トップPDF 中島 巖先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中島 巖先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中島 巖先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中島先生は発達心理学と言語心理学専門領域とされ、学術論文も英語とドイツで執筆 される日本でも数少ない心理学者である。ヴントによる実験心理学確立以降、認知心理学 も大きく影響したゲシュタルト心理学などドイツ圏で研究が学問分野として心理学基 盤なしいることは周知事実である。また三帝国時代亡命したユダヤ系学者がアメリ カで社会心理学基盤創ったことも良く知られいる。その中で「言語心理学」は言語行動 研究からビューラーにより基礎築かれたが、ドイツでは通常    と称さ れ、言語学基礎置く「心理言語学」(     )と区別される。人間言語運用 研究するのに言語体系ではなく、社会的行動する人間心理過程起点置き、そこから 外国運用厳密分析されその知見言語能力育成応用しようとする、そのような研究教育先生は、外国教育研究機構が成立する以前から、文学研究教育心理学専攻課程 講義で論じられいた。またドイツ言語心理学権威、テオ・ヘルマン教授(マンハイム 大学)迎え、大阪ゲーテ・インスティトゥートで開催されたドイツ教授法研究も参 加され、早くからドイツ教育関係者と交流されいた。従って、その後文学研究科内新し く「外国教育専攻」が増設される際、既存「xx語学」応用領域としてではなく、新し く学際的外国教育研究領域確立しようとする構想において、先生ご専門は大変魅力 的であり、かつ重要な領域であった。先生言語運用に関する日独比較文化的なご研究はヘ ルマン教授著書も引用されおり、対人関係において指標取る際傾向的相違が、実験 心理学的も明らかされいる。新しく外国教育研究機構が発足した際、文学部から移籍 される先生が殆ど語学系であったため、教育・心理系先生が移られたことに対し学内では不 思議思う声もあったと聞くが、言語運用力「言語記号音声化」としてではなく、対人行 動能力一環として捉える時、言語心理学、発達心理学、教育心理学、社会心理学など心理学 諸領域が重要な一つ理論的フレームであることは、今日、英語・ドイツなど語種問わ ず、外国教育研究常識となっいる。その意味で先生お迎えし外国教育専攻設立 できたことは大変有意義な経験であり、院生や学生にとっても、言語学・文学越え専門世 7
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諸沢 巖先生に心からの感謝をこめて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

諸沢 巖先生に心からの感謝をこめて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 諸沢先生はかつて本学助手採用試験があったころ、試験応募し、優秀な成績で採用さ れた。ご出身は東京教育大学大学院で、ご承知よう現在筑波大学前身校である。それ 以来、文学部ドイツ文学科助手時代過ごされ、当時、故上道直夫先生が阪神ドイツ文学 会会長されいたので、それ支える地道なお仕事一手引き受けられた。その堅実な仕 事振りによって、かつて同僚先生信頼得るとともに、専任講師昇進以来、熱心な学 生指導でも定評があった。なお文学部時代、フンボルト給費留学生採用され、ドイツシ ュトゥットガルト大学R・デール教授もとでも研鑽積まれた。
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鳥井克之先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

鳥井克之先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 鳥井先生は昭和9年6月26日お生まれで、家業手伝われながら、昭和29年大阪府立今宮 高等学校卒業され、同年大阪市立大学経済学部入学、同33年卒業されました。中国経済 に関する卒業論文作成に際して、語学力必要性強く感じられ、卒業大阪市立大学文 学部学士入学されました。

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あやまちの悲劇 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

あやまちの悲劇 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

サザンプトン  18××年 7 月16日 いとしいホーテンスへ  消印見れば分かるよう、前回手紙から三千マイルも我が家近づいたよ。しかし、な ぜ急こういうことなったか説明する時間はほとんどないだ。P――氏が突然思いもか けず休暇出しくれただ。何か月も離れいたが、数週間いっしょ過ごすことができる だろう。何と慈悲深い神様だろう!私たちは今朝ニューヨークからここ着いた。そして、幸 運なことH――へ直接向かう「アルモリーク」という船見つけたんだ。郵便はすぐ届 けられると思うが、潮加減によって私たちは数時間待たなければならないだろう。私が到着 する前日この手紙は君ところ届いいると思う。船長よると私たちは木曜日朝早く 着くことなりそうだ。ああ、ホーテンス!時間が経つは何遅いんだろう!丸三日もだ! 私がニューヨークから手紙出さなかったは、きっとそうだと思うだが、君が待っいる 時間長いと感じ、その待ち遠しさで君苦しめたくなかったからなんだ。さようなら。会 える日が待ち遠しいよ!
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『水鏡』における創造主義の萌芽 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

