』創作時、この忘れがたい、印象深い体験を思い出さずいたで あろうか。筆者はそう考えてしまう。ところで満を持して帰国後新聞連載を始めたカルデロ ン翻訳であった、鷗外はそれを一つは翻訳に関する不評理由で中断してしまった。さ てドイツでどのような出会いあったかを含め、本論主旨である鷗外翻訳態度や翻訳論 就いて、カルデロン翻訳を通して考えてみたい。
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動画投稿サイトYouTubeを活用したドイツ語授業 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

動画投稿サイトYouTubeを活用したドイツ語授業 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 本稿では動画投稿サイト YouTube を活用したドイツ授業について、発音テスト実践事 例を技術側面を中心紹介してきた。発音外国学習重要なファクターでありながら、 学習意欲高くないという背景ある。この点を踏まえ、学習者興味関心を維持する目的で YouTube を用いた。実施に際し、スマートフォン設定やアプリ使用方法、Google アカウン ト取得など手続き多岐渡ることなどを考慮し情報提示や練習時間設定などを工夫した、 すべて学習者浸透していなかった点は反省材料としたい。また、ペア組み合わせ改善 余地あることも指摘した。プロジェクト授業効果な遂行ためペア割り振りは非 常に重要であり、理想は学習者学習スタイルを考慮する必要ある、授業実践おい ては限界ある。理想と実践あるギャップを乗り越える方策も、今後考えていかなけれ ばならない。
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プロジェクト授業の実践と課題 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

プロジェクト授業の実践と課題 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 ナレーションテキストは自作でも引用でも良い旨を伝達していた、すべてを引用頼っ たグループは 1 グループとどまり、 7 グループオリジナルテキストか引用を一部分限定 したものを作成してきた(資料 1 参照)。動画作成素材(画像や映像など)はインターネットで 収集したものを用いており、BGM クリスマス関係音楽を使用しているグループ大半であ った。これは事前視聴したデモ動画形式影響していると考えられる。しかしクリスマス・ マーケット紹介内容に関しては各グループ独自性あふれており、お菓子注目したグル ープ、クリスマス・マーケット歴史触れたグループなど多種多様であった。またナレーショ ンも会話形式を採用したグループもみられ、随所工夫凝らされたものとなった。
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