『水鏡』における創造主義の萌芽 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

濯船」郊外モンルージュへと住所変えいたパブロ・ピカソや、公私にわたって誰 よりも相談相手となったフアン・グリスといった画家たち――と交流を通じて、この20世紀 絵画一大潮流実作品制作過程目の当たりいた。  キュビスム絵画では、一つ対象複数視点から捉えるという発想が、この見方理解 しない鑑賞者から時には子供絵とさえ見られしまうような、たとえばピカソ『泣く女』 ような、いびつな女性正面/横顔描かせる。しかし詩場合は、ページ左から右へ と、上から下へと読み進んでいくという因習によって、鑑賞者は詩篇常に一ヶ所だけ 読んでいるという状況おかれる。これはやはり連続する音流れ一瞬だけ捕らえざ る得ない音楽芸術似た、時間芸術持つ宿命といっよい性質であろう。詩がキュビスム 思想取り入れる際、もっとも困難ともないながら実現させようとしたことが、一つ事 象複数一時見ること、すなわち詩における同時性獲得であった。
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故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 我々共通恩師は、旺文社大学受験ラジオ講座・英文解釈授業で活躍しおられた宮田 明夫先生(奈良教育大学名誉教授)である。ラジオ講座聴いいた現在60歳前後世代は きっと懐かしい名前ちがいないだろう。宮田先生英語力は抜群であった。外国人教師が宮 田先生解釈求め質問いる姿何度も目撃したことがある。私自身は不肖弟子だ が、河合先輩は恩師・宮田明夫先生薫陶たまものである。そのこと宮田先生が一番ご存 知だったと思う。
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ある問題 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ある問題 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 デイヴィッドが疑問思ったよう、嫉妬は一体どこ隠れいただろうか?嫉妬は最も ありそうない場所で姿現すだろうか?嫉妬は何も知らないエマ巣食い、暇まか せエマ飾り立てただ。  私が今描いた二人ちょっとしたやりとりあと、二人気持ちはまったく変わっしまっ た。デイヴィッドは妻キス、涙流しも意味がないこと訴えたが、自分話は撤 回しなかった。彼は十年間そのこと考えたこともなかったが、思い出した今となっは頭か ら追い払うことができなくなっいた。そのことがひっきりなしに彼攻め悩まし混乱させる だった。それは最も都合悪い瞬間押しかけは、耳中でブンブンと音立て、彼 帳簿数字中で踊るだった。ときにはあの若い女性予言が途方もない数字列と一緒 なっ、比較的小さな数字から何十万という数字紛れ込むこともあった。デイヴィッ ドは何百回となく自分は夫であると言い聞かした。しかし結局ところ、不思議なは、あの 若い女性が言ったよう彼が二度結婚する運命なっいるということではなく、エマもまっ たく同じ運命引き当てたということだった。それは神託矛盾だった。もちろん、今となっ は実行移すことなどできないが、どちら神託が正しいか検証しみるは面白い試み だっただろう。一体どうして両方が真実であることができよう?相互相容れないことは最大 限知恵もっも調停することはできない。どちらか予言者が比喩的な言い回しし たということは考えられるだろうか?デイヴィッドは、そのよう考えることは彼女たち 実際以上能力認めることなるよう思えた。そのことは思い及ばなかっただが、最 も単純な解決策は、デイヴィッドはできなかっただろうが、二人が結婚したときお互い 予言がお互い予言無効し、デイヴィッドがエマなったとき、彼らでたらめ 予言はその効力失ったと考えることだ。
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The Liaison of English Part Two 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Liaison of English Part Two 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

A. Stephen Gibbs アントニー・スティーヴン・ギブズ  外国としてフランス語に対する伝来教授法さておかせもらえば、日本で行われ いる外国教育におけるliaison [連声] に対する注目度が未だに極めて低くいままで ある。英語実際発声方法頻繁見られる連声があまりに無視されいるゆえ、 いわゆる「カタカナ英語」という、英語らしくない発音様式が、日本で中等英語教育音 声面では、逆効果もたらせいる。
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河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 1998年後期より、私が和歌山大学移ることなり、河合先生話したところ、自分も近 大やめ大学移りたいと言われた思い出す。私方は、 8 月割愛がうまく行か ず、半年転出が遅れた。その間、河合先生関西大学移ることが決まり、19年間勤めた近 畿大学一緒やめることなった。河合先生関西大学へ移られから、精力的研究まとめ出版したり、大学用テキスト何冊も書かれた。英語コミュニケーション学会 関西支部長から、副会長もなられ、本当に、充実した研究生活送っいたと思われる。  しかし、運命いたずらであろうか、その後、癌で入院されることなったである。見舞 い行った時、「癌が転移しいるかもしれない」と悲壮な表情で我々語られたは今で も忘れられない。あれは、自分将来計画が台無しなるかもしれないという絶望感現れだ ったと思われる。というのも、河合先生は何事においても、きちんと計画立て、こつこつと 地道実行し行く人だからである。つまり、あの時は既に自分これから人生計画し いたと思われるからである。それは、授業準備みれば明らかである。河合先生は、私と 違い、授業準備完璧行わないと気がすまなかった。時は、異常と思われるほど、きち んとするである。授業時間何倍も時間かけ準備いることも何度かあった。ま た、近畿大学時代は、いつもお会いするたび、河合先生は自分将来計画語られい た。将来、こういう本出版したいとか、こういう研究したいとか語られいた。それ考 えると、河合先生悲壮な気持ちが手取るようわかる気がする。
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HolesとWhirligigを読む:「味わって読むコース」教育実践レポート 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

HolesとWhirligigを読む:「味わって読むコース」教育実践レポート 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

3− 2 秋学期 3− 2− 1 教 材  秋学期は、            使用しました。この作品選んだ理由はいくつか あります。秋学期読んでみたい本について、それぞれクラス数名学生前もって尋ね たところ、   はストーリー展開はおもしろかったが、ミドル・スクール通う少年主 人公とする話であるため内容深みが欠ける、あるいは、こどもが主人公でないもの読みた い、という意見などが聴かれました。こういう意見は、毎年どのクラスにおいても聞こえるも です。たしかに、自分と年齢近い人物が主人公であるストーリー場合、内容的同化し やすいところがあります。そのため、秋学期は、ヤングアダルト作品中から、学生たちで きるだけ年齢近いものとして、高校生主人公とするもの選ぶことしました。また、文 難易度についてもより挑戦的で、テーマに関しても読者いろいろなこと考えるきっかけ 与えるものとして、     決定しました。
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感情スクリプトと第2言語コミュニケーション 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

感情スクリプトと第2言語コミュニケーション 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

構成するものであるゆえ、バイリンガル経験は言語が深く絡んだこのプロセス解明役 立つと思われる。 異文化コミュニケーションと文化化問題  すでに述べた文化モデルや感情スクリプトが、 1 言語習得と社会化プロセスを通して 個人が内面化したものであり、規範的働き、構成員行動や認識仕方や感じ方制約する となると、異なった文化内面化した人と出会いで、すなわち、異文化間コミュニケーショ ンにおいて、摩擦や誤解原因なりうるであろう。そして、それは言語文化Aで社会化され た人と、言語文化Bで社会化された人が出会ったこと想定した場合、スクリプト違いか ら予測される摩擦がおこりうること示す。しかし、 2 言語習得やバイリンガル観点から は、いくつか問題が生じる。まず、これまで異文化間コミュニケーション研究お いは、現実そういった人と人が直接接触するとき、どの言語でコミュニケーション図る かという点はあまり問題されいない。しかし、実際は、日本人とアメリカ人がコミュニ ケーション図る多く場合、英語が使われるであろう。日本いるアジアから留学生と日 本人会話や日本企業勤めるブラジル人と日本人会話ならば、日本で行われることが多 いかもしれない。ヨーロッパ系外資系企業内部では日本あっも、コミュニケーション 言語は英語であろう。もし、ある人がほとんどネーティブ・スピーカーなみ英語や日本語 使える場合、この人は対象文化的意味空間においてかなり経験が豊富で、上述べたよう な文化的実践や活動参加しいる。そうだとすれば、すでに 2 言語文化スクリプトやス キーマ獲得しおり、使う言語応じ少なくとも表面的な行動表出切り替えることがで きいるではないだろうか。そうすると純粋な文化AとB接触というは実際ありえる だろうか。しかし、一方で、社会化過程で、深く心刻まれた感情スクリプト不一致 は、違和感や不快感など情意的反応引き起こすかもしれない。
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The Liaison of English Part One 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Liaison of English Part One 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

A. Stephen Gibbs アントニー・スティーヴン・ギブズ  外国としてフランス語に対する伝来教授法さておかせもらえば、日本で行われ いる外国教育におけるliaison[連声]に対する注目度が未だに極めて低くいままで ある。英語実際発声方法頻繁見られる連声があまりに無視されいるゆえ、 いわゆる「カタカナ英語」という、英語らしくない発音様式が、日本で中等英語教育音 声面では、逆効果もたらせいる。
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コミュニケーション能力を養成するためのパターンプラクティス 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

コミュニケーション能力を養成するためのパターンプラクティス 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

計画性」、「学習機会増大」などメタ認知方略 14) 、「リーディング」、「スピーキング」など スキル認知別方略両方で多く共通点があるという 15) 。メタ認知方略に関して、成功者は 一定し自己学習過程認識し、自発的・計画的学習継続し、外国使用する機会 増やす努力惜しまない。一方、下位成績者は自己学習過程について認識が低く、学習 自発性・計画性がない。スキル別方略については、外国学習成功者は学習段階応じ様々 な方略使い分けおり、例えばリーディングについては「繰りかえし音読する」方略学習 初期から中期、「分析的読む」方略は初期後半から中期用いる傾向が強い。注目すべ き点は、スピーキングについて、「流暢さ重視」と同様「基本文例大量徹底暗記」、「パ ターンプラクティス」共通した方略として、学習初期・中期段階において多く外国語学 習成功者が用いいることである。下位成績者はスピーキングに関する上記方略どれも用 いおらず、暗記と構文練習が外国学習初期過程中で大きな学習効果あげたことがう かがわれる。
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言語遊戯を活用した教授学習の方案—外国語として朝鮮語教育を中心に— 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

言語遊戯を活用した教授学習の方案—外国語として朝鮮語教育を中心に— 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 本研究は言語遊戯(言葉遊び)を通して外国学習者動機誘発、さらに学習効果高め ることが目的である。最近、言語遊戯は単純な言葉いたずらではなく一つ学問として受 け入れられいる。外国教育、幼児教育、文芸作品など幅広く適用されるものなっ いる。日常生活対話中でも人々なくしたり緊張感癒したりするものが言語遊戯 である。
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再論 中国語の統語成分について(上) −中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

再論 中国語の統語成分について(上) −中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

張志公等(1959)は「連動式」と称し、「連動句が述語となった文も連動式といい、数個 動詞が同一主語連係し中間は発音上停頓がない」と説明しいる。丁声樹等(1961) は「連動式」と称し、「連動式とは動詞句が連続し用いられたパターンである。……連動式 特徴は、すなわち前後動詞句が一個主語同じよう属しいることである」と述べ いる。胡裕樹等(1979)は「連動式」と称し、「連動句が述語なった文は「連動式」という」 と述べいる。黄伯栄等(1980)は「連謂句」と称し、 「連述句が述語なった文は「連謂句(連 述文)」という。所謂連述文とは次ような文一種である。すなわち、二個あるいは二個以 上述語性語句が連続し用いられ、意味上ではそれぞれがいずれも同一主語と主述関係が 発生し、述語性語句は発音上停頓が無く、また連接語句も無い」と説明しいる。以 上「連動式」「連謂式」定義説明から見も分かるよう「連動句」または「連述句」 が述語なった文説明である。つまり述語なった成分による述語種類あるいは述語な った成分による文種類挙げいるすぎない。したがって「連動式」等統語成分一つ である述語と認定することは論理上混乱招くことなる。したがって「連動式」等は句型 一種類として取り扱うべきである。現に張志公等(1959)は「連動詞組(連動句)」や後述す る「兼詞組(兼語句)」認定しおり、胡裕樹等(1979)と朱徳熙(1982)は句型一種 と認定し、述語項では論述しいない。本稿ではしたがってこれらは統語成分と見なさず、 句型一種と見なしいる。
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河合忠仁教授略歴及び主要研究業績 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

河合忠仁教授略歴及び主要研究業績 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

昭和38年 6 月 米国コネティカット州ニュータウンハイスクール卒業 昭和39年 3 月 奈良県立奈良高等学校卒業 昭和39年 4 月 奈良教育大学教育学部 中学校課程英語科入学 昭和43年 3 月 奈良教育大学教育学部 中学校課程英語科卒業

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再論 中国語の複文について −新しい中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

再論 中国語の複文について −新しい中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 S は節代表し、コンマは節間停頓(ポーズ)表し、ピリオドは複文全体前と後ろ停 頓表すとすれば、我々はただ(1)が一個文であるとしか言えず、それはn個文(単文) があると言うことができないである。換言すれば、節は文でないからである。しかし我々 はまた節句と見なすことができない。なぜならば、複文中節と節と関係は、句と句 と関係ではないからである。我々は節間関係句レベルにおける、主述関係、述目関 係、主従関係など、いかなるある種類関係であると解釈しはならないである。要する 、節は句より一ランク上ものであるが、しかしまた文と等しくないものである。我々はそ れ抽象化された文、すなわち一個独立した文となるとき、前後停頓と文インネイショ ン取り去った後残されたものであると言っ差し支えないである。」と厳格な言語分析 行い、ただ節と節接続する連接語句について説明は行なっいるが、教学文法よう 複文文法単位と認定し、その種類と下位分類行っいないである。
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複合環境における第二言語不安 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

複合環境における第二言語不安 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 教室外不安と教室内不安については、教室内不安数値ほうが教室外不安それ比べ 高い結果が得られた。小論における調査対象者は 4 月入学した学部 1 回生であるため、対象者 にとって「教室内」は日本語クラスだけでなく、共通科目や専門科目授業も「教室内」で ある。とくに、日本語クラスは大学講義聞いたり、意見述べたり、文章書いたりする アカデミックな日本語能力育成すること目標中心据えいる事情もあり、複合環境 「日本語クラス」、「大学授業」「教室外」 3 つ分け考える必要があると思われる。調査 段階で「日本語クラス」ということ明確するか、調査対象者フォローアップ・インタ ビュー行うべきであった。
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English in Context: A Teaching Note 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

English in Context: A Teaching Note 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 本論文では、日本語による重要表現解説伴う良質教科書が手入り、現代アメリカ 英語による若者生活描いた映画Good Will Hunting(邦題『グッドウィルハンティング/ 旅立ち』シナリオ利用し、場面・文脈中で英語表現意味合い学習させる教育実践 について、学習者からレポートも引用しながら、その効用と限界について論じる。とりわ け、この映画で多用されるスラング(profanity)と字面解釈とどまらない間接的表現が 伝えるメッセージ重要性注目し、それぞれ表現、それが用いられる様々な社会的コ ンテクスト結びつけ教育行なうこと意義について論じる。
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授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

クラス 授 業 形 態 前 期 後 期 CLASS A 前期、後期ともグループ・ワーク採り入れた授業 51.9 65.7 CLASS B 前期はグループ・ワーク採り入れた授業、後期は一斉授業 49.1 53.7 両クラスとも、前期より後期試験成績がよくなっいるが、前期と後期試験問題は違 うので、一概に成績が向上したとはいえない。しかし、後期と前期点差は CLASS A で13.8、 CLASS B で 4.6 となり、明らか CLASS A 成績伸びがはるかよいことが分かる。 CLASS A 好成績原因は、これも一概にグループ・ワーク授業採り入れたからだとは 言えないだろうが、少なくともこの事例基づくかぎり、グループ・ワークは大学英語教育 も立派通用する手法であり、授業でうまく運用されると、英語力さらなる向上が十分 望める指導法なりうると結論づけも差し支えないであろう。
